田沢湖駅


























































田沢湖駅

田沢湖駅(2013年9月24日)
田沢湖駅(2013年9月24日)


たざわこ
Tazawako


秋田県仙北市田沢湖生保内字男坂68

北緯39度42分1秒東経140度43分20.7秒座標: 北緯39度42分1秒 東経140度43分20.7秒

所属事業者
東日本旅客鉄道(JR東日本)
電報略号
ワコ
ナイ(改称前)
駅構造
地上駅
ホーム
2面3線
乗車人員
-統計年度-

304人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日
1923年(大正12年)8月31日
乗入路線 2 路線
所属路線
秋田新幹線
キロ程
40.1km(盛岡起点)
東京から575.4km


雫石 (24.1km)
(18.7km) 角館

所属路線
田沢湖線
キロ程
40.1km(**盛岡起点)


***赤渕 (18.1km)
(4.3km) 刺巻

備考
直営駅(管理駅)
みどりの窓口 有

* 1966年に生保内駅から改称。
** 正式な起点は大曲駅。
*** この間に志度内信号場(当駅から5.7km先)と大地沢信号場(当駅から11.5km先)有り。
*** この間に秋田支社と盛岡支社の境界あり(当駅から刺巻寄りは秋田支社管内)

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東日本旅客鉄道・田沢湖駅の1階部分構内図
青色・赤色は男子・女子トイレ。桃色は羽後交通乗車券発行案内所


田沢湖駅(たざわこえき)は、秋田県仙北市田沢湖生保内(おぼない)字男坂(おさか)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)田沢湖線の駅である。事務管コードは▲220201[1]


当駅は田沢湖線上を走る秋田新幹線(ミニ新幹線)の停車駅となっており、下り最終と上り始発の1往復を除く全ての「こまち」が停車する。




目次






  • 1 歴史


  • 2 駅構造


    • 2.1 駅舎


    • 2.2 のりば




  • 3 駅弁


  • 4 利用状況


  • 5 駅周辺


  • 6 バス路線


  • 7 その他


  • 8 隣の駅


  • 9 脚注


  • 10 関連項目


  • 11 外部リンク





歴史




  • 1923年(大正12年)8月31日 - 国鉄生保内線の生保内駅(おぼないえき)として仙北郡生保内村に開業。その後長く生保内線の終着駅であった。


  • 1953年(昭和28年)10月1日 - (生保内村が町制施行して生保内町となる)


  • 1956年(昭和31年)9月30日 - (生保内町が田沢村、神代村と合併し、田沢湖町が発足)


  • 1966年(昭和41年)

    • 10月1日 - 田沢湖駅に改称。


    • 10月20日 - 生橋線(雫石 - 田沢湖)の全線開業と同時に、生保内線・生橋線を橋場線へ編入し田沢湖線に改称。中間駅となる。



  • 1987年(昭和62年)1月20日 - みどりの窓口開設。


  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる。


  • 1997年(平成9年)3月22日 - 秋田新幹線開業。新駅舎での営業開始。


  • 2016年(平成28年)10月29日 - 田沢湖線開通50周年記念として、駅舎入口に駅名看板を新設[2]



駅構造


単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅。互いのホームは跨線橋で連絡している。


直営駅(駅長配置)で、管理駅として刺巻駅と神代駅を管理している。みどりの窓口(営業時間 6:00 - 20:30)、近距離自動券売機、指定席券売機、モバイルSuica特急券用簡易Suica改札機が設置されている。国内旅行商品取扱駅。1階には駅事務室、観光センター「フォレイク」、キオスク兼待合室、羽後交通田沢湖乗車券販売所、駅レンタカー田沢湖営業所、2階には田沢湖の玉川ダムを紹介したパネルが展示されている部屋、IRIS-アイリス-ロケ地紹介部屋、展望室などがある。



駅舎


田沢湖観光情報センターを併設した現駅舎は、秋田新幹線の開通に合わせて1997年に坂茂の設計によって建てられた。列車から駅の中や広場側の賑わいが見え、また逆に駅のどこにいても列車が入ってくるのが見え、さらに広場から駅の背景の山とが透けて見えるような空間として構想された[3]。地盤が弱く、工期が短かったことから杭を埋める代わりに列柱状に多数使用する工法が採用された[4]。JR側の要請で木造が不可となったため(坂は木や紙を多用する新建築で知られている)、鉄板の梁が使用されているが、一般的な吹きつけ耐火被覆の代わりに、集成材が耐火被覆と仕上げ(美観)を兼ねる工夫がなされている[4][5]。完成した新駅舎はグッドデザイン賞などを受賞したが、坂はのちに建築雑誌の中で「田沢湖駅のオープニングセレモニーにも招待されず悔しい思い」をしたと吐露している[6]


「ガラスと木を上手に組み合わせたモダンな駅」であるという理由により、東北の駅百選に選定された。



のりば







































番線 路線 方向 行先
1

秋田新幹線
下り

大曲・秋田方面

田沢湖線
角館・大曲方面
2

秋田新幹線
上り

盛岡・仙台・東京方面

田沢湖線
盛岡方面
3

田沢湖線
下り
角館・大曲方面
上り
盛岡方面



駅弁


主な駅弁は下記の通り[7]


  • 秋田日本海たこびより


利用状況
















































































乗車人員推移
年度
1日平均人数
2000
465
2001
499
2002
489
2003
528
2004
490
2005
480
2006
459
2007
467
2008
417
2009
394
2010
380
2011
328
2012
346
2013
388
2014
342
2015
336
2016
305
2017
304


駅周辺


仙北市田沢湖地区の中心駅である。また、 田沢湖および乳頭温泉郷や玉川温泉などへの路線バスが発着している。


観光


  • 田沢湖(バスで12分前後)

公共施設など


  • 仙北市役所(旧田沢湖町役場)

  • 仙北市民会館

  • 生保内公園 : 野球場などがある。

  • 仙北市生保内市民体育館

  • 仙北市立田沢湖図書館

  • 市立田沢湖病院

  • 仙北市民浴場 東風の湯


  • 秋田県警察仙北警察署 田沢湖交番


金融機関


  • 田沢湖郵便局


  • 秋田銀行田沢湖支店


  • 北都銀行田沢湖支店


  • 秋田おばこ農業協同組合田沢湖駅前支店


主な商業施設


  • 田沢湖市


  • タカヤナギグランマート田沢湖店

  • ビフレ田沢湖店


  • コメリ田沢湖店


  • ツルハドラック田沢湖店


主な道路



  • 国道46号(田沢湖バイパス、仙岩道路)
    • 仙岩道路情報ステーション



  • 国道341号(生保内バイパス)

  • 仙北市道田沢湖停車場線(旧 秋田県道182号田沢湖停車場線)



バス路線



  • 羽後交通

    • 乳頭温泉行

    • 玉川温泉・新玉川温泉行

    • 角館営業所行

    • 田沢湖(一周)


    • 駒ケ岳八合目行(夏季運行)

    • 夜行高速バスレイク&ポート号 東京・横浜・鎌倉・藤沢行

    • 定期観光バス(4月 - 11月運行)

    • 鹿角方面行(夏季運行)




その他


着工こそされていないが、鉄道敷設法別表第14項において「秋田県生保内ヨリ鳩ノ湯附近ニ至ル鉄道」として、


当駅から鳩ノ巣温泉(現在は廃業)までの鉄道予定線があった。



隣の駅



東日本旅客鉄道


秋田新幹線

雫石駅 - 田沢湖駅 - 角館駅



田沢湖線

赤渕駅 - (大地沢信号場) - (志度内信号場) - 田沢湖駅 - 刺巻駅




脚注




  1. ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。


  2. ^ “JR秋田支社 田沢湖駅に新駅名看板”. 交通新聞 (交通新聞社). (2016年11月8日) 


  3. ^ TAZAWAKO STATION - Tazawako, Akita, Japan, 1997 JR田沢湖駅 / 田沢湖観光情報センター坂茂建築設計

  4. ^ ab作品づくりと社会貢献の両立をめざして坂茂、東西アスファルト事業協同組合講演会、2002


  5. ^ JR Tazawako Station & Tazawako Visitor Information CenterSHELTER CO,LTD[リンク切れ]


  6. ^ 『新建築』2010年7月号「ポンピドー・センター・メス=坂茂」


  7. ^ 『JR時刻表』2017年3月号、交通新聞社、2017年、 661頁。



関連項目


  • 日本の鉄道駅一覧


外部リンク







  • 田沢湖駅(各駅情報) - 東日本旅客鉄道




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