赤尾健一
赤尾 健一(あかお けんいち、1962年 - )は、日本の経済学者。 博士(農学)(京都大学)。
早稲田大学社会科学部・社会科学総合学術院教授。 「環境経済・政策学会」理事。
専門は、環境経済学、経済理論、林学(森林経済学)。
東京大学では『森林資源経済学』の講義を担当する。
目次
1 人物
2 経歴
3 学外での委員
4 著書
5 脚注
6 外部リンク
人物
京大農学部林学科出身で「環境」の要素を入れた森林の経済分析モデルを作成し、生物多様性や森林など、「環境の価値」を「数値的」に実証、算出する試みを実践する。[1]
経歴
- 1989年 京都大学農学研究科博士課程単位取得満期退学
- 1990年~ 京都大学 助手
- 1995年~ 早稲田大学社会科学部専任講師
- 1997年~ 早稲田大学社会科学部助教授
- 1997年~ 東京大学非常勤講師(~現在まで)
- 2002年~ 早稲田大学社会科学部・大学院社会科学研究科教授
- 2002年~2004年、カリフォルニア大学デービス校訪問研究員
- 2006年~ 環境経済・政策学会理事
- 2008年 京都大学経済研究所客員教授
学外での委員
- 1995年~2000年 経済企画庁(内閣府) 「環境・経済統合勘定の確立に関する研究会」委員
- 2000年 林野庁 「森林整備に関する新たな国民支援の推進手法に関する研究会」委員
- 2008年~ 墨田区環境審議会 会長
著書
- P.O.ヨハンソン著 『環境評価の経済学』(共訳)多賀出版 1994
- 『地球環境と環境経済学』 成文堂 1997
- ジェフリー・ヒール著 『はじめての環境経済学』(共訳) 東洋経済新報社 2005
- 『都市ガス産業の総合分析』(分担執筆) 「第12章 温暖化対策と都市ガス産業」 NTT出版 2009
※ その他の著作物等については、こちら[1]
脚注
^ 『学問の鉄人―大学教授ランキング』 P.185 河合塾編著 1997年刊
外部リンク
《アジア地域統合研究試論》 『貿易と環境持続可能性:ダイナミック・ゲームと環境経済学』 赤尾健一- 早稲田大学 グローバルCOEプログラム
『不確実な「環境の未来」「経済の未来」を経済動学の理論で予測する』 - 早稲田大学研究者紹介WEBマガジン- CV