池田駅 (北海道)
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池田駅(いけだえき)は、北海道(十勝総合振興局管内)中川郡池田町字東1条32番地1にある北海道旅客鉄道(JR北海道)根室本線の駅。
目次
1 概要
2 歴史
2.1 駅名の由来
3 駅構造
4 駅周辺
5 駅弁
6 隣の駅
6.1 かつて存在した路線
7 脚注
7.1 注釈
7.2 出典
7.3 報道発表資料
7.4 新聞記事
8 参考文献
9 関連項目
10 外部リンク
概要
駅番号はK36。電報略号はイケ。事務管コードは▲110421[1]。特急「スーパーおおぞら」を含め、全ての列車が停車する。
歴史
1977年の池田駅と周囲1km×1.5km範囲。上が根室本線帯広方面(左)及び池北線北見方面(右)。池田にはかつて富士製紙池田パルプ工場があり、利別川上流の本別駅や足寄駅、陸別駅等から池北線を使用して木材を輸送していた。駅裏の仕分線から根室本線と池北線の間に町の北にあった工場へ向けて引込み線が敷かれていたが、1930年(昭和5年)の工場廃止に伴い撤去され跡形も無くなっている。駅裏南側には1985年に廃止されて釧路車両管理所へ移管されるまで、道東方面の車両管理を引き受けていた機関区があり、多くの側線と共に転車台の残る車庫が見える。
また大正7年から大正12年にかけて、新田帯革が十弗川流域の東台まで馬車軌道を設けていた[注釈 1]。機関区の裏辺りから本線にそって南下した後、十弗川に沿って東へ向かっていた軌道跡は、あまりに古いために認識する事はできない。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成
1904年(明治37年)12月15日:北海道官設鉄道利別 - 浦幌間開業にともない設置。一般駅。池田機関庫設置。
1905年(明治38年)4月1日:北海道官設鉄道が官設鉄道に編入。
1910年(明治43年)9月22日:池田駅から網走線(後の網走本線・池北線)が開業。駅舎増築、跨線橋設置[2]。
1913年(大正2年)6月2日:池田機関庫設置(北海道鉄道管理局の事務上制定)。
1917年(大正6年)5月:池田電気(後に富士電気等の幾つかの合併を経て北海道電力)が駅裏南側に火力発電所を開設。専用線敷設(時期不明)[注釈 2]。
1918年(大正7年)8月:池田倉庫が創業、駅表北側に倉庫を作り専用線引込[注釈 3]。
1919年(大正8年)1月3日:富士パルプ(後の富士製紙)池田工場開業。専用線運用開始[注釈 4]。
1930年(昭和5年)7月15日:富士製紙池田工場廃止。専用線廃止。
1945年(昭和20年)7月14日:池田機関区空襲。8634大破し2名殉職。
1950年(昭和25年)2月15日:帯広客貨車区池田支区設置。
1961年(昭和36年)1月3日:駅舎改築。
1969年(昭和44年)4月1日:帯広客貨車区池田支区廃止。池田運転支区設置。
1984年(昭和59年)2月1日:貨物の取り扱いが終了。機関区廃止に先立ち釧路車両管理所へ保有車両を移管。
1985年(昭和60年)3月14日:荷物の取り扱いが終了。池田機関区廃止。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR北海道に継承。
1989年(平成元年)6月4日:池北線が北海道ちほく高原鉄道に転換され、ふるさと銀河線となる。
2006年(平成18年)4月21日:北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線廃止。
2010年(平成22年)4月20日:池田町出身のアーティスト・吉田美和(DREAMS COME TRUE)のオルゴール音を改札音として使用開始[報道 1]。
2016年(平成28年)10月3日 - 11月5日:1番線のホーム段差を解消するため、1番線を閉鎖して線路の路盤を約20cm掘り下げる工事を実施[新聞 1][新聞 2]。
駅名の由来
開墾が始まった1896年(明治29年)に徳川慶喜の五男・池田仲博が利別川と十勝川の合流点付近に「池田農場」を開設し、鉄道開通時その農場内に駅ができたことに由来する[3]。
その後、当駅周辺に市街が形成されたため、1926年(大正15年)7月1日の町制施行に際し、町名が「池田」に変更された[3]。
駅構造
単式・島式ホームを組み合わせた計2面3線の地上駅。上り本線が1番線、下り本線が2番線となっているが、3線とも上下列車が使用可能となっている。そのため、特急列車は札幌行き・釧路行きともに、改札口すぐの1番線を使用し、普通列車も方向を問わずすべての線路を使用する。お互いのホームは跨線橋で連絡している。
3番線の滝川方が途中から切り欠かれているが、これは2006年(平成18年)4月に廃止された、ふるさと銀河線用の4番線の跡である。このほか、根室本線直通列車を中心に3番線も使用していた。ふるさと銀河線廃止までちほく高原鉄道は運行拠点として池田運転支所を設置していたが、営業職員は配置されていなかった。
専用線は大正時代から昭和初期にかけて、富士製紙・池田倉庫・火力発電所向けが敷設されたが、戦後まで残っていたのは池田倉庫線と戦後に新たに設けられた日本甜菜製糖荷受線で、それらも昭和30年代半ばまでに廃止された。
夜間滞泊は設定されていない。当駅と帯広運転所の間で回送される。
社員配置駅。管理駅として、幕別~豊頃間の各駅を管理下に置いている。
みどりの窓口設置(営業時間は7時00分から20時20分まで)。かつてはキヨスクが営業していた。
| 番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1 - 3 | ■根室本線 | 上り | 帯広・新得・千歳・札幌方面 | 特急は全列車1番線から発車 |
| 下り | 浦幌・釧路方面 |

改札口(2018年9月)

ホーム(2018年9月)

4番線ホーム跡(2018年9月)

跨線橋(2018年9月)

駅名標(2018年9月)
駅周辺
池田町の中心部に位置し、役場などの公共施設がある。
- 国道242号
- 池田町役場
- 池田警察署
- 十勝池田郵便局
北洋銀行池田支店- 十勝池田町農業協同組合(JA十勝池田町)池田支所
池田町ブドウ・ブドウ酒研究所(池田ワイン城)- キャスルランドいけだ
- 池田町立池田小学校
十勝バス(ふるさと銀河線廃止代替バス)、網走観光交通「池田駅前」停留所
駅弁
古くは2社が駅弁を販売していたが、現在は駅前のレストランよねくら1社のみ。「バナナ饅頭」が有名。米倉三郎が1905年(明治38年)に構内営業を許可され、当時は高価であったバナナの風味を味わってもらおうとバナナ饅頭を開発販売した[4]。主な駅弁は下記の通り[5]。
- 十勝牛ワイン漬ステーキ弁当 - 要予約。予約時に乗車する列車を指定すると車両ドア付近で受け渡しが可能。
隣の駅
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
■根室本線
- 特急「スーパーおおぞら」停車駅
- 普通
利別駅 (K35) - 池田駅 (K36) - (昭栄信号場) - 十弗駅 (K37)
かつて存在した路線
- 北海道ちほく高原鉄道
- ふるさと銀河線
池田駅 - 様舞駅
脚注
注釈
^ 池田町史 上巻 P677による。新田帯革は軍需産業の一つであった皮革のなめし工程に使われるタンニン製造のための木材を得るために、東台など池田周辺の土地を所有していた。
^ 全国専用線一覧には載っていないが、大正14年の構内配線図に「発電所線」が記載。
^ 全国専用線一覧の大正12年版から昭和26年版まで記載あり、作業距離は0.1km。
^ 全国専用線一覧昭和5年版では最長作業距離0.9km、総延長2.0km。
出典
^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
^ 網走線建設概要 鉄道院北海道建設事務所編 大正元年発行 P22。
- ^ ab本多 貢 (1995-01-25). 児玉 芳明. ed (日本語). 北海道地名漢字解. 札幌市: 北海道新聞社. p. 138. ISBN 4893637606. OCLC 40491505. https://www.worldcat.org/oclc/40491505 2018年10月16日閲覧。.
^ 鈴木勇一郎『おみやげと鉄道』講談社、142-143頁
^ 『JR時刻表』2017年3月号、交通新聞社、2017年、 713頁。
報道発表資料
^ “「Dreams Come True」のオルゴール音が池田駅特急改札音に” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 北海道旅客鉄道釧路支社, (2010年4月3日), オリジナルの2005年5月8日時点によるアーカイブ。, http://web.archive.org/web/20100508163829/http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2010/100413-1.pdf 2015年5月8日閲覧。
新聞記事
^ 米林千晴 (2016年8月9日). “池田駅の1番線ホーム 最大37センチ段差改善へ” (日本語). 北海道新聞. どうしんウェブ/電子版(道東) (北海道新聞社). オリジナルの2016年8月10日時点によるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20160810094029/http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doto/1-0302667.html 2016年8月10日閲覧。
^ “ホーム段差の解消着工 池田駅、来月5日まで工事” (日本語). 十勝毎日新聞. WEB TOKACHI (十勝毎日新聞社). (2016年10月3日). オリジナルの2016年10月23日時点によるアーカイブ。. http://archive.is/VKGaQ 2016年10月23日閲覧。
参考文献
- 池田町史 上下巻 昭和63年、平成元年発行
- 全国専用線一覧 大正12年版、昭和5年版、昭和26年版、昭和32年版、昭和39年版、昭和45年版、昭和58年版
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
外部リンク
- 池田|駅の情報検索(時刻表・バリアフリー)|駅・鉄道・旅行|JR北海道- Hokkaido Railway Company
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