ロン・ワシントン






















































ロン・ワシントン
Ron Washington
アトランタ・ブレーブス コーチ #37

Ron Washington on August 14, 2015.jpg
2015年8月14日

基本情報
国籍
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地
ルイジアナ州ニューオーリンズ
生年月日
(1952-04-29) 1952年4月29日(66歳)
身長
体重

5' 11" =約180.3 cm
155 lb =約70.3 kg
選手情報
投球・打席
右投右打
ポジション
遊撃手
プロ入り
1970年 アマチュア・フリーエージェントとしてカンザスシティ・ロイヤルズと契約
初出場
1977年9月10日
最終出場
1989年7月7日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

選手歴




  • ジョン・マクドノー高等学校(英語版)

  • ステートカレッジ・オブ・フロリダ(英語版)


  • ロサンゼルス・ドジャース (1977)


  • ミネソタ・ツインズ (1981 - 1986)


  • ボルチモア・オリオールズ (1987)


  • クリーブランド・インディアンス (1988)


  • ヒューストン・アストロズ (1989)




監督・コーチ歴





  • オークランド・アスレチックス (1996 - 2006)


  • テキサス・レンジャーズ (2007 - 2014)

  • オークランド・アスレチックス (2015 - 2016)


  • アトランタ・ブレーブス (2017 -)




ロナルド・ワシントンRonald Washington, 1952年4月29日 - )は、アメリカ合衆国ルイジアナ州ニューオーリンズ出身の元プロ野球選手(遊撃手)。野球指導者。右投右打。現在はMLB・アトランタ・ブレーブスで三塁コーチを務める。




目次






  • 1 経歴


    • 1.1 現役時代


    • 1.2 コーチ、監督時代




  • 2 詳細情報


    • 2.1 年度別打撃成績


    • 2.2 年度別監督成績


    • 2.3 背番号




  • 3 脚注


  • 4 関連項目


  • 5 外部リンク





経歴



現役時代


1970年7月17日にカンザスシティ・ロイヤルズと契約。ロイヤルズ傘下、ニューヨーク・メッツ傘下、ロサンゼルス・ドジャース傘下のマイナー球団でプレーし、1977年9月10日にドジャースでメジャーデビューを果たした。しかし、その後3年間はメジャーに昇格することはなく、1981年にミネソタ・ツインズで4年ぶりにメジャーでプレーした。ツインズでは1986年までの6年間在籍。


その後、1987年はボルチモア・オリオールズ、1988年はクリーブランド・インディアンス、1989年はヒューストン・アストロズに所属し、1990年にテキサス・レンジャーズ傘下のAAA級オクラホマシティ・エイティナイナーズでプレーした後、現役を引退。1987年9月14日のトロント・ブルージェイズ戦でカル・リプケンが父シニア(英語版)の決断によって8243イニング連続出場と903試合連続フルイニング出場が途切れた時に代わって遊撃の守備に就いている[1]。また、1988年5月28日のミルウォーキー・ブルワーズ戦では9回裏に代打として起用され、安打を記録し、オーデル・ジョーンズ(英語版)のノーヒットノーランを阻止している[2]



コーチ、監督時代


現役引退後、1991年から1995年はメッツ傘下のマイナー球団のコーチを務め、1996年から2006年にかけてオークランド・アスレチックスの三塁コーチ(1996年は一塁コーチ)を務めた[3]


2006年11月6日にレンジャーズの監督に就任[3]。この時、レンジャーズのベンチコーチのドン・ワカマツ、メッツの三塁コーチのマニー・アクタ、北海道日本ハムファイターズ監督のトレイ・ヒルマンらが監督候補だった[4](ワカマツ、アクタ、ヒルマンの肩書はいずれも当時のもの)。


2010年3月、前年7月の薬物検査でコカインに陽性反応を示していた事が発覚した[5]


監督としてはレンジャーズを11年ぶりにアメリカンリーグ西地区優勝に導き、さらには球団史上初となるリーグ優勝決定シリーズ進出、そしてワールドシリーズ進出を果たした(1勝4敗でサンフランシスコ・ジャイアンツに敗退)。


2011年にもリーグ優勝を果たし、ワールドシリーズに2年連続出場。セントルイス・カージナルスと対戦し、3勝2敗と王手を掛けながらもその後連敗。2年連続でワールドシリーズ敗退となる。


2014年2月24日にレンジャーズとの契約を2015年まで延長することに合意した[6]が、9月5日に一身上の理由で監督を辞任した。また、これに伴い、同年11月に日本で開催される日米野球MLB選抜の監督も辞退することになった[7]


2015年5月22日に守備インストラクターとしてアスレチックスに復帰[8]。8月24日より三塁コーチに配置転換され[9]、2016年まで務めた。


2016年10月11日に2017年シーズンよりアトランタ・ブレーブスの三塁コーチへの就任が発表された[10]



詳細情報



年度別打撃成績


















































































































































































































































































































































































O
P
S

1977

LAD
10 20 19 4 7 0 0 0 7 1 1 1 0 0 0 0 1 2 1 .368 .400 .368 .768

1981

MIN
28 90 84 8 19 3 1 0 24 5 4 1 1 0 4 0 1 14 1 .226 .270 .286 .555

1982
119 470 451 48 122 17 6 5 166 39 3 3 2 3 14 0 0 79 11 .271 .291 .368 .659

1983
99 344 317 28 78 7 3 4 103 26 10 5 3 1 22 1 1 50 7 .246 .296 .325 .621

1984
88 206 197 25 58 11 5 3 88 23 1 1 1 3 4 0 1 31 4 .294 .307 .447 .754

1985
70 149 135 24 37 6 4 1 54 14 5 1 3 3 8 0 0 15 3 .274 .308 .400 .708

1986
48 81 74 15 19 3 0 4 34 11 1 2 2 2 3 0 0 21 0 .257 .278 .459 .738

1987

BAL
26 81 79 7 16 3 1 1 24 6 0 1 1 0 1 0 0 15 2 .203 .213 .304 .516

1988

CLE
69 241 223 30 57 14 2 2 81 21 3 3 3 1 9 0 5 35 2 .256 .298 .363 .662

1989

HOU
7 7 7 1 1 1 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0 4 0 .143 .143 .286 .429

MLB:10年
564 1689 1586 190 414 65 22 20 583 146 28 18 16 13 65 1 9 266 31 .261 .292 .368 .659

  • 1978年 - 1980年は試合出場なし。


年度別監督成績



































































































年度 球団 地区 試合 勝利 敗戦 勝率 順位/チーム数 備考
2007 TEX AL 西 162 75 87 .463 4 / 4  
2008 162 79 83 .488 2 / 4
2009 162 87 75 .537 2 / 4
2010 162 90 72 .556
1 / 4

WS敗退
2011 162 96 66 .593
1 / 4

WS敗退
2012 162 93 69 .574 2 / 4
WCG敗退
2013 163 91 72 .558 2 / 5
PO1試合含む
2014 162 67 95 .414 5 / 5
MLB 8年 1297 678 619 .522


背番号




  • 44(1977年)


  • 38(1981年 - 1986年、1996年 - 2006年、2008年 - 2016年)


  • 37(1987年、2007年、2017年 - )


  • 15(1988年)


  • 29(1989年)



脚注





  1. ^ 「Baseball Card History」『月刊メジャー・リーグ』 2005年7月号 ベースボール・マガジン社 41頁


  2. ^ “May 28, 1988 Milwaukee Brewers at Cleveland Indians Play by Play and Box Score” (英語). Baseball-Reference.com. 2010年7月25日閲覧。

  3. ^ ab“Texas Rangers name Ron Washington manager” (英語). MLB.com (2006年11月6日). 2010年7月25日閲覧。


  4. ^ Sullivan, T.R. (2006年10月11日). “Rangers' job narrowed down to four” (英語). MLB.com. 2010年7月25日閲覧。


  5. ^ “Rangers manager Ron Washington tested positive for cocaine last July” (英語). CNN. http://sportsillustrated.cnn.com/2010/baseball/mlb/03/17/washington/index.html?eref=sihp 2012年4月10日閲覧。 


  6. ^ “Ron Washington Agrees to Contract Extension”. MLB.com Rangers Press Release (2014年2月24日). 2014年2月25日閲覧。


  7. ^ “レンジャーズ前監督ワシントン氏 日米野球の指揮を辞退”. スポーツニッポン (2014年9月11日). 2014年9月13日閲覧。


  8. ^ Wilson, Jeff (June 9,2015). “Ron Washington living, working for today with Oakland”. Fort Worth Star-Telegram. http://www.star-telegram.com/sports/mlb/texas-rangers/article23631124.html 2015年8月25日閲覧。 


  9. ^ Lee, Jane (2015年8月24日). “A's Name Washington 3B Coach; Gallego Dismissed”. Major League Baseball. http://m.athletics.mlb.com/news/article/145076362 2015年8月25日閲覧。 


  10. ^ Bowman, Mark (2016年10月11日). “Washington, Hernandez join Braves' coaching staff”. MLB.com. http://m.braves.mlb.com/news/article/205769504/ron-washington-chuck-hernandez-join-braves/ 2016年11月2日閲覧。 




関連項目



  • メジャーリーグベースボールの選手一覧 W

  • メジャーリーグベースボールの監督一覧

  • テキサス・レンジャーズの歴代監督一覧



外部リンク






  • 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)

  • 監督の通算成績と情報 Baseball-reference.com










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