大戸屋ホールディングス
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種類 | 株式会社 |
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機関設計 | 監査役会設置会社 |
市場情報 | 東証JQ 2705 2001年8月31日上場 |
本社所在地 | 日本 〒180-0006 東京都武蔵野市中町一丁目20番8号 三井生命三鷹ビル5階 |
設立 | 1983年5月20日 (1958年創業) |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 9012401020674 |
事業内容 | 子会社の運営 |
代表者 | 窪田健一(代表取締役社長) |
資本金 | 14億7,135万5千円 (2016年3月31日現在)[1] |
発行済株式総数 | 719万3,500株 |
売上高 | 連結:260億1,209万8千円 単独:17億5,361万5千円 (2016年3月期)[1] |
営業利益 | 連結:6億48万1千円 単独:3億6,822万5千円 (2016年3月期)[1] |
経常利益 | 連結:5億9,241万3千円 単独:3億6,414万7千円 (2016年3月期)[1] |
純利益 | 連結:3億488万5千円 単独:2,524万2千円 (2016年3月期)[1] |
純資産 | 連結:46億2,084万4千円 単独:37億2,249万2千円 (2016年3月31日現在)[1] |
総資産 | 連結:121億4,951万7千円 単独:73億1,686万7千円 (2016年3月31日現在)[1] |
従業員数 | 連結:589名 単独:38名 (2016年3月31日現在)[1] |
支店舗数 | 直営店:157店舗、FC店:279店舗 (2016年3月31日現在) |
決算期 | 3月31日 |
会計監査人 | 三優監査法人 |
主要株主 | 三森三枝子 13.15% 三森智仁 5.63% タニコー株式会社 1.80% 三菱UFJ信託銀行株式会社 1.66% 株式会社りそな銀行 1.39% 東京海上日動火災保険株式会社 1.39% 第一生命保険株式会社 0.69% 株式会社日本アクセス 0.69% (2016年3月31日現在)[1] |
主要子会社 | 株式会社大戸屋 100% 株式会社OTYフィール 100% 株式会社OTY食ライフ研究所 100% 香港大戸屋有限公司 100% OOTOYA ASIA PACIFIC PTE. LTD. 100% AMERICA OOTOYA INC. 100% THREE FOREST (THAILAND) CO., LTD. 48.8% M OOTOYA (THAILAND) CO., LTD. 99.9% 大戸屋(上海)餐飲管理有限公司 100% (2016年3月31日現在) |
外部リンク | http://www.ootoya.jp/ |
株式会社大戸屋ホールディングス(おおとや-)は日本にあり、下記の株式会社大戸屋および海外で飲食店事業を行うほかの事業会社の運営を行う持株会社。また、株式会社大戸屋(おおとや)は、和定食を中心とする外食チェーンストアを運営する企業である。
家庭的な和定食を中心とした「大戸屋ごはん処」の全国チェーン展開を行っているほか、カウンター造りで内装が料亭風でありながらリーズナブルな価格設定の「おとや」も展開している。
セントラルキッチンを持たず、店舗で調理して提供するシステムで、他の外食チェーンとの差別化を試みている。
目次
1 沿革
2 出店地域
3 店舗がある地域
3.1 日本
3.2 日本国外
4 メニュー
4.1 オーダー、付加サービス
4.2 デザート
5 調理法 “炭火”
6 その他
7 不祥事
8 脚注
9 関連項目
10 外部リンク
沿革
1958年1月、東京・池袋東口に「大戸屋食堂」として創業。海苔の佃煮のボトルキープができて、白飯だけのオーダーでも食事が可能な貧乏学生御用達の安飯屋として人気を博した。1983年5月に株式会社大戸屋を設立。1992年に吉祥寺店が火災で全焼したが、建て直しの際「おしゃれな定食屋」というコンセプトに路線変更したところこれが当たり、以後急成長した。舗数は2015年3月現在で直営145店舗、フランチャイズ183店舗、海外直営12店舗、海外フランチャイズ76店舗である。
2010年3月、実質的な本社機能を新宿区岩戸町から三鷹駅至近の武蔵野市中町に移転し、登記上の本店所在地も同年7月1日をもって移転した。
2011年に持ち株会社化。株式会社大戸屋分割準備会社(2011年5月16日設立)に日本国内の飲食店事業を分割し(海外事業は元々別の子会社が運営)、これを7月1日に株式会社大戸屋に社名を変更、元々の株式会社大戸屋は同じ7月1日に株式会社大戸屋ホールディングスに社名を変更した[2]。
出店地域
ショッピングセンター内店舗や、郊外のファミリーレストランタイプの店舗を除いて、地下や2階への出店が多く、1階にはあまりない。これは賃料の節減のためと、男性が中心の客層となっている行列に交じって並ぶことに抵抗があるという女性客に配慮しているためとされる。また、店舗網は東日本が主体で西日本には少なく、特に関西圏は味の嗜好の違いや同業他社(特にフジオフードシステム)との競合などで数は少ない。
2011年3月、銀座(大戸屋銀座三越前店)に進出するなど、都内各地を中心に出店を続けている。
店舗がある地域
日本
秋田県、徳島県、愛媛県、高知県、宮崎県、鹿児島県(以前は鹿児島市のスクエアモールに出店していたが2018年9月末で撤退)を除く都道府県。
日本国外
ニューヨーク3店舗[3]、タイ44店舗[4]、台湾32店舗[5]、香港4店舗、上海5店舗、インドネシア9店舗、シンガポール3店舗、ベトナム1店舗。(2018年1月現在)
南池袋店
赤坂通り店
メニュー
提供される料理は、日本のいわゆる家庭料理風のものが多い。
オーダー、付加サービス
長年の看板メニューが「特選大戸屋ランチ」である。キャベツスライスやサニーレタス・トマト・ブロッコリーの生野菜(付け合せは時期によって異なる)を土台にコロッケと鶏肉(モモ肉)の竜田揚げを並べ、中央に目玉焼きを盛り合わせたもの。
他に人気メニューとして、「チキンかあさん煮定食」がある。鶏肉のカツレツを醤油ベースのタレに大根おろしを加えて、人参やジャガイモなどの根野菜と一緒に鍋で煮込んだもの。ひろく一般には「みぞれ煮」と呼ばれるものである。アルミ鍋で煮込んで、さらに大根おろし・なめたけ・水菜をかけているのが特徴。
○○定食とつくメニューには、メインの惣菜の他にご飯と味噌汁、お新香、メニューによっては小鉢がセットされるが、惣菜だけでの注文も可能である。丼ものとうどん、または蕎麦のセットも、それぞれ丼のみ、うどん、そばのみの注文が可能である。テーブルには、飯にふり掛ける胡麻塩などが置かれている。追加料金で、ドリンクバー、エスプレッソコーヒー(おかわり自由)などのサービスも利用できる店舗もある。2008年5月16日のメニュー改定よりご飯の大盛料金が無料(大盛のできないせいろご飯は除く)に変更となった。
デザート
和のテイストの季節のデザートが用意されている。
調理法 “炭火”
2002年頃より炭火での調理を一部店舗で試験的に開始、1年あまりの過渡期を経て、順次全店に導入され、全店舗の標準となった。それと同時に従来、炭火調理可能店舗でのみ炭火で調理されていたメニュー(それ以外の店舗ではグリル、鉄板などで調理していた)が「○○の炭火焼き定食」というふうに「炭火焼き」を挿入する形で改称されている。また、使用する炭も、タイの出店を機に現地のトータイネットワーク社から植林したユーカリ炭を仕入れ、二酸化炭素等の発生を抑える企業努力を行い、環境にも配慮したこだわりもしている。その観点から日本で使用する炭は、タイ製にシフトしていく方向に変わり始めている。
その他
- 全店舗とも終日全席禁煙となっている。また、電子たばこ・無煙タバコなどの使用禁止も明示している。
- 前払いの店舗と後払いの店舗が混在している。
不祥事
2013年8月20日に東京都新宿区内の「大戸屋ごはん処 新宿靖国通り店」で洗浄のため漂白剤希釈液を入れて店内に置いていた給茶ポットをお茶が入っているものと間違えて従業員が客に提供し、この客が漂白剤を飲んでしまうトラブルが発生した[6]。
脚注
- ^ abcdefghij株式会社大戸屋ホールディングス 第33期(2015年4月1日 - 2016年3月31日)有価証券報告書
^ 持ち株会社への移行に伴う分割準備会社の設立、吸収分割契約締結及び定款一部変更(商号及び目的の変更)に関するお知らせ (PDF) - 株式会社大戸屋 2011年5月13日
^ US大戸屋
^ タイ大戸屋
^ 台湾大戸屋
^ お客様への漂白剤希釈液誤提供についてのお詫びとお知らせ (PDF) - 大戸屋ホールディングス、2013年8月21日
関連項目
こんのひとみ いっしょにご飯を食べようね(山梨放送・文化放送。当社協賛番組)
外部リンク
- 大戸屋ホールディングス
- 大戸屋
- AMERICA OOTOYA
- フランチャイジー
株式会社あらき(広島県の3店舗・山口県の1店舗)
アンドーコーポレーション有限会社(岩手県の2店舗)
株式会社タカサワ(長野県の4店舗)
有限会社トークインコーポレーション(静岡県の1店舗)
三重交通商事株式会社(三重県の1店舗、三重交通グループ)
株式会社ヨロチョー(飲食事業部)(鳥取県の2店舗)