ニセコ積丹小樽海岸国定公園

















































ニセコ積丹小樽海岸国定公園
Niseko-Shakotan-Otaru Kaigan Quasi-national Park


IUCNカテゴリV(景観保護地域)


Mt Iwaonupuri and Niseko Onuma Marsh.JPG
130823 Cape Kamui Shakotan Hokkaido Japan01s3.jpg
(上)イワオヌプリとニセコ大沼(2007年8月)
(下)神威岬(2013年8月)

指定区域

日本の旗 日本


後志総合振興局:小樽市、磯谷郡蘭越町、虻田郡ニセコ町、虻田郡倶知安町、岩内郡共和町、岩内郡岩内町、積丹郡積丹町、古平郡古平町、余市郡余市町、古宇郡泊村、古宇郡神恵内村

分類
国定公園
面積
19,009ヘクタール[1]
前身
ニセコ道立自然公園
指定日
1963年7月24日
運営者
北海道
年来園者数
4,354,000人[2]
事務所
北海道後志総合振興局保健環境部環境生活課
事務所所在地
北海道虻田郡倶知安町北1条東2
公式サイト
ニセコ積丹小樽海岸国定公園
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ニセコ積丹小樽海岸国定公園(ニセコしゃこたんおたるかいがんこくていこうえん)は、北海道にある国定公園。北海道内唯一となる海域公園に指定されている地区(積丹半島、小樽海岸)がある[3]




目次






  • 1 地域


  • 2 自然


  • 3 景勝地


  • 4 集団施設地区


  • 5 脚注


  • 6 参考資料


  • 7 関連項目


  • 8 外部リンク





地域


ニセコ積丹小樽海岸国定公園ニセコ地区


  • ニセコ地区

    • ニセコアンヌプリ、イワオヌプリ、ニトヌプリ、チセヌプリ、目国内岳、雷電山、岩内岳などのニセコ連峰を中心とした1,000m級の山々、神仙沼、大谷地などの山地湿原、コックリ湖など火山性の湖沼や雷電海岸などの海岸部からなる地域[4]。ニセコでは夏季に登山、ハイキング、キャンプなどの自然探勝、冬季にスキーやスノーボードを中心とした利用が多く、雷電海岸は夏季の海水浴や釣りなどの利用がほとんどである[4]。また、スキー場とニセコ温泉郷などの温泉地が一体となった利用を図っている[4]。なお、羊蹄山は支笏洞爺国立公園の区域になっている[5]



ニセコ積丹小樽海岸国定公園積丹・小樽海岸地区


  • 積丹・小樽海岸地区

    • 積丹半島からオタモイ、忍路、赤岩の海食崖やローソク岩などの奇岩、積丹岬、神威岬、ビヤノ岬、小樽海岸周辺の海中景観(海中公園)からなる地域[6]。積丹半島と神威岬は北海道遺産に選定されている[7]。海域公園は2つの地区に分かれており、積丹半島海域公園地区は積丹半島から日本海に突出したビヤノ岬、積丹岬、神威岬の各周辺海域に位置している[6]。この海域は緯度が高いにもかかわらず対馬海流の影響を受けるため、温帯性の生物相と亜寒帯性の生物相が混在する海中景観になっている[6]。小樽海岸海域公園地区はオタモイで断層によって分けられ、これより西側では海食崖が著しく発達している[6]




自然


ニセコ連峰の山腹ではカンバ類、イタヤカエデやミズナラなどの広葉樹が多く、部分的にエゾマツやトドマツが混成している[4]。中腹の大半はダケカンバの純林地帯であり、地表はチシマザサに覆われている[4]。山頂部付近になると各種の高山植物を見ることができる[4]。大谷地付近のフサスギナは日本国内ではここだけに植物群落がある[4]。積丹・小樽海岸地区の断崖は殆ど裸地となっており、緩傾斜の部分はイタヤカエデを中心としてカンバ類、ミズナラ、カシワ、エゾニワトコなどの広葉樹林が多く、一部にササ類を主体とした草原がある[6]。海浜にはハマナス、ハマエンドウ、エゾノハマアザ、ハマハコベ、コハマギク、エゾスカシユリなどがあり、オショロソウの名で知られるバシクルモン(ラフマ)がある[6]



景勝地


ニセコ地区




  • ニセコアンヌプリ

  • イワオヌプリ

  • チセヌプリ

  • 神仙沼

  • 長沼

  • 大沼

  • コックリ湖

  • ニセコ温泉郷

  • ニセコパノラマライン(北海道道66号岩内洞爺線)




積丹・小樽海岸地区




  • 弁天島

  • 盃温泉

  • 西の河原


  • 神威岬[8]

  • 積丹岬

  • 島武意海岸

  • 黄金岬

  • ローソク岩

  • 高島岬





集団施設地区
























国定公園集団施設地区[9]
地区名
面積
所在地
利用者数(人)
祝津 21.6ha 北海道小樽市 474,000[10]
湯本温泉 214.4ha 北海道磯谷郡蘭越町 242,000[10]


脚注


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  1. ^ 国定公園地種区分別面積 (PDF)”. 環境省 (2016年). 2016年8月24日閲覧。


  2. ^ 平成25年国定公園利用者数(公園、都道府県別) (PDF)”. 環境省. 2016年8月24日閲覧。


  3. ^ 国定公園内海域公園地区 (PDF)”. 環境省. 2016年8月25日閲覧。

  4. ^ abcdefg管理指針, p. 1.


  5. ^ “支笏洞爺国立公園”. 環境省. 2016年8月25日閲覧。

  6. ^ abcdef管理指針, pp. 15-16.


  7. ^ “積丹半島と神威岬”. 北海道遺産協議会. 2016年8月25日閲覧。


  8. ^ “神威岬”. 北海道ファンマガジン (2009年5月14日). 2016年8月25日閲覧。


  9. ^ 国定公園集団施設地区 (PDF)”. 環境省 (2016年). 2016年8月24日閲覧。

  10. ^ ab国定公園集団施設地区等利用者数 (PDF)”. 環境省. 2016年8月24日閲覧。




参考資料


  • ニセコ積丹小樽海岸国定公園管理指針 (PDF)”. 北海道. 2016年8月24日閲覧。


関連項目











  • 北海道の観光地

  • 日本海追分ソーランライン



外部リンク



  • ニセコ積丹小樽海岸国定公園 - 北海道




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