俳優座劇場
























































俳優座劇場
Haiyuza Theater


俳優座劇場
情報
正式名称
俳優座劇場
完成
1954年
開館
1954年4月20日
開館公演
劇団俳優座『女の平和』
収容人員
300人
客席数
1階:300
用途
新劇、舞踊、ダンス、お笑い、ミュージカル興行
旧用途
映画
運営
株式会社俳優座劇場
所在地
106-0032
東京都港区六本木4-9-2
アクセス
東京メトロ日比谷線・都営地下鉄大江戸線六本木駅下車6番出口
外部リンク
俳優座劇場

俳優座劇場(はいゆうざげきじょう、Haiyuza Theater)は、東京都港区六本木四丁目にある民営劇場である。




目次






  • 1 概説


  • 2 設備


    • 2.1 客席


    • 2.2 ロビー


    • 2.3 客席階段の壁画




  • 3 アクセス


  • 4 舞台美術部


  • 5 事業内容


  • 6 所在地


  • 7 脚注


  • 8 関連項目


  • 9 外部リンク





概説


劇団俳優座の創立10周年事業として1954年4月20日に開場した。それまで新劇公演の中心的な劇場であった三越劇場の夜間興行中止を受けて、俳優座の千田是也・小沢栄太郎・東野英治郎・東山千栄子ら同人たちが、新劇のための劇場を自らの手で創りたいという理想を抱いて設立した。こけら落としは、劇団俳優座第26回公演、アリストパネス作の『女の平和』とマルシャーク作『森は生きている』であった。


1980年9月に改築された。


「俳優座劇場」と呼称しているが、劇団俳優座専用の劇場ではない。劇場管理・運営を行っているのは、舞台美術部として埼玉県八潮市(草加工場)と幸手市(幸手工場)に舞台美術の製造工場を有する株式会社俳優座劇場である。


また、1981年より「俳優座劇場プロデュース」として自主企画公演を行っている。第1回作品は加藤道夫作の「なよたけ」[1]。代表作はアガサ・クリスティー作『検察側の証人』、レジナルド・ローズ作『十二人の怒れる男たち』、J・B・プリーストリー原作・八木柊一郎脚本『夜の来訪者』、マーク・メドフ作『小さき神のつくりし子ら』、マキノノゾミ作『高き彼物』『東京原子核クラブ』。



設備



客席


1フロアのみであり、総席数300席となっている。全席どこからでも、舞台上の演者の爪先まで見られる。



ロビー


ロビーの一部に英国風パブ「ハブ」(六本木店)が営業している。



客席階段の壁画


ギリシア喜劇の人物像のレリーフがあり「汝は人間である。つねにそのことを自覚して忘れるな。」と刻まれている(土方久功作)。改築前の旧・俳優座劇場では、劇場正面入り口に掲げられていた。



アクセス



  • 六本木駅 - 6番出口を出てすぐ

    • 都営大江戸線

    • 東京メトロ日比谷線




舞台美術部


舞台美術家であり初代社長でもある伊藤熹朔の発案により、劇場付属の舞台美術部(大道具製作)を開設し、現在に至っている。演劇・舞台・テレビ大道具セット(テレビドラマ、バラエティ番組、ニュース番組など)の大道具全般の美術総合製作会社である。NHK、日本テレビ、テレビ朝日などのセット全般・大道具操作を手掛けている。1953年(昭和28年)5月12日に設立した。


平成29年10月16日事務部門及び営業部門の事務所を越谷レイクタウンの新工場に移転。


平成30年2月から製造部門も移転を開始し、4月に移転完了する。



事業内容



  • 演劇の制作及び興行

  • 劇場の賃貸

  • 放送の録音及びテレビジョンの撮影

  • 舞台及びテレビ用道具の製作並びに賃貸・販売

  • 木製品製造及び販売

  • 建築一式工事業、内外装工事、大工工事業、とび、

  • 土工工事業

  • 労働者派遣事業

  • 各号に附帯する一切の業務



所在地



  • 本社・劇場部:東京都港区六本木4丁目9番2号

  • 本社事務所・舞台美術部営業所・越谷工場 :〒343-0012 埼玉県越谷市増森2605-2



脚注




  1. ^ エンタメ特化型情報メディアスパイス



関連項目



  • 劇場

  • 劇団俳優座

  • 千田是也

  • 小沢栄太郎

  • 東野英治郎

  • 東山千栄子

  • 伊藤熹朔

  • 倉林誠一郎

  • ハブ (企業)

  • 日本テレビアート

  • テレビ朝日クリエイト



外部リンク



  • 俳優座劇場公式サイト


  • 俳優座劇場 - 「港町キネマ通り」サイト内の記事(2005年8月取材)




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