遠別町
えんべつちょう 遠別町 | |||
---|---|---|---|
旭温泉 | |||
| |||
国 | 日本 | ||
地方 | 北海道地方 | ||
都道府県 | 北海道 留萌振興局 | ||
郡 | 天塩郡 | ||
団体コード | 01486-9 | ||
法人番号 | 3000020014869 | ||
面積 | 590.80km2 | ||
総人口 | 2,693人 (住民基本台帳人口、2018年9月30日) | ||
人口密度 | 4.56人/km2 | ||
隣接自治体 | 苫前郡羽幌町、初山別村、 天塩郡天塩町、中川郡中川町、 雨竜郡幌加内町 | ||
町の木 | シラカバ | ||
町の花 | ツツジ | ||
他のシンボル | - | ||
遠別町役場 | |||
町長 | 笹川洸志 | ||
所在地 | 〒098-3543 北海道天塩郡遠別町字本町3丁目37 北緯44度43分19.9秒東経141度47分32.2秒 | ||
外部リンク | 遠別町 | ||
■ ― 政令指定都市 / ■ ― 市 / ■ ― 町・村 | |||
ウィキプロジェクト |
遠別町(えんべつちょう)は、北海道の留萌管内北部にある町。上川管内の美深町と並び、日本の稲作の北限地。
目次
1 町名の由来
2 地理
2.1 隣接している自治体
2.2 人口
3 沿革
4 経済
4.1 農協・漁協
4.2 金融機関
4.3 郵便局
5 公共機関
5.1 警察
6 姉妹都市・提携都市
7 教育
8 交通
8.1 空港
8.2 道路
8.3 鉄道・バス
9 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
10 その他
10.1 出身の有名人
11 脚注
12 外部リンク
町名の由来
アイヌ語に由来するが諸説ある。
自然な解とされているものは、「ウェンペッ(wen-pet)」(悪い・川)に由来する、とするものである[1][2]。
このほか、永田方正著『北海道蝦夷語地名解』では、山の中に住むアイヌが浜の方に来て、この地のアイヌと語り合うのを楽しみにしているという民間語源による、「ウイェペッ(u-ye-pet)」(相・話する・川)という説が載せられている[2]ほか、「ウエベツ」(二股の川)に由来するという説もある[2]。
地理
留萌管内北部に位置する。
- 山: ピッシリ山(1032m)
- 河川: 遠別川
- 湖沼:
隣接している自治体
留萌振興局
天塩郡 : 天塩町
苫前郡 : 初山別村、羽幌町
上川総合振興局
中川郡 : 中川町
雨竜郡 : 幌加内町
人口
遠別町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 遠別町の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 遠別町 ■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 |
遠別町(に相当する地域)の人口の推移 ► | |
総務省統計局 国勢調査より |
沿革
1896年(明治29年) 白幡源太郎が遠別に入植する。(遠別町で記録が残っている最初の人物)
1897年 越前団体が入植する。(遠別町の開基)
1903年 天塩村(現天塩町)から分村、天塩郡遠別村
1919年(大正8年) 二級町村制、天塩郡遠別村
1949年(昭和24年) 町制施行、天塩郡遠別町
経済
主要産業は漁業、農業、酪農、林業など。稲作の北限地。
農協・漁協
- オロロン農業協同組合(JAオロロン)遠別支所
- 遠別漁業協同組合
金融機関
稚内信用金庫遠別支店
郵便局
- 遠別郵便局(集配局)
公共機関
警察
天塩警察署遠別駐在所
姉妹都市・提携都市
キャッスルガー市 (カナダ、ブリティッシュ・コロンビア州)
教育
- 道立高等学校
- 遠別農業高等学校
- 中学校
- 遠別
- 小学校
- 遠別
交通
空港
稚内空港(稚内市)
旭川空港(東神楽町)
道路
- 一般国道
- 国道232号
- 都道府県道
- 北海道道119号遠別中川線
- 北海道道256号豊富遠別線
- 北海道道393号遠別停車場線
- 北海道道688号名寄遠別線
- 北海道道741号上遠別霧立線
- 北海道道826号丸松線
- 北海道道854号清川線
- 北海道道971号旭温泉旭線
道の駅
- 富士見
鉄道・バス
現在、町内を走る鉄道路線は存在しない。かつては羽幌線が運行していたが、現在は廃止され沿岸バスが代替バスを運行。
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 旭温泉
- 富士見ヶ丘公園
- 金浦原生花園
その他
- エゾモモンガの「モモちん」というマスコットキャラクターが、遠別町のホームページに登場している。
- 日本最北端の稲作が行われている。
出身の有名人
松村和子(歌手)
坂川栄治(装丁家、作家)
正司歌江(タレントかしまし娘)
品田雄吉(映画評論家)
井上強一(武道(合気道)家 塩田剛三の高弟 二代目養神館館長)
脚注
^ 同様の語源(wen-pet、あるいはwen-nay)を持つ地名と同様、何が「悪い」のかは不明であるが、幕末・明治の探検家松浦武四郎は「魚類至って少なし」としている。
- ^ abc“アイヌ語地名リスト エン~オニシ P21-30P”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2017年10月20日閲覧。
外部リンク
- 遠別町
|