東京大学医学部附属病院
東京大学医学部附属病院 | |
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情報 | |
英語名称 | The University of Tokyo Hospital |
標榜診療科 | 内科・循環器科・呼吸器科・神経科 精神科・小児科・外科・心臓血管外科 脳神経外科・整形外科・形成外科 小児外科・眼科・耳鼻咽喉科・皮膚科 泌尿器科・産婦人科・放射線科 麻酔科・リハビリテーション科・歯科 矯正歯科 |
許可病床数 | 1210床 精神病床:60床 |
機能評価 | 一般500床以上:Ver6.0 |
開設者 | 国立大学法人東京大学 |
管理者 | 齊藤延人(病院長) |
開設年月日 | 1858年 |
所在地 | 〒113-8655 東京都文京区本郷七丁目3番1号 |
位置 | 北緯35度42分41秒 東経139度45分56秒 / 北緯35.71139度 東経139.76556度 / 35.71139; 139.76556 |
二次医療圏 | 区中央部 |
PJ 医療機関 |
東京大学医学部附属病院(とうきょうだいがくいがくぶふぞくびょういん)は、東京都文京区本郷七丁目にある東京大学医学部附属の大学病院である。略称は東大病院(とうだいびょういん)。以前存在した同病院分院についても本記事内で解説する。
目次
1 理念・目標
2 沿革
3 診療科
4 医療機関の指定等
5 アクセス
6 分院
7 脚注
8 関連項目
9 外部リンク
理念・目標
- 理念
- 当院は臨床医学の発展と医療人の育成に努め、個々の患者に最適な医療を提供する
- 目標
- 患者の意思を尊重する医療の実践
- 安全な医療の提供
- 高度先進医療の開発
- 優れた医療人の育成
沿革
1858年5月 - 神田お玉ヶ池種痘所を設立
1861年10月 - 西洋医学所と改称
1863年2月 - 医学所と改称
1868年7月 - 横浜軍陣病院を神田和泉橋旧藤堂邸に移転して、大病院と称する。医学所は大病院に附属する
1869年2月 - 医学所は、大病院と合併し医学校兼病院となる- 1869年12月 - 大学東校と改称
1871年7月 - 東校と改称
1872年8月 - 第一大学区医学校と改称
1874年5月 - 東京医学校と改称
1876年11月 - 東京医学校校舎、寄宿舎および病院を本郷本富士町旧加賀藩邸内に新営、移転
1877年4月 - 東京開成学校と東京医学校を合併、東京大学となり、病院は東京大学医学部附属病院と改称
1878年11月 - 神田に附属病院を設立。第二医院と称し、本郷の医院を第一医院と称す
1886年3月 - 東京大学は帝国大学、医学部は医科大学となり、第一医院及び第二医院は、帝国大学医科大学附属第一医院および第二医院と改称
1893年9月 - 帝国大学医科大学附属医院と改称
1897年6月 - 東京帝国大学医科大学附属医院と改称
1919年4月 - 東京帝国大学医学部附属医院と改称
1947年5月 - 東京大学医学部附属医院と改称
1949年5月 - 東京大学医学部附属病院と改称
2001年4月 - 分院の本院への統合
2007年4月 - 院内保育園(いちょう保育園)開園
2011年4月 - 総合周産期母子医療センターに指定される。
診療科
内科部門
- 総合内科
- 循環器内科
- 呼吸器内科
- 消化器内科
- 腎臓・内分泌内科
- 糖尿病・代謝内科
- 血液・腫瘍内科
- アレルギー・リウマチ内科
- 感染症内科
- 神経内科
- 老年病科
- 心療内科
外科部門
- 一般外科
- 胃・食道外科
- 大腸・肛門外科
- 肝・胆・膵外科
- 血管外科
- 乳腺・内分泌外科
- 人工臓器・移植外科
- 心臓外科
- 呼吸器外科
- 脳神経外科
- 麻酔科・痛みセンター
- 泌尿器科・男性科
- 女性外科
- 感覚・運動機能科部門
- 皮膚科・皮膚光線レーザー科
- 眼科・視覚矯正科
- 整形外科・脊椎外科
- 耳鼻咽喉科・聴覚音声外科
- リハビリテーション科
- 形成外科・美容外科
- 顎口腔外科・歯科矯正歯科
- 小児・周産・女性科部門
- 小児科
- 小児外科
- 女性診療科・産科
- 精神神経科部門
- 精神神経科
- 放射線科部門
- 放射線科
医療機関の指定等
厚生労働省より、国際水準の臨床研究等の中心的役割を担う国内の中核病院として、「臨床研究中核病院」に指定されている[1]。
臨床研究中核病院[2]
- 保険医療機関
- 救急告示医療機関
- 休日・全夜間診療事業実施医療機関(内科系、小児科、外科系)
- 労災保険指定医療機関
- 指定自立支援医療機関(更生医療・育成医療・精神通院医療)
- 身体障害者福祉法指定医の配置されている医療機関
- 精神保健指定医の配置されている医療機関
- 生活保護法指定医療機関
- 結核指定医療機関
- 指定養育医療機関(未熟児医療)
- 戦傷病者特別援護法指定医療機関
- 原子爆弾被害者医療指定医療機関
- 原子爆弾被害者一般疾病医療取扱医療機関
- 公害医療機関
- 母体保護法指定医の配置されている医療機関
特定機能病院(但し、参議院で認定取消が議論されている[3])- 災害拠点病院
- 救命救急センター
- 臨床研修指定病院
- がん診療連携拠点病院
- エイズ治療拠点病院
- 特定疾患治療研究事業委託医療機関
- DPC対象病院
- 小児慢性特定疾患治療研究事業委託医療機関
- 総合周産期母子医療センター
アクセス
上野駅・御茶ノ水駅などから都営バスで「東大病院」バス停下車。
「都営バス巣鴨営業所#学01・学07系統」も参照
分院
東京大学医学部附属病院分院(とうきょうだいがくいがくぶふぞくびょういんぶんいん)は、東京都文京区にかつてあった大学病院である。小石川分院とも呼ばれるが、所在地は小石川植物園などとは隔たった目白台である。
医術開業試験の試験場として設立された通称「永楽病院」が前身である。当時は患者を無料で診療していたが、医術開業試験の廃止に伴い東京帝国大学へ移された後に順次有料化された。1952年(昭和27年)に胃カメラが開発された地である。
1897年7月 - 内務省医術開業試験場として設立(東京市麹町区永楽町一丁目2番地)
1903年3月 - 医術開業試験の移管に伴い文部省へ移管
1908年6月 - 現在地(小石川区雑司が谷120番地、現 文京区目白台3-28-6)に移転
1917年8月 - 東京帝国大学へ移管、医科大学附属医院分院となる
2001年4月-9月 - 医学部附属病院へ段階的に統合(病院としては6月22日に閉院)
閉院後の建物は、本郷キャンパスの改新築に伴って諸部局が一時待避するなどしている。将来的には外国人研究者・留学生向けの宿舎や文系の研究所を建設する計画がある。
脚注
^ 厚生労働省 - 臨床研究中核病院について
^ 臨床研究中核病院について(厚生労働省)
^ 参議院 厚生労働委員会 中継 参議院 厚生労働委員会 2018年12月6日 2018年12月9日閲覧
関連項目
東京大学
- 東京大学大学院医学系研究科・医学部
- 東京大学の建造物#医学部
- 東京大学医科学研究所
- 東京大学医科学研究所附属病院
- 好仁会
- 上野精養軒
ドナルド・マクドナルド・ハウス(東大ハウス)
外部リンク
- 東大病院|トップページ
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