カインズ
本社 | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
略称 | カインズ |
本社所在地 | 日本 (本部)埼玉県本庄市早稲田の杜一丁目2番1号 |
設立 | 1989年(平成元年)3月1日 |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 3070001006474 |
事業内容 | ホームセンターチェーン |
代表者 | 土屋嘉雄(代表取締役会長) 土屋裕雅(代表取締役社長) |
資本金 | 32億6,036万円 |
売上高 | 3,937億円(2016年2月期) |
従業員数 | 10,403名 (2015年2月現在) |
決算期 | 2月 |
外部リンク | www.cainz.co.jp |
株式会社カインズ(英: Cainz Co., Ltd.)は、埼玉県本庄市に本部を置くベイシアグループの一員である。関東を中心に、東日本や東海地方、近畿地方などでホームセンターカインズ(CAINZ)を展開している。
目次
1 概説
2 沿革
3 店舗一覧
4 閉鎖した店舗
5 主なグループ会社
6 関連項目
7 脚注
8 外部リンク
概説
2016年3月末現在で、24都道府県に200店舗(うちFC 11店舗)を展開している。ホームセンター業界で、トップクラスの売上高を誇り、2011年2月期の売り上げでは、DCM Japanホールディングス(現・DCMホールディングス)に次ぐ第2位となっている。
社名の由来は、英語のkind(親切な、種類が多い)から作った造語。
店舗の業態は、「カインズ」では、小型店で売場面積が約2千平方メートル級、標準店で約7千平方メートル級、大型店では1万平方メートルを越える大きさで「カインズスーパーホームセンター」と名付けられ、公式サイトの店舗案内でも通常のカインズとは区別されている。その他、ベイシアと共同で展開するスーパーセンター形態の「カインズスーパーセンター」、初期の既存店舗を改装してコンビニエンスストアに近い品揃えを行っている店舗「カインズマート」、自転車専門店の「カインズサイクルパーク」もそれぞれ展開している。一部店舗に併設されているカー用品店の「カインズオート」に関しては直営ではなく、同じベイシアグループのオートアールズによる新業態となっている[1]。
プライベートブランドに力を入れており、売上高構成比の約30%をPB商品が占めている[2]。
ここ数年ではメディアでの紹介やSNSなどにより、カインズの知名度やPB商品の注目度が上がりつつある
小売業で唯一、グッドデザイン賞の受賞する自社PB商品が多い事でも知られている
近年では、グループ会社の店舗を並べたネイバーフィド型ショッピングセンターのデベロッパー事業も「カインズモール」名で展開している。
沿革
1978年(昭和53年)10月 - 栃木県栃木市に第1号店としていせやホームセンター栃木店がオープン。
1989年(平成元年)3月 - 株式会社いせや(現・ベイシア)から分社独立。
1991年(平成3年)9月 - 本部を群馬県高崎市へ移転。
1994年(平成6年)6月 - 群馬県伊勢崎市にスーパーホームセンター1号店「伊勢崎店」がオープン。
2000年(平成12年)2月 - ホームセンター業界で売上首位に。
2002年(平成14年)
- 4月 - 創業者・土屋嘉雄(現・ベイシア会長)の長男・裕雅が社長に就任。三重県多気郡明和町に三重県初出店となる、スーパーホームセンター「明和店」オープン。
- 12月 - スーパーセンター1号店となる「前橋吉岡店」がオープン。
2004年(平成16年)7月 - カインズモール1号店となる「カインズモール浜松都田テクノ」がオープン。
2005年(平成17年) 5月 - 兵庫県直営初出店 カインズスーパーホームセンター神戸ひよどり台店開店
- 7月 - 滋賀県初出店 カインズモール彦根オープン
- 11月 - 大阪府初出店 カインズスーパーホームセンター東大阪店開店
2007年(平成19年)10月 - 群馬県伊勢崎市のカインズホーム伊勢崎店が伊勢崎オートレース場東に移転オープン。
2008年(平成20年)6月 - アークスグループとのフランチャイズ契約により、北海道初出店となるインターヴィレッジ大曲に出店。
2010年(平成22年)- 10月 - カインズ上海物流センター開設
- 11月 - 新ライフスタイルHC店舗1号店として群馬県太田市にオープン。
- 12月 - パワーモール前橋みなみに北関東最大級のショッピングモールとして群馬県前橋市にオープン。
2011年(平成23年)4月 - 金秀商事とのフランチャイズ契約により、沖縄県初出店となるホームセンターかねひでサンプラザ糸満を転換出店。
2012年(平成24年)10月 - 本社を埼玉県本庄市東富田(本庄早稲田駅前)へ移転[3]。
2013年(平成25年)7月 - 奈良県奈良市に奈良県初出店となる、カインズホーム奈良二名店がオープン。
2014年(平成26年)
- 8月 - 企業キーメッセージを「くらしに、ららら。」に確定。
10月13日 - CI(コーポレート・アイデンティティ)とCIロゴを「カインズホーム」から「カインズ」に変更。
2016年(平成28年)
3月3日 - 福岡県糟屋郡新宮町に九州地区初出店となる、カインズ福岡新宮店がオープン。
6月25日 - 新潟県新潟市北区に新潟県初出店[4]となる、カインズ新潟豊栄店がオープン。
2017年(平成29年)
4月8日 - 新潟県小千谷市に新潟県内2店舗目となるカインズ小千谷店がオープン。
4月28日 - 広島県広島市西区に広島県初出店となる、カインズ広島LECT店がオープン[5]。
10月25日 - 熊本県宇土市に熊本県初出店(九州2店舗目)となる、カインズ熊本宇土店がオープン。
店舗一覧
カインズ店舗検索参照
カインズホーム原町店
カインズホーム名古屋みなと店
全面改装とCI変更により現在は外装も変更されている
カインズモール高槻
(万代との複合モール)
カインズ東大阪店
(エディオン中環東大阪店のテナント店舗)
閉鎖した店舗
岩手県
- FC盛岡みたけ店(ファルを経て現在はユニバースみたけ店)
- FC盛岡乙部店(現在はダイソー盛岡乙部店)
- FC江刺店(現在はセリア奥州江刺店)
- FC北上店(現在はガリバー北上店)
- FC北上南店(現在はパチンコCAT’s北上店)
宮城県
- 大河原店
- 富谷店(※営業中の仙台富谷店とは異なる)
福島県
- 富田店(※営業中の郡山富田店とは異なる)
- 棚倉店
- 福島笹谷店(現在はカワチ薬品笹谷店)
- 福島岡部店(現在はダイソー福島岡部店)
- いわき鹿島店(現在は空き店舗)
- 須賀川店(現在はJOYFIT須賀川とセブンイレブン須賀川稲荷町店)
茨城県
- 真壁店
- 大津店
- 那珂店(現在はときわ書店)
- 下妻店(2014年に移転して再オープン)
- 笠間店(ドラッグてらしまを経て現在はウエルシア)
- 協和店
- 三和店
- 明野店
- 神立店
栃木県
- 宇都宮店(※営業中の宇都宮平出店とは異なる/現・ベイシア宇都宮陽東店所在地)
- 大平店 (※営業中の大平店とは異なる)
- 二宮店
- 足利西店
- タスカルワーク黒磯店
- タスカルワーク宇都宮店
群馬県
- 前橋亀里店(現在はダイナム前橋店)
- 前橋元総社店(現在はマルエドラッグ元総社店)
- 館林店
- 尾島店
- 渋川金井店(現在はダイソー渋川金井店)
- 新田店
- 群馬町店
- 境町店(その後酒屋などを経て現在はセブン-イレブン伊勢崎境女塚店)
- 榛名店(現在はバッティングセンターなどの榛名スポーツセンターになっている)
- 富岡店(※営業中の富岡甘楽店とは異なる)
- 太田店(※営業中のカインズおおたモール店とは異なる)- 現在は更地
- FC板倉店
- FC成島店
- FC鳥山店
埼玉県
- 本庄店(※営業中の上里本庄店とは異なる)- その後レジャー施設として使われた後建て替えて現在はケーズデンキ本庄店
- 籠原店
- 寄居店(※営業中の寄居桜沢店とは異なる)- 現在は更地
- FC行田店(※営業中の行田店とは異なる)
- 鷲宮店
- 越谷大沢店
- FC吉川店
東京都
- FC青梅店 (※営業中の青梅インター店とは異なる) - 現在はムラウチホビー吉野店になっている
神奈川県
- FC上溝店
- FC田名店
新潟県
- 燕店
- 吉田店
長野県
- 佐久インター店(その後ベイシア電器→建物の一部にゲームセンターが入居→ゲームセンターはそのままでベイシアワールドスポーツ佐久インター店→数か月間空き店舗を経て現在はダイレックス (ディスカウントストア)佐久インター店)なおゲームセンターはこの間も引き続き営業
- 東部町店
- FC川中島店
- FC中野店
- FC須坂店
- FC若槻店
- FC飯山店
- 飯山店 (直営店、現在はカワチ薬品飯山店)
愛知県
- FC日進店 (現在はコパンスポーツクラブ日進)
- FC春日井西店
静岡県
- 浜岡店(2007年、カインズモール御前崎に移転し、御前崎店に改称して営業している。)
三重県
- FC磯山店
主なグループ会社
- ベイシア
- ワークマン
- ベイシア電器
- セーブオン
オートアールズ(カー用品)
- 当ブランド名を冠したカインズオートブランドでも展開している。
- 清閑堂(仏壇・仏具専門店)
- くれよんくらぶ(DPE)
- カインズ総合保険サービス
- カインズポップデポ
- カインズフードサービス
- カインズビジネスサービス
関連項目
JFEスチール - グループ企業のJFEライフがFC白旗店をフランチャイズ契約で運営。
岡島百貨店 - FC甲府昭和店をフランチャイズ契約で運営。
ウシオ - FC鳥取店、FC津山店をフランチャイズ契約で運営。
金秀グループ -沖縄県のFC糸満店、FCあがり浜店をフランチャイズ契約で運営。
アークスグループ - 北海道のFC星置店、FC大曲店、FC花川店をフランチャイズ契約で運営。
ザスパクサツ群馬 - オフィシャルユニフォームパートナー
カインズモール仙台港 - 仙台市に所在する「カインズモール」拠点。カインズSuHCとケーズデンキ(デンコードー運営)の2核で構成。ちなみにケーズデンキは水戸ホーリーホックのユニフォームスポンサーである。
秘密のケンミンSHOW - 2015年4月現在で唯一の番組スポンサーとなっている。店舗を展開していない地域ではACジャパンへ差し替えられていたが、後に差し替えなしで放映されるようになった。
報道ステーション - 2016年11月現在番組スポンサーになっている。
脚注
^ なお、オートアールズは2015年現在、本部をカインズの本部ビル内に置いており、グループの中でも特に連携が強い
^ “カインズがめざす新たな小売業のかたち PB戦略から見える業態の垣根を越えた方向性” (日本語). ダイヤモンド・オンライン. ダイヤモンド社 (2009年8月25日). 2012年10月1日閲覧。
^ “カインズ、10月本庄に本社移転 自社開発商品を強化”. 埼玉新聞. (2012年6月15日). http://www.saitama-np.co.jp/news09/15/05.html 2012年10月1日閲覧。
^ 「閉鎖した店舗」の項目の通り旧「いせやホームセンター」→「カインズホーム」として燕市への出店歴があるため企業としては再出店、現「カインズ」業態としては初出店となる。
^ これにより、七大都市圏に最低でも1店舗の出店が達成。
外部リンク
- 株式会社カインズ 公式企業サイト
- カインズ総合サイト|CAINZ
- カインズオンラインショップ
カインズ - Facebook
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