三色旗
三色旗(さんしょくき)とは、三色で構成された旗のこと。トリコロール(伊: tricolore、仏: tricolore、英: Tricolor)とも呼ばれる。
トリコロールといった場合、最も著名なものはフランスの国旗である。最も古い三色旗は、オランダの国旗であり、16世紀から用いられている。変形として、三色旗の中央に紋章を入れているものもある。
目次
1 三色旗の例
1.1 縦3分割
1.2 横3分割
1.3 この他
1.4 青・黄・赤
2 脚注
3 関連項目
三色旗の例
縦3分割
紋章学ではティアスト・パー・ペイル[1]と呼ぶ。
- フランスの国旗
イタリア・メキシコの国旗はフランスの影響を受けたものである。
ルーマニアの国旗・チャドの国旗 - 1990年以降は縦横比は同じ。配色は似ているが少し違う。- アイルランドの国旗
- コートジボワールの国旗
マリ共和国の国旗 - 緑・黄色・赤の3色は汎アフリカ色とよばれる。国によって縦分けと横分けが存在する。
横3分割
紋章学ではティアスト・パー・フェス[2]と呼ぶ。
- オランダの国旗
エストニアの国旗 - 青・黒・白
ドイツの国旗 - 黒・赤・金
イエメンの国旗 - 赤・白・黒・緑(汎アラブ色)はアラブ反乱の際にオスマン朝に叛旗を翻したアラブ民族主義者が用いたアラブ反乱旗で使用され、イスラム文化圏ではよく使われている。
ロシアの国旗 - 青・白・赤の横分けパターンを「汎スラヴ色」といい、国によって配列が異なる- セルビアの国旗
ブルガリアの国旗 - 基本は汎スラブ色と同じだが、青の代わりに酪農国のシンボルとして緑が使用されている
ハンガリーの国旗 - 赤・白・緑
この他
慶應義塾の校旗 - 実際には青と赤の2色を3段に配したものであるが、三色旗と呼ばれている。
創価学会の三色旗
青・黄・赤
ルーマニアの国旗
モルドバの国旗
アンドラの国旗
チャドの国旗
コロンビアの国旗
エクアドルの国旗
ベネズエラの国旗
アルメニアの国旗
ナゴルノ・カラバフの国旗
創価学会の三色旗(八葉蓮華入り)
創価学会の三色旗(八葉蓮華なし)
脚注
^ 英: tierced per pale
^ 英: tierced per fess
関連項目
- 旗章学
- 国旗
- 軍旗
- 二色旗
- 五色旗
- 色数による旗の一覧
- デザインによる国旗の一覧