伏見区
ふしみく 伏見区 | |
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伏見稲荷大社の千本鳥居 | |
国 | 日本 |
地方 | 近畿地方 |
都道府県 | 京都府 |
市 | 京都市 |
団体コード | 26109-2 |
面積 | 61.66km2 |
総人口 | 278,265人 (推計人口、2018年10月1日) |
人口密度 | 4,513人/km2 |
隣接自治体 隣接行政区 | 京都市(山科区、東山区、南区) 向日市、長岡京市、八幡市、宇治市、 乙訓郡大山崎町、久世郡久御山町 滋賀県大津市 |
伏見区役所 | |
所在地 | 〒612-8511 |
外部リンク | 京都市伏見区役所 |
ウィキプロジェクト |
伏見区(ふしみく)は、京都市を構成する11の行政区の一つで、京都市の南部に位置する。
目次
1 概要
2 歴史
2.1 平安遷都以前より
2.2 鎌倉時代から足利時代まで
2.3 天正時代から戊辰戦争終結まで
2.4 戊辰戦争終結から伏見市消滅まで
2.5 京都市への編入から現在まで
3 地理
3.1 隣接している自治体・行政区
4 人口
5 行政
5.1 区役所・支所
5.2 分区問題
6 主な学校
6.1 小学校
6.2 中学校
6.3 高等学校
6.4 大学
6.5 特別支援学校
7 産業
7.1 農業
7.2 工業
7.3 商業
7.4 郵便
7.5 本社を置く上場企業
8 交通
8.1 鉄道
8.2 路線バス
8.3 高速自動車国道
8.4 都市高速道路
8.5 一般国道
8.6 主要地方道
8.7 その他の府道
9 受賞・選定
10 名所・旧跡
11 出身者
12 脚注
13 関連項目
14 外部リンク
概要
古くは深草に稲荷神社の総本社である伏見稲荷大社の鳥居前町があり、天正時代には一大政治都市として桃山に伏見城と大名屋敷群、伏見にかけて大手筋を軸とした城下町が形成され、徳川時代初期には伏見藩が存在した。その後伏見奉行が置かれ、淀川水運の重要な港町(伏見港)・宿場町(伏見宿)としても栄えるなど、昭和初期までは京都とは独立した別の都市であった。幕末期に、坂本龍馬をはじめとする討幕の志士たちが活躍した地としても知られる[1]。
京都との間は街道や高瀬川で結ばれ、明治には鴨川運河や鉄道も早期に開通し、各地から京都への物資を運んだほか酒造などの産業も盛んであった。1931年に京都市に編入されて以後は、周囲の市街地化が進み、「京都の郊外」という色も濃くなっている。深草・伏見以外にも、城下町として栄えた淀や、醍醐寺が建つ醍醐などの地区が区内に含まれる。西部や南部は淀川水系の低地、中央には東山から続く稲荷山や桃山丘陵、東部の山間部は滋賀県境まで続いている。
京都市の11区の中でも最大の人口を擁し、平安時代の貴族の別荘地や天正時代以降の武家屋敷が立地していた桃山丘陵は現在も住宅地としても利用されているが、大部分は桃山御陵の広大な緑地が広がり、酒造に用いられる豊富な伏流水の水源となっている。城下町の伝統を受け継ぐ商業拠点である一方、京都市都心部や大阪方面へのベッドタウンとしての性格を持つ。
なお、豊臣秀吉が生涯を閉じ、徳川家康が将軍宣下を受けた伏見城のある桃山の地名は、織田・豊臣政権期の時代区分「安土桃山時代」や、その文化「桃山文化」などの呼称の元となっているが、江戸時代の『伏見鑑』が発行された頃から固定・広まったとされている[2]。
歴史
平安遷都以前より
欽明天皇2年(532年?) - 欽明天皇、山城国一帯に勢力があった秦大津父を紀郡深草里に探し右腕とする。
和銅4年(711年) - 秦伊呂具によって深草稲荷神社が創建されるという。
貞観4年(861年) - 藤原北家の藤原良房が貞観寺を創建。深草は藤原氏の領地であったとされる。- 貞観16年(874年) - 聖宝が上醍醐に一寺を建立、醍醐寺となす。
天暦6年(952年) - 醍醐寺の五重塔が建立される。
延久年間(1069年 - 1074年) - 橘俊綱が巨椋池を一望にする景勝地・指月の丘(現在の桃山丘陵南麓)に伏見山荘を営む。
鎌倉時代から足利時代まで
文治2年(1186年) - 後白河院が伏見殿御所に移る。
承久3年(1221年) - 後鳥羽上皇、伏見城南寺に流鏑馬揃えと称し倒幕の兵を上げる。
貞治年間(1362年 - 1368年)以降、崇光院が伏見山荘を栄仁親王代々の相伝地とし伏見宮家が創設。
応永33年(1426年) - 丹波猿楽の矢田座が伏見御香宮の楽頭職を得る。
嘉吉元年(1441年) - 伏見など京都近郊の諸村が徳政一揆を起こして洛中に押し寄せる。
天正時代から戊辰戦争終結まで
天正17年(1589年) - 伏見九郷の舟戸の庄の鶴屋(後の駿河屋)5代目岡本善右衛門が、煉羊羹を開発し豊臣秀吉に献上。
天正19年(1591年) - 豊臣秀吉が関白を豊臣秀次に譲り隠居所として伏見の指月に築いた屋敷に隠居する。
文禄3年(1594年) - 豊臣秀吉が隠居屋敷を城郭へと大規模に改修、伏見城の城下町として伏見の町割、開発を行ない、町の原型が形作られる(現在も区内に残る地名や鍵状に曲がった道路には城下町の特徴が色濃く表れている)。- 文禄4年(1595年) - 関白豊臣秀次が切腹し、政治の中心が聚楽第から伏見に移る。
- 文禄5年閏7月13日(1596年9月5日) - 慶長伏見地震。指月の伏見城が倒壊し、2日後には木幡山伏見城の作事に着手。
慶長2年(1597年) - 伏見城の築城が終わる。- 慶長3年(1598年) - 豊臣秀吉、醍醐にて花見を行う。同年、伏見城にて死去。
- 慶長5年(1600年) - 伏見城の戦いにて伏見城炎上、関ヶ原の戦いの火ぶたが切られる。
- 慶長6年(1601年) - 徳川家康が伏見城の再建を開始。城下に銀座が置かれる。
- 慶長8年(1603年) - 徳川家康が伏見城にて将軍宣下を受ける。
- 慶長10年(1605年) - 徳川家康が伏見城で朝鮮使節と会見し、文禄・慶長の役で関係が悪化していた朝鮮と和議を成立する。
- 慶長11年(1606年) - 徳川家康が駿府城を正式に居城とし、伏見城の作事が停止される。
- 慶長12年(1607年) - 松平定勝が伏見城代となる。
- 慶長13年(1608年) - 銀座が京都に移される。
- 慶長18年(1613年) - 京都二条と伏見の間に高瀬川が開通する。
元和3年(1617年) - 伏見城代が廃止される。- 元和8年(1623年) - 徳川家光が伏見城にて将軍宣下を受ける。
- 元和9年(1624年) - 小堀遠州が伏見奉行となる。
寛永1年(1624年) - 伏見城が廃城となる。以後、伏見は奉行が支配する。- 寛永2年(1625年) - 松平(久松)定綱が淀藩の藩主となる。
元禄7年(1694年) - 御香宮神社例祭の芝居・見世物が始まる。- 元禄11年(1698年) - 伏見奉行・建部内匠頭、伏見舟200艘の新造を許可。
元文1年(1736年) - 伏見指物町の銭座で銭貨が作られる。
天明5年(1785年) - 伏見騒動が起こる。- 天明6年(1786年) - 伏見町の人口が4万人を数える。
文久2年(1862年) - 寺田屋事件が起こる
元治1年(1864年) - 長州藩が兵を率いて伏見に入る。幕府軍に敗れ、長州藩伏見屋敷焼失。(禁門の変)。
慶応3年(1867年) - 伏見奉行が廃止される。- 慶応4年(1868年) - 鳥羽・伏見の戦いで伏見市街が戦場となる。
戊辰戦争終結から伏見市消滅まで
1879年(明治12年) - 郡区町村編制法により伏見区が設置される。- 1879年(明治12年)8月18日 - 官設鉄道の稲荷駅開設。
1881年(明治14年)1月 - 伏見区が廃止される。
1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により紀伊郡伏見町が発足する。
1894年(明治27年)9月 - 琵琶湖疏水の冷泉放水口から伏見インクラインを経て、伏見城外堀の濠川までを結ぶ鴨川運河が開通する。
1895年(明治28年)2月1日 - 京都駅前(七条)と伏見下油掛の間で、営業用としては日本初の電車である京都電気鉄道開業(後の京都市電伏見線、1970年廃止)。- 1895年(明治28年)9月5日 - 奈良鉄道の伏見駅開設。
- 1895年(明治28年)11月3日 - 奈良鉄道の桃山駅開設。
1905年(明治38年)7月18日 - 大日本帝国陸軍第16師団が深草に置かれる。
1912年(大正元年) - 明治天皇の遺言により桃山丘陵に伏見桃山陵が造営される。
1914年(大正3年)5月 - 鴨川運河の伏見インクラインの落差を利用した墨染発電所が運転を開始する。
1929年(昭和4年)5月1日 - 伏見町が京都府下で2番目に市制を施行して伏見市が成立した。しかし、これは京都市への編入を前提とした市制施行であった[3]。
京都市への編入から現在まで
1931年(昭和6年)4月1日 - 伏見市、紀伊郡深草町、下鳥羽村、横大路村、納所村、堀内村、向島村、竹田村、宇治郡醍醐村の1市1町7村が、京都市に編入された。自治体としての伏見市は消滅し、京都市の行政区としての伏見区となった(右京区と同日)[4]。
1950年(昭和25年)12月1日 - 乙訓郡羽束師村および久我村を編入する。
1957年(昭和32年)4月1日 - 久世郡淀町を編入する。
1967年(昭和42年) - 伏見港公園が都市計画決定。港湾としての歴史が名実ともに終結した。
地理
- 山岳:稲荷山、大岩山、桃山、高塚山、醍醐山、千頭岳
- 河川:宇治川、鴨川、桂川、木津川、山科川、七瀬川、東高瀬川
- 区を構成する町:京都市伏見区の町名
隣接している自治体・行政区
- 京都府
京都市(南区、東山区、山科区)- 宇治市
- 向日市
- 長岡京市
- 八幡市
久世郡久御山町
乙訓郡大山崎町
- 滋賀県
- 大津市
人口
伏見区の人口の推移 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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総務省統計局 国勢調査より |
行政
区役所・支所
区役所のほか、2つの支所が設置されている。なお、住民登録や行政事務はそれぞれで独自に行われており、区内相互間で住所地を移した場合でも管轄区域をまたぐ場合は転出入に関わるそれぞれの区役所または支所・出張所で手続きをする必要がある[5]ほか、証明書についても管轄の区役所または支所・出張所でしか発行できない物もある。
区役所・支所および出張所と管轄区域は以下のとおり[6][7]。
- 伏見区役所 - 各支所・出張所が管轄しない地域を管轄する。鷹匠町に所在。
- 深草支所 - 深草を管轄する。深草向畑町に所在。
- 醍醐支所 - 醍醐・日野・石田・小栗栖を管轄する。醍醐大構町に所在。
- 神川出張所 - 久我・羽束師を管轄する。久我東町に所在。
- 淀出張所 - 淀・納所および葭島渡場島町・向島又兵衛を管轄する。淀池上町に所在。
分区問題
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伏見区は、東京特別区を除く全国の政令指定都市の中で、横浜市港北区、横浜市青葉区、福岡市東区、仙台市青葉区に次いで人口の多い行政区である。
人口が多いことや区域が広いこと、区域内での繋がりが必ずしも深くはない[8]ことなどから、昔から分区構想がたびたび出ている。
区内の行政管轄は区役所の直轄区域を除くと深草支所・醍醐支所・神川出張所・淀出張所に分かれているが、主な分区構想では、このうち深草支所と醍醐支所管内を伏見区から分離させるものである。しかし、深草支所管内および醍醐支所管内とも人口は10万人にも満たない(それでも東山区よりは人口が多い)ほか、両地域は隣接してはいるものの地域的な結びつきが希薄であることもあって、分区の機運が盛り上がらない要因の1つとなっている。
なお、醍醐支所管内は伏見区中心部よりも地形的、歴史的に同じ宇治郡だった山科区との結びつきの方が圧倒的に強い[9]ため、同管内のみを分離して山科区と合併する方が合理的とする考え方もある。
主な学校
小学校
醍醐一ノ切、二ノ切、および三ノ切の児童は滋賀県大津市への依託により、通学に便利な大津市立石山小学校および大津市立石山中学校に通学する。
- 京都市立深草小学校
- 京都市立稲荷小学校
- 京都市立藤ノ森小学校
- 京都市立藤城小学校
- 京都市立砂川小学校
- 京都市立竹田小学校
- 京都市立桃山小学校
- 京都市立桃山東小学校
- 京都市立桃山南小学校
- 京都市立醍醐小学校
- 京都市立小栗栖小学校
- 京都市立小栗栖宮山小学校
- 京都市立池田小学校
- 京都市立池田東小学校
- 京都市立春日野小学校
- 京都市立日野小学校
- 京都市立石田小学校
- 京都市立醍醐西小学校
- 京都市立北醍醐小学校
- 京都市立伏見板橋小学校
- 京都市立伏見南浜小学校
- 京都市立伏見住吉小学校
- 京都市立下鳥羽小学校
- 京都市立横大路小学校
- 京都市立納所小学校
- 京都市立向島小学校
- 京都市立向島藤の木小学校
- 京都市立向島南小学校
- 京都市立向島二の丸小学校
- 京都市立二の丸北小学校
- 京都市立神川小学校
- 京都市立久我の杜小学校
- 京都市立羽束師小学校
- 京都市立明親小学校
- 京都市立美豆小学校
京都教育大学附属桃山小学校(国立)
京都聖母学院小学校(私立)
中学校
- 京都市立深草中学校
- 京都市立藤森中学校
- 京都市立桃山中学校
- 京都市立伏見中学校
- 京都市立神川中学校
- 京都市立醍醐中学校
- 京都市立春日丘中学校
- 京都市立小栗栖中学校
- 京都市立栗陵中学校
- 京都市立桃陵中学校
- 京都市立向島中学校
- 京都市立向島東中学校
- 京都市立洛水中学校
- 京都市立大淀中学校
京都教育大学附属桃山中学校(国立)
京都聖母学院中学校(私立) ※中高併設。
京都橘中学校(私立) ※中高併設。
高等学校
京都市立伏見工業高等学校 - 高校ラグビー強豪校。テレビドラマ『スクール☆ウォーズ』のモデル。- 京都市立京都工学院高等学校
- 京都府立京都すばる高等学校
- 京都府立桃山高等学校
- 京都府立東稜高等学校
- 京都府立洛水高等学校
京都教育大学附属高等学校(国立)
京都橘高等学校(私立) ※中高併設。
京都聖母学院高等学校(私立) ※中高併設。
大学
京都教育大学(国立)
種智院大学(私立)
龍谷大学(私立)
特別支援学校
- 京都市立呉竹総合支援学校
- 京都市立桃陽総合支援学校
- 京都府立桃山養護学校
京都教育大学附属特別支援学校(国立)
産業
農業
伏見区の西部・南部に水田が広がる。
工業
伝統的な日本酒の名産地として知られるほか、先進的なエレクトロニクス産業やそれをサポートする資材製造の事業所が見受けられる。
油小路通(通称は「新油小路通」「新堀川通」)にはパルスプラザ(京都府総合見本市会館)があり、様々な業種による見本市や発表会が頻繁に開催されており、京都の産業を対外的にPRする拠点として重視されている。
先端技術分野の世界的企業である京セラおよび村田機械の本社が所在している。
以下は、区内に所在する日本酒の蔵元の一覧である。なお、この中には全国に販路を持つ企業も複数ある。※日本酒の銘柄一覧#京都府も参照。
- 「英勲」 - 齊藤酒造
- 「黄桜」 - 黄桜
- 「月桂冠」 - 月桂冠
- 「松竹梅」 - 宝酒造
- 「キンシ正宗」 - キンシ正宗
- 「花洛」 - 招徳酒造
- 「玉乃光」 - 玉乃光酒造
- 「月の桂」 - 増田徳兵衛商店
- 「富翁」 - 北川本家
- 「桃の滴」 - 松本酒造
- 「神聖」 - 山本本家
- ※伏見城跡を開墾した吉村家の末裔と言われる吉村酒造は、2000年に本拠地を兵庫県新温泉町へ移転している。
- この他、愛媛県八幡浜市に本社がある菓子メーカーあわしま堂の工場も所在する。
商業
小規模の店舗は旧来からの街区に多い。一方、国道1号や油小路通沿線には郊外型の大規模小売店および飲食店や娯楽場が多く立地している。
郵便
日本郵政グループのうち、集配郵便局および担当地域は以下のとおり。
伏見郵便局 - 郵便番号は、612-00xx,-08xx,-09xx,-80xx,-81xx,-82xx,-83xx,-84xxである。
伏見東郵便局 - 郵便番号は、601-13xx,-14xxである。
久御山郵便局(久世郡久御山町) - 伏見区外にあるが、区内のうち公称町名の冒頭に「淀」がつく地域(かつての淀町)を担当している。郵便番号は、613-00xx,-08xx,-09xxである。
本社を置く上場企業
- 京セラ
- サムコ
- 白鳩
- 第一精工
- ユーシン精機
交通
鉄道
近畿日本鉄道B 京都線
- (至京都駅)← 上鳥羽口駅 - 竹田駅 - 伏見駅 - 近鉄丹波橋駅 - 桃山御陵前駅 - 向島駅 →(至大和西大寺駅)
京阪電気鉄道京阪本線
- (至出町柳駅)← 伏見稲荷駅 - 深草駅 - 藤森駅 - 墨染駅 - 丹波橋駅 - 伏見桃山駅 - 中書島駅 - 淀駅 →(至淀屋橋駅)
- 京阪電気鉄道宇治線
- 中書島駅 - 観月橋駅 - 桃山南口駅 - 六地蔵駅 →(至宇治駅)
JR西日本奈良線
- (至京都駅)← 稲荷駅 - JR藤森駅 - 桃山駅 →(至木津駅)
京都市営地下鉄烏丸線
- (至国際会館駅)← くいな橋駅 - 竹田駅 →(近鉄京都線に乗り入れ)
- 京都市営地下鉄東西線
- (至二条駅) ← 醍醐駅 - 石田駅 → (至六地蔵駅)
※ その他、東海道新幹線(JR東海)が京都駅 - 新大阪駅間で 約150m ではあるが当区西部(菱川地区)を通過している。
路線バス
京都市営バス - 運行は委託先の各社による。※詳細は、京都市営バス横大路営業所を参照。
京阪バス ※詳細は、京阪バス山科営業所および京阪バス男山営業所を参照。
- 京都京阪バス
- 近鉄バス
- 阪急バス
- 京都らくなんエクスプレス
- 醍醐コミュニティバス
- 奈良交通
高速自動車国道
名神高速道路
- 京都南インターチェンジ
京滋バイパス
久御山淀インターチェンジ(一部が伏見区にまたがる)
都市高速道路
阪神高速道路8号京都線
伏見出入口 - 城南宮南出入口 - 城南宮北出入口
鴨川西出入口 - 鴨川東出入口
一般国道
区内の一般国道の全てを国土交通省が直轄管理している。
国道1号
第二京阪道路(一般有料道路)
- 国道24号
- 国道171号
- 国道478号
主要地方道
市内の主要地方道は81号八幡宇治線を除き京都市役所が、81号八幡宇治線は京都府庁(山城北土木事務所)がそれぞれ管理している。
京都府道7号京都宇治線 - 京都外環状線の一部を成す。- 京都府道13号京都守口線
- 京都府道15号宇治淀線
- 京都府道35号大津淀線
- 京都府道36号大津宇治線
- 京都府道68号南インター竹田線
京都府道79号伏見柳谷高槻線 - 京都外環状線の一部を成す。- 京都府道81号八幡宇治線
京都市道188号観月橋横大路線 - 京都外環状線の一部を成す。
その他の府道
市内の一般府道は、全線を京都市が管理している。
- 京都府道201号中山稲荷線
- 京都府道202号伏見向日線
京都府道203号志水西向日停車場線 - 京都外環状線の一部- 京都府道204号奥海印寺納所線
- 京都府道241号向島宇治線
- 京都府道782号醍醐大津線
- 京都府道801号京都八幡木津自転車道線
受賞・選定
かおり風景100選 - 「伏見の酒蔵」- 行ってみたい、歩いてみたい、日本の100か所
遊歩百選 - 伏見地区- 京都百景
- 京都美観風致賞・特別賞(1987年)
- 重要界わい景観整備地域(1997年)
- 京都市自然100選 - 「伏見濠川の柳並木」
名所・旧跡
伏見稲荷大社 - 稲荷神社の総本宮。
伏見桃山陵 - 明治天皇の陵。- 伏見桃山城
- 御香宮神社
伏見港(伏見港公園、伏見みなと公園)- 京都競馬場
- 城南宮
- 羽束師坐高御産日神社
醍醐寺 - 「古都京都の文化財」の一部として世界遺産に登録。
伏見の日本酒醸造関連遺産 - 近代化産業遺産
- 月桂冠大倉記念館
- 月桂冠所蔵物伏見の酒造用具
- 内蔵酒造場
- 月桂冠旧本社
- 月桂冠昭和蔵
- 旧・大倉酒造研究所
松本酒造酒蔵(仕込蔵、貯蔵蔵)
- 京セラ美術館
- キザクラカッパカントリー
- 長建寺
妙教寺 - 淀古城の一部であったと比定される。- 與杼神社
十石舟・三十石船 - 濠川の遊覧船。
寺田屋 - 伏見港の船宿、寺田屋事件の舞台。
大黒寺 - 寺田屋事件烈士の墓および、宝暦治水事件で自刃した平田靱負(薩摩藩家老)の墓が所在。
出身者
青松敬鎔(元プロ野球選手)
赤松真人(プロ野球選手、広島東洋カープ所属)
ANARCHY(ヒップホップMC)
天野由梨(声優)
池上嘉彦(言語学者)
泉里香(モデル・女優)
伊藤薫(女子プロレスラー、元全日本女子プロレス所属)
宇崎竜童(歌手・作曲家)
大野雄大(プロ野球選手、中日ドラゴンズ所属)
岡崎雪聲(鋳造師・彫金家)
岡島秀樹(元プロ野球選手)
小田秀臣(ヤクザ)
加藤和彦(音楽プロデューサー)
木村政雄(元吉本興業常務取締役)
倖田來未(歌手・タレント)
境直行(中央競馬調教師) 出生は熊本県。
清水けんじ(吉本新喜劇座員)
鈴木えみ(モデル・女優)
武邦彦(競馬評論家) 出生は北海道函館市。
武宏平(元中央競馬調教師)
武豊(中央競馬騎手)
千之赫子(女優)
土建屋よしゆき(ローカルタレント)
戸山為夫(元中央競馬調教師。旧淀町出身)
中島正純(政治家)
名高達男(俳優)
西阪慶眞(いけばな作家)
西垣仁貴 - プロバスケットボール選手(bjリーグ、富山グラウジーズ所属)
西村和彦(俳優)
服部利之(中央競馬調教師)
濱田達也(地方競馬騎手)
林成年(俳優)
菱田裕二(中央競馬騎手)
本田真凜(フィギュアスケート選手)
本田太一(フィギュアスケート選手)
本田望結(女優・フィギュアスケート選手)
本田紗来(子役・フィギュアスケート選手)
真砂勇介(プロ野球選手、福岡ソフトバンクホークス所属)
枡田慎太郎(プロ野球選手、東北楽天ゴールデンイーグルス所属)
misono(歌手・タレント)
村上春樹(作家)
遊佐浩二(声優)※出生は大阪府
吉田敬(お笑いタレント、ブラックマヨネーズメンバー)
脚注
^ 浅井建爾 『日本の道路がわかる辞典』 日本実業出版社、2015年10月10日、初版、132-134頁。ISBN 978-4-534-05318-3。
^ “伏見・桃山は江戸時代のタウンページで使われ定着した名称 歴史研究グループが発表”. 伏見経済新聞 (2016年11月19日). 2018年1月2日閲覧。
^ 京・伏見学叢書第3巻『伏見の現代と未来』(聖母女学院短期大学伏見学研究会編)あとがき ISBN 4-7924-0577-7, 清文堂出版.
^ この時、京都市は宇治郡宇治村にも京都市への編入を打診していたほか、笠取村は京都市への編入を希望していたが、いずれも実現しなかった。※詳しくは、宇治市#宇治市成立へ向けての合併と京都市への編入議論を参照。
^ 他区から伏見区へ転入した来られた方、伏見区内で転居された方 - 京都市 伏見区役所(2011年1月13日閲覧)
^ 区役所・支所・出張所の管轄区域 - 京都市 伏見区役所(2011年1月13日閲覧)
^ 伏見区役所・支所各課案内 - 京都市 伏見区役所(2011年1月13日閲覧)
^ 区内の各地域は、京都市への編入前には4つの郡に属していた(淀のうち美豆は綴喜郡だったので厳密には5つ)。※詳しくは、#歴史を参照。
^ 警察もおなじ山科警察署の管轄である
関連項目
伏見市 - 1931年以前の伏見についてはこちらも参照。- 伏見宿_(京街道)
京の七口 - 伏見宿に通じる「伏見口」がある。
専慶流 - いけばな伝統流派の家元が所在。- 銀座 (歴史)
淀川(宇治川)、巨椋池 - 巨椋池は、かつて宇治川の南側に存在した池。後に干拓事業が行われて農地が形成されると同時に、現在の宇治川の河道が確定した。- 竹田の子守唄
東灘区 - 神戸市の区の一つ。同じ酒どころとしてまちづくりプロジェクト事業を連携。
伏見町 (津山市) - 京町 (津山市)の東にある(伏見:京の東にある)ことに由来。
外部リンク
京都市伏見区 - 京都市情報館(京都市役所公式サイト)
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