国鳥
日本の国鳥であるキジ
| 国の象徴 |
|---|
|
国鳥(こくちょう)とは、その国を代表・象徴する鳥である。
目次
1 解説
2 各国の国鳥
2.1 アジア
2.2 アフリカ
2.3 ヨーロッパ
2.4 北アメリカ・中央アメリカ
2.5 南アメリカ
2.6 オセアニア
3 脚注
4 関連項目
解説
国鳥は、国家機関が選定する場合や、全国的な鳥類学術機関が選定する場合、特に選定されず歴史的に認知されている場合など、様々な例があり、国により国民の認知度にも差がある。
アジアではキジ科の鳥が国鳥となる例が多い。また、アフリカではツル目が、ヨーロッパではスズメ目の例が多い。中央アメリカではキヌバネドリ目が、南アメリカではコンドル類が多い。
国鳥は手厚く保護される場合もあるが、選考の決め手として、単に容姿や分布のみならず、狩猟文化や食文化なども含めた国民的な知名度・親近感が考慮されることも多い。たとえば、日本は国鳥であるキジ(雉)を狩猟している[1]。また、フランスの国鳥の鶏は家禽である。ほか、モーリシャスの国鳥のドードーは人間(つまりモーリシャス国民の先祖)の進出によって絶滅した鳥である。
各国の国鳥
アジア
| 国名 | 国鳥 | 備考 |
|---|---|---|
| アゼルバイジャン | オジロワシ | |
| アルメニア | コウノトリ | |
| イラク | イワシャコ | |
| インド | インドクジャク | |
| インドネシア | ジャワクマタカ | |
| ウズベキスタン | カワラバト | |
| カザフスタン | オジロワシ | |
| キルギス | オジロワシ | |
| ジョージア | オジロワシ | |
| シンガポール | キゴシタイヨウチョウ | |
| スリランカ | セイロンヤケイ | |
| タイ | シマハッカン | |
| 大韓民国 | カササギ | 公式には定められていない[2]。1964年の韓国日報の国鳥公募で選ばれたもの[3]。 |
| タジキスタン | シロハラサケイ | |
中華民国 (台湾) | ミカドキジ | 非公式。 |
| 朝鮮民主主義人民共和国 | オオタカ [4] | |
| トルクメニスタン | オジロワシ | |
| トルコ | ワキアカツグミ | |
| 日本国 | キジ | 1947年に日本鳥学会において国鳥に選定した。 |
| ネパール | ニジキジ | |
| パキスタン | イワシャコ | |
| バングラデシュ | シキチョウ | |
| フィリピン | フィリピンワシ | 1995年7月4日に制定[5]。 |
| ブータン | ワタリガラス | |
| ミャンマー | ハイイロコクジャク | 非公式[6]。 |
| モンゴル | オジロワシ |
アフリカ
| 国名 | 国鳥 | 備考 |
|---|---|---|
| ウガンダ | ホオジロカンムリヅル | |
| エリトリア | ホオジロエボシドリ | |
| サントメ・プリンシペ | ヨウム 、トビ | |
| ザンビア | サンショクウミワシ | |
| ジンバブエ | サンショクウミワシ | |
| ナイジェリア | カンムリヅル | |
| ナミビア | ハジロアカハラヤブモズ | |
| 南アフリカ共和国 | ハゴロモヅル | |
| 南スーダン | サンショクウミワシ | |
| モーリシャス | ドードー | 17世紀に絶滅している。 |
ヨーロッパ
| 国名 | 国鳥 | 備考 |
|---|---|---|
| アイスランド | シロハヤブサ | |
| アイルランド | ミヤコドリ | ミソサザイやタゲリとする資料もある |
| アルバニア | イヌワシ | |
| イギリス | ヨーロッパコマドリ | |
| イタリア | イタリアスズメ | |
| ウクライナ | ヨーロッパコマドリ | |
| エストニア | ツバメ | |
| オーストリア | ツバメ | |
| オランダ | オグロシギ | 法的に定められてはいないが、インターネット投票では一番の人気を得た[7]。 |
| ギリシャ | コキンメフクロウ | |
| クロアチア | サヨナキドリ | |
| スウェーデン | クロウタドリ | |
| スペイン | イベリアカタシロワシ | 法的に定められてはいない |
| デンマーク | コブハクチョウ | |
| ドイツ | シュバシコウ | |
| ノルウェー | ムナジロカワガラス | |
| ハンガリー | ノガン | |
| フランス | ニワトリ(雄鶏) | 法的に定められてはいない[8]。 |
| フィンランド | オオハクチョウ | |
| フェロー諸島 | ノガン | ミヤコドリとする資料もある |
| ベラルーシ | シュバシコウ | |
| ベルギー | チョウゲンボウ | |
| ポーランド | シュバシコウ | オジロワシ とする資料もある |
| ポルトガル | ニワトリ(雄鶏) | |
| マルタ | イソヒヨドリ | |
| モルドバ | クロハゲワシ | |
| ラトビア | タイリクハクセキレイ | |
| リトアニア | シュバシコウ | |
| ルーマニア | モモイロペリカン | 法的に定められてはいない |
| ルクセンブルク | キクイタダキ | |
| ロシア | ゴシキヒワ | コハクチョウとする資料もある |
北アメリカ・中央アメリカ
| 国名 | 国鳥 | 備考 |
|---|---|---|
| アメリカ合衆国 | ハクトウワシ[9] | |
| キューバ | キューバキヌバネドリ | |
| グアテマラ | ケツァール | |
| コスタリカ | バフムジツグミ | |
| ジャマイカ | フキナガシハチドリ | |
| ドミニカ共和国 | ヤシドリ | |
| ドミニカ国 | ミカドボウシインコ | |
| トリニダード・トバゴ | ハチドリ | |
| ニカラグア | アオマユハチクイモドキ | |
| ハイチ | ヒスパニオラキヌバネドリ | |
| パナマ | オウギワシ | |
| バハマ | フラミンゴ | |
| メキシコ | カラカラ |
南アメリカ
| 国名 | 国鳥 | 備考 |
|---|---|---|
| アルゼンチン | セアカカマドドリ | |
| ウルグアイ | ナンベイタゲリ | |
| エクアドル | アンデスコンドル | |
| ガイアナ | ツメバケイ | |
| グレナダ | グレナダバト | |
| コロンビア | アンデスコンドル | |
| チリ | コンドル | |
| パラグアイ | ハゲノドスズドリ | |
| ブラジル | ナンベイコマツグミ | 2002年に指定[10]。 |
| ベネズエラ | ツリスドリ | |
| ペルー | アンデスイワドリ |
オセアニア
| 国名 | 国鳥 | 備考 |
|---|---|---|
| オーストラリア | コトドリ | |
| キリバス | グンカンドリ | |
| ニューカレドニア | カグー | |
| ニュージーランド | キーウィ | 法的に定められてはいない。 |
| パプアニューギニア | ゴクラクチョウ |
脚注
^ “狩猟制度の概要”. 環境省. 2012年4月4日閲覧。
^ 黒田勝弘「【外信コラム】ソウルからヨボセヨ カササギ追放?」MSN産経ニュース(産経新聞)、2009年1月3日付、2009年12月10日閲覧。
^ 「ソウルのシンボル」(日本語) Seoul, 2002 FIFA World Cup、2009年12月10日閲覧。
^ Naenara-朝鮮民主主義人民共和国の国鳥(日本語) 、2017年5月9日閲覧。
^ “Proclamation No. 615, s. 1995” (英語). フィリピン政府. 2018年8月25日閲覧。
^ “Myanmar's peacock: a national symbol dying off in the wild” (英語). Phys.org. 2018年8月25日閲覧。
^ “National Bird of The Netherlands”. True Nature Foundation. 2017年8月20日閲覧。
^ 「フランス共和国を表すシンボル」(日本語) 在日フランス大使館、2010年1月2日閲覧。
^ 「シンボル」(日本語) 在日米国大使館、2009年12月10日閲覧。
^ “National Symbols”. 駐米ブラジル大使館. 2017年8月20日閲覧。
関連項目
- 国花
- 国石
- 国獣