オロミア州
オロミア州(アムハラ語:ኦሮምያ ክልል)は、エチオピア南部の州。
面積は28万4538km²で、2015年の人口は3369万2000人。
人口密度は118.4人/km²。
エチオピアの全ての州・自治区の中で最大の人口・面積を持つ。
州都はアダマ。
公用語はオロモ語。
1995年に民族ごとに州が再編された際、オロモ人が多数を住める地域をまとめて組織された。
目次
1 地理
2 民族
3 紛争
4 宗教
5 人口
6 脚注
7 関連項目
地理
- 北:アムハラ州
- 北:アファール州
- 北東:ディレ・ダワ
- 東:ソマリ州
- 南東:マンデラ県(ケニア)
- 南:ワジル県(ケニア)
- 南西:マルサビット県(ケニア)
- 南西:南部諸民族州
- 西:ガンベラ州
- 西:ラトゥジョール県(南スーダン)
- 北西:ベニシャングル・グムズ州
州中北部にアディスアベバを、北東部にハラリ州を内包する。
民族
1995年、バレ州、ハラルゲ州、イルバボール州、カファ州、シェワ州、シダモ州、およびウォールガ州からオロモ人多数地域を分離して作られた。
オロモ人:87.8%
アムハラ人:7.22%
グラゲ人[1]:0.93%- その他:4.05%
紛争
隣接するソマリ州のソマリ人とオロモ人との間では、州境付近の土地や資源管理の問題で争いが続いていたが、2017年9月には百人単位の死者が生じる衝突に発展。この衝突により双方で100万人の避難民が発生した[2]。
宗教
イスラム教:47.5%
エチオピア正教:30.5%
プロテスタント:17.7%- 伝統宗教:3.3%
- その他:1.0%
人口
1994年10月11日:1873万2525人
2007年5月28日:2699万3933人
2015年7月1日:3369万2000人[3]
脚注
^ Sebat Bet Gurage、Soddo Gurage、Silt'eを含む。
^ “エチオピア、民族衝突で100万人避難”. AFP (2018年2月6日). 2018年6月28日閲覧。
^ City Population閲覧日:2016年8月23日
関連項目
- 国道3号
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