PostPet
開発元 | ソネットエンタテインメント |
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最新版 | V3 |
対応OS | Windows 98 / Me / 2000 / XP / Mac OS 9 / Mac OS X |
プラットフォーム | Windows / Mac OS |
種別 | 電子メールクライアント |
ライセンス | プロプライエタリ |
公式サイト | postpet.jp |
PostPet(ポストペット)は、ソネットエンタテインメント株式会社が販売していた電子メールクライアントで同社の登録商標。略称は「ポスペ」。
単なる電子メールの送受信機能に留まらず、ソフトに内蔵されたペットによるメール配達、ペットの育成、コミュニケーションなどが可能で、愛玩メールソフトとも呼ばれた。
「- V3」まで及び「Webメール de - 」は電子メールクライアントだが、「- 4you」はソーシャルメッセージングクライアント、現在開発中の「- Now」はTwitterクライアントとして展開している。
目次
1 リリース履歴
2 開発の背景
3 キャラクター
4 関連ソフト
5 関連サービス
6 その他
7 関連項目
8 脚注・出典
9 外部リンク
リリース履歴
1997年(平成9年) - PostPet β
1997年(平成9年) - PostPet Version 1.0
1997年(平成9年) - PostPet DX - パッケージ版が発売された最初のバージョン。
1998年(平成10年) - PostPet 2001 - 最初のメジャーバージョンアップ版。
1999年(平成11年) - PostPet for WindowsCE[1]
1999年(平成11年) - PostPet ViaVoice 対応版
2000年(平成12年) - PocketPostPet
2000年(平成12年) - PostPet kids
2002年(平成14年) - PostPet V3 - 2001に続くメジャーバージョンアップ版。フルポリゴン化された。
2005年(平成17年) - Webメール de PostPet - So-netのウェブメールサービス。2013年9月1日 午前2:00をもってサービス終了[2]。
2006年(平成18年) - PostPet Window β
2008年(平成20年) - PostPet 4you - V3以来の新バージョン。従来のメールクライアントサービスからウェブブラウザとFlashを使用したソーシャルメッセージングサービスにリニューアルした。
2009年(平成21年) - So-net 台湾にてWebメールサービス「電郵寵物PostPet」を開始。
2009年(平成21年) - ニンテンドーDSソフト『PostPetDS 夢見るモモと不思議のペン』発売(発売元:マーベラスエンターテイメント)。 PostPetのキャラクターをそだてる“ 育成スローライフコミュニケーション ”ゲーム。
2010年(平成22年) - 5月31日をもって、PostPet 4youのサービスを終了することを発表した。[3]
2011年(平成23年) - PostPetNow - PostPetV3をベースとしたTwitterクライアント・アプリケーション。2010年夏のパブリックベータ版公開を目指して開発中だったが、2016年7月現在は公式サイトの更新も止まっており、状況は不明である。
開発の背景
八谷はポストペット開発者通信や東京工芸大学でのゲスト講義の中で、『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』第四部に登場するスタンド・ハーヴェストから着想を得たと述べている[4][5]。
キャラクター
- PostPet Version 1.0、PostPet DXに登場するペットは以下の4種類。
- テディベア
- ピンクのクマのぬいぐるみ。通称モモ。PostPetの象徴的キャラクターであり、So-netのイメージキャラクターとしてCMに出演することもある。その他ソニー生命等ソニーグループ企業にも使われている。
- ミニウサギ
- 通称ミッピ。
- オカガメ
- 通称スミコ。
- ネコ
- 通称フロ。
- PostPet 2001、PostPet for WindowsCE、PostPet ViaVoice 対応版、PocketPostPet、PostPet kidsでは、上記に加え、以下の4種類のペットが登場。
- ビッグマウスハムスター
- 通称じんぱち。
- フクロペンギン
- 通称ウシェ。
- イヌ
- 通称ジョン。
- ひみつメカ
- 通称シンゴ。
- PostPetV3では上記のうちひみつメカを除く7種類のペットに加え、以下の3種類のペットが登場した。
- コモモ族
- 通称コモモ。いろいろな色がある。
- ヤングポストマン
- 通称竹千代。
- ひみつロボ
- ひみつメカの変身した姿。通称シンゴR。
- Webメール de PostPetでは、10周年企画として、上記に加え、次のペットが登場がした。
- キグルミヒツジ
- 通称モコ。
- この他、ペットではないが登場するキャラクターとして以下のものがある。
- アンノウン
- 紙袋をかぶったキャラクター。上位バージョンから自分の使っているポストペットにはないペットが訪問した場合、この姿で表示される。
- ポストマン
- ポストペットを使用していない相手とのやりとりに使われるキャラクター。
- キングポストマン
- ペットの行動を見守り、報告するキャラクター。
- イソウロウ
- 自分の家にしばらく住み着き、世話などをすることが出来るキャラクター。しばらくすると家から出ていく。PostPetV3から登場。
関連ソフト
- 打モモも
- イタdeモモ
- 打モモ
- ケータイポストペット
- ケータイポストペットDX
- ポストペットトラベラーズ
関連サービス
MONEY Kit-PostPet[リンク切れ](ソニー銀行)- PostPet FunFactory
その他
2000年(平成12年)7月15日にモモが「モモ produce by ケン・イシイ」としてシングル『MAKE ME HAPPY』でCDデビュー。限定盤と通常盤の同時発売。限定盤はオリコンシングルチャート初登場78位を記録。- 雑誌なかよしにて、2006年2月号から2008年2月号まで、かなしろにゃんこにより「ポストペットスクール」が連載された。
2008年(平成20年)は、ゲームポットとSo-netが提携を行った記念として、「スカッとゴルフ パンヤ」のイベントを実施している。
関連項目
- ポストペットモモ便
- Webメール
- 八谷和彦
脚注・出典
^ “電子メールソフト「PostPet」がWindows CEに対応”. PC Watch (1999年4月2日). 2012年8月31日閲覧。
^ “「WebメールdePostPet」終了および、仮想通貨「スマイル」販売終了のお知らせ”. 2013年9月8日閲覧。[リンク切れ]
^ PostPet 4you大切なお知らせ[リンク切れ]
^ “アーティストの八谷和彦さんがゲスト講義で来校!”. KOUGEI PEOPLE. 芸術学部マンガ学科ブログ (2016年6月13日). 2019年2月6日閲覧。
^ “月刊ポストペット通信1月号”. ポストペット (2001年12月1日). 2002年8月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年7月30日閲覧。
外部リンク
- ポストペット
Webメール de PostPet[リンク切れ]
ケータイポストペットパーク[リンク切れ]
電郵寵物PostPet[リンク切れ]
- PostPetDS 夢見るモモと不思議のペン 公式サイト
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