イベリア航空































































イベリア航空
Iberia Líneas Aéreas de España S.A.

Logotipo de Iberia.svg






IATA
IB

ICAO
IBE

コールサイン
Iberia

設立
1927年6月27日
ハブ空港
アドルフォ・スアレス・マドリード=バラハス空港
焦点空港
バルセロナ・エル・プラット国際空港
マイレージサービス
Iberia Plus
会員ラウンジ
Sala VIP
航空連合
ワンワールド
子会社
イベリア・エクスプレス
保有機材数
74機
親会社
インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)
本拠地
スペイン・マドリード
代表者
Luis Gallego(CEO)
外部リンク
http://www.iberia.com/
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イベリア航空の本社


イベリア航空Iberia、スペイン語正式社名:Iberia Líneas Aéreas de España S.A.)は、スペインの航空会社である。




目次






  • 1 概要


  • 2 歴史


  • 3 アジアでのイベリア航空


  • 4 保有機材


  • 5 就航都市


  • 6 関連会社


    • 6.1 イベリア・エクスプレス


    • 6.2 イベリア・リージョナル




  • 7 脚注・出典


  • 8 関連項目


  • 9 外部リンク





概要


マドリードを本拠地としている。主要な拠点はマドリード空港及びバルセロナ空港である。スペインのいわゆる「フラッグ・キャリア」である。


航空券の座席予約システム(CRS)は、アマデウスITグループが運営するアマデウスを利用している。
[1]


ブリティッシュ・エアウェイズと2010年4月8日にグループ企業「インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)」の発足に合意、2011年より発足し、グループの登記上本社をイベリア航空の本社所在地であるマドリードにおいている。



歴史


イベリア航空は世界の中で最も古い航空会社の1つとして、1927年6月27日に設立された。初飛行の旅客は当時のスペイン国王アルフォンソ13世で、マドリード=バルセロナ間の路線で1927年12月4日に運航が開始された。翌年にはロールバッハ Ro VIII ローランド3機による商業飛行も始まった。乗客10人乗員2人乗せることができ、座席は枝編みの椅子でトイレも備わってあった。この当時飛行機の最高速度は205㎞/hを達成した。





ロールバッハ Ro VIII ローランド


1932年、ガソリンエンジンによる営業飛行を開始。1939年にマドリード=リスボン間で国際線サービスを開始。1944年9月30日に国営化された。1945年には大西洋横断線を実現し、1946年には最初の客室乗務員を採用した。1946年に、マドリード=ブエノスアイレス路線上でダグラス DC-4型機を使用してヨーロッパ=南アメリカ間を飛行する最初の航空会社となった。




1946年当時のユニフォーム




当時のイベリア航空のDC-4


1951年、機内食の提供を開始。1953年、国際郵便はがきの取り扱いを開始。1954年8月にはニューヨークの直行便を開設した。翌年には、最初の客室清掃員を採用した。その後、アメリカ西部やカリブ海に路線を拡げ、自動車の飛行機での輸送やボーイング747の商用飛行を行った。1974年に、マドリード=バルセロナを結ぶヨーロッパの最初のウォークオン・シャトルサービスを立ち上げた。この年、今日の一般的なコール・センターの前の段階である、「Serviberia」電話サービス、及び「赤いジャケット」という、問題が出たときに解決する特別サービスを提供する担当者に加えて、制服着用地上スタッフを配備した。




イベリア航空 MD-88型機


1985年に初めてとなる女性パイロットと採用。1987年はアマデウスITグループ創立メンバーの一員になった。
1980年代後半から1990年代初期、イベリア航空は従来使用していたマクドネル・ダグラス DC-9型機、ボーイング727型機及びマクドネル・ダグラス DC-10型機を、マクドネル・ダグラス MD-87型機、エアバスA320型機及びエアバスA340型機に更新する計画を策定。さらにボーイング757型機もかなりの数購入した。1991年に、イベリア航空はヨーロッパの最初の国際線航空会社としてフリークエント・フライヤー・プログラム、イベリアプラスを立ち上げ、1996年にウェブサイト www.iberia.com を立ち上げた。1999年にアビアコ航空を買収するとともにその機材を継承し、同年9月には航空連合ワンワールドへの加盟を果たした。2001年に民営化が完了し、イベリア航空の株式が株式市場に上場された。
2004年7月、イベリア航空は南アメリカ線のハブ空港を、マイアミからホンジュラスのサンペドロスラ (San Pedro Sula) へ変更したと発表した。
2005年、イベリア航空はエアバスA340型機に新しいビジネス・プラス・クラスを導入した。


2006年には格安航空会社のブエリング航空の台頭に対抗するため、同じく格安航空会社のクリックエアーを設立しイベリア航空のバルセロナ発着路線を移管した。なお、クリックエアーは2009年にそのブエリング航空に合併され、ブエリング航空がイベリア航空の関連会社となっている。


2007年7月、エールフランス‐KLMがイベリア航空を買収する計画に参入することを表明した。


2009年11月12日、かねてより交渉が行われていたブリティッシュ・エアウェイズとの統合について基本合意。2010年4月8日に「インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)」を発足させ、グループの登記上本社をイベリア航空の本社所在地であるマドリードに置くことで最終合意した[2]。経営統合は2011年1月に完了、乗客の輸送規模で世界6位、欧州3位の航空会社となった。


2011年にはブリティッシュ・エアウェイズと貨物事業を統合すると発表。IAGカーゴ(英語版)が発足した[3]
2012年、イベリア・エクスプレスを設立。


2013年4月、ブエリング航空がIAG傘下に異動した[4]。同年10月には新しいCIを発表している[5]。2015年には長距離国際線向け機材(A330やA350など)を大量発注した。[6]



アジアでのイベリア航空


日本は1986年、マドリード~バレンシア~ムンバイ~東京で就航を果たした。[7]1987年には経由地をアンカレッジとモスクワ、1990年にはモスクワのみとし、その後直行便化されたが1998年12月に撤退した。




1986年の成田空港就航時の写真


2015年7月31日にIAG主導で経営改善が進み、新機材としてA330-200やA350-900を発注していてこれら機材を使用してアジア、アフリカ、アメリカ大陸の新路線を開設する意向を表明し、アジアでは東京、上海への就航を検討していることが報じられた[8]。スペインのバルセロナは、イタリアのローマやヴェネチアと並んで日本人観光客から高い人気を誇るため、以前から直行便就航を要望する声が多かった。


2016年1月18日、上海線の冬ダイヤ以降の開設準備と同時に東京便を10月18日に週3便で開設することが発表されたが、[9]2016年6月28日に上海線週3便運航の開設を前倒しすることを4月19日に発表した。[10]



保有機材





エアバスA321-200





エアバスA330-200





エアバスA340-600

















































































































イベリア航空 保有機材(2018年現在)[11]
機種
運航数
発注数[12] オプション
座席数
備考
P
Y


エアバスA319-100
16
-
-

-
14

141
108
141
122

エアバスA320neoとエアバスA321neoに置き換え予定

エアバスA320-200
14
-
-

-

136
171
136
171


エアバスA320neo
-
12
-
TBA


エアバスA321-200
12
-
-

-

172
200
172
200


エアバスA321neo
-
3
-
TBA


エアバスA330-200
10
2
-
19
269
288
2015年12月より受領[13]

エアバスA330-300
8
-
-
36
242
278


エアバスA340-600
14
-
-
59
46
300
300
359
346


エアバスA350-900
-
16
16
TBA


74
33
16





就航都市


欧州域内のかなりの便が格安航空であるVueling航空運航のコードシェア便でワンワールドのマイレージは一切貯めることが出来ないので要注意









































































































































































































































































































































































































































































































































































関連会社



イベリア・エクスプレス


英語版記事も参照


短・中距離路線の収益改善を図るため、ブエリング航空とは別に設立された格安航空会社。2011年10月に設立が発表され[14]、2012年3月に運航を開始した[15]。主にイベリア航空から路線移管を受ける形で運航ルートを拡大している。



イベリア・リージョナル


詳細はエア・ノストラムの項目を参照のこと。


上記に加えて、グループの関連事業として、イベリア航空の自社機材及び他社へのサービスとして、航空機の保守会社の資格を得ている。また、航空会社を顧客として、スペインの空港の取り扱いサービス (航空機及び旅客への補助) の有力企業である。



脚注・出典


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  1. ^ “Airlines using Amadeus” (英語). アマデウスITグループ. 2015年9月27日閲覧。


  2. ^ “British Airways and Iberia sign merger agreement”. BBC (2010年4月8日). 2014年9月13日閲覧。


  3. ^ “ブリティッシュ・エアウェイズ イベリア航空 貨物部門を統合 IAG内に新組織設立”. 日刊カーゴ電子版 (2011年4月14日). 2014年9月13日閲覧。


  4. ^ “IAG、ブエリング航空をグループ傘下に収める”. フライチーム (2013年4月24日). 2014年9月13日閲覧。


  5. ^ “イベリア航空、新ロゴを発表 11月中旬のA330に新ロゴ塗装へ”. フライチーム (2013年10月26日). 2014年9月13日閲覧。


  6. ^ http://www.traicy.com/archives/8923319.html


  7. ^ http://fly-news.es/aerolineas/iberia-otra-vez-a-johannesburgo-y-tokyo/ 1986年就航当時の写真を閲覧することができる。


  8. ^ イベリア航空、日本再就航の意向を表明 長距離路線の拡大戦略で


  9. ^ イベリア航空、東京/成田〜マドリード線開設 10月18日から週3便Traicy2016年1月19日


  10. ^ http://flyteam.jp/news/article/62437 イベリア航空、6月28日からマドリード/上海線に就航 当初計画を前倒し


  11. ^ https://www.iberia.com/jp/ja/fleet/iberia/


  12. ^ Listados oficiales de Airbus con aeronaves encargadas, entregadas y operadas en airbus.com


  13. ^ http://flyteam.jp/news/article/58442 イベリア航空、A330-200 MTOW242トンの初号機を受領


  14. ^ “イベリア航空がLCC設立-A320型4機で2012年に運航へ”. フライチーム (2011年10月8日). 2014年9月13日閲覧。


  15. ^ “スペインの新格安航空会社「イベリア・エクスプレス」、運航開始”. AFPBB News (2012年3月26日). 2014年9月13日閲覧。




関連項目



  • フアン・ベラルデ - イベリア航空のパイロット。レッドブル・エアレース・ワールドシリーズに参戦中。


外部リンク







  • イベリア航空

  • Iberia Cargo (スペイン語版、英語版)


  • Iberia(イベリア航空) - ワンワールド日本語版Webサイト内掲載の航空会社別案内ページより





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