波野駅
波野駅 | |
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駅前から見た駅の様子 | |
なみの Namino | |
◄宮地 (10.7km) (4.9km) 滝水► | |
所在地 | 熊本県阿蘇市波野大字波野[1] 北緯32度56分19.06秒 東経131度11分42.33秒 |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
所属路線 | ■豊肥本線 |
キロ程 | 64.1km(熊本起点) |
電報略号 | ナミ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
開業年月日 | 1928年(昭和3年)12月2日[2] |
備考 | 無人駅[1] |
波野駅 配線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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凡例
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波野駅(なみのえき)は、熊本県阿蘇市波野大字波野にある、九州旅客鉄道(JR九州)豊肥本線の駅である[1]。
旧・波野村の代表駅。熊本方面から見て行くと当駅は線路が坂の上トンネル(2283m)を抜けてちょうど阿蘇山のカルデラから出た場所にある。標高は754メートルと、九州の鉄道駅では最も高い[2]。
隣の滝水駅とともに、豊肥本線の中で列車停車本数が最も少ない駅である。
目次
1 歴史
2 駅構造
2.1 のりば
3 駅周辺
4 隣の駅
5 脚注
5.1 注釈
5.2 出典
6 関連項目
7 外部リンク
歴史
1928年(昭和3年)12月2日 - 鉄道省が開設[2]。
1983年(昭和58年)11月30日 - 無人化[3]。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承[2]。
1990年(平成2年)7月2日 - 集中豪雨により営業休止(当駅を含む区間の代行輸送は7月16日から行われた)[2]。
1991年(平成3年)10月19日 - 豊肥本線の全線復旧に伴い運転再開[2]。
2000年(平成12年)8月16日 - 午後10時10分ごろ駅舎から出火し全焼[4]。
2001年(平成13年) - 下り線ホームに待合室設置[2]。
2012年(平成24年)7月12日 - 九州北部豪雨により営業休止(当駅からの代行輸送は8月20日から行われている)。
2013年(平成25年)8月4日 - 豊肥本線の全線復旧に伴い営業再開(代行輸送は前日で終了)[5]。
2015年(平成27年)3月14日 - ダイヤ改正でプラットホームに「のりば番号」が新設。
2017年(平成29年)
9月17日:平成29年台風18号の影響により、阿蘇駅 - 中判田駅間で不通となり営業休止[6][7]。
9月19日:阿蘇駅 - 豊後竹田駅間で代行タクシー輸送を開始[8][9]。
9月22日:阿蘇駅 - 三重町駅間が運転再開(阿蘇駅 - 豊後竹田駅間の代行タクシーは前日まで運転。)[10][11]。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅[2]。互いのホームは構内踏切で連絡している。
無人駅である[2]。以前は開業時の木造駅舎が存在したが2000年に焼失[2][4][注 1]。以後は駅舎が再建されず、下り線ホームに待合室のみ作られた[2]。ホームにはこの駅が九州で一番高い駅である事を示す標柱がたてられている[2]。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1 | ■豊肥本線 | 下り | 豊後竹田方面 | ※待合所側 |
2 | 上り | 宮地方面 |
- ※ 2015年(平成27年)3月改正
駅周辺
駅名は「波野」であるが、旧波野村の中心部へは隣の滝水駅のほうが近く、周囲には森林とわずかな集落しか存在しない。駅前には県道・小地野永谷線があるが、幹線道路の国道や主要地方道(熊本県道41号高森波野線)からは遠く離れている。
- 阿蘇市立波野小学校
- 阿蘇市立波野中学校
熊本県道214号小地野永谷線(駅前)
国道57号線 - 道の駅波野(約5km北側)
駅前風景
隣の駅
- 九州旅客鉄道
■豊肥本線
■特急「九州横断特急」
- 通過
■普通
宮地駅 - 波野駅 - 滝水駅
脚注
注釈
^ 当時、出火原因は漏電の可能性と報道された[12]。
出典
- ^ abcd『週刊 JR全駅・全車両基地』38号 大分駅・由布院駅・田主丸駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年5月12日、24頁。
- ^ abcdefghijkl曽根悟(監修) 『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』27号・豊肥本線/久大本線、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月24日、9・14-15頁。
^ 日本国有鉄道公示S58.11.30公124
- ^ ab“九州最高地、波野駅が全焼 熊本の無人駅”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 31(西部朝刊). (2000年8月17日)
^ “豊肥線388日ぶり全線運転再開”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (2013年8月14日)
^ 台風18号に伴う、9月19日(火)の運転状況について 【9月19日3:30現在】 (PDF) - 九州旅客鉄道(2017年9月19日発表、同日閲覧)[リンク切れ]
^ “台風第18号による被害状況について(第3報)” (pdf) (プレスリリース), 国土交通省, (2017年9月19日), オリジナルの2017年9月20日時点によるアーカイブ。, http://web.archive.org/web/20170920045056/http://www.mlit.go.jp/common/001202333.pdf 2017年9月23日閲覧, "鉄道関係"
^ 鉄道代行輸送についてのご案内 (PDF) -九州旅客鉄道(2017年9月19日、同日閲覧)[リンク切れ]
^ “JR代行バス運行 利用者、早期復旧願う”. 大分合同新聞: p. 11(夕刊). (2017年9月19日)
^ 日豊本線・豊肥本線(大分~阿蘇間)の運転計画について(お知らせ) (PDF) 九州旅客鉄道(2017年9月22日発表、同日閲覧)[リンク切れ]
^ “豊肥本線の運休区間が縮小…阿蘇~三重町間再開”. Response. (株式会社イード). (2017年9月22日). オリジナルの2017年9月23日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170923050010/https://response.jp/article/2017/09/22/300113.html 2017年9月23日閲覧。
^ “出火原因は漏電か JR波野駅舎全焼”. 熊本日日新聞 (熊本日日新聞社): p. 朝刊. (2000年8月18日)
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
トマム駅 - JR北海道管内で最も標高が高い旅客駅
野辺山駅 - JR全体およびJR東日本管内で最も標高が高い駅
奈良井駅 - JR東海管内で最も標高が高い駅
三井野原駅 - JR西日本管内で最も標高が高い駅
繁藤駅 - JR四国管内で最も標高が高い駅
外部リンク
波野駅(駅情報) - 九州旅客鉄道
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