エミレーツ航空
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法人番号 | 9700150005975 | |||
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設立 | 1985年 | |||
ハブ空港 | ドバイ国際空港 | |||
マイレージサービス | Emirates Skywards | |||
会員ラウンジ | Emirates Lounge | |||
航空連合 | アラブ航空会社機構 | |||
保有機材数 | 253機 | |||
就航地 | 76カ国122都市(自社運航便) | |||
スローガン | Fly Emirates, Hello Tomorrow Fly Emirates, in six continents | |||
親会社 | The Emirates Group | |||
本拠地 | アラブ首長国連邦 ドバイ | |||
代表者 | Sheikh Ahmed bin Saeed Al Maktoum (Chairman/CFO) | |||
外部リンク | http://www.emirates.com/jp/ |
エミレーツ航空(エミレーツこうくう、アラビア語: الإمارات、英語: Emirates)は、アラブ首長国連邦のドバイを本拠とする航空会社である。アラブ航空会社機構 (Arab Air Carriers Organization) の一員。
目次
1 概要
1.1 就航開始
1.2 積極的な拡大
1.3 金融危機の影響
2 運用機材
2.1 概要
2.2 旅客機材
2.3 引退機材
3 サービス
3.1 機内サービス
3.2 地上サービス
3.3 マイレージ
3.4 受賞歴
4 就航都市
4.1 コードシェア
4.2 日本路線運用の歴史
5 スポンサー活動
6 関連項目
7 脚注
8 外部リンク
概要
就航開始
アラブ首長国連邦(UAE)のドバイをベースに1985年に2機の飛行機(ボーイング737とエアバスA300)で就航を開始した。当初は中古のボーイング747などで中東域内とヨーロッパ路線を運航していたが、その後世界最大の旅客機エアバスA380等の新型機の積極的な導入と新規路線の開設を進めた。
積極的な拡大
2011年現在、日本(東京、大阪)、モスクワ、パリ、ロンドン、ソウル、北京、香港、バンコク、クアラルンプール、シンガポール、ジャカルタ、ムンバイ、シドニー、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンパウロ、ヨハネスブルグを含む全ての大陸の都市に就航している数少ない航空会社の一つである。近年ドバイは中東の経済・観光の中心地となるべく投資を進め、街には超高層ビルや高級ホテルなどが林立しているが、エミレーツ航空もそうしたドバイ首長国の政策の一端を担っており、世界各地とドバイを結んでいる。
近年ではエアバスA380-800型機、エアバスA350XWB型機、またボーイング777-200LR型機、ボーイング777-300ER型機など最新鋭機を大量に発注し大きな注目を集めた(ただし、その後エアバスA350XWBについては発注をすべて取り消した)。航空業界では、新サービスや機体の大量発注などを大胆に行うことから『何をするか分からない航空会社』という異名を持つ[1]。
金融危機の影響
2007年頃には、原油価格高による燃料費高騰などで経営難に苦しむ航空会社が多い中、エミレーツは原油高による中東諸国の好景気に支えられ、「世界で最も景気の良いエアライン」と言われていた。しかし、拡張路線を歩んできた同社も、2008年以降のアメリカを震源とする金融危機の影響を受けた。2008年には、エミレーツ航空が保有するスリランカ航空の株式をすべてスリランカ政府が引き取ることとなった。さらに、2009年3月には、利用客の減少から、使用機材を変更したり、不採算路線から運休や撤退をした。
しかし、2010年3月28日より成田国際空港へ就航を開始するなど、金融危機前に比べてより採算性が高く見込める路線には積極的に機材を投入し、再び拡大路線を強めている。
運用機材
2018年8月現在、エミレーツ航空の平均機齢はおよそ5.9年である[2]。
なお、エミレーツ航空が発注したボーイング社製航空機の顧客番号(カスタマーコード)は1Hで、航空機の形式名は777-21HER, 777-31H, 777-21HLR, 777-31HER などとなる。
概要
積極的に最新機材の導入を行っており、エアバスA380を大量発注し話題になった(エアバス社による電気系統のトラブルから納入が2008年以降に延期となった為に、一時、発注自体のキャンセルも検討したが、4機を追加発注することでキャンセルは回避され、2007年6月22日に行われたパリ航空ショーにおいて、更に8機が追加発注されて合計55機となり、同機における最大のカスタマーとなった)。その後、2010年6月8日に32機追加発注し、これにより発注数は合計で90機となった。これは民間大型旅客機部門において、一つの航空会社単位では最大の発注数となる。2012年3月時点で、ボーイング777の全て型(-200,-200ER,-200LR,-300,-300ER,-F)を導入した唯一の航空会社である。また、同社はこれだけの規模ながら旅客機としてボーイング747を運航していないが、そのことは同機が誕生して30年。種々の設計変更によりニーズに対応して来たが、それが限界に達しつつある事を意味している。
A380には航空業界初の試みでファーストクラスの使用者を対象にラウンジバーのほかシャワーを備えた2つのバスルームが装備された[3]・[4]。2008年8月1日と3日にA380をドバイ〜ニューヨーク間においてお披露目となるフライトを行った。そして、8月8日より同路線間でニューヨーク行EK201便(水・金・日曜日運航)とドバイ行EK202便(水・金・日曜日運航)の往復便として中近東の航空会社として初めて商業飛行が開始された。同社はA380を世界最大規模で保有しているため、新規就航路線の開設やデモ飛行、イベント、キャンペーンなどの時にイレギュラー的に投入されたりしていて、同社の広告塔としての役割もあると思われる。また、同社の拠点空港となっているドバイ国際空港には同社運用のA380専用発着のターミナル3コンコースAを設置しており、同施設では20のゲートで同時にA380の運用を行うことが出来るようになっている。(コンコースAからボーイング777運用の便が割り当てられることもある。又、A380がコンコースB及びCから発着する場合もある。)
2009年3月18日よりソフトバンクモバイルの端末に限り機内で携帯電話の利用ができる。なお、利用できるサービスは通話とSMSのみである。
世界最大のエアバスA380オペレーターとなるが、中でも2015年11月4日に受領した中距離2クラス(ビジネス・エコノミー)仕様は615座席としている[5]。有償飛行開始となればかつて2クラスで世界最多座席数であった全日本空輸のボーイング747-400Dの569席を抜き、2クラスでは世界最多座席数同時に世界初の600席台の有償座席数となる。
2011年11月13日には長距離型の旅客機「777-300ER」50機、180億ドル相当の受注契約を結んだと発表し、ドル建て基準でボーイング社史上最大規模の受注となった[6]。2012年3月2日には、ボーイング社では量産1000機目となるB777を受領した(型式はB777-300ER,機体記号:A6-EGO)[7]。
2011年11月17日ドバイ航空ショーにおいてエアバスA380 50機の追加発注を発表。これにより同航空会社のA380保有数は140機を数える事となる。
2013年11月17日にも同じドバイ航空ショーにてボーイングが開発中のボーイング777Xシリーズのローンチカスタマーとなり計150機、ボーイング777-8Xが35機、ボーイング777-9Xが115機と50機の購入権が付いた契約を発表。A380も50機発注し、オプションを除く確定分だけで中型、大型機200機の発注で、金額では990億ドル(約9.9兆円)と小国の国家予算並みの民間機過去最高額の発注を行った。[8]
2016年5月、スカイマークが導入を試みたが、財政的な理由でエアバスが発注キャンセルしたA380-800型2機を買い取った。
スカイマークが発注し製造されたエアバスA380-800の一覧 | |||||
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型式 | 製造番号 | 機体記号(エミレーツ) | 機体記号(日本での予約番号) | 備考 | 参照 |
Airbus A380-841 | 162 | A6-EVB | JA380A | フランス・トゥールーズにて組立エンジン装着後、 エミレーツ購入、ドイツ・ハンブルグにて保管整備(ストア)中 | [9] |
167 | A6-EVA | JA380B | 2018年4月エミレーツ納入、同月28日就航済 | [10] |
2016年11月10日、同社運航機材からA330-200型機及びA340-300型機が引退し、同社の現役旅客機はエアバスA380型機とボーイング777シリーズに絞られることになったが、
2017年11月のドバイ航空ショーの際にボーイング787-10型機を40機発注したことを発表した。[11]
旅客機材
航空機 | 保有数 | 発注残 | 座席数 | 注釈 |
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エアバスA380-800型機 | 108機 | 54機 | F14/C76/Y399,401,426,427,429 C58/Y557(長距離路線) | 超長距離仕様は機内ラウンジと ファーストクラスにシャワースパ装備 エンジンはRRとEAのライバル2社併用 |
ボーイング777-200LR型機 | 10機 | − | F8/C42/Y216 C38/Y264 | |
ボーイング777-300型機 | 3機 | − | F12/C42/Y310 | |
ボーイング777-300ER型機 | 140機 | 8機 | F8/C42/Y304,306,310 F6/C42/Y306 C42/Y386 | |
ボーイング777-8型機 | − | 35機予定 | TBA | 777-8/9型機で50機オプション付き 2020年以降受領予定 |
ボーイング777-9型機 | − | 115機予定 | TBA | |
エアバスA319型機 | 1 | − | スイート10/ベッド5 | チャーター専用 |
引退機材
- ボーイング737-300
- エアバスA300B4
- エアバスA300B4-600R
- エアバスA310-300
- エアバスA310-300F
- エアバスA330-200
- エアバスA340-300
サービス
機内サービス
機内サービスの評価は高く、業界でも権威あるアメリカのOAG(Official Airline Guide)によるエアライン・オブ・ザ・イヤーなど、数々の賞を受賞している。
一部機材のファーストクラスは通路と座席がパーティションで仕切られており、個室のような空間となっている「プライベートスイート」を搭載している[12]。一部機材にはice(Information, Communications, Entertainment)というオンデマンドエンタテインメントシステムを導入。個人用座席モニターで映画、音楽、ゲームのほか、Eメール送受信やSMSを座席に居たまま利用できる。システムは標準でアラビア語、英語のほか、日本語にも対応。機内誌は「openskies」が用意される。
一部機材では長時間飛行の際、夜間に機内の天井に星空が広がる様なムードライティングの演出がなされている。時差ボケ解消に有効だという。
機内食は、標準がイスラム食(モスレム食)だが[13]、アルコール飲料もある。
日本就航以前から日本人客室乗務員を採用しており、日本路線のみならずドバイ発着のヨーロッパ路線やアフリカ路線、アメリカ路線、アジア路線にも乗務している。英語が堪能である必要があり、二ヶ国語以上話すことができる乗務員も多い。現役客室乗務員が働いてみたい人気航空会社で、世界で最も就職するのが難しい難関航空会社の一つである。
ほとんどの運行路線ではOnAir社提供のWifiによるインターネット接続が可能となっている。20MBの通信までは無料で利用でき、それ以上は有料のプランが用意されているが、Emirates Skywards会員は無料で無制限に利用できたり、割引を利用できる[14]。
地上サービス
ドバイ国際空港で乗り継ぐ際には、ファーストクラス、ビジネスクラスそれぞれに向けたラウンジがある。[15][16]エミレーツ航空専用となっているターミナル3には各コンコースそれぞれ4Fと5Fにある。特にコンコースAではそれぞれのラウンジ専用の搭乗口も設置され、ラウンジから離れることなく機内へ搭乗が可能である。その他にマルハバ・ラウンジという、座席クラスに関係なく利用できる有料ラウンジがある[17]。乗り継ぎ待ち時間が長時間の乗客には、無償でホテルの部屋を提供している[18]。乗り継ぎ時に、ドバイに短期滞在する乗客には、ホテルやツアーを低価格で提供している[19]。
マイレージ
Emirates Skaywardsが独自のマイレージプログラムである。かつてはスリランカ航空と「スカイワーズ」の名称でマイレージサービスを共通化していたが、2008年3月31日をもってスリランカ航空がスカイワーズを離脱し、現在はエミレーツ航空単独のマイレージサービスとなっている。
Emirates Skaywardsにはブルー、シルバー、ゴールド、プラチナの4つのティアがあり、一定期間内の搭乗回数や搭乗マイルにてティアが決まる。シルバーからは前述のビジネスクラスラウンジが利用できるなど様々な特典が用意されている[20]。
日本航空、ジェットエアウェイズ、大韓航空、南アフリカ航空、カンタス航空、ジェットスター航空、ジェットブルー航空、イージージェットなどと提携している。
受賞歴
- 2001年、2002年、2013年、2016年:スカイトラックス社によるワールド・エアライン・アワード第1位[21]
- 2003年、2004年:同第2位
就航都市
エミレーツ航空 就航都市 (2018年8月現在) [22] | |||
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国 | 都市 | 空港 | 備考 |
アラブ首長国連邦 | |||
アラブ首長国連邦 | ドバイ | ドバイ国際空港 | ハブ空港 |
アジア及び太平洋・オセアニア | |||
アフガニスタン | カーブル | カーブル国際空港 | |
カンボジア | プノンペン | プノンペン国際空港 | ヤンゴン経由[23] |
スリランカ | コロンボ | バンダラナイケ国際空港 | 一部マレ経由 |
ニュージーランド | オークランド | オークランド国際空港 | 一部デンパサール経由[24] |
クライストチャーチ | クライストチャーチ国際空港 | シドニー経由 | |
ベトナム | ハノイ | ハノイ国際空港 | [25] |
ホーチミンシティ | タンソンニャット国際空港 | ||
ミャンマー | ヤンゴン | ヤンゴン国際空港 | [26] |
日本 | 大阪 | 関西国際空港 | |
東京 | 成田国際空港 | ||
東京国際空港 | |||
インド | アフマダーバード | アフマダーバード空港 | |
コーチ | コーチン国際空港 | ||
コルカタ | ネータージー・スバース・チャンドラ・ボース国際空港 | ||
チェンナイ | チェンナイ国際空港 | ||
デリー | インディラ・ガンディー国際空港 | ||
ティルヴァナンタプラム | トリヴァンドラム国際空港 | ||
ハイデラバード | ハイデラバード国際空港 | ||
ベンガルール | ベンガルール国際空港 | ||
ムンバイ | チャットラパティー・シヴァージー国際空港 | ||
フィリピン | クラーク | クラーク国際空港 | セブ経由[27] |
セブ | マクタン・セブ国際空港 | [28] | |
マニラ | ニノイ・アキノ国際空港 | ||
中国 | 上海 | 上海浦東国際空港 | |
北京 | 北京首都国際空港 | ||
広州 | 広州白雲国際空港 | ||
鄭州 | 鄭州新鄭国際空港 | 銀川経由[29] | |
銀川 | 銀川河東国際空港 | [30] | |
台湾 | 台北 | 台湾桃園国際空港 | [31] |
香港 | 香港国際空港 | 一部バンコク経由 | |
インドネシア | ジャカルタ | スカルノ・ハッタ国際空港 | |
デンパサール | ングラ・ライ国際空港 | ||
シンガポール | シンガポール・チャンギ国際空港 | 一部コロンボ経由 | |
セーシェル | ヴィクトリア | セーシェル国際空港 | |
パキスタン | イスラマバード | イスラマバード国際空港 | |
カラチ | ジンナー国際空港 | ||
シアールコート | シアールコート国際空港 | ||
ペシャーワル | ペシャワル国際空港 | ||
ムルターン | ムルターン国際空港 | ||
ラホール | ラホール国際空港 | ||
韓国 | ソウル | 仁川国際空港 | |
オーストラリア | アデレード | アデレード空港 | |
シドニー | シドニー国際空港 | 一部バンコク経由 | |
パース | パース空港 | ||
ブリスベン | ブリスベン空港 | 一部シンガポール経由 | |
メルボルン | メルボルン空港 | ||
タイ | バンコク | スワンナプーム国際空港 | |
プーケット | プーケット国際空港 | ||
バングラデシュ | ダッカ | シャージャラル国際空港 | |
マレーシア | クアラルンプール | クアラルンプール国際空港 | |
モルディブ | マレ | イブラヒム・ナシル国際空港 | |
アフリカ | |||
アルジェリア | アルジェ | ウアリ・ブーメディアン空港 | |
エチオピア | アディスアベバ | ボレ国際空港 | |
コートジボワール | アビジャン | フェリックス・ウフェ=ボワニ国際空港 | アクラ経由 |
ナイジェリア | アブジャ | ンナムディ・アジキウェ国際空港 | |
ラゴス | ムルタラ・モハンマド国際空港 | ||
アンゴラ | ルアンダ | クアトロ・デ・フェベレイロ空港 | |
ガーナ | アクラ | コトカ国際空港 | |
ザンビア | ルサカ | ルサカ国際空港 | |
セネガル | ダカール | ブレーズ・ジャーニュ国際空港 | |
モーリシャス | ポートルイス | サー・シウサガル・ラングーラム国際空港 | |
ウガンダ | エンテベ | エンテベ国際空港 | |
ギニア | コナクリ | コナクリ国際空港 | [32] |
ジンバブエ | ハラレ | ハラレ国際空港 | ルサカ経由 |
タンザニア | ダルエスサラーム | ダルエスサラーム国際空港 | |
モロッコ | カサブランカ | ムハンマド5世国際空港 | |
エジプト | カイロ | カイロ国際空港 | |
ケニア | ナイロビ | ジョモ・ケニヤッタ国際空港 | |
スーダン | ハルツーム | ハルツーム国際空港 | |
チュニジア | チュニス | カルタゴ国際空港 | |
南アフリカ共和国 | ケープタウン | ケープタウン国際空港 | |
ダーバン | キング・シャカ国際空港 | ||
ヨハネスブルグ | O・R・タンボ国際空港 | ||
ヨーロッパ | |||
アイルランド | ダブリン | ダブリン空港 | |
キプロス | ラルナカ | ラルナカ国際空港 | |
スイス | ジュネーヴ | ジュネーヴ空港 | |
チューリッヒ | チューリッヒ空港 | ||
トルコ | イスタンブール | アタテュルク国際空港 | |
サビハ・ギョクチェン国際空港 | 2018年6月8日より運航再開[33] | ||
フランス | ニース | コート・ダジュール空港 | |
パリ | パリ=シャルル・ド・ゴール空港 | ||
リヨン | リヨン・サン=テグジュペリ国際空港 | ||
イギリス | エディンバラ | エディンバラ空港 | [34] |
グラスゴー | グラスゴー国際空港 | ||
ニューカッスル | ニューカッスル国際空港 | ||
バーミンガム | バーミンガム国際空港 | ||
マンチェスター | マンチェスター国際空港 | ||
ロンドン | ロンドン・ヒースロー空港 | ||
ロンドン・ガトウィック空港 | |||
ロンドン・スタンステッド空港 | [35] | ||
イタリア | ヴェネツィア | ヴェネツィア・テッセラ空港 | |
ボローニャ | ボローニャ空港 | ||
ミラノ | ミラノ・マルペンサ空港 | ||
ローマ | フィウミチーノ空港 | ||
チェコ | プラハ | ヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ国際空港 | |
ドイツ | デュッセルドルフ | デュッセルドルフ空港 | |
ハンブルク | ハンブルク空港 | ||
フランクフルト | フランクフルト空港 | ||
ミュンヘン | ミュンヘン空港 | ||
ポルトガル | リスボン | ポルテラ空港 | |
オーストリア | ウィーン | ウィーン国際空港 | |
ギリシャ | アテネ | アテネ国際空港 | |
スウェーデン | ストックホルム | ストックホルム・アーランダ空港 | |
デンマーク | コペンハーゲン | コペンハーゲン空港 | |
ハンガリー | ブダペスト | リスト・フェレンツ国際空港 | |
ポーランド | ワルシャワ | ワルシャワ・ショパン空港 | |
ロシア | サンクトペテルブルク | プルコヴォ空港 | |
モスクワ | ドモジェドヴォ空港 | ||
オランダ | アムステルダム | アムステルダム・スキポール空港 | |
クロアチア | ザグレブ | ザグレブ国際空港 | [36] |
スペイン | バルセロナ | バルセロナ=エル・プラット空港 | |
マドリード | アドルフォ・スアレス・マドリード=バラハス空港 | ||
ノルウェー | オスロ | オスロ空港 | |
ベルギー | ブリュッセル | ブリュッセル空港 | |
マルタ | マルタ国際空港 | ||
中東 | |||
サウジアラビア | ジッダ | キング・アブドゥルアズィーズ国際空港 | |
ダンマーム | キング・ファハド国際空港 | ||
メディナ | プリンス・モハンマド・ビン・アブドゥルアズィーズ国際空港 | ||
リヤド | キング・ハーリド国際空港 | ||
イラク | バグダード | バグダッド国際空港 | |
バスラ | バスラ国際空港 | ||
バーレーン | マナーマ | バーレーン国際空港 | |
イラン | テヘラン | エマーム・ホメイニー国際空港 | |
マシュハド | マシュハド国際空港 | ||
ヨルダン | アンマン | クィーンアリア国際空港 | |
オマーン | マスカット | マスカット国際空港 | |
クウェート | クウェート | クウェート国際空港 | |
レバノン | ベイルート | ベイルート国際空港 | |
北アメリカ及び南アメリカ | |||
アルゼンチン | ブエノスアイレス | ブエノスアイレス国際空港 | リオデジャネイロ経由 |
アメリカ合衆国 | オーランド | オーランド国際空港 | |
サンフランシスコ | サンフランシスコ国際空港 | ||
シアトル | シアトル・タコマ国際空港 | ||
シカゴ | シカゴ・オヘア国際空港 | ||
ダラス | ダラス・フォートワース国際空港 | ||
ニューヨーク | ジョン・F・ケネディ国際空港 | 一部ミラノ経由 | |
ニューアーク・リバティー国際空港 | 一部アテネ経由[37] | ||
ヒューストン | ジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル空港 | ||
フォートローダーデール | フォートローダーデール・ハリウッド国際空港 | [38] | |
ボストン | ジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港 | ||
ロサンゼルス | ロサンゼルス国際空港 | ||
ワシントンD.C. | ワシントン・ダレス国際空港 | ||
カナダ | トロント | トロント・ピアソン国際空港 | |
チリ | サンティアゴ・デ・チレ | アルトゥーロ・メリノ・ベニテス国際空港 | サンパウロ経由[39] |
ブラジル | サンパウロ | グアルーリョス国際空港 | |
リオデジャネイロ | リオデジャネイロ国際空港 | ||
就航予定路線 | |||
中央アメリカ | |||
パナマ | パナマシティ | トキュメン国際空港 | 就航日未定[40][41] |
休止・廃止路線 | |||
アラブ首長国連邦 | アブダビ | アブダビ国際空港 | |
アゼルバイジャン | バクー | ヘイダル・アリエフ国際空港 | |
コモロ | モロニ | プリンス・サイード・イブラヒーム国際空港 | |
エジプト | アレクサンドリア | アレクサンドリア国際空港 | |
イラン | バンダレ・アッバース | バンダレ・アッバース国際空港 | |
イラク | アルビール | アルビール国際空港 | |
日本 | 名古屋 | 中部国際空港 | |
リビア | トリポリ | トリポリ国際空港 | |
パキスタン | イスラマバード | ベナジル・ブット国際空港 | |
カタール | ドーハ | ハマド国際空港 | [42] |
セネガル | ダカール | レオポール・セダール・サンゴール国際空港 | |
シリア | ダマスカス | ダマスカス国際空港 | |
ウクライナ | キエフ | ボルィースピリ国際空港 | |
イエメン | サナア | サヌア国際空港 |
ドバイ国際空港を中心に、全大陸の主要100都市以上へ就航している。
また、上記以外の都市へも他社とのコードシェアで運航している。
コードシェア
エア・インディア
マルタ航空
モーリシャス航空
アラスカ航空・ホライゾン航空
バンコク・エアウェイズ
コパ航空
Flybe
フライドバイ
日本航空
ジェットブルー航空
ジェットスター航空
ジェットスター・アジア航空
大韓航空
LATAM アルヘンティナ
マレーシア航空[43]
カンタス航空
S7航空
南アフリカ航空
TAPポルトガル航空
タイ国際航空
ウエストジェット航空
2013年3月にブリティッシュエアウェイズとの13年におよぶ提携を解消して、替わりにカンタス航空とのコードシェアや運賃設定、販売、運航計画、ラウンジの運用などの広範囲の提携に切り替えた。また、この提携に伴いカンタス航空はドバイ国際空港でエミレーツ航空が設置運営をしているA380専用ターミナルを使用できる権利を唯一保有することになる。
日本路線運用の歴史
2002年10月 - 関西国際空港に週4便で就航開始。
2003年 - 関西空港便がデイリー運行になる。[44]
2006年6月1日 - 中部国際空港に就航。[45]
2009年3月 - 中部線から撤退
2010年3月28日 - 成田国際空港に就航
2012年7月1日 - 成田線に日本路線として初めてA380を投入
2013年5月31日 - 成田線がB777運用に戻る
2013年6月3日 - 東京国際空港に就航
2015年6月11日 - 成田国際空港に自社専用ラウンジを設置
2017年3月26日 - 成田線にA380が再投入される
2017年11月17日 - 浦和レッズサポーターがACL・アル・ヒラル戦の移動にチャーター機を利用する。[46]
2018年10月28日 - 関西線にA380が投入される予定
エミレーツ航空の日本路線概要 (2018年8月現在) | |||||
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路線 | 就航開始年 | 便名 | コードシェア | 導入機材 | 備考 |
ドバイ - 大阪/関西 | 2002年 | EK316/EK317 | 日本航空 | B777-300ER | 2018年10月28からA380に変更予定 |
ドバイ - 東京/成田 | 2010年 | EK318/EK319 | A380-800 | ||
ドバイ - 東京/羽田 | 2013年 | EK312/EK313 | B777-300ER B777-200LR | 週2便ほどがB777-200LR運用 |
スポンサー活動
スポンサー活動に積極的である。現在はアジアサッカー連盟(2002年から)主催各種大会のメインスポンサーのひとつである[47]。表彰式にはエミレーツの女性キャビンアテンダントが12名ほど同席して彩りを添えている[48]。過去には、国際サッカー連盟(FIFA)公式パートナー、イングランドのチェルシー、競馬のワールドレーシング・チャンピオンシップ、F1チームマクラーレンのスポンサーでもあった。
2006年からイギリス・イングランドのサッカークラブ・アーセナルFCの本拠地エミレーツ・スタジアムの命名権を取得したのに続き、同年から同チームのスポンサーとなり、ユニフォームの胸に「Fly Emirates」の文字を見ることができる[49]。
また、スペインのレアル・マドリード、ドイツのハンブルガーSV[50]、イタリアのACミラン、フランスのパリ・サンジェルマンFC、ポルトガルのSLベンフィカ[51]、ギリシャのオリンピアコスFC[52]、FAカップ、アメリカのニューヨーク・コスモス、野球のロサンゼルス・ドジャース[53]のメインスポンサーでこれらスポンサーチーム主催のホームゲーム試合開始前のエキシビションなどでも客室乗務員がパフォーマンスする様子が同社公式youtubeなどに掲載されている。
エミレーツ航空がスポンサーを務めるサッカーチーム (2018年8月現在) [54] | |||
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チーム名 | 所属リーグ | 契約年 | 備考 |
アーセナルFC | プレミアリーグ | 2006年 | 本拠地の命名権も取得 |
ACミラン | セリエA | 2010年 | |
ハンブルガーSV | ブンデスリーガ | 2010年 | |
パリ・サンジェルマン | リーグ・アン | 2010年 | |
オリンピアコスFC | ギリシャ・スーパーリーグ | 2011年 | |
レアル・マドリード | リーガ・エスパニョーラ | 2013年 | |
ニューヨーク・コスモス | NASL | 2013年 | |
SLベンフィカ | プリメイラ・リーガ | 2015年 |
2017年から自転車ロードレースチームであるUAE チーム・エミレーツのスポンサーとなる。
その他F1、ATP、全豪オープン、全仏オープン、全米オープン[55]、ICC、ワールドラグビー、ヨーロピアンツアー、クリケット・オーストラリア、ドバイワールドカップ、ドバイセブンズ、チーム・ニュージーランド、AFLのコリングウッド、ネットボールアラブ首長国連邦代表、ドバイ国際映画祭、ドバイジャズフェスティバル、メルボルン交響楽団とシドニー交響楽団、2020年開催予定のドバイ国際博覧会などのメインスポンサー・公式エアラインとして指定されている。
またイギリスのロンドンにあるロープウェイエミレーツ・エア・ラインの命名権も持っている。
関連項目
- パブリシス
エミレーツ・スカイカーゴ: 貨物運用
フライドバイ:エミレーツ航空子会社のLCCである。
エミレーツ航空521便着陸失敗事故 - 2016年8月、ティルヴァナンタプラム発ドバイ行で起きた事故。
脚注
^ 秋本俊二「乗ったぞ!エアバスA380丸ごとリポート」
^ [1]
^ 但しシャワーについて水量には限りがあるため、1人5分以内と使用時間制限がある。
^ シャワー導入などにより、従来より約25 %増の500 kg分の水を余計に積み込むことになる。
^ “エミレーツ航空、A380で最大の座席数となる計615席仕様機を受領”. Fly Team. 2015年11月6日閲覧。
^ http://www.cnn.co.jp/business/30004590.html
^ Boeing Celebrates 1000th 777
^ エミレーツ、民間機最高額9.9兆円の発注 777Xを150機 A380を50機
^ Planepotters.net
^ Planepotters.net
^ エミレーツ航空、中型機「787」初導入 40機1.7兆円 「多様な就航先を提供するため」
^ この為、世界で最初にファーストクラスの個室を提供した会社として知られている。
^ emirates.com
^ 機内Wi-Fi エミレーツ航空
^ ファーストクラス・ラウンジ エミレーツ航空
^ ビジネスクラス・ラウンジ エミレーツ航空
^ マルハバラウンジ エミレーツ航空
^ ドバイ・コネクト - エミレーツ航空
^ ドバイ・ストップオーバー・パッケージ - エミレーツ航空
^ スカイワーズ - エミレーツ航空
^ ワールド・エアライン・アワードの公式サイト
^ エミレーツ就航都市へのフライトを検索
^ エミレーツ航空、ヤンゴン経由のドバイ/プノンペン線に就航 デイリー運航 FlyTeam 2017年7月3日付
^ エミレーツ、6月からバリ経由のドバイ/オークランド線を開設 1日1便 Fly Team 2018年2月20日
^ エミレーツ航空、ドバイ/ハノイ線に直行便を就航 777でデイリー運航 FlyTeam 2017年7月7日付
^ エミレーツ航空、8月からドバイ/ヤンゴン/ハノイ線に就航へ 1日1便 FlyTeam 2016年2月29日付
^ エミレーツ航空、3月30日からドバイ/セブ/クラーク線に就航へ FlyTeam 2016年1月5日付
^ エミレーツ航空、3月30日からドバイ/セブ/クラーク線に就航へ FlyTeam 2016年1月5日付
^ エミレーツ航空、2016年5月からドバイ/銀川/鄭州線に就航へ 週4便 FlyTeam 2015年12月29日付
^ エミレーツ航空、2016年5月からドバイ/銀川/鄭州線に就航へ 週4便 FlyTeam 2015年12月29日付
^ エミレーツ航空、2014年2月からドバイ/台北線に就航 FlyTeam 2013年8月29日付
^ エミレーツ航空、10月からドバイ/コナクリ/ダカール/ドバイ線を再開 FlyTeam 2016年8月4日付
^ エミレーツ航空、6月からドバイ/イスタンブール・サビハ線を再開 週5便 FlyTeam 2018年1月17日付
^ エミレーツ航空、ドバイ〜エディンバラ線就航 10月から Traicy 2018年6月23日付
^ エミレーツ、2018年6月にドバイ/ロンドン・スタンステッド線を開設 FlyTeam 2017年12月26日付
^ エミレーツ航空、6月からドバイ/ザグレブ線を開設へ デイリー運航 FlyTeam 2017年1月13日付
^ エミレーツ航空、6月にドバイ/ニューアーク線の直行便を開設へ FlyTeam 2018年1月26日付
^ エミレーツ航空、12月からドバイ/フォートローダーデール線に就航 FlyTeam 2016年10月12日付
^ エミレーツ航空、7月にドバイ/サンティアゴ線を開設 初のチリ路線 FlyTeam 2018年2月1日付
^ エミレーツ航空、ドバイ/パナマシティ線の就航日を3月末に延期 FlyTeam 2016年1月19日付
^ エミレーツ航空、ドバイ/パナマシティ線の就航をさらに延期 就航日未定 FlyTeam 2016年3月11日付
^ エミレーツ航空、ドバイ〜ドーハ線を運休 カタールとの断交で Traicy 2017年6月5日付
^ マレーシア航空、エミレーツ航空とコードシェア提携 上級会員の特典でも flyteam 2015年12月5日付け
^ ドバイ/関空線が週7便へ、日本とUAEの航空当局間協議で合意 Travel Vision 2003年10月14日付け
^ エミレーツ航空セントレア-ドバイ線新規就航 中部国際空港セントレア 2006年6月1日付け
^ Emirates B777-200LR A6-EWG Positions for Tokyo Haneda – Riyadh Charter 2017年11月17日
^ エミレーツはアジア・サッカーの将来に引き続き貢献-emirates.com
^ FIFA公式ワールド・カップ・パートナー-emirates.comFIFA主催のクラブW杯2011表彰式に参加したエミレーツ女性キャビンアテンダント写真有
^ 2013年7月にアーセナルが日本に遠征し名古屋グランパス・浦和レッドダイヤモンズと親善試合を行なった際には「エミレーツ航空」の日本語表記入りユニホームが使われた。
^ HSV | Safety video | Emirates Airline
^ Benfica Safety video | Emirates Airline
^ Six Clubs, Seven Take-Offs | Football | Emirates Airline
^ Emirates steals the show with the Los Angeles Dodgers | Baseball | Emirates Airline
^ Football|Saponsorships
^ Cabin crew take centre stage at the US Open | Tennis | Emirates Airline
外部リンク
Emirates(アラビア語)(英語)(日本語)
- The Emirates Group
- Emirates Skycargo
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