獨協大学
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獨協大学 | |
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獨協さくら橋よりキャンパスを望む | |
大学設置 | 1964年 |
創立 | 1883年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人獨協学園 |
本部所在地 | 埼玉県草加市学園町1番1号 北緯35度50分23.5秒 東経139度47分39.6秒 / 北緯35.839861度 東経139.794333度 / 35.839861; 139.794333座標: 北緯35度50分23.5秒 東経139度47分39.6秒 / 北緯35.839861度 東経139.794333度 / 35.839861; 139.794333 |
キャンパス | 学園町(埼玉県草加市) |
学部 | 外国語学部 国際教養学部 経済学部 法学部 |
研究科 | 外国語学研究科 経済学研究科 法学研究科 法務研究科 |
ウェブサイト | 獨協大学公式サイト |
獨協大学(どっきょうだいがく、英語: Dokkyo University)は、埼玉県草加市学園町1番1号に本部を置く日本の私立大学である。1964年に設置された。大学の略称は獨協(どっきょう)、獨協大(どっきょうだい)。
目次
1 概観
1.1 大学全体
1.2 学風および特色[10]
1.2.1 語学教育
1.2.2 国際交流・国際理解教育
1.2.3 リベラル・アーツ教育
1.2.4 地域連携 (環境教育・コミュニティ政策)
2 沿革
2.1 略歴
2.2 年表
3 象徴(シンボル・キャラクター)
4 教育および研究
4.1 学部
4.1.1 外国語学部 (Faculty of Foreign Languages)
4.1.2 国際教養学部 (Faculty of International Liberal Arts)
4.1.3 経済学部 (Faculty of Economics)
4.1.4 法学部 (Faculty of Law)
4.2 大学院
4.3 研究・研究機関
4.4 採択された教育プログラム
5 大学関係者と組織
5.1 各センター・教育支援組織
5.2 同窓会組織
5.3 大学関係者一覧
6 他大学との協定・系列校
6.1 交換協定校
6.2 系列校
7 施設
7.1 キャンパス
7.2 学外施設
8 学生生活
8.1 イベント
8.2 サークル・愛好会
9 社会との関わり
9.1 フォーラム・シンポジウムの開催
9.2 その他の社会的活動
9.3 学生によるコンペティション参加・社会的活動
9.4 メディア関連
10 脚注
11 参考文献
12 Wiki関係他プロジェクトリンク
13 公式サイト
概観
大学全体
埼玉県草加市に所在し、語学・経済学・法学・リベラルアーツの4学部4研究科を置く人文科学・社会科学系総合大学である。通称「語学の獨協」[1][2]。
・語学の獨協
- 伝統的に「語学の獨協」と称される[2]。「語学教育=生涯にわたる人間教育」とし、理念である「学問を通じての人間形成」に対応する「本学のコア」と位置付けている[3]。本学のルーツとして、1883年に創立された獨逸學協會學校から一貫して「語学教育」を軸とした「グローバル人材の育成」を教育の目的としている[4]。 専門教育としては、外国語学部が主に「北米・ヨーロッパの言語 (英語・ドイツ語・フランス語)」、国際教養学部が「環太平洋地域の言語 (スペイン語・中国語・朝鮮語・日本語)」の計7言語および対応地域をカバーしている。 (→#語学教育)
- ・学則第1条「目的および使命」[5]
「外国語教育を重視し、複雑な国内および国際情勢に対処できる、実践的で独立した人格の育成」を目的とする
- ・「学位授与方針」
「外国語能力を有し、深い教養に基礎づけられた専門知識を習得した教養人」に学位を授与する。
・教育指針
- 「実学の伝統」と「人間尊重の思想」の流れが融合した、教育指針を持つ[6]。
- ・実学の伝統
- 「実学の伝統」とは、異文化に対する理解力・行動力を持った「グローバル人材を育成」する為、実践的な教育を行うことである (→#国際交流・国際理解教育)。ルーツである獨逸學協會は、ドイツ型の立憲君主制の採用を決定した明治政府により、国策的意図をもって設立された。会員には伊藤博文、青木周蔵、井上馨なども在籍しており、明治日本の政治・文化・教育の中枢を担った。ドイツ学の教授を目的としながらも、ドイツ主義に盲目的に傾倒するのではなく、「ドイツや日本を冷静に見る目を持ち、日本の近代化を導く人材の養成」を目標とした[7]。
- ・人間尊重の思想
- 人間尊重とは、道徳教育に基づいたもので「人間が人間を尊重することであって、人間を中心とした考え方。自ら省みて尊重すべき人となり、そういう人々がお互いに尊重しあい平和・福祉の増進に尽くすこと[8]」である。カント哲学の権威であった天野によるドイツ教養主義・教育哲学に根差した思想である[9]。本学は「無宗教大学」であり「ミッション系大学」や「仏教系大学」の様な宗教色は一切無い。
学風および特色[10]
目的 : 『グローバル人材の育成』
指針 : 『国際交流の拡充』 および 『学際的な修学機会の提供』
少人数教育に基づいた語学教育・国際理解教育・学際的リベラルアーツ教育を教育の軸としている。上記の指針、および後述する教育プログラムなどにより、すべての学部が各専門性に加え、教養学部・国際関係学部としての性質を併せ持ち、大学全体が巨大な教養学部・国際関係学部として機能していると言える。- ※以下、具体的な授業名は特定年度のシラバスより引用 あくまでもサンプルとして参照のこと。 (以下同様)
語学教育
外国語教育研究所により、最新メディアと言語学研究に基づいた「語学教育のフレームワーク構築」が行われている。少人数教育や、CAL教室での授業が全学部学科で実践されている。英語教育では、専門組織による教材・プログラム開発やICTを活用した自律学習支援などが行われている。
授業における語学教育
英語教育 - 英語教育はEGAPとESAPに大別される。
EGAP(English for General Academic Purpose)
- 「一般学術目的の英語」基本言語技能 (読む/書く/聞く/話す) の養成を目的とする。原則全ての学部学科で主に1・2年に行われる[11]。外国語学部英語学科・交流文化学科では1年次にEGAPを集中的に学んだ後、2~4年次もESAPと平行して中級・上級レベルのEGAPを任意で履修可能。学生の習熟度の目安の一つとして、TOEICが採用され、外国語学部英語学科・交流文化学科では、例年、新入生の4月時点での平均スコアは600前後だが、1年終了時 (翌年の1月) には700前後まで上昇する[12]。これらの学科では全員が800以上の英語力をつけることを基準としている。
ESAP(English for Specific Academic Purpose)
- 「特定学術目的の英語」専攻分野について「英語で学ぶ」科目。経済学部や法学部では主に3年次以降に開講される。英語を専門とする外国語学部英語学科・交流文化学科でも、2年次から人文科学・社会科学・人間科学の専門分野に関して英語の専門書を使用したり、英語で開講される科目が設置されている。他学部の科目を履修することも認めており、学際的(Inter-disciplinary)な英語教育が行われている。
- 英語以外の語学教育
専門言語として
外国語学部 、国際教養学部でそれぞれ(ドイツ語・フランス語・スペイン語・中国語・韓国語)の教育が応用レベルのクラスまで開講されている。[13]
- 第2外国語として
- 英語学科、交流文化学科、法学部で必修になっており、ドイツ語・フランス語・スペイン語・中国語・韓国語・(ロシア語[14])から履修する。
- 選択科目として
ロシア語、イタリア語、ポルトガル語、タイ語、アラビア語、現代ヘブライ語、トルコ語の入門~初級クラス、および日本語科目[15]が開講されている。
授業外での語学学習サポート - 下記のような設備が設置されている。
- ICZ (International Communication Zone) -学生が授業外でも気軽に外国語・外国文化に触れることが出来る施設。Welcome partyやChristmas partyなどの交流イベントも開催される。 「言語を中心としたコミュニケーションゾーン」[16] と 「多言語多文化 コミュニケーションゾーン」[17] により構成される。
- チャットルーム - ICZ内に設置され、授業外に無料で英語・ドイツ語・フランス語・スペイン語・中国語・韓国語の母語話者と会話が出来る。
- 英語学習サポートルーム - 英語学習カウンセラーが、学習法や留学・就職対策などに関する相談に応じる。
- 図書館 - 発話トレーニングブース、語学資料コーナー、AVコーナーなどの自習設備が備えられている。[18]
国際交流・国際理解教育
学則に「グローバル人材の育成」を目標として掲げ「異文化に対し『理解する力』『自己発信する力』『行動する力』を持つ人格の育成」を基本方針とし、国際化推進に精力的に取り組んでいる。具体的な方策として 「①.充実した語学教育を軸とした国際的共学の場の創出」「②.学生留学支援」「③.学内の国際化」「④.グローバル化した地域への貢献」 を掲げている[19]。
国連アカデミック・インパクトに参画している大学の一つである。
国際理解力養成科目 - 各学部の専門科目、および後述する「全学共通カリキュラム」内に、国際理解力養成に関する科目が設置されている。英語で開講される科目も設置されている。また国際共同研究が行われており、外国人研究者と本学教員の共同研究や、海外の学術提携校との教員交換なども行われている。
国際関係論 -「全学共通カリキュラム」内に国際関係論に関する科目が設置されている。また、4学部の全てで国際関係論を専攻できる。グローバル社会/コミュニケーション/文化移動/多文化共生/政治経済/法律/環境政策など各学部に対応する領域をカバーしている。
外国研究科目 - 前述した充実した語学教育に加え、「全学共通カリキュラム」内に各言語が使用されている地域の文化・社会に関する科目 (「英語圏の文学」「アメリカのエスニック・ヒストリー」「ドイツ語圏の歴史・文化史散歩」「スペイン研究」「中国史」など) が設置されている。
日本研究科目 (Japanology) - 「全学共通カリキュラム」内に、「日本研究概論」など、主に国際教養学部による「日本研究」に関する科目が設置されている。文学・文化・歴史などから多面的に考察する。
長期留学(交換留学・認定留学)、短期留学に関して国際交流センターによる支援が行われている。また、英語学科独自で、国際社会で活躍できる情報発信型リーダーの育成を目的とし、成績優秀者に対して香港大学で短期研修の機会を提供する「海外学修奨励賞(Overseas Study Award)」が行われている。[20]
リベラル・アーツ教育
- 前述の通り、本学は設立当時より、「語学教育」と共に「学際的教育」を重視してきた。それを更に具体化・拡充する為に2003年よりリベラル・アーツプログラム「全学共通カリキュラム」が開始された。各学部による専門教育と並び設置され、全学生が学部学科の枠を越え、4年間を通じて履修できる科目郡である。オールインキャンパス[21]・小規模な総合大学であり、他学部の専門科目履修も容易という、本学の利点を活かした教育プログラムである。質・量ともに、一つの独立した学部 (教養学部) に相当する内容となっており、本プログラムをプラットフォームとし、4学部が各専門性を維持しながら、有機的な連携を行っている。
・特徴・目的
- 以下3要素が重視されている[22]。
① 「総合的人間教育」 本学の教育理念である「総合的人間教育」を実践する為、外部より様々な専門家を招き学生の「内発性」を刺激する授業や、アクティブ・ラーニングを通じて、学生の「21世紀型スキル」や「生きる力」(論理的思考力やコミュニケーション力など) を伸ばす科目が豊富に設置されている。
② 「国際理解教育」 前述のとおり「国際理解力養成」に関する科目が豊富に設置されている。
③ 「学際性」 学生が分野の枠を越えた様々な科目を学べることで、各自の専門分野と関連した分野を学び「各学部で扱うテーマへの学際的アプローチを行う」ことや、逆に幅広い分野を学び、「汎用的な思考力・言語技術を養うこと」が可能である。
- 以下3要素が重視されている[22]。
・構成・内容
- 「本プログラムによるオリジナル科目」と「各学部[23]から提供される専門科目」により構成され、主に「総合講座」「講義科目」「実践科目」の3部門に分かれる。
・総合講座
- 科目は全て全カリのオリジナル。外部より様々な人材を講師として招き、コーディネーターを中心とした複数のスピーカーによる輪講形式で行われる。・・・「キャンパスライフと仕事」(ジャーナリストや公務員が講師)、「経営者が語る現代企業論」(経営者)、「芸術と社会」(クリエイター/学芸員)、「メディア社会」(ミュージシャン/音楽評論家)、「文学の原点」(落語家/詩人)、「ジェンダーを覗く」(LGBTについて考える)、「メディアと私たち」(アナウンサー/ディレクター)など。
・講義科目
- 「ことばと思想」「歴史・文化」「現代社会」「自然・環境・人間」の4カテゴリーから構成され、幅広い諸学問分野をカバーしている。[24]
- 「ことばと思想」・・・「言語学」[25]「倫理学」「哲学」「社会思想史」「心理学」「社会心理学」「こども論」「翻訳通訳論」などに関する科目が設置されている。
- 「歴史・文化」・・・「文化人類学」「大衆文化論」「文化史入門」「文明史研究」「異文化間コミュニケーション論」「イスラーム世界論」「歴史学」など、また「音楽分析入門」「楽典」「イタリアの音楽」など音楽理論に関する科目も設置されている。
- 「現代社会」・・・「日本国憲法」「国際法」「シネマで学ぶ法律学」「民法」「教育法」「不動産取引と法」「ビジネス法務」などの法律系の科目や、「経済学」「経営学」「政治学」「社会学」などに関する科目が設置されている。
- 「自然・人間・環境」・・・「数学」「物理学」「宇宙論」「天文学」「科学技術基礎論」「科学史」「文化としての科学」「生物学」「統計学」などの理数系科目や、スポーツ科学科目、「データ構造とアルゴリズム」「自然言語処理」「情報検索と加工」などの情報科学系の科目が設置されている。
- 「ことばと思想」「歴史・文化」「現代社会」「自然・環境・人間」の4カテゴリーから構成され、幅広い諸学問分野をカバーしている。[24]
・実践科目
- 「講義科目」と同じ4カテゴリーで構成され、少人数で実習を行う。各学問分野を演習形式で行う授業の他、ビジネス・学術・ITなどに関連した様々なスキルやリテラシーを、実践的に身に着けられる科目も開講されている。・・・「Future Skills Project[26]」「日本語音声表現トレーニング」「プレゼンテーション実習」、「英語通訳の仕事」、「21世紀の外交」、「経理入門」「英文会計入門」、「ホームページ作成」「マルチメディア論」など
地域連携 (環境教育・コミュニティ政策)
地域社会の中心(Center of Community)として[27]
- 「市の重要拠点」として、「地域社会の発展に貢献」することも重要な使命とし[28]、「知的拠点」として以下の役割を担っている。(→#社会との関わり)
- ① 地域のアドバイザー (情報の収集・発信) としての役割
- ② 広場 (行政・NPO/NGO・企業・市民団体など) としての役割
- 「国際的視野に立ちつつ、地域から行動する」という「Think globally, act locally」の考えに基づいており、本学の国際分野における研究教育の優れた蓄積は、これらの活動の有益な資源となりうる[29]。
- 近隣児童への英語教育・日本語教育や、近隣住民参加型の国際交流イベントなどの開催など、市と共同の取り組み[30]や、地域に根ざした活動も多く、本学の地域振興への貢献が評価され、草加市市政功労者に選定されるなど高い実績を挙げており[31]、2013年に「草加市・獨協大学地域研究プロジェクト」に関する基本協定書が整備されるなど、産学行連携が本格的に推進されている[32]。
- 環境教育・環境政策
- 草加市の「環境共生都市宣言」と連動する形で、環境共生研究所を設立し、環境に関する調査・研究を行い、毎年「環境報告書」を作成している。
・環境ステーションとして
- 「獨協大学環境宣言」を掲げ、学内のみならず、地域の 「生物多様性の回復」 や、学内に設置されたモニターで周辺地域のエネルギー消費量に関するデータを集約するなど 「環境共生型の社会づくり」 に取り組んでいる。学長をトップとする推進体制の下、草加市・市民団体・各種企業(建設会社やエネルギー関連企業)とも連携を取り、活動の継続的な改善・拡大を行っている。またエコ推進型のキャンパス (→「#キャンパス」) により自然環境の保護・回復にも努めており、近年では「ツミ」の営巣が確認されるほど、良好な自然環境が実現されている[33]。2009年に「獨協環境スタンダード」を策定し、 (①環境教育・環境研究・啓発活動 ②省エネや環境に配慮した備品・設備の使用 ③資源を大切にし、ゴミを削減し、リサイクルを推進する) の指針を持つ。
・緑の回廊プロジェクト
- 本学を草加市における「水と緑の拠点」と位置づけ、地域全体に小動物・鳥・昆虫が生息し、自由に行き来出来るように、キャンパス内の森と市内の公園や水辺 (草加松原など) を緑の道で結ぶ活動 (=緑の回廊) が行われている。それに合わせて、北側に隣接する松原団地記念公園 (コンフォール松原の中心部) と本学の一体化も行われている。
・環境教育
- 環境問題に対し「Think globally, act locally」を実践できる人材の輩出を目指した[34]教育も充実している。図書館内に「環境コーナー」が設置され、環境問題に関する豊富な図書・雑誌・辞典などが閲覧可能。また、「Earth Week Dokkyo」などの環境イベントやシンポジウムも数多く開催されている (→詳しくは「#学生生活」の項を参照)
- 経済学部において、「環境政策学」や「持続可能性」に関する専門教育(→「#教育および研究」)が行われている。「全学共通カリキュラム」内にも、「環境共生研究所」の研究員が講義を担当する「環境学」が開講されている他、環境学各論科目や関連科目が豊富に設置されている。地球温暖化、オゾン層破壊、酸性雨などの理解、および対策の検討などを行う。リベラル・アーツの利点を活かし、「地球科学」「資源論」「科学技術」などの観点のみならず、「地理学」「地誌学」「倫理学」などの文化的側面や「経済」「法律」などの社会的側面も含めた、幅広い視点からの考察が可能。環境問題についてデータ分析を行う授業も設置されている。
・学生の取り組み
- 国際環境経済学科の学生により2014年より、近隣小学校での水質浄化やリサイクルなどの環境教育活動や、「フクシマの未来を考える」と題された、日本のエネルギー問題に関する講演会・討論会が毎年開催されている。その他、市民団体「綾瀬川を愛する会」と共同での水質や生物に関する調査、環境団体「Deco」と市民団体による伝右川の投棄物サルベージ活動など、学生による取り組みも多く[35]、学生が社会と関わる窓口となっている。Decoは「さいたま環境賞」を受賞している。[36]2018年には、過去17年間にサルベージした自転車の合計台数が1,000台数を超え「草加市市政功労者」に選定された[37]。また本学のような環境推進型の大学を選択し、入学した学生はグリーン購入をしていると言える。
- コミュニティ政策
地域総合研究所を設立し、草加市の知的拠点して「情報収集・発信、提言」を行い、地域社会の発展に寄与している。「客員研究員」として外部の様々な有識者と連携を取っており、草加市、八潮市、越谷市などの職員も含まれている。「法学部の専門科目」において「政策科学」「地域コミュニティ」「まちづくり」に関する専門教育が行われており、教育にも還元されている。本学の強みである語学・国際交流を活かし、福祉先進国への現地視察なども期待されている。本学と草加市・URが協力しながら「まちづくり」に取り組んでいる。国内の他大学では見られない取り組みが行われており「草加市は、もはや帰って寝るだけのベッドタウンではなくなり、大学での学問を通じた人間形成が可能なコンパクト・コミュニティとして再生した。都市型地方創生の好事例である。」とされ、成功要因として、本学の功績が大きく評価されている。[38]
・市と共同の取り組み
- 「草加市との各種協定」を結び、獨協大学、草加市、草加商工会議所の三機関で、地域活性化を目的として行っている産学官連携の「そうか産学行連携」を初めとし、本学と草加市は様々な面で共同の取り組みを行っている。~実例一部~「オープンカレッジ[39]」、 「地域ビジネススクール草加[40]」、「駅西側地域意見交換会 [41]」、「こども大学そうか[42]」
・学生の取り組み
- 学生による地域貢献活動も、ゼミやサークル活動の中で行われている。~実例一部~「草加市英語検定試験学習会[43]」、「国際教養学部ゼミによる貧困家庭の子供への教育支援ボランティア」、「国際教養学部ゼミによる日本語教育ボランティア」、「ジャグリングサークル カクタスによる老人ホームへの訪問・パフォーマンス」、「アカペラサークルOLFMによる老人ホーム訪問・ライブ」、「漫画研究会による児童館でのイラスト教室開催」、「社会福祉研究会 白鷺会による児童センターで本の読み聞かせ活動など」[44]
- 学生による地域貢献活動も、ゼミやサークル活動の中で行われている。~実例一部~「草加市英語検定試験学習会[43]」、「国際教養学部ゼミによる貧困家庭の子供への教育支援ボランティア」、「国際教養学部ゼミによる日本語教育ボランティア」、「ジャグリングサークル カクタスによる老人ホームへの訪問・パフォーマンス」、「アカペラサークルOLFMによる老人ホーム訪問・ライブ」、「漫画研究会による児童館でのイラスト教室開催」、「社会福祉研究会 白鷺会による児童センターで本の読み聞かせ活動など」[44]
近年の大学経営のトレンドである「大学の都心回帰」(地域社会の資源流出・衰退の一因となっている)とは対照的な取り組みである。「外国語教育」「国際交流[45]」「環境政策」「地域政策」などの現場に、学生が参加する「アクティブ・ラーニング」の場も創出されている。
沿革
略歴
1883年に西周、品川弥二郎、加藤弘之らによって設置された獨逸學協會學校を起源とする。
獨逸學協會には伊藤博文、青木周蔵(獨逸学協会学校の評議委員も兼任)、井上馨なども会員として在籍しており、明治日本の政治・文化・教育の中枢を担った[46]。
獨逸學協會學校では、現在の法学部と同等の専攻科を、1885年~1895年までの10年間だけ設置しており、1885年には後にドイツ帝国の帝国宰相となったゲオルク・ミヒャエリスが教頭として着任した。卒業生の多くは、司法官や行政官となり「九大法律学校」の一つに数えられた[47]。
1964年 第2次吉田内閣で文部大臣を務めた天野貞祐を初代学長に迎え大学を設立した。
年表
1883年 - 獨逸學協會學校設立。
1884年 - 専修科法律・政治専攻設置。
1900年 - 専修科ドイツ語専攻設置。
1964年 - 獨協大学設立。外国語学部ドイツ語学科・英語学科、経済学部経済学科設置。
1966年 - 経済学部経営学科設置。
1967年 - 法学部法律学科、外国語学部フランス語学科設置。
1977年 - 大学院法学研究科修士課程設置。
1986年 - 大学院外国語学研究科修士課程ドイツ語学・英語学専攻設置。
1989年 - 大学院法学研究科博士後期課程設置。
1990年 - 大学院外国語学研究科博士後期課程ドイツ語学・英語学専攻、大学院外国語学研究科博士前期課程フランス語学専攻、大学院経済学研究科修士課程設置。
1992年 - 大学院経済学研究科博士後期課程増設設置。
1994年 - 大学院外国語学研究科博士後期課程フランス語学専攻設置。
1999年 - 外国語学部言語文化学科、法学部国際関係法学科設置。
2003年 - 大学院外国語学研究科博士前期課程英語学専攻英語教育専修コース、大学院経済学研究科博士前期課程経済経営情報専攻情報専修コース設置。
2004年 - 大学院法務研究科設置
2005年 - 大学院外国語学研究科修士課程日本語教育専攻設置。
2007年 - 外国語学部言語文化学科を国際教養学部言語文化学科に改組。
2008年 - 法学部総合政策学科設置。
2009年 - 外国語学部交流文化学科設置。
2013年 - 経済学部に国際環境経済学科を開設。
象徴(シンボル・キャラクター)
校章:フラクトゥールの“D”を象ったものである。[48]
イメージカラー:DOKKYOブルー[49]
- 校歌 & 応援歌 & キャンパスソング
校歌 「獨協大学校歌[50]」
応援歌 「覇者[51][52]」
キャンパスソング 「いつか[53]」
- イメージキャラクター
- 「どく太くん[54]」&「Maus[55]」
- キャッチコピー
「一生の友達とパスポートのスタンプが増えました」[56][57]
教育および研究
学部
外国語学部 (Faculty of Foreign Languages)
- 本学の語学教育・国際交流・国際理解教育において中心的な役割を持ち、本学の中枢を担う学部である。
- 高度な語学力 (Foreign Language Proficiency) と 専門性 (Specialty) を兼ね備え、多様性を理解し、人種/民族/宗教/性差/性的指向/身体的特徴/障害などに偏見を持たず、様々な人と協働できる 「異文化コミュニケーションのスペシャリスト」 の養成を目的としている。創立以来、通訳や教員などの専門職や、ツーリズム業界 [58]には特に多くの人材を輩出している。[59]
- 全ての学科で「英語 + 第二外国語」もしくは「専攻語 + 英語」の形で2ヵ国語を学び、複数言語の運用能力・世界観を身に付けることを目的としている。最大3ヵ国語まで学ぶことが可能。 語学教育や、外国語による学習・研究に加え、多くの学生にとっての母語 (言語力や思考の礎) である日本語による高度な学習・研究も重視されている。それらは別個のものでは無く、本学部における教育の両輪である。「専門教育・実学」を重視する方向性を持ち、「学際性・リベラルアーツ教育」に重点を置く国際教養学部とのシナジー効果を図っている。
- 学科横断的教育
- 学生が学科の枠を越え多面的な視点から学べることを目的とした学科横断的教育が進められている。「外国語学部共通科目」 (「総合講座」と「報科学概論・各論」により構成される) が設置されている他、「交流文化学科の専門科目 (トランスナショナル文化部門・ツーリズム部門)」 が学部共通科目として開講されている。 各分野に関する講演会・イベントも頻繁に開催され、特に英語学科や交流文化学科では「体験学習」「フィールドワーク」が多く取り入れられている。 (→詳しくは「#学生生活」の項 参照)
・外国語学部共通科目
- 「総合講座」は特定テーマに対し、複合的な地域・歴史的視点から学際的アプローチを行う。「ナショナリズムとグローバリズム」や「カルチュラル・スタディーズ」などのテーマに対し、学科の枠を越えた複数教員による輪講形式で行われる授業や、「西洋音楽」の鑑賞を通じて様々な地域の文化や歴史を考察する授業などが設置されている。「情報科学概論・各論」ではコンピュータの基礎理論・基本操作に関する科目や「自然言語処理・コーパス言語学」が設置されている。その他、経済学や社会心理学に関する科目などが設置されている。
・トランスナショナル文化部門
[60]現代において、「人・物・情報・思想の国境を越えた移動=越境(Trans-National)」が輸送技術やICTの発達に伴い高速化・膨大化している。その結果、国や地域に固有だと思われていた「文化同士」が「交流」し、「新しい文化の創造」が常に発生している。しかし一方で、摩擦や対立なども発生している。それらの諸相を、先住民/移民・難民・ディアスポラ/表象文化論/文化人類学/開発社会学/メディア/ジェンダー/食文化/貧困/教育など様々なトピックや、グローバル視点とローカル視点の双方から考察する。また「経済とジェンダー」や「児童労働」など、グローバライゼーションにおける女性や子供について考察する科目なども設置されている
・ツーリズム部門
[61]「グローバルな移動の一形態」であり、経済・社会・文化の複合的な現象であるツーリズムを用語・概念[62]や観光地に対する理解を軸に学術・実学の両面から多角的に考察する。[63]フィールドワークの機会が多く取り入れられており「フィールドワーク論」では東京の文化的独自性を講義 (社会学/地理学/建築史など) と東京各地への実地調査 (「山の手と下町 (本郷・広尾・六本木・浅草)」「水の都 (深川・佃・月島)」「ジブリの舞台 (多摩)」など ) を組み合わせて考察していく。
- ドイツ語学科 (Department of German)
- 1~2年次は主にドイツ語の習得を中心に、各研究分野の概論科目を履修する。3年次からコース (「言語・文学・思想研究コース[64]」「芸術・文化研究コース[65]」「現代社会・歴史研究コース[66]」) に所属し、専門科目や、中級・上級レベルのドイツ語科目を履修していく。3年次の選択必修のドイツ語科目に替えて一部、「上級英語」を履修することも出来る。専門科目の中には環境問題やEUとの関わりからドイツ語圏を考察する科目も設置されている。また、哲学を学ぶ「ドイツの思想」も設置されており、獨逸学協会学校時代より、西周や天野貞祐など希代の哲学者が、その歴史に名を刻む本学の伝統・面影を残している。
- それらに加え、交流文化学科の専門科目 (「トランスナショナル文化」「ツーリズム」) も履修できる。
- 英語学科 (Department of English)
・英語科目
- 1年次は週6コマEGAP(基礎英語力)を集中的に鍛える。実用的な4技能 (読む・書く・聞く・話す)、およびリサーチ方法/思考方法の養成が行われる。必修科目の「Lecture Workshop」では、特定のテーマ (「Intro to Africa」や「World English」など) を英語で学ぶことでEGAPの総合的な養成を行う。それら対面授業に加え、Web教材の活用により、Vocabulary/Reading/Listeningに関する学生の自律学習環境が完備されている。2年次以降も中級・上級レベルのEGAP科目が設置されており履修可能。主に「Public Speaking」「Advanced Writing (Research/Business/Creative)」などSpeaking/Writingに関する科目が中心。その他、上級レベルのGrammar/Listening/Pronunciation(音声学)を学ぶ科目、マスメディアを活用した英語学習法を実践を通して学ぶ「シネマ英語」や「メディア英語」、「Lecture Workshop」の上位版である「Academic Lecture」等も含まれる。 ※選択の英語科目は 「中級:TOEIC600以上」「上級:TOEIC800以上」 などレベル設定がされており、それらをクリアしていれば他学部学科生でも履修可能。
English for Professional
- 「ビジネス英語」「翻訳」「通訳」など専門性の高い科目 も設置されている。「ビジネス英語」の授業では、国際通貨/国際金融/貿易などのトピックを英語で学んだり、ビジネスレターや各種ビジネス文書 (送り状/証書/信用状など)の読解・作成、契約書や取扱説明書の法律英語の学習を行う。英語で貿易実務や通関実務を学ぶ科目も設置されている。ESAP科目の中には、インコタームズについて学ぶ科目も設置されている。「翻訳」の授業の中には、プロ翻訳家の講師から、社会人向けプロ養成翻訳スクールと同じ内容を学ぶ科目も設置されている。「通訳」の授業は、同時通訳演習室にて、現役のプロ通訳より指導を受ける。政治経済/医学/軍事/環境/IT/教育/福祉など幅広いトピックを扱い逐次/同時通訳演習を行う。全カリ内に設置されている通訳関連の科目とは別物である。本クラスから全国レベルの通訳コンテスト入賞者が輩出されるなど、高い実績を出している。[67]
- 「ビジネス英語」「翻訳」「通訳」など専門性の高い科目 も設置されている。「ビジネス英語」の授業では、国際通貨/国際金融/貿易などのトピックを英語で学んだり、ビジネスレターや各種ビジネス文書 (送り状/証書/信用状など)の読解・作成、契約書や取扱説明書の法律英語の学習を行う。英語で貿易実務や通関実務を学ぶ科目も設置されている。ESAP科目の中には、インコタームズについて学ぶ科目も設置されている。「翻訳」の授業の中には、プロ翻訳家の講師から、社会人向けプロ養成翻訳スクールと同じ内容を学ぶ科目も設置されている。「通訳」の授業は、同時通訳演習室にて、現役のプロ通訳より指導を受ける。政治経済/医学/軍事/環境/IT/教育/福祉など幅広いトピックを扱い逐次/同時通訳演習を行う。全カリ内に設置されている通訳関連の科目とは別物である。本クラスから全国レベルの通訳コンテスト入賞者が輩出されるなど、高い実績を出している。[67]
- 1年次は週6コマEGAP(基礎英語力)を集中的に鍛える。実用的な4技能 (読む・書く・聞く・話す)、およびリサーチ方法/思考方法の養成が行われる。必修科目の「Lecture Workshop」では、特定のテーマ (「Intro to Africa」や「World English」など) を英語で学ぶことでEGAPの総合的な養成を行う。それら対面授業に加え、Web教材の活用により、Vocabulary/Reading/Listeningに関する学生の自律学習環境が完備されている。2年次以降も中級・上級レベルのEGAP科目が設置されており履修可能。主に「Public Speaking」「Advanced Writing (Research/Business/Creative)」などSpeaking/Writingに関する科目が中心。その他、上級レベルのGrammar/Listening/Pronunciation(音声学)を学ぶ科目、マスメディアを活用した英語学習法を実践を通して学ぶ「シネマ英語」や「メディア英語」、「Lecture Workshop」の上位版である「Academic Lecture」等も含まれる。 ※選択の英語科目は 「中級:TOEIC600以上」「上級:TOEIC800以上」 などレベル設定がされており、それらをクリアしていれば他学部学科生でも履修可能。
・専門科目
- 2年次以降は「言語・教育」「文学・文化・歴史」「メディア・コミュニケーション」「グローバル社会」のコースに在籍し専門科目を履修していく。また、それらを英語で学ぶESAP科目の履修も2年次から開始する。上記4コースの科目に加え、交流文化学科の専門科目 (「トランスナショナル文化」「ツーリズム」)も履修できる。
・グローバル社会コース
- 「行為主体 (国家/国際機関/多国籍企業など)」「地域」「平和・人間の安全保障」などの視点から国際関係の成り立ちや、現代国際社会が直面する課題と解決方法を考察していく。「国際関係論の概念」「英語圏・アジア地域の歴史的考察 (外交史/冷戦/脱植民地化など)」「開発途上国への開発援助」「国際協力・国際交流の事例研究」「ユーラシアグループ」などを通じて学んでいく。グローバルな移動に伴うリスクと回避方法を、組織犯罪 (海賊やテロリズムなど) を例に考察する科目や、国際開発におけるホテルビジネスを扱う科目など、国際的な視点からツーリズムやエアラインについてアプローチする科目も設置されている。本コース出身の英語学科卒業生が、一橋大学法学部で教員となりラウトレッジ社から著書を出版するなど多彩な領域に人材を輩出している。[68]
- 「行為主体 (国家/国際機関/多国籍企業など)」「地域」「平和・人間の安全保障」などの視点から国際関係の成り立ちや、現代国際社会が直面する課題と解決方法を考察していく。「国際関係論の概念」「英語圏・アジア地域の歴史的考察 (外交史/冷戦/脱植民地化など)」「開発途上国への開発援助」「国際協力・国際交流の事例研究」「ユーラシアグループ」などを通じて学んでいく。グローバルな移動に伴うリスクと回避方法を、組織犯罪 (海賊やテロリズムなど) を例に考察する科目や、国際開発におけるホテルビジネスを扱う科目など、国際的な視点からツーリズムやエアラインについてアプローチする科目も設置されている。本コース出身の英語学科卒業生が、一橋大学法学部で教員となりラウトレッジ社から著書を出版するなど多彩な領域に人材を輩出している。[68]
・メディア・コミュニケーションコース
言語・視覚情報などに含まれるメッセージの仕組みや解読方法を「コミュニケーションの諸要素や理論」および「マスメディアや異文化コミュニケーションに関する諸テーマ」を通じて学んでいく。「メディア研究の手法 」「メディア効果論」「マス・コミュニケーション論」「イメージ文化論」「エスノセントリズム」「記号論」「視覚文化論」などを映画/パフォーマンス/CM/広告/フォト/アニメ/漫画/コンピュータゲーム/サブカルチャー/スピーチ/権力/空間など幅広い題材から学び、学際的なアプローチが行われる。
・文学・文化・歴史コース
ウィリアム・シェイクスピア、T・S・エリオット、ジョナサン・スウィフトなど英語圏の文学作品 (小説/詩/演劇)や音楽などの言語芸術を鑑賞/批評する方法や、作品を通して歴史/宗教/人種問題/政治史など、文化・社会に関する様々な概念を学んでいく。「ヘゲモニー国家」「アイルランド文学とケルト神話」「ナショナリズム」など多様な事象・テーマを扱う。また「15世紀イギリスの資本主義と奴隷貿易」「英米の人種関係史 (ユダヤ系アメリカ人や黒人)」といった社会科学的な側面からも考察する。通常の講義でも、英文マテリアルが頻繁に使われ、特に豊富な読解量を求められる。
・言語・教育コース
統語論/意味論/音声・音韻論などを通じて、言語を論理的に分析・検証する方法を学ぶ。コーパス言語学では、コンピュータを用いて、計量的に言語解析する手法を学ぶ。授業の中では、脳/口蓋/耳/細胞等の人体構造に言及したり、音声を周波数や空気振動などの物理現象として捉える側面も持つ。英語教育研究/英語教材/言語獲得などに関する科目も設置されている。また、学生が言語に関する科学的知識を、自身の語学学習や、言語使用で実践し、その質を向上させることも目的としており、実践的に音声学の基礎を学ぶ「英語の音」が、前述の「英語科目」の中に開講されている。
・コース横断科目
- 所属コースに関わらす、英語学科生が専門科目として履修できる科目群。「Global Studies」では、国際情勢や国際理解について英語で学ぶ。「世界ブランド論」ではルイヴィトン/ティファニー/ゴールドマン・サックス等から、そのアイディアや戦略を考察する。「ディズニー研究」を行う「ポップカルチャー・スタディーズ」「フィルム・スタディーズ」「ステージ・パフォーマンス」などの科目も設置されている。「国際ツーリズム論」も設置されており、交流文化学科の科目と合わせて、ツーリズムについて学ぶことも可能。「アメリカの国立公園と環境政策」など、英語学科独自の内容も扱う。
- フランス語学科 (Department of French)
- 1~2年次は主にフランス語の習得を中心に、各研究分野の概論科目を履修する。3年次からコース (「フランス語コミュニケーションコース」[69]「フランス芸術文化コース」[70]「フランス現代社会コース」[71]) に所属し、専門科目(2年次から選択可能)や、中級・上級レベルのフランス語科目を履修していく。
- それらに加え、交流文化学科の専門科目 (「トランスナショナル文化」「ツーリズム」) も履修できる
- 国内のフランス関連の学科としては、最大規模の教員数を揃え、フランス語圏やフランコフォニーについて政治・経済などの社会科学的側面も充実した総合的なアプローチを行える大学は、全国でも少数である。第三言語を学ぶ公認サークル「Siesta」は本学科生により立ち上げられた。
- 交流文化学科 (Department of Tourism and Transnational Studies)
- 英語学科とは「双子学科」といえる関係で、開講科目やカリキュラムに共通点が多く、合併科目も多数開講 (特に英語科目は、英語学科とほぼ共通) されているが、以下の点が異なる。
① 語学科目 (英語 & 第2外国語)
- 1・2年次で、英語学科で必修になっている「Lecture Workshop」や「Writing Skills」など一部のEGAP科目が開講されない。代わりに、観光英語検定の合格を目指した「観光英語」や「通訳案内士の英語」、ビジネスレターの読み書きを学ぶ「English for Business」など、資格や実務に則した英語科目が設置されている。
- 第2外国語は、必須コマ数が多く、3年次まで必修である。[72]一方、2年次以降の英語科目や専門科目は英語学科よりも、やや少な目である。
② 専門科目
- 2年次以降の専門科目は「ツーリズム[73]」「トランスナショナル文化[74]」「グローバル社会[75]」の科目群が設置されているが、コース制はとっていない。[76]「ツーリズム部門」や「トランスナショナル文化部門」の科目の単位数をより多く卒業要件に組み込め、ツーリズム業界へのインターンシップを行う科目は交流文化学科生のみ履修可能。一方、英語学科の「コース横断科目」などは履修できない。英語学科は「英語を通じてワールドワイドな視野を広げる」[77]「卒業後も英語を通じて世界と積極的に関われるようになる」[78]をテーマとし、「高度な英語力を軸」に、英語圏の文化・社会・言語/グローバル社会/メディア/ブランド/ビジネスなど、人間の多元的な側面へアプローチを行う。一方、交流文化学科では「国境を越えた文化・社会の探求」[79]をテーマとし、その為の重要なツールとして英語を中心とした語学を学ぶ。方向性としては、語学力が強化された観光学部や国際関係学部に近い。
③ 進路
- 上記の違いは、両学科学生の進路の違いにも明確に現れている。交流文化学科からの就職者の内、例年3~4割がツーリズム産業に就職する[80]。これは他大学の観光学部と同等であり、非常に高い水準である[81]。英語学科においてもツーリズム産業は主要な就職先の1つだが、学生の就職先としての業種はより多岐に渡っており、特に「放送・情報通信業」「製造業」「公務員・教員」等の割合は大きく上回っている[82]。
国際教養学部 (Faculty of International Liberal Arts)
- 言語文化学科 (Department of Interdisciplinary Studies)
- 本学の学際的教育の推進において中心的な役割を持つ。
- 「異文化コミュニケーションのジェネラリスト」として環太平洋地域における「多言語の運用能力」と「多文化共生への理解」さらに「学際的教養」を兼ね備えたを人材の養成を目的としている。
「英語+その他1言語(スペイン語・中国語・韓国語)」という形で2言語を同じ比重で学び、「リベラル・アーツ」を踏襲した、以下の科目郡から2分野を選択して学ぶ。コース制ではなく「科目群」として設置されている。
①スペイン・ラテンアメリカ研究 ②中国研究 ③韓国研究 ④日本研究
- 各地域について文学・宗教・歴史・経済・社会などの人文科学・社会科学的な側面から考察を行う。また、各言語について考察する科目も設置されている。
⑤グローバル社会
国際政治学、国際経済学などに加え、地域研究論、多文化共生研究、比較文化論・大衆文化論などが設置され、ポストコロニアルや在日外国人、地域統合などを扱っている。
⑥言語教育
英語教育と日本語教育を主に扱い、特に日本語の文法や音声に関する科目が豊富に設置されている。他に応用言語学や「国際語としての英語」などの科目も設置されている。
⑦人間発達科学
教育学を中心に、心理学やスポーツ科学に関する科目が設置されている。主に教職課程に関連した科目で構成される。教育心理学、カウンセリング論、パーソナリティ理論なども設置されている。
⑧総合科学研究
- 上記7科目群以外の科目が設置されており、数学、物理学、天文学、生理学、情報科学などの自然科学系の科目も充実しており、文理融合型の学習も可能である。
- 複数分野を同時に学ぶことで複眼的思考の養成に重点を置く。例えば、研究分野として「スペイン・ラテンアメリカ研究」と「日本研究」を選択した場合、南米と日本を比較・相対的な視点から行うことができ、奥行きのある、立体的な学びを行うことが出来る。研究分野の8科目郡は「全学共通カリキュラム」として他学部生にも広く開講されている他、アジア圏からの留学生も多く在籍しており、授業を通じて様々な学生と交流がしやすい学科である。
経済学部 (Faculty of Economics)
- 本学の環境・情報教育の推進において中心的な役割を持つ。経済のような複雑な情報を、正しく分析し発信できることを目的とし、また「環境の枠を超えた経済成長や発展はありえない[83]」という本学の指針を受け継ぎ「環境マインドの育成」も目的とする。ITや環境政策についての専門科目が豊富に設置され、文理融合型の教育が実践され、筑波宇宙センターへの見学会なども実施されている。また、地場産業の見学、現役ジャーナリストの講演会などを積極的に取り入れ、ビジネスを肌で感じる機会を設け、森永卓郎が教授として所属している。プロジェクトを通じた課題解決型学習 (PBL)が、本学の中でも特に活発に行われており、PBLをテーマにしたゼミが設置されている他、「経済学部プレゼンテーション・コンテスト」が毎年開催されている。[84]その他、学外コンペへの参加も活発に行われており高い成果を挙げている。(→#社会との関わり) ゼミの中には、慶應義塾大学、法政大学、成城大学などと合同ゼミを行う物もある。[85]
カリキュラム ・・・ 3学科とも1年次に入門科目を履修し、2年次から各コースに所属し専門科目の履修を開始する。ただし、1部の必修科目が異なるのみで、学科間・コースの垣根は低く、学部内の他学科科目も履修でき、ゼミナールも3学科共通。また3年次からは他学部の授業も履修可能である。
- ・学部共通の科目として、「経済学」「経営学」「統計学」「数学」「会計学・簿記」「コンピュータ・情報」「環境・サスティナビリティ」に関する入門科目、および中級レベルの「ミクロ経済学」「マクロ経済学」「経営学」「統計学」が設置されている。
- ・「経済学科」の「総合政策コース」は、法学部の総合政策学科と類似したテーマについて経済的な側面からアプローチしている。
- ・第2外国語が必修でない反面、英語 (EGAP) 科目の必修コマ数が多く、経済・経営学科は1~3年次まで計6コマ必修。また3年次からは英語で経済を学ぶ「専門外国語」も設置されている。後述の通り、国際関係学部としての側面も持つ国際環境経済学科は、必修のEGAP科目が1年次4コマ、3年次まで計8コマ設置されており、コマ数のみで言えば、他大学の文系学部平均の2倍、本学の国際教養学部と同等である。また語学を専門としない経済学部・法学部の中で唯一「英語科目」が専門科目として設置されており、主に3年次 (一部2年次) 以降から履修可能となる。[86]
- ・「国際環境経済学科」は、「国際・学際・動」をコンセプトとし[87]、経済学部に国際関係学部・環境科学部の要素を兼ね備えた、日本で初めて設置された学科[88]である。また、後述の通り (→#社会との関わり) 学生による環境関連のイベントや活動が、特に活発な学科である。
経済学科 (Department of Economics) ・・・ ・経済理論コース[89] ・総合政策コース[90] ・国際経済コース[91]
経営学科 (Department of Management Science) ・・・ ・マネジメントコース[92] ・ビジネスコース[93] ・会計コース[94] ・情報コース[95]
国際環境経済学科 (Department of Economics on Sustainability) ・・・ ・環境経済コース[96] ・国際政策コース[97]
法学部 (Faculty of Law)
- 本学の政策・社会科学における教育において中心的な役割を持つ。3学科とも1年次に入門科目を履修し、2年次から専門科目を履修していく。:地域総合研究所の成果がフィードバックされ、「地域政策」に関する専門科目が豊富に設置されている。専門科目の法政総合講座では、各分野の専門家をゲストスピーカーとして招き、16年では草加市のまちづくり」、「越谷レイクタウンの開発」、「つくばエクスプレスとまちづくり」などを取り扱った。また、裁判の傍聴や模擬裁判、矯正施設の参観、税関や証券取引所の見学など、法律が実際に適用される場面への体験学習を取り入れている。
カリキュラム ・・・ 後述するように学科間での共通科目が多く、法学部内であれば他学科の科目を履修でき、学科間の垣根は低い。ただし、法律学科・国際関係法学科は本学の中では唯一カリキュラムの制約が多く、全学共通カリキュラム科目を除き、(履修自体は可能だが) 他学部の科目は卒業要件として認められない。国際関係法学科、総合政策学科では1・2年次のEGAP英語科目が多く、週3コマ必修である。また、英語やドイツ語の文献を使い、法制度・法哲学を学ぶ「外国書講読」が全学科に設置されている(3学科共通・同一科目)
- ・1年次に履修する入門科目は3学科ほぼ共通。また専門科目として憲法、民事法、刑事法、社会法、政治、基礎法(法哲学や法制史など)、※外国法・比較法学は3学科共通で設置されている。(※総合政策学科は除く)
- ・法律学科は、学部内で唯一コース制をとっており、2年次より「行政法務 (公法メイン)」「企業法務 (私法メイン)」「法曹 (六法メイン)」のいずれかのコースに所属する。
- ・国際関係法学科は「国際法」「国際政治」「外国法・比較法学」「国際私法」が重点分野。
- ・総合政策学科では「政策・地域」科目郡が設置されており、「地域・地方」が直面する様々な課題の背景や解決方法を考察していく。「環境・人権・福祉」を軸とし、「グローバルな問題をローカルな視点から考える」ことに重点を置いている。[98]
法律学科 (Department of Law) ・・・ ・行政法務コース[99] ・企業法務コース [100] ・法曹コース[101]
国際関係法学科 (Department of International Legal Studies)[102]
総合政策学科 (Department of Policy Studies)[103]
大学院
法学研究科(博士前期課程・博士後期課程) ・・・ 法律学専攻
外国語学研究科(博士前期課程・博士後期課程) ・・・ ドイツ語学専攻 ・ 英語学専攻 ・ フランス語学専攻 ・ 日本語教育専攻
経済学研究科(博士前期課程・博士後期課程) ・・・ 経済・経営情報専攻
法務研究科(専門職学位課程) ・・・ 法曹実務専攻
研究・研究機関
「語学教育研究」を中心に、「地域政策研究」や「環境問題研究」にも力を入れている。
外国語教育研究所 ・・・ 外国語教育の目的・内容・方法をさまざまな角度から検討する組織。以前は学生などへの外国語学習支援も行っていたが、支援業務は教育研究支援センターへ移管し、現在は研究業務に特化している。
地域総合研究所 ・・・ 地域問題における研究・調査を行う為の組織。その成果は大学教育や講演会の他、地域への政策アイディアの提供等を通じて還元され、外部からの受託研究にも対応するシンクタンク的な機能を目指している。
環境共生研究所 ・・・ 環境問題における研究・調査を行う為の組織。地域総合研究所と同様にシンクタンク的な機能を目指し、その成果を大学教育や講演会などで、教育として還元していく。
情報学研究所 ・・・ データをより有用な情報にするための研究を行う。前身の情報センターの支援業務が教育研究支援センターに移管したのに伴い設立された。
獨協大学英語教育研究会 (DUETA) ・・・ 将来、英語教育に関わりたい学部・大学院の在学生、および現在、英語教育に携わっている本学卒業生により構成されている。英語教育に関する勉強会や講演会を開催し、在学生と卒業生の交流の場ともなっている。
採択された教育プログラム
- 「学士力育成に資するEGAP英語教育の充実[104]」(「大学教育・学生支援推進事業【テーマA】大学教育推進プログラム」において) ・・・ 取り組みにおける「有機的・具体的な構成」「課題点の明快化」「学生学力の定量的な効果」などが評価され採択された。EGAP Can-do Listを作成、自律学習者の育成、FD活性化による教育力の強化、LMS (Learning Management System) を導入などの特色を持つ。
- 「キャリアカウンセリングの強化と地域の協力を得た就職支援」 ・・・ 「大学教育・学生支援推進事業就職支援推進プログラム」において採択された。キャリアカウンセラーによる継続的な支援を柱に、学生の自発的な求職活動を推進する。
大学関係者と組織
各センター・教育支援組織
国際交流センター ・・・ 学生の留学支援のほか、海外大学との学術交流や国際シンポジウムの開催等を行っている。
キャリアセンター ・・・ 学生の進路相談・就職支援を行っている。
教育研究支援センター ・・・ 一般授業に対するTA制度の導入や学部学科の行うFD活動に対する支援などを行う。新たな教育支援に取り組み、内容をさらに充実させる為に、外国語教育研究所、情報センター、教育支援室、教務部、総務部で分散して行われていた教育支援業務を集約し拡充する事を目的に2010年9月に設立された。
- 獨協アカデミックサポートサービス株式会社 ・・・ 本学全額出資による会社。2018年3月1日に設置され、同日業務を開始した。教育学習サポートデスクやPCサポートデスク、PC等の機器管理、講師室、印刷室の業務などを通じて、本学の学生及び教職員の教育研究支援環境の充実を目的とする。
地域と子どもリーガルサービスセンター ・・・ 子供が抱えている問題(虐待やいじめ)に関する相談を受け止め、解決のための支援をする権利救済機関。内閣府特命担当大臣表彰を受賞[105]
獨協大学父母の会 ・・・ 本学と学部生の父母が連携をとり、学生の学習支援を行っている。
同窓会組織
獨協大学の同窓会組織は、地域支部7・県支部15から構成される。設立以来任意団体だったが、2011年10月1日付けで一般社団法人へ移行した。現在の正式名称は「一般社団法人 獨協大学同窓会」である。
大学関係者一覧
- 獨協大学の人物一覧
他大学との協定・系列校
- 獨協大学と放送大学との間における単位互換に関する協定書(1999年締結)
- 放送大学
- 埼玉県東部地区大学単位互換協定(2003年締結)
- 埼玉県立大学
- 日本工業大学
- 文教大学
- 大学院英米文学・英語学分野の単位互換制度に関する協定書(2003年締結)
- 関東学院大学
- 駒澤大学
- 鶴見大学
- 大学院委託聴講生(フランス語フランス文学専攻)に関する協定書(2004年締結)
- 青山学院大学
- 学習院大学
- 白百合女子大学
- 上智大学
- 武蔵大学
- 明治学院大学
- 明治大学
交換協定校
ドイツ
- デュースブルク=エッセン大学
- ミュンスター大学
- マールブルク大学
- ブレーメン専門単科大学
- ハレ・ヴィッテンベルク大学
- ハイデルベルク大学
- ボン大学
- ベルリン自由大学
- ヒルデスハイム大学
- レーゲンスブルク大学
スイス
- バーゼル大学
オーストリア
- ウィーン大学
イギリス
- エセックス大学
- カーディフ大学
- レスター大学
- ニューカッスル大学
- マンチェスター大学
フランス
- 西部カトリック大学
リヨン政治学院東アジア研究所- ブルゴーニュ大学
- パリ第1大学パンテオン-ソルボンヌ
- フランシュ・コンテ大学
カナダ
- ヨーク大学
- フレーザーバレー大学
アメリカ合衆国
- ウィスコンシン大学スティーブンスポイント校
- アラバマ大学
- イリノイ大学
- カリフォルニア大学デービス校
カリフォルニア州立大学モントレー・ベイ校- サンフランシスコ州立大学
- イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校
ジャマイカ
西インド諸島大学モナ校
オーストラリア
- ウーロンゴン大学
- サンシャイン・コースト大学
- サザンクロス大学
スペイン
- バルセロナ自治大学
メキシコ
- グアダラハラ大学
韓国
- 大邱カトリック大学校
- 仁荷大学校
- 建国大学校
- 慶熙大学校
- 延世大学
中国
- 復旦大学
- 中国社会科学院
- 安陽工学院
- 北京師範大学
- 華東師範大学
台湾
- 東呉大学
チェコ
- マサリク大学
系列校
本学の他、以下の学校は全て学校法人獨協学園の設置している大学・専修学校・高校・中学である。
獨協医科大学
- 獨協医科大学附属看護専門学校
- 獨協医科大学附属看護専門学校三郷校
- 姫路獨協大学
- 獨協中学校・高等学校
- 毎年数名程度の卒業生が本学へ進学する。大半が他大学進学希望であり、進学校の要素が強い。
- 獨協埼玉中学校・高等学校
- 「獨協埼玉高等学校」卒業生の約2割は本学へ進学する。[106]本学への推薦入試資格が得られる高大連携カリキュラム「獨協コース」が設置されており、英語学科・交流文化学科を除く全学科への進学が可能。[107]英語学科・交流文化学科へは「英検準1級取得」などの条件を満たすことで推薦資格が得られる「単願」「併願」推薦が利用可能。
- 一般的に付属校から大学への進学は容易なケースが多いが、獨協埼玉高等学校から、獨協大学への進学は、かなり厳しい勉強の要求・条件が設定されている。[108]
施設
キャンパス
- 使用: 主要組織 全て
- 交通アクセス
東武スカイツリーライン「獨協大学前駅」西口より徒歩約5分
落ち着いた環境にありながら、ターミナル駅である北千住駅や、上野駅・銀座駅・六本木駅などの都心にも直通しており、アクセスしやすい立地である。
→詳しくは「学園町 (草加市)」を参照
1999年の「35周年記念館」竣工以降、キャンパス全体の大リニューアルを実施している。開校以来の使用で老朽化した各施設の整備建替えを順次進めていき、ドイツの博物館や国会議事堂などの有名建造物をモデルにした校舎と豊かな自然が融合した美しいキャンパスとなっている。
授業で使用される建物は、全て地上5階以下の階層となっており、高層建築物や地下室の教室は存在しない (学生棟のみ6階構造)。学生にとって快適・安全な修学環境を提供している。「エコ推進」と「ラーニング・コモンズ」が主なコンセプトとなっている。その「学習」「交友関係」「課外活動」などにおいての環境の良さは、内外で高評価を得ている。[109]
・エコ推進型・里山キャンパス ・・・ 「人と自然と建物が調和する空間」をテーマに、キャンパス全体がエコ推進の視点で設計されている。学生が豊かな自然の中で過ごし、そのサイクルを観察することで、日々の生活様式を見直し、新たな気付きを得ることを目的としている。東棟を初めとした、省エネ性能の建造物に加え、自然環境・生態系に配慮した工夫が随所に施されている。草加市が水田地域・里山だったころの生物が戻ってくるように、緑化や水田造りを推進し、生物多様性マップを作成している。近年ではオナガの巣作りや、ツミ、カルガモ[110]、オニヤンマ、ウグイス、メジロ、カエル[111]などが観察されている。ムカシトンボ、コガネグモなどの絶滅危惧種も確認されている。[112]
- ・ホタルが住む小川 ・・・ ホタルが住めるほどの環境を目指し、環境共生研究所によりヘイケボタルの飼育が行われており、7月頃に鑑賞会が行われ、「ホタル観察週間」が設けられている。[113]水は地下水・雨水から調達されている。ビオトープとして他にも、メダカ、ミズスマシ、ミソハギなどの水生動植物の生息地となっており、周辺には、近隣の生態系に基づいた植物が植えられている。
- ・ミニ水田 ・・・ 「食・農業・環境」のつながりを学生が体感できるように農業を実体験するために実験農場。学生寮から出た生ゴミのリサイクル・堆肥化による土作り、学生が自ら田植え・収穫・乾燥・脱穀した「獨協米」や、東棟の庭園で収穫された野菜でおにぎりや豚汁を作る芋煮会などが行われている。安心・安全な食への価値・関心を育むことを目的としている。
- ・屋上庭園 ・・・ 東棟の屋上に近隣の里山を模した庭園が作られており、ノハナショウブ、ヤマシャクヤク、ウラシマソウ、ヒトリシズカ、クリスマスローズ、シャガ、ヒメシャガなど在来種を中心に130種類以上の植物や野菜が栽培されている。肥料には女子寮からの生ゴミやキャンパス内の落ち葉が使用されている。また中央棟横には「Edible Garden」が設置され、アメジストセージ、ミント、ローズマリー、カモミール、リュウノヒゲなどのハーブが栽培されている。
- ・親水護岸 ・・・ 埼玉県の「水辺再生100プラン事業」の一環として、学生センターの前に親水護岸を設置している。伝右川の水を校内に取り込み、学内で浄化するカスケードが設置され、浄化後の水を伝右川に放流している。放流の際には、カスケードで水の落下エネルギーにより発生した電力を利用している。
樹齢100年以上のクスノキをシンボルツリーとした、年間80種以上の野鳥や渡り鳥が生息する森などを擁し、豊かな自然環境が息づいている。さくら橋からキャンパスへ通じる「プロムナード」には桜やアジサイなど四季折々の草花が植えられ、前庭エリアに郡立する「生きている化石」と言われるメタセコイアは四季を通じ、幻想的で美しい雰囲気を醸し出している。週末や休日には、近隣住民の憩いの場ともなっている。近隣幼稚園による自然観察会も行われており、ヤゴ、タニシ、チチブ、テナガエビの観察や、ホタルの幼虫の小川への放流など子供達に自然と触れ合う機会を提供している。[114]
・ラーニング・コモンズ ・・・ 全学的に「アクティブ・ラーニング」が推進されており、授業で使う教室以外に学生の自律学習の為のスペースが非常に充実している。天野貞祐記念館内には、図書館に「共同学習室」と「グループ利用席」が設置されており、共同学習室には、ホワイトボード・スクリーン・AV機器・PCなどが完備されている。95万冊に及ぶ蔵書や、レファレンスカウンターを活用した学習が可能である。また「MM工房」内のコラボスペースも、ゼミの発表練習などに使用が許可されている。前述の通り「ICZ」内では、外国語学習に関する、豊富な学習環境が提供されている。西棟には、多種多様なラーニングスペースが設けられた「コミュニケーション・ラウンジ」や、学生が自ら利用方法を模索し、活用できる「ラーニングスクエア1・2」など特に充実している。他に東棟・西棟の両方に設置されているキャレルブースや、学生センターの共有スペースなど。「ICZ」による、語学学習や、留学生との交流を目的とした「グローバルイベント」、「MM工房」による画像・映像編集に関する講習なども行われている。
天野貞祐記念館 ・・・ 地上5階建て、高さ33m、延床面積約29,500㎡ 「日本建築家協会優秀建築選2008」「2013年度草加市まちなみ景観賞」受賞 創立40周年を記念して建設された学内最大の複合施設であり、外観はドイツの国会議事堂をモデルとし、石の素材感をインテリアのベースとしている。「西側の図書館ゾーン」「東側の教室ゾーン」「中央のICZ」で構成され、教室ゾーンには各種規模の教室と大講堂、保健センター、キャリアセンター、国際交流センター、カウンセリングセンター、獨協歴史ギャラリー、外国語教育研究所などが設置されている。1階ではカフェテリア「STYLE CAFE」が出店し、店内に約60、オープンテラスに約20席の座席が設置されている。1階に設置されている「獨協歴史ギャラリー」は獨協学園の創立から現在に至るまでの歴史を映像や現物資料で展示すると共に、西周や天野貞祐を初めとした学園所縁の学者・文化人の業績を展示している。中でも天野邸[115]の書斎が再現されたブースには、天野貞祐が愛用していた木製机が置かれている。これは天野の恩師・桑木厳翼から譲り受けたものである。[116]
・図書館 ・・・ 天野貞祐記念館内に位置する。敷地面積:11555m^2、蔵書約95万冊、閲覧席1130、PC設置席114。蔵書の約半数を1階から3階の開架書架に、残りを4階にある自動書庫に配置。研究個室やキャレルコーナー、グループ利用席、共同学習室、AVコーナー、発話トレーニングブースなども設置され、利用可能。蔵書検索・データベースの利用方法、レポート作成法など様々なガイダンスを実施している。
・大講堂 ・・・ 天野貞祐記念館3階に位置する。収容人数は504人で、三層分の高さを有する階段状の円形講堂。プロジェクターや大型映写幕等の高度なAV設備を備え、講演会や学会など様々な催しが可能である。また、コンサートなどの音楽イベントにも対応できるよう、可変式残響反射板など音響性能にも配慮されている。
中央棟 ・・・ 法人本部や事務局、教員研究室で構成され、1階にはDOKKYO ADMISSIONS OFFICE「DAO」(入試課)、講師室、教育研究支援センターなど、2階には総務や会計などの各種事務局や教職員食堂などが設置されている。[117]
東棟 ・・・ 延床面積約15,000㎡、地上5階建ての教室棟。・「2011年埼玉県環境建築住宅賞優秀賞(一般建築部門)」受賞。・国土交通省平成21年度(第1回)「住宅・建築物省CO2推進モデル事業」採択。外観はドイツのペルガモン博物館をモデルとし、3層構成のシンメトリーな2つの棟をガラス張りのブリッジが繋ぐ構造となっている。開学時に最初の授業が行なわれた2棟の跡地に建設された。インテリアのベースは木の素材感で、埼玉産の間伐材が使われている。計65の教室を有し、教室割りやゾーニングの変更が可能なフレキシブルな設計となっている。1・2階は大規模な階段教室が4室設置され、同一講義を最大1600人が同時に受講できる。3階には「同時通訳演習室」や「環境生物実習室」などの特殊教室と小教室。4階はPC教室、5階は全て、ゼミや語学教育などの対面型少人数教育用の小教室で構成される。「中の学び」と位置付けた教室に対し、「外の学び」として、くつろぎと学びの機能を備えた、キャレルブースや学生ラウンジなど特徴的な共有スペースを有する。屋上には太陽光発電、GHP室外機発電などの分散型発電を設備している。また、光ダクトや自然換気窓、井水冷熱、地中熱を利用した空調方式を採用するなど環境に配慮した省エネルギー・省CO2推進施設となっている。
創立50周年記念館 (西棟) ・・・ 2017年2月に完成し、竣工式が執り行われた。東棟と類似した構造となっており、再生可能エネルギーや自然環境の利用を組み合わせた最先端の環境テクノロジーを取り入れた設計となっている。今後本学における学びのスタイルとして、全学的に導入・推進されていく「アクティブラーニング」の拠点として「ラーニングコモンズ」のコンセプトを具現化することをテーマとしている。本棟の完成をもって、本学の「エコ推進型・里山キャンパス」のハード面の整備は完了した。本棟横の旧図書館があったスペースは緑化スペース「北庭」として整備され直された。獨協大学同窓会より、本学草創期の校舎を模した屋外時計が寄贈された[118]。
学生センター ・・・ 地上6階建て、延床面積約1万m² ・「2013年度グッドデザイン賞」[119]、「2013年度草加市まちなみ景観賞」受賞。雑誌「近代建築」2013年5月号の表紙を飾り、優れた設計・機能が特集された。[120]1階には「STYLE CAFE STAND」が設置されており、日替わりの弁当、パン、有機栽培の豆を使ったコーヒー、カフェラテなどが販売されている。[121]
35周年記念館 ・・・ 1階は体育館アリーナと多目的スペース、各種大学生協など、2階には約200名を収容可能な小講堂、学生食堂がある。3階は音楽練習室を有する。[122]
・学生食堂 ・・・ 35周年記念館2階に位置し、グリーンハウスへの委託により運営されている。約2000の座席を有し、晴天時にはテラス席の利用も可能である。[123]
グラウンド ・・・ 総面積は約29,000㎡ 2007年3月にリニューアルされ、体育科目や学友会活動のみならず、地域住民の心身の健康維持・増進を目的とした施設となっている。2005 FIFA U-17世界選手権や横浜みなとみらいスポーツパークで採用された第5世代と呼ばれる最新のドイツ製人工芝(枝葉部分は65ミリ)が敷設されている。[124]グラウンドの外周には一周約630mランニングロードが設置されている。
寮 ・・・ 「敬和館」と呼ばれる女子学生寮が運営されている。名前には大学創設者の天野貞祐の、人間関係を律する基本的なあり方と考えられる「敬して和する」精神に由来し、命名されている。1967年より足立区竹ノ塚に設置されていたが、キャンパス再編計画の一環として、地域と子どもリーガルサービスセンター・獨協地域と子ども法律事務所・社会人向け大学院教室を含む地上10階建ての総合教育施設として2012年2月に竣工した。
学外施設
- 越谷グラウンド
- 天野貞祐記念球場
- 獨協学園新甲子セミナーハウス
- 館山海の家
- 日新寮
学生生活
イベント
課外学習・学内コンペティション・学内講演会 - 学生の「内発的刺激」を促進するため、正授業外でも様々な取組が行われている。
外国語弁論大会の開催 - 獨協大学では各種弁論大会が開催されている。「天野杯英語弁論大会」・「天野杯ドイツ語弁論大会」は全国の大学生を対象とした学生スピーチ大会である。英語弁論大会は、「大隈杯 (早稲田大学)」「福沢杯 (慶応義塾大学)」と共に全国三大スピーチコンテストの一つに数えられている。弁論大会としては、外務大臣賞・文部科学大臣杯が授与される、全国でも希少なコンテストである[125] (後援: 外務省、文部科学省、ブリティッシュ・カウンシル、カナダ大使館、埼玉県、埼玉県教育委員会、草加市、埼玉新聞社、NHKさいたま放送局、テレビ埼玉、獨協大学同窓会 など[126])。ドイツ語弁論大会 (後援: ドイツ連邦共和国大使館、オーストリア共和国大使館、スイス連邦大使館 など[127])。また高等学校における英語教育推進・ドイツ語教育推進の一助になるべく「全国高校生英語プレゼンテーションコンテスト」・「全国高校生ドイツ語スピーチコンテスト」を開催している。本選上位入賞者には賞状及び副賞が授与される。
学生懸賞論文 - 学生が、大学生ならではの熱意・柔軟な発想を持って現代社会の諸問題に積極的に取り組むことを期待し、毎年秋~冬にかけて行われている。「論文としての体裁」「文章力」「結論の論理性」「今日的問題との関連性」などの視点から、最優秀賞や優秀賞が選ばれ、表彰状や副賞が授与される。例年、英語論文を含めた最新情報を駆使した内容[128]、統計的解析を用いて提案を行った物[129]、学生が海外に出向き、高度な実証研究を行った物[130]など非常にハイレベルな作品が応募されている。
経済学部プレゼンテーション・コンテスト(プレコン) - 経済学部生が3人以上でチームを組み、研究・ゼミ活動に関連するプレゼンを行う。(1)学生の問題解決型プレゼンテーション能力の向上、(2)日頃の研究・ゼミ活動の成果共有などを目的に、2013年度に新設された。最優秀賞、優秀賞、経済学部長奨励賞、アイデア賞、敢闘賞、ベストプレゼンター賞などが表彰される[131]。
学内講演会 - 各学部学科主催で、学生を対象とした各分野の専門家を招いた講演会・トークイベントなどが開催される。
国際ツーリズム講演会 - 英語学科主催。主に本学各学科出身の、ANAやJALのパイロットや客室乗務員、豪華客船のスタッフ、JTBスタッフによる国際ツーリズムに関するトークが行われる。また、彼らがどのように学生生活を過ごしたかにも重点が置かれ、学業のみならず、後に様々な形で活かされる、一見キャリアに直結しなさそうに思える活動[132]の大切さなども語られる。[133]学生は所属学科を問わず参加できる。
交流文化フォーラム - 交流文化学科主催。本分野に関する講演会やイベント (フェスティバル・写真展覧会・映画上映会など) が、主に交流文化学科主催で開催されている。学生は学部・学科を問わず参加できる。主に外部から講師 (国連スタッフ/NPO・JICAのスタッフ/駐日大使など) を招くケースが多いが、本学教員による研究発表も行われる。「グローバルな人の移動」である移民・難民問題や、国際協力をテーマに行われることが多い。
体験学習&フィールドワーク - 外国語学部英語学科や交流文化学科では体験学習やフィールドワークの機会を多く取り入れている。国際ビジネス都市「香港」で行われる、前述の「海外学習奨励賞短期研修」や、空港・港湾への訪問[134]といった、教室を越えた学びのフィールドが展開されている。必ずしもツーリズム業界を志望していない学生にとっても「本物」に触れる貴重な機会となり、こうした経験を通じ「内的刺激」を受けた学生が各自の目標や夢に向けて自発的に行動・努力を行っていくことを目的としている。[135]また、現地の実情・問題を理解するには「現場=フィールド」の視点と調査方法が必要であるという観点から「フィールドワーク」も活発に行われている。
国際交流イベント - 国際交流の推進を目的として、様々なイベントが開催されている。
獨協インターナショナルフォーラム [136] - 1987年より国際交流を推し進めるために年1回開催されている。1986年に実施されたエセックス大学、デュースブルク=エッセン大学との三大学合同国際シンポジウムの成果を引き継ぎ、広く国際交流を推進するために開催されている。国際規模で時宜に適したテーマを議論し、教育および学術の充実並びに発展に寄与することを目的としている。学生にとっては国際会議に身近に触れる貴重な機会となる。第20回 (2007年) 以降は主にサイマル・インターナショナル[137]、コカ・コーライーストジャパン[138]が協賛についている。
伝統芸能鑑賞会 - 学生が伝統文化を間近に触れ、豊かな感性や自国への理解を深めることを目的に父母の会によって主催されている。2010年6月に第1回「能」が開催され、[139]その後も、本学に柳家さん喬らを招いた落語鑑賞会[140]や国本武春による浪曲鑑賞会[141]、また国立劇場、歌舞伎座、国立演芸場などへの歌舞伎鑑賞会や寄席訪問など定期的に開催されている。近年は「東京宝塚劇場 宝塚歌劇 団体鑑賞」も行われている[142]。
草加国際村一番地 - 草加市国際交流協会と本学の共催により、毎年、本学キャンパスで開催される[143]国際色豊かで賑やかな祭典。世界各国出身の草加市民により、各国料理の屋台・音楽とダンスのステージ・民族衣装の試着体験など、数多くのプログラムが行わる。本学留学生が、各国の言語を用いながら市民と異文化交流を深める「ワールド・ランゲージ」コーナーも設置される。「Space Dokkyo Univ.」では、本学学生団体やゼミにより、フェアトレードカフェの設置、世界が抱える経済格差や民族の問題についての研究発表やトークイベントなどが開催される。
学生による企画・運営イベント - 国際交流センターの下、学生スタッフ自ら企画・運営するイベントが1年を通じて行われている[144]。主なイベント:International Spring Party (4月)、国際村一番地 (6月)、Campus Outing(バスハイク) (10月)、日本文化体験ツアー (12月)、留学生Farewell Party (7月、1月)。「Campus Outing」や「日本文化体験ツアー」では、本学学生と留学生が、浅草やとちぎ蔵の街などへ出掛け、日本文化を体感しながら、異文化交流を行う「キャンパスアウティング」が行われている。[145]
グローバルイベント - 教育研究支援センターにより開催される在学生を対象としたワークショップで、様々なテーマで行われる。本学講師の現役プロ同時通訳者による、新聞や図書館を活用した情報収集・学習方法や[146]、毎日ウィークリーの編集長を講師に招いての英字新聞活用術[147]、各国からの留学生とのトークイベント[148]などが開講されている。
その他 - 天野貞祐記念館大講堂に外部の劇団や演奏家などを招き、海外の文化に親しみ、交流するイベントが頻繁に催されている。2017~18年には、インターナショナル・シアター・カンパニー・ロンドンにより『十二夜』『ロミオとジュリエット』(シェイクスピア)が上演されている。Pre-Performance Lecture(事前講義)では、英語学科教授による劇の登場人物やセリフの解説が行われる[149]。 17年にはフランス近代音楽のコンサート、フランス語詩の朗読会なども開催されている。
環境関連イベント - 環境意識の推進を目的として、様々なイベントが開催されている。
Earth Week Dokkyo[150] - 国際環境経済学科の「再生可能エネルギー普及プロジェクトチーム」と有志学生による企画運営で「持続可能な地球社会」をテーマに環境週間が実施されている。「地球温暖化と省エネ」「食と農」など、環境に関する講演会・討論会が行われ、「講演・討論会 フクシマの未来を考える」も毎年開催されている[151]。学内で栽培したラベンダースティックや種子の配布、ファーマーズマーケットの開催などが行われている。
伝右川再生会議 - 2014年より、本学学長・学生・市民団体を交えて、伝右川の浄化や、川を中心とした賑わいの再構築などについて、「流域の思想」に基づいた話し合いが行われている。流域の思想とは ~~「川というものは、その流域で暮らす、上流域、中流域、下流域の人たちのつながりも含めて、自然環境とのかかわりあい方や考え方を形成するための大きな母体になる」~~ (環境報告書2013より抜粋) という考え方である。
ホタル観賞会 - 環境共生研究所がキャンパス内で、ホタルの飼育・羽化を行っており、地域住民との交流を目的として、開催されている[152]。
キャンパス内での農業体験 - キャンパスの芝生広場内に造成されている水田に、経済学部生が福島県産コシヒカリの苗を育てている。コメ作りの体験を通して食料と農業と環境のつながりを考えることが目的。近隣保育園の園児も参加し、地域の環境教育にも貢献している。田植え~草取り~稲刈り~脱穀といったコメ作りの過程を学生が行い、秋には収穫したコメでおにぎりを作る。[153]。
その他のイベント - 上記以外にもさまざまなイベントが開催されている。
学園祭 - 獨協大学の学園祭は「雄飛祭」と呼ばれ、近年では10月末〜11月初旬の土・日曜日の2日間の開催となっている。雄飛祭実行委員会が中心となって運営を担当し、参加団体は體育会や愛好会・サークル、ゼミなどで、種々のイベントが催される。また例年6月上旬に文化系サークルが中心となる「創造祭」も行われる。[154]
体育祭~スポーツフェスティバル - 体育会本部主催で行われる。スポーツを通じ、学生が学部・クラブ・サークル・学年の垣根を超え、親睦を深める。王様ドッヂボール、しっぽ取り、30人31脚、大縄跳び、綱引き、選抜リレーなどが競技される。[155]
ホームカミングデー - 卒業後に節目の年を迎えた卒業生を対象にしたイベント。同窓会創立の節目の周年を記念し全卒業生を対象に実施する年もある。卒業生を本キャンパスに招き、学生団体によるパフォーマンスや、懇親会が催される[156]。
過去に行われた学内イベント・講演会・学外研修の例 (一部)
- 英語学科&交流文化学科生 こころみ学園への学外研修 (交学科HP N&T 2016.3.24)
- 英語学科&交流文化学科生 国連やJICAの関連施設を訪問 (交学科HP N&T 2017.4.4)
- 駐日パレスチナ大使を招いての「パレスチナ問題」についての講演会 (交学科HP N&T 2017.6.7)
- 大使と学生による英語での質疑応答などが行われた。
- 英語学科&交流文化学科生 都内にあるビルマ仏教寺院を訪問 (交学科HP N&T 2017.6.13)
国連広報センター所長による難民・移民に関する講演。 (交学科HP N&T 2017.6.17)- 「写真展: 熱砂のかなたに」 ヨルダンに避難したシリア難民の写真 (交学科HP N&T 2017.7.18)
- 英語学科&交流文化学科生 「持続可能な開発」をテーマとするゼミが、フェアトレード・タウン熊本を訪問 (本学HP 2017.9.28)
フェアトレード推進、オーガニック、被災地復興支援について学んだ
- 英語学科&交流文化学科生 「リトルワールド」を訪問 (交学科HP N&T 2017.12.20)
文化人類学者の現地調査や、展示を作るプロセスなどについて学んだ。
- 本学教員による「ロヒンギャ難民に関する研究報告会」(本学HPイベント情報 2018.1.19)
- 国際NGO 「ADRA Japan」による講演会(交学科HP N&T 2018.9.11)
- 講演会「暮らしのなかの言葉とアート」英語学科主催 (本学HP イベント 2018.10.26)
- スピーカー・温又柔
- スピーカー・温又柔
- 第6回経済学部プレゼンテーション・コンテスト開催 (2018.11.7)
- 全27チーム中、8チームが本選出場。最優秀賞のプレゼンテーマは「環境教育で次世代に繋ぐ ~私たちの取り組みと獨協大生1人ひとりの役割~」
- 国際教養学部が「ビブリオバトル」を開催 (2018.11.23)
- TOEIC講演会「TOEIC(R) L&R テスト対策 “壁を突破するための技術”」(2018.11.29)
- 外国語学研究科キャリアデザイン・シンポジウム「可能性を広げるキャリアデザイン」 (2018.12.5)
- 本学大学院研究科修了者の現デロイトトーマツコンサルティング勤務者・フリーアナウンサーなどがパネリストとして参加。在学生にとってOBOG訪問の機会ともなる。
- グローバルイベント「クリスマスソングをマスターし、発音力をUP!(講師:浜家有文子)」を開催 (2018.12.5)
- 国際教養学部 35周年記念館小講堂にてPresentation Championshipを開催(2018.12.5&6)
- Earth Week Dokkyo 2018 ~Winter~(2018.12.10&11)
- 「水月湖年縞の現物を特別公開!」、「エッグキャンドルナイト」、「福島県集落復興支援物産展」などが行われる。
- 英語学科 「国際ツーリズム・キャリア講演会」 <ツアー・エージェント特集> (2018.12.12)
- 現在、JAL・JTBで勤務する、本学英語学科・交流文化学科卒業生によるトークイベント。
- 英語学科ゼミ 「国際ツーリズム講演会」 (2018.12.12)
- 現在、ANAでパイロットとして勤務する、本学英語学科卒業生による少人数型トークイベント。
- 報告会・パネルディスカッション 「平和構築において日本が果たすべき役割とは」 (2018.12.13)
ボスニア・ヘルツェゴビナの「子ども戦争博物館」でインターンシップを行った[157]、本学フランス語学科生、およびクロアチア語通訳・国際ジャーナリストの千田善氏などによる報告会・ディスカッション。
- 英語学科 香港大学の学生と交流会を開催 (2018.12.19)
- 英語学科 羽田空港・機体整備工場にて「国際ツーリズム見学会」を開催 (2018.12.20)
- 講演会 「ダイナミックな科学技術の挑戦と日本の力」(スピーカー:山根一眞) (2019.2.9)
- テーマ:「小惑星探査機はやぶさ1から2へ」「世界標準のものさし 水月湖『年縞』」「驚愕の観測・発見が続いているアルマ望遠鏡」「日本初の新元素ニホニウムの合成」「福島第一原発の廃炉技術」など。
サークル・愛好会
約70の文科系サークル・愛好会、約80の体育会サークル・愛好会が活動している。男子ラクロス部は関東学生一部リーグ、硬式野球部は首都大学野球の二部リーグに所属している。多くの団体は天野貞祐記念館アリーナやグラウンド、獨協大学越谷グラウンドで活動をしている。
社会との関わり
フォーラム・シンポジウムの開催
- 上記の「獨協インターナショナルフォーラム」の他にも、各研究所や学部などによって、様々なテーマについてのシンポジウムやフォーラムが頻繁に行われている。本学と国・県・市との連携強化のみならず、学生が社会との関わりを得る機会や、市民の声が行政に直接届く貴重な場となっている。
- 実績一部 (記載がない出展は全て本学HP 括弧内は掲載日時 DN=獨協大学ニュース)
- ・草加市制50周年記念シンポジウム[158]
- 本学と草加市の共催で、2008年4月~9月まで全4回行われた。[159]
- 本学と草加市の共催で、2008年4月~9月まで全4回行われた。[159]
- ・獨協大学 天文・宇宙Weekでの講演、シンポジウム(2011.5.19~23) [160]
- ・獨協大学英語教育研究会(DUETA) 第21回講演会「基礎の定着~英語教育最大の課題~」開催(2017.2.4[161])
- ・地域と子どもリーガルサービスセンター「10周年シンポジウム」開催(2017.3.11[162])
- ・第29回 獨協インターナショナル・フォーラム「ドイツ文化とルター ―その今日性をめぐって ―」開催(2017.11.11[163])
- ・地域総合研究所講演会「地域の自治体づくり―政策法務の見地から」開催(2017.11.18[164])
- ・「第8回低炭素まちづくりフォーラム in 埼玉」開催(2017.12.2[165])
- 同フォーラム実行委員会と本学の共催。中川雅治環境大臣などを交えて低炭素社会の実現に向けて、ワークショップやパネルディスカッションを行った。
- ・外国語教育研究所 第6回シンポジウム「教育現場での特別支援の現状と課題」開催(2017.12.16[166])
- ・獨協大学・草加市地域研究プロジェクト 研究発表会「草加市の子どもと英語教育」(2018.3.10[167])
- 草加市在住も子ども達の英語学習実態や学習意欲を多角的に調査することを目的とした研究プロジェクト。[168])
- ・英語教育研究会(DUETA)第8回ワークショップ「英語授業体験:ことばの処理過程からみる英語学習のつまずき」(2018.7.14)
- ・外国語教育研究所 第8回公開講演会「英語文学を読むことで英語教育が見えてくる」(2018.7.27)
- ・第5回 伝右川再生会議2018(2018.11.2)
- 専門家の講演、川の水質改善活動について議論、カヌー体験会&川の生き物調査・水質調査などが行われた。
- ・2018年度 環境共生研究所シンポジウム「SDGs時代のまちづくり」(2018.11.10)
- ・第30回獨協インターナショナル・フォーラム 「人口減少・高齢化社会での住宅と法――空き地空き家・所有者不明・コンパクトシティ――」(2018.11.17)
フランス国立科学研究センター所長、日仏会館研究員、サン=テティエンヌメトロポール副本部長などが講演。
- ・日本EU学会 第39回研究大会「ポピュリズムとリージョナル・アクターとしてのEU」において、本学が会場となる。一般公開セッションを本学が共催(2018.11.17~18)
- ・国際共同研究助成によるワークショップ「ドイツ・ルネサンス美術における革新性とは何か」(2018.11.24)
- アンヌ・マリー=ボネ教授(ボン大学)、ゲルマン民俗博物館学芸員が講演。
- ・外国語教育研究所 第7回シンポジウム「小学校英語-現状と課題」 (東京学芸大学教育学部教授などが講演)(2018.12.8)
- ・公開講演会 「写真と生活、アートと社会」 (2018.12.20)
- 本学ドイツ語学科出身の写真家・およびエストニア芸術大学講師による講演会
- ・英語教育研究会(DUETA)第23回講演会 (2019.2.23)
- 「さまざまな英語教育調査から見た話すこと・書くことの指導と評価」(講師:根岸雅史東京外国語大学教授)
- ・草加市制50周年記念シンポジウム[158]
その他の社会的活動
ドイツ連邦共和国 国務大臣、コルネリア・ビーバーに名誉博士の称号を授与(2010.10.8)- 天文・宇宙Week (2011.5.19~23) 2011年5月国際教養学部主催の「獨協大学 天文・宇宙Week」が開催、宇宙航空研究開発機構(JAXA)による小惑星探査機「はやぶさ」カプセル等の展示協力機関に選定されたことによる。来場者は5日間で約18,000名を数えた。
富山県立山町との協力協定 (2015.3.15) 観光ウェブサイトの他言語化において協定を結んだ。[169]
杉原千畝 世界記憶遺産申請報告会 (2015.11.21)[170]
学生によるコンペティション参加・社会的活動
- 経済学部を中心に、大学生向けのコンペティションへの参加が行われている。また、その他、社会的イベント・活動への参加も行われている。
- 2011年以降の実績の一部
- ・「日経GSRプロジェクト」での受賞
- 2012年から2014年まで、参加し4回受賞している。2013年および2014年は最優秀賞。 (2012.9.24~2014.9.29)
- ・「大学経済ゼミナール那須塩原市活性化プレゼン大会2014」で準グランプリ (2014.12.18)
- ・英語学科学生が「通訳コンテスト」[171]で入賞 (2014.12.18)
- ・「立川町活性化インターカレッジコンペ」2012年より5年連続受賞。 (2016.11.30)
- ・「春日部市大学生政策提案コンテスト2015」で最優秀賞 (2015.10.20)
- ・「日本遺産 かかあ天下ぐんまの織物語 魅力発信 学生企画コンペティション2016」最優秀賞 (2016.12.8)
- ・「大学生観光まちづくりコンテスト」準優勝およびパフォーマンス賞 (2017.9.12)
- ・交流文化学科「Dokkyo Together[172]」が国連HPで紹介される (2017.10.3[173])
- ・経済学部ゼミ「春日部市大学生政策提案コンテスト2017」審査員特別賞 (2017.11.20)
- ・英語学科ゼミ「my Japan Award 2017」河尻亨一 賞[174] (2017.12.18)
- ・経済学部ゼミ 福井県大野市主催の「~磨き輝かそう大野の宝~越前おおの観光プロデュースコンテスト2018」で最優秀賞と市民賞をダブル受賞(2018.8.9)
- ・英語学科 & 交流文化学科ゼミ 観光学術学会の「学生ポスター発表セッション」において最優秀賞(1位)を受賞 (2018.8.30)
- ・経済学部ゼミ 福井県おおい町「まちづくり政策コンテスト」で特別賞を受賞 (2018.11.14)
- ・経済学部ゼミ 「春日部市大学生政策提案コンテスト2018」で優秀賞を受賞 (2018.12.7)
- ・「日経GSRプロジェクト」での受賞
メディア関連
- テレビ撮影・メディア
- ・ドラマ「月の恋人~Moon Lovers~」7話の撮影が本学で行われた。[175]
- ・「毎日かあさん」の収録が本学で行われた。[176]
- ・ドラマ「リッチマン、 プアウーマン」の収録が行われた。[177]
- ・ドラマ「蜜の味」の収録が行われた。本校でクランクインし、ファーストカットの撮影が行われた。[178]
- ・ドラマ「学校のカイダン」の撮影が行われた。[179]
- ・情報番組「出没!アド街ック天国」にて「語学の名門大学」として本学が紹介された。[180]
- ・英語学科 浅岡千利世教授がNHKラジオ番組「高校講座コミュニケーション英語Ⅲ」を担当[181]
- ・NHK語学番組「旅するフランス語(旅するユーロ)」2018年度後期にて、外国語学部フランス語学科福田美雪准教授が講師を担当
脚注
^ 本学HP>大学案内>獨協大学の特長>特色3 実践的な外国語教育
- ^ ab朝日新聞「大学力2012」http://www.asahi.com/ad/clients/u-power/con13.html
^ 外国語教育研究所ホームページより(平成28年9月閲覧)[1]
^ 本学HP>大学案内>獨協大学の特長>特色3 実践的な外国語教育
^ 大学ホームページ「獨協大学の国際化推進に関するビジョン」より[2]
^ 獨協大学HP 学長メッセージより
^ 獨協大学ニュース2018年11月号 上智大学文学部日独関係史研究員より
^ 出光HPより[出典無効]
^ 本学HP>大学案内>獨協大は学の沿革
^ 大学ホームページにおける記述、学生向けシラバス、獨協大学ニュースなどより
^ 法律学科のみ他言語を第1外国語として選択可能
^ 学科紹介 大学ホームページ
^ 特にドイツ語学科、フランス語学科では、ドイツ語やフランス語の専門テキストを使用したり、各言語で開講される専門分野科目が設置されている。
^ 法学部のみ
^ 留学生や帰国生向け
^ ドイツ語・英語・フランス語、それぞれの言語に関する書籍・新聞・雑誌などの閲覧、AsiaSat衛星やCS放送でのニュースの視聴などが可能。
^ 中国語、スペイン語、韓国語、日本語に関連した資料の閲覧や活動が可能
^ AVコーナーブースでは衛星基幹放送を利用してCNN、BBC、KBS、ドイツ国営放送、アルジャジーラ等の番組を視聴できる。
^ 「the japan times ST 2018.4.27『グローバル人材を育成する大学 特集』」で上智大学・立教大学と共に紹介されている。「大学Times vol.11グローバル人材育成と大学の動向」で国際基督教大学・上智大学と共に特集されている
^ 獨協大学HPニュース一覧2015.3.31
^ または「ワンキャンパス」
^ 本学HP→全学共通カリキュラムとは 本学HP→獨協大学の特長 本学HPニュース 2018.12.4「全学共通カリキュラム新授業FSP(Future Skills Project)講座を紹介します」
^ 特に国際教養学部
^ 下記、記載科目は、一部「実践科目」も含む
^ 言語学系の科目に関しては、外国語学部内に設置されている専門科目は、主に各専攻語の個別言語を対象にした物(英語学・フランス語学など)だが、本科目郡には、「言語学概論」「意味論」「談話論」「応用言語学」「第二言語習得」などの一般言語学に関する科目や、「日本語文法論(形態論・統語論)」「日本語教育」など日本語学に関する科目、「ロマンス語研究入門」「ラテン語」「古代ギリシア語」などの科目も設置されている。全学科生を対象とした「日本語教員養成課程」が設置されている。
^ 外部の社会人講師を招き、マーケティング企画提案等の「リアルな課題」に取り組む。 本学HPニュース 2018.12.4
^ 「環境報告書2013]より
^ 「大学運営の基本理念」(2004年4月1日)
^ 環境共生研究所HP 設立趣旨より
^ 草加市ホームページ 平成28年10月閲覧
^ 本学HPニュース一覧 2018.2.2
^ 草加市HP→ユニバーサルデザインの事例7 H30
^ 獨協大学環境報告書2017
^ 環境報告書2017
^ 獨協大学HPニュース一覧2015.7.22
^ 獨協大学HP 2010.4.7
^ 本学HPニュース一覧2018.2.2
^ 平成27年度 地方創成に向けた大学等知財活用等事例集 関東経済産業局
^ 地元草加市のみならず、埼玉県はじめ、近隣自治体との連携事業を促進するため、公開講座「オープンカレッジ」を開催するほか、隣接する足立区の住民に多様な学習機会を提供するため、足立区生涯学習センターと提携し、毎年提携講座を開講している
^ 草加商工会議所との共催、および経済産業省の後援で、地元の中小企業の経営者に有用なビジネス知識を提供している。本学HPニュース一覧2015.10.31
^ 本学、草加市、UR都市機構で、本学のキャンパス再編や、今後のまちづくりなどについて話し合い、地域の発展に貢献するべく連携を行っている。2010年より毎年行われている本学HPニュース一覧 2017.1.27
^ 草加ふさららポータルより 本学と草加市による共催行事で、小学校5・6年生を対象に、社会・自然に関する身近なテーマに関し、大学教員・専門家による講義を提供している。ドイツの社会教育事業をモデルとしている。 本学HPニュース一覧 2017.7.5
^ 本学HPニュース一覧 2017.10.10 本学の英語教員志望の学生が、市内中学生に英語技能検定試験に向けた、補修を行っている。
^ 上記すべて 獨協大学ニュース2018.7
^ 市と共催の国際交流フェスなど
^ 獨協大学ニュース2018年11月号 上智大学文学部日独関係史研究員より
^ 獨協大学ニュース2018年11月号 上智大学文学部日独関係史研究員より
^ グラフィックデザイナーの松永真により図案化された。(詳細はリンク先を参照)
^ 系統色名は「こい紫みの青」。校章やロゴタイプに使用されている。
^ 作詞:小池辰雄 作曲:萬澤遼
^ 作詞:谷川正秋 作曲:野田隆造
^ 1966年、当時の体育委員会による公募によって制定された。作詞、作曲共に在学生の作品が選ばれた。
^ 作詞:嶋崎千秋 補作詞・作曲:小椋佳 編曲:村田和人 歌唱:須藤薫
^ 創立35周年記念事業の一環として、公募によって制定された。「Dok+α」というロゴタイプも制定されている。
^ 1971年より当時の西ドイツで放送された教育番組「Die Sendung mit der Maus(ねずみのばんぐみ)」に登場するキャラクター。日本でも「だいすき!マウス」として放送された。
^ 大学ホームページより
^ 創立50周年を迎え、大学の魅力を広くアピールするため、第50回宣伝会議賞を通じて募集・選出(協賛企業賞)された。
^ 全日本空輸や日本航空等の航空業界やJTB等)
^ キャリアセンター資料
^ 交流文化学科の専門科目が学部共通科目として開講されている
^ 交流文化学科の専門科目が学部共通科目として開講されている
^ オールタナティブツーリズムなど
^
- 学術面ではツーリズムと歴史・社会・文化の関係を社会学・文化人類学・地誌学・民俗誌などの側面から考察する。文化や歴史の象徴としてのおみやげ/民芸品/名所/遺跡を考察したり、メディアの影響を旅行ガイドブックやフィルムツーリズムから考える授業などが設置されている。実際に旅行に行き、フィールドワークやエスノグラフィーの作成を実地で行う授業も設置されている。
- 実学面では、マーケティング・ビジネス・経済などの観点から宿泊施設 (ホテル/旅館)、エアライン、イベント (博覧会/国際会議/オリンピックなど) といった関連産業を含めた現状・課題・動向を扱ったり旅行契約法を学ぶ授業も設置されている。
^ 「ドイツ語圏の言語」「ドイツ語圏の文学」「ドイツ語圏の思想」など
^ 「ドイツ語圏の美術」「ドイツ語圏の音楽」「ドイツ語圏の演劇」など
^ 「ドイツ語圏の政治・経済」「ドイツ語圏の歴史」「ドイツ語圏とEU」など
^ 本学HPニュース一覧 2015.12.2
^ 本学HPニュース一覧2018.3.9
^ 「フランス語学」「フランス語教育」「マスメディアのフランス語」など
^ 「フランス文学」「フランスの美術」「フランスの舞台芸術」など
^ 「フランスの政治経済」「フランスの歴史」「フランスの現代社会」など
^ 必修の総コマ数は7コマと英語学科(4コマ)の約2倍である。
^ 授業の中でツーリズム業界におけるキャリアデザインを行ったり、インターンシップを取り入れるなど、専門教育とキャリア教育を融合させている
^ 英語学科・ドイツ語学科・フランス語学科の地域研究科目も設置されており、国際教養学部とは異なった形で多言語多文化へアプローチしている
^ 英語学科とほぼ共通だが、ドイツ語学科・フランス語学科の社会科学系の科目も設置されている
^ 1年次に必修の入門科目「交流文化論1~3」で、それぞれ「1.ツーリズムの基礎」「2.社会学/文化人類学の基礎」「3.グローバル社会の基礎」を学ぶ。
^ 本学HP→学部学科紹介「英語学科」
^ 本学HP 大学案内→特徴→外国語教育
^ 交流文化学科HP
^ 交流文化学科HP. FAQ
^ 立教大学観光学部における同数字は約3割(同大学観光学部HP「学生生活.進路」より)
^ 本学HP.学部学科.英語学科.卒業後の進路・主な就職先
^ 本学環境報告書2017
^ 学生の問題解決型プレゼン能力の向上、日頃の研究学習の成果共有を目的とする 本学HPイベント情報 2017.10.25
^ 獨協大学ニュース2017.12月号
^ 科目としては、経済に関する英語文献を講読する「専門英語」(経済学部共通)、地球環境や公共政策について英語で講義を受ける「Introductory Lecture」、The Japan Timesなどの英字新聞の読解訓練を行う「メディア英語」など。
^ 獨協大学ニュース2013.6月号
^ the japan times ST 2018.4.27「グローバル人材を育成する大学→獨協大学」より 上智大学・立教大学と共に紹介されている
^ :「ミクロ経済学」「マクロ経済学」「統計学」の上級科目、「ゲーム理論」「計量経済学」「経済学史」「経済社会学」など
^ :「金融論」「財政論」「現代人口論」「都市経済学」「医療経済学」「精神保健福祉論」「社会保障論」「産業構造論」「産業組織論」など
^ :「国際経済学」「国際金融論」「国際貿易論」「日本経済論」「アメリカ経済論」「東アジア・中国経済論」など
^ : 「経営戦略論」「経営組織論」「経営管理論」「人的資源管理論」「リスク・マネジメント論」「研究・開発マネジメント」「経営意思決定論」など
^ :「マーケティング論」「証券市場論」「広告論」「行動科学論」「ベンチャー企業論」など
^ :「上級簿記」「会計学原理」「財務会計論」「原価計算論」「経営分析論」「管理会計論」など
^ :「コンピュータ・アーキテクチャ」「アルゴリズム論」「プログラミング」「データマイニング」「多変量解析」「社会調査論」「著作権法」など
^ :「環境経済学」「環境政策論」「資源・エネルギー経済論」「地球環境論」「地域生態論」「環境ビジネス論」「環境マネジメント論」「環境法」など
^ :「開発経済学」「経済地理学」「国際政治経済学」「国際公共政策論」「公共経済学」「国際経済法」「国際組織論」「国際NPO論」など
^ 獨協大学ニュース2008.4号
^ :「行政法」「教育法」「租税法」「地方自治法」など
^ :「会社法」「手形・小切手法」「商法」「倒産法」など
^ :「民事訴訟法」「刑事訴訟法」「民事執行法」「労働法」など
^
- 「国際人道法」「国際人権法」「国際組織法」「国際環境法」「国際経済法」「英米法」「ドイツ法」「フランス法」「平和学」「人権の歴史」など
^
- 「政策過程論」「経済政策」「都市政策」「刑事政策」「財政学」「行政学」「地方自治論」「土地法」など
^ 日本学術振興会ホームページ
^ 本学HP ニュース2013.11.21
^ 獨協埼玉中学校・高等学校HPより
^ 同高校HP→教育 進路→学習内容
^ 獨協埼玉高等学校 学校評価 第三者評価2014年度 より
^ 日経キャリアマガジン2011.6.9「本当の就業力が育つ大学ランキング」で本学が2位 獨協大学HPニュース一覧2011.7.25にも掲載
^ 本学HP ニュース 2014.4.22
^ 環境報告書2013より
^ 環境報告書2017
^ 獨協大学HPイベント情報2017.7.14
^ 獨協大学HPニュース一覧 2016.6.7
^ 武蔵野市吉祥寺にあり96歳で逝去するまで、多くの時間をこの書斎で過ごし、本学の理念もこの机で書かれた。
^ 獨協大学ニュース2008.5号
^ 2階の教職員食堂は、12:45から14:00までの時間であれば学生も利用できる。DOKKYO ADMISSIONS OFFICEでは入試課職員に加えて学生スタッフが待機し、入学希望者の質問や相談、キャンパスツアーに対応している。4階から9階は教員の研究室となっている。
^ 本学HP 2018.3.28
^ グッドデザイン賞HPより、平成28年閲覧
^ 学生ラウンジや、イベントホール、フリースペース、トレーニングルーム、音楽スタジオ、茶室、演劇ホール、武道場、各部室、愛好会ロッカー室などを備える学友会活動の中心となっている。また、グラウンドに隣接する別館があり、シャワールームや更衣室、弓道場が設置されている。1階には学生課、2階には文化祭実行委員会、学友会総務部長室事務課、3階には学友会本部、卒業アルバム編集委員会が入居する。
^ 獨協大学ニュース 2017.11月号
^ 1階にはセブン-イレブン、書店(丸善)、旅行代理店(東武トラベル)、自動車教習所・専門学校・卒業時装等斡旋サービス、アパート斡旋サービス、理容室などが出店する。
^ 営業時間は日曜日・祝日および夏季・冬季休業期間の一部を除く8:30から17:30(土曜日は15:00)まで。食堂内にはパンやスナック菓子、飲料などの売店が併設され、昼休み時間には弁当販売が行われている。
^ サッカー(68m×105m)、ラクロス(男子:55m×100m、女子:60m×100m)、ラグビー(70m×120m)、アメリカンフットボール(48m×109m)、野球、フットサル(18m×38m×3面)、テニス(10.97m×23.77m×4面 ※公式2面)、アーチェリー(90m、70m、60m、50m、30m)、陸上競技(300mトラック2レーン、150m陸上直線走路3レーン)に対応する。
^ 本学HP 2018.11.20
^ 本学HP 2018.11.20
^ 本学HPイベント情報 2018.12.8
^ 獨協大学ニュース2014.1月号
^ 同2016.1月号
^ 同2017.1月号
^ 本学HP (2018.10.24イベント)
^ 学園祭実行委員やアルバイトの経験など
^ 交学科HP N&T 2015.12.8
^ 旅客機の見学、豪華客船への搭乗、本学科出身の現役パイロットや客室乗務員との対話など
^ 本学HP ニュース一覧 2017.12.23
^ 獨協大学HP→国際交流センター→獨協インターナショナルフォーラム
^ 第23回のみインターグループ
^ 第21回以降
^ 獨協大学父母のHP「沿革」
^ 獨協大学ニュース2011年12月
^ 本学HPニュース 2012年11月7日
^ 本学HP 2018.5.24
^ 本学HP 2018.6.25
^ 本学HP 2018.4.12
^ 獨協大学HPニュース一覧2017.10.16
^ 2017.12.8
^ 2018.10.12
^ 2018.7.31
^ 17年6月 18年7月獨協大学ニュース7月号
^ 獨協大学HPイベント情報2017.6.26
^ 福島県の「大学生の力を活用した集落復興支援事業」に参加している学生がパネリストとして参加する 本学HP イベント2018年6月27日
^ 本学HP イベント 2018年7月11日
^ 本学HP 2018年5月28日
^ 本学HPイベント情報2015.6.3~6.6
^ 本学HP News2018.12.17
^ 本学HPイベント 2018.11.3
^ 「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」第7期派遣留学生として
^ 獨協大学ニュース2009年1月号
^ 本シンポジウムをはじめとした「草加市制50周年事業」への本学の貢献や、各研究所の実績が高く評価され、本学へ草加市より感謝状が贈られた鴨下一郎環境大臣、増田寛也総務大臣、埼玉県知事、および副知事、草加市長が参加し、本学の各研究所職員や、森永卓郎教授などと議論を行った。
^ 立川敬二宇宙航空研究開発機構(JAXA)理事長による講演、佐藤勝彦自然科学研究機構機構長をはじめとした天文・宇宙科学分野における研究者やエンジニアによる総計21に上る講演、シンポジウムが開催された。また、翌年の2012年1月8日には天野貞祐記念館大講堂にて「獨協大学 天文・宇宙Week特別企画」が開催され、はやぶさプロジェクトマネージャーの川口淳一郎宇宙航空研究開発機構(JAXA)教授による特別講演が行われた。この様子はニコニコ生放送でライブ中継され約4万人が視聴している。講演後には、映画『はやぶさ遥かなる帰還』の原作者である山根一眞経済学部特任教授の進行のもと、川口教授と、同作品主演で川口教授役を演じた俳優渡辺謙、作品を企画した東映株式会社の坂上順エグゼクティブプロデューサーと同社菊池敦夫制作部長を交えたトークイベントが行われ、この模様はスポーツニッポンの他、毎日新聞デジタルMANTANWEB 映画.comニュース、シネマトゥデイでも紹介された。
^ DN.17.4
^ DN.17.5
^ DN.17.12
^ DN.18.1
^ DN.18.1
^ DN.18.1
^ 本学HP.イベント情報
^ 草加市内の半数におよぶ保育園・幼稚園・小学校の協力のもと行われた。研究チームには本学英語学科教員の他、埼玉大学教育学部教員なども参加している。
^
同県主催の「インターカレッジコンペティション」で、2014年、本学の交流文化学科および国際環境経済学科の合同ゼミが最優秀賞を獲得し、その案が実証事案として採択されたことによる。本学は、このコンペティションにおいて2012年から2016年まで5年連続で入賞している。2015年に7学科の学生により、英語・中国語・韓国語・タイ語への翻訳が行われた。 (2015.12.14)
^ 八百津町が「杉原リスト」を日本ユネスコ国内委員会に申請した際、八百津町が所有するビザ発注の際のパスポートの翻訳・解読作業を、本学の外国語学部教授5名が行い、八百津町町長や、杉原千畝記念館館長から、本学へ感謝状が送られた。それを受け、2015年11月18日~11月23日、まで「杉原千畝 ユネスコ世界記憶遺産登録申請 特別展」が開催された。
^ 名古屋外国語大学で行われる全国規模もコンテスト 2014年度以降も入賞している
^ 国連による難民支援プログラム TOGETHERに関連した取り組み
^ 交流文化学科HP News&Topicより
^ 「海外へ発信する映像コンテスト」
^ 獨協大学HPニュース一覧2010.6.29
^ 獨協大学HPニュース一覧2010.6.23
^ 獨協大学HPニュース一覧 2012.7.5
^ 獨協大学HPニュース一覧 2011.10.12
^ 本学HPニュース一覧 2015.3.7
^ 2011.11.19
^ 英語学科HP2018.4.2
参考文献
Wiki関係他プロジェクトリンク
ウィキメディア・コモンズ(Wikimedia Commons)
- 獨協大学
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- 獨協大対策
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- 獨協大学
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