昌原市








































































慶尚南道 昌原市

Changwon Exhibition Convention Center in 2013.jpg
昌原コンベンションセンター(CECO)

位置

昌原市の地図
慶尚南道における市域
各種表記

ハングル:

창원시

漢字:

昌原市

片仮名転写:

チャンウォン=シ

ローマ字転写 (RR):

Changwon-si
統計
面積:
743.48 km2
総人口:
1,081,499(2010年7月) 人
行政
国:
大韓民国の旗 大韓民国
上位自治体:
慶尚南道
下位行政区画:
5区2邑6面54洞
行政区域分類コード:
38010
昌原市の木:
マツ
昌原市の花:
サクラ
昌原市の鳥:
ウミネコ
自治体公式サイト:
昌原市
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昌原市(チャンウォンし)は、大韓民国慶尚南道の道庁所在地。大韓民国の地方自治法第175条に基づいて特例が適用される特定市である。1970年代に韓国最初の計画都市として建設された都市で、2010年に軍港都市である鎮海、港湾都市である馬山が市域に編入された。


韓国プロ野球のNCダイノス、韓国バスケットボールリーグの昌原LGセイカーズとサッカー・Kリーグの慶南FCの本拠地である。




目次






  • 1 地理


  • 2 気候


  • 3 歴史


    • 3.1 古代から近代まで


    • 3.2 計画都市「昌原市」の建設


    • 3.3 拡大「昌原市」の成立


    • 3.4 年表


    • 3.5 対馬島の日の継承




  • 4 行政


    • 4.1 下位行政区画


    • 4.2 警察


    • 4.3 消防




  • 5 交通


    • 5.1 鉄道


    • 5.2 バス


      • 5.2.1 旧昌原市


      • 5.2.2 旧馬山市


      • 5.2.3 旧鎮海市




    • 5.3 高速道路




  • 6 教育(大学まで)


  • 7 観光


  • 8 スポーツ


  • 9 姉妹都市


  • 10 脚注


  • 11 外部リンク





地理


慶尚南道の東南部に位置する。東は金海市、西は咸安郡、北は昌寧郡・密陽市と境を接する。



気候



  • 最高気温極値39.0℃(1994年7月20日)

  • 最低気温極値-11.3℃(1991年2月23日)





































































































































昌原 (1981−2010)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

平均最高気温 °C (°F)
7.3
(45.1)
9.6
(49.3)
13.6
(56.5)
19.3
(66.7)
23.2
(73.8)
25.9
(78.6)
28.8
(83.8)
30.2
(86.4)
27.0
(80.6)
22.3
(72.1)
15.9
(60.6)
10.3
(50.5)
19.4
(66.9)
日平均気温 °C (°F)
2.8
(37)
4.7
(40.5)
8.7
(47.7)
14.1
(57.4)
18.4
(65.1)
21.7
(71.1)
25.2
(77.4)
26.5
(79.7)
22.8
(73)
17.4
(63.3)
11.0
(51.8)
5.4
(41.7)
14.9
(58.8)
平均最低気温 °C (°F)
−1
(30)
0.5
(32.9)
4.5
(40.1)
9.7
(49.5)
14.3
(57.7)
18.5
(65.3)
22.7
(72.9)
23.6
(74.5)
19.4
(66.9)
13.2
(55.8)
6.8
(44.2)
1.3
(34.3)
11.1
(52)

降水量 mm (inch)
36.9
(1.453)
45.3
(1.783)
74.3
(2.925)
129.9
(5.114)
142.2
(5.598)
232.3
(9.146)
293.8
(11.567)
299.0
(11.772)
167.3
(6.587)
50.2
(1.976)
52.2
(2.055)
22.0
(0.866)
1,545.4
(60.843)
平均降水日数 (≥ 0.1 mm)
5.1
4.6
7.4
8.0
9.3
10.4
13.9
12.2
8.5
4.2
5.1
3.5
92.2
% 湿度
50.8
51.8
56.8
60.9
67.7
75.5
80.2
76.5
70.7
62.3
58.3
53.4
63.8
平均月間日照時間
179.7
183.6
190.5
209.2
205.5
160.4
136.9
159.4
158.0
205.5
179.6
176.7
2,145

出典: Korea Meteorological Administration [1]




歴史




古代から近代まで


古代の弁韓地域に属し、統一新羅時代に義安郡、高麗時代に義安県が設置された。朝鮮王朝時代の1408年、昌原都護府が設置されて昌原の地名が始まった。当時の行政の中心は現在の昌原市義昌洞に置かれていた。


近代以降、開港地となった馬山府に昌原郡の行政の中心が移り、また昌原郡沿岸部には新たに軍港都市として鎮海が建設された。1955年に鎮海が昌原郡から分離し、鎮海市となった。


一方、王朝時代の中心部であった旧昌原邑城付近は郊外となり、発展から取り残された。



計画都市「昌原市」の建設




市域(1995年1月-2010年6月)


1973年7月、昌原面・熊南面・上南面などは隣接する馬山市に編入される。1974年4月に「産業基地開発区域」に指定され、大規模な機械工業基地の建設が進められる。1979年、昌原新都市設計が決定され、オーストラリアのキャンベラをモデルとする都市計画が始まり、1980年には昌原市に昇格した。


1983年には慶尚南道庁が釜山広域市から移転してきたのをはじめ、1990年代からは慶尚南道を管轄する行政機関が相次いで移転・開設されている。


1995年には昌原郡の一部を編入し、都農複合形態市となった。区を置かず、洞を再編して「大洞制」を取った。2010年6月末の時点では、下位行政区画として12行政洞(61法定洞)1邑2面が置かれていた。






現・義昌区域



  • 東邑 - 동읍【東邑】 (トン=ウプ)

  • 北面 - 북면【北面】 (プク=ミョン)

  • 大山面 - 대산면【大山面】 (テサン=ミョン)

  • 義昌洞 - 의창동【義昌洞】 (ウィチャン=ドン)

  • 八龍洞 - 팔룡동【八龍洞】 (パルリョン=ドン)

  • 明谷洞 - 명곡동【明谷洞】 (ミョンゴク=トン)

  • 鳳林洞 - 봉림동【鳳林洞】 (ポンニム=ドン)

  • 龍池洞 - 용지동【龍池洞】 (ヨンジ=ドン)



現・城山区域



  • 盤松洞 - 반송동【盤松洞】 (パンソン=ドン)

  • 沙巴洞 - 사파동【沙巴洞】 (サパ=ドン)

  • 上南洞 - 상남동【上南洞】 (サンナム=ドン)

  • 中央洞 - 중앙동【中央洞】 (チュンアン=ドン)

  • 加音丁洞 - 가음정동【加音丁洞】 (カウムジョン=ドン)

  • 聖住洞 - 성주동【聖住洞】 (ソンジュ=ドン)

  • 熊南洞 - 웅남동【熊南洞】 (ウンナム=ドン)

  • 大原洞 - 대원동【大原洞】 (デウォン=ドン)




拡大「昌原市」の成立


2010年7月1日、旧昌原市、馬山市、鎮海市が合併され人口110万人の大都市「昌原市」が発足した。



年表



  • 1974年4月1日 - 建設部告示第92号により、馬山市の一部が「産業基地開発区域」に指定される。

  • 1976年9月1日 - 慶尚南道昌原出張所が設置され、道直轄となる。

  • 1980年4月1日 - 馬山市の一部(義昌洞・八龍洞・上福洞・龍池洞・聖住洞・熊南洞・三帰洞、義昌洞以外は昌原出張所の管轄地域)をもって昌原市を設置。

  • 1983年2月15日 - 一部(召界洞の一部)が馬山市に編入。

  • 1983年7月1日 - 慶尚南道庁が昌原市に移転。

  • 1992年5月1日 - 地方法院・地方検察庁が昌原市に移転。

  • 1993年11月29日 - 韓国銀行支店が昌原市に移転。

  • 1995年1月1日 - 昌原市と昌原郡東面・北面・大山面が合併し、都農複合形態市の昌原市が発足(3面)。

  • 1995年3月2日 - 東面が東邑に昇格(1邑2面)。

  • 1997年7月14日 - 大洞制を導入し、当時の24洞を12洞に統廃合。

  • 2010年7月1日 - 昌原市・馬山市(1邑4面)・鎮海市が合併し、昌原市が発足(5区2邑6面)。

    • 旧・昌原市の区域に義昌区・城山区を設置。

    • 旧・馬山市の区域に馬山合浦区・馬山会原区を設置。

    • 旧・鎮海市の区域に鎮海区を設置。



  • 2012年1月1日 - 昌原消防本部が発足。慶尚南道消防本部から昌原市内の3消防署を編入。



対馬島の日の継承


昌原市は、2005年3月18日に旧馬山市議会が採択した「対馬島の日条例」を継承。毎年6月19日に記念行事を行っており、2012年12月11日には従来の条例に代わる新条例として「昌原市対馬島の日条例」を採択している。さらに2017年3月30日には、市議会で「対馬島の日の行事に政府支援を求める建議案」を採択。中央政府レベルの支援を求めている[2]



行政




テアム山から望む昌原市街




昌原市庁



下位行政区画




  • 馬山合浦区 - 마산합포구【馬山合浦區】 (マサン-ハッポ=グ)


  • 馬山会原区 - 마산회원구【馬山會原區】 (マサン-フェウォン=グ)


  • 城山区 - 성산구【城山區】 (ソンサン=グ)


  • 義昌区 - 의창구【義昌區】 (ウィチャン=グ)


  • 鎮海区 - 진해구【鎭海區】 (チネ=グ)



警察



  • 昌原中部警察署

  • 昌原西部警察署

  • 馬山中部警察署

  • 馬山東部警察署

  • 鎮海警察署



消防


  • 昌原消防本部


交通



鉄道



  • 韓国鉄道公社(KORAIL)


    • 慶全線:昌原中央駅 - 龍岡駅 - 昌原駅 - 馬山駅 - 中里駅


    • 鎮海線:昌原駅 - 新昌原駅 - 南昌原駅 - 聖住寺駅 - 慶和駅 - 鎮海駅 - 統海駅


    • 徳山線:昌原駅 - 龍岡駅 - 徳山駅



現在、市内で旅客営業を行っている鉄道路線は、慶全線のみとなっている。


昌原中央駅・昌原駅・馬山駅は、ソウル駅方面からのKTXが一部乗り入れ、馬山駅には経由する全てのKTXが停車する。ソウル駅より馬山駅へは約3時間。ソウル駅・大邱駅からのITX-セマウル・ムグンファ号も運転される。中里駅方面へは全てムグンファ号で、1日1往復のソウル駅発・及び馬山駅発以外は釜田駅(釜山広域市)より運転。順天駅までの列車が多い。釜田駅 - 馬山駅は1時間20分であるが、1日4 - 5往復のみの運転。


鎮海線は、2015年1月31日をもって定期旅客列車の運行が終了し、以降は貨物列車・臨時旅客列車のみの運行となっている。



  • 昌原都市鉄道 

現在、昌原市にはKORAIL以外の鉄道路線はなく、市内の公共交通は路線バスのみである。しかし、昌原・馬山・鎮海の3市合併前より、都市鉄道建設の必要性について議論がなされており、2011年5月、政府の予備妥当性調査で必要性が認められ、具体化した。路面電車として2020年に開通する予定となっていたが、その後2014年、計画の白紙化が発表された。


バス


合併前の旧昌原市・旧馬山市・旧鎮海市のそれぞれにターミナルがある。



旧昌原市


  • 昌原総合バスターミナル 新昌原駅から300m北に所在。高速バスは、ソウル高速バスターミナルへはおおむね30分間隔で運行し、所要時間は4時間20分。その他東ソウル総合バスターミナル・城南行きがある。市外バスは釜山西部バスターミナルへは1時間に5~6本程度の運行で、所要時間は45分。南山洞経由海雲台行きが20~30分間隔、老圃洞(釜山総合高速バスターミナル前)へ1時間間隔。その他仁川国際空港・蔚山・安山・統営・大田・大邱西部市外バスターミナル行きなどがある。金海国際空港への空港バスも発着する。


旧馬山市



  • 馬山高速バスターミナル 馬山駅より1.6km南東に所在。ソウル高速バスターミナルへは1時間に2~3本が運行し、所要時間は4時間5分。その他東ソウル総合バスターミナル・城南・大田・光州・大邱(大邱東洋)・西大邱高速バスターミナル・浦項への便がある。

  • 馬山市外バスターミナル 馬山駅より700m北東に所在。釜山西部バスターミナルへは昼間8分間隔の運行で、所要時間は50分。釜山総合バスターミナルへは1時間2~3本。その他仁川国際空港・蔚山・大邱西部市外バスターミナル・経由浦項・大田広域市・清州・晋州行きなどがある。

  • 金海国際空港への空港バスは、馬山市外バスターミナル及び馬山駅から発着する。



旧鎮海市



  • 鎮海市外バスターミナル ソウル南部バスターミナルへは1~3時間に1本程度の運行で、所要時間4時間20分。釜山西部バスターミナルへは15~20分間隔。釜山総合バスターミナル方面への便は少ない。その他巨済方面への便がある。

  • 金海国際空港への空港バスは、旧陸軍大学より1日1便のみ運行。



高速道路




  • 南海高速道路(10号線)
    • 北昌原インターチェンジ - 昌原ジャンクション- 東昌原インターチェンジ


  • 南海高速道路第一支線(102号線)

    • 内西ジャンクション-昌原料金所 - 昌原ジャンクション




教育(大学まで)



  • 昌原大学校

  • 韓国海軍士官学校

  • 慶南大学校

  • 昌原文星大学(前:昌原専門大学)

  • 馬山大学

  • 昌信大学


  • 韓国ポリテク7大学 昌原キャンパス(前:昌原機能大学)



観光



  • 仏谷寺

  • 聖住寺

  • 馬金山温泉

  • 昌原郷校

  • 昌原の家

  • 城山貝塚

  • 注南貯水池



スポーツ



























種目 チーム名 創立年度 ホーム競技場
プロ野球 NCダイノス
2012年[3]

馬山総合運動場野球場
Kリーグ 慶南FC 2006年
昌原サッカーセンター
KBL 昌原LGセイカーズ 1994年 昌原室内体育館


姉妹都市


韓国国内




  • 全羅南道高興郡


  • 慶尚南道咸陽郡


韓国国外




  • アメリカ合衆国の旗 ジャージーシティー(アメリカ合衆国ニュージャージー州)
    • 1986年8月26日 - 姉妹結縁締結



  • 中華人民共和国の旗 馬鞍山市(中華人民共和国安徽省)
    • 1994年10月27日 - 姉妹結縁締結



  • 日本の旗 大垣市(日本・岐阜県)
    • 1995年11月3日 - 姉妹結縁締結



  • 日本の旗 呉市(日本・広島県)

    • 1999年10月12日 - 鎮海市と姉妹結縁締結

    • 2010年 - 合併により締結元を昌原市に変更。




  • 日本の旗 姫路市(日本・兵庫県)

    • 2000年4月18日 - 馬山市と姉妹結縁締結

    • 2010年 - 合併により締結元を昌原市に変更。




  • ロシアの旗 ヤクーツク(ロシア・サハ共和国)
    • 2003年6月20日 - 姉妹結縁締結



  • ベトナムの旗 ミトー(ベトナム・ティンザン省)
    • 2006年6月15日 - 姉妹結縁締結




脚注




  1. ^ “평년값자료(1981−2010) 창원(155)”. Korea Meteorological Administration. 2011年5月21日閲覧。


  2. ^ 「対馬は韓国領」昌原市議会が政府支援を要請朝鮮日報オンライン(2017年3月30日)2017年4月2日閲覧


  3. ^ 2012年は二軍のみ設置し、2013年より一軍を設置しリーグ戦に参加す。



外部リンク







  • 昌原市公式サイト(韓国語)

  • 昌原市公式サイト(日本語)






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