第一号哨戒特務艇


































































































第一号哨戒特務艇
基本情報
建造所
船体:山西造船鉄工所
兵装艤装:横須賀海軍工廠
運用者
 大日本帝国海軍
艦種
特務艇
級名
第一号型哨戒特務艇
建造費
1,307,000円(予算成立時の価格)
艦歴
計画
マル戦計画
竣工
1945年3月27日[注釈 1]
除籍
1947年5月3日
要目
基準排水量
238トン
水線長
28.50m
水線幅
6.14m
吃水
2.35m
機関
400型中速ディーゼル1基、1軸
出力
400bhp
速力
9.0ノット
燃料
重油26トン
航続距離
8ノットで4,000カイリ
乗員
34名
兵装
25mm機銃 連装1基
爆雷8個
搭載艇
短艇1隻
レーダー
13号電探1基
ソナー
九三式水中探信儀1基
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第一号哨戒特務艇[注釈 2](だいいちごうしょうかいとくむてい)は、日本海軍の特務艇(哨戒特務艇)。第一号型哨戒特務艇の1番艇。



艇歴


マル戦計画の特務艇、第2121号艦型の1番艇、仮称艦名第2121号艦として計画。1944年11月5日、第一号哨戒特務艇と命名されて第一号型哨戒特務艇の1番艇に定められ、本籍を横須賀鎮守府と仮定。1945年1月25日、船体概成により株式会社山西造船鉄工所から横須賀海軍工廠へ引き渡し。3月27日竣工し[注釈 1]、本籍を横須賀鎮守府に定められ、連合艦隊第二十二戦隊第一監視艇隊に編入。哨戒線へ出撃した記録は残されていない。


7月1日、第一監視艇隊から削除され舞鶴防備隊に編入。以後法令、令達、通牒等に全く記載が無いため消息不明。終戦時は横須賀に所在していたと推定されている。


1947年5月3日、第一号哨戒特務艇は海軍編制の廃止に伴い除籍された。



脚注


注釈


  1. ^ ab本艇の竣工日は通説では1945年3月28日だが、本艇の本籍設定と第一監視艇隊への編入は1945年3月27日付で施行されており、これらの日付訂正は存在しない。


  2. ^ 本来の艇名表記は第一號哨戒特務艇。


脚注




参考文献




  • 海軍省、復員庁

    • 昭和19年11月5日付 達第363号、内令第1234号、内令第1236号。

    • 昭和20年3月27日付 内令第263号、内令第264号。

    • 昭和20年7月1日付 内令第587号、内令第588号。

    • 昭和20年7月16日付 秘海軍公報 第5070号。

    • 昭和22年5月3日付 復二第327号。

    • 第二十二戦隊戦時日誌。



  • 坂本正器/福川秀樹 『日本海軍編制事典』、芙蓉書房出版、2003年。ISBN 4-8295-0330-0


  • 世界の艦船 No. 507 増刊第45集 『日本海軍護衛艦艇史』、海人社、1996年。

  • 防衛研修所戦史室 戦史叢書 第88巻 『海軍軍戦備(2) -開戦以後-』、朝雲新聞社、1975年。


  • 丸スペシャル No. 49 日本海軍艦艇シリーズ 『駆潜艇・哨戒艇』、潮書房、1981年。





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