マルシア
まるしあ マルシア | |
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本名 | 大鶴一枝マルシア |
生年月日 | (1969-02-14) 1969年2月14日(49歳) |
出生地 | ブラジル |
職業 | 歌手・タレント |
配偶者 | 大鶴義丹(1994年 - 2004年) |
マルシア(1969年2月14日 - )は、日本の歌手、女優、タレント。
本名は、大鶴 一枝 マルシア(おおつる かずえ マルシア、Marcia Kazue Otsuru)[1]。
所属事務所はワタナベエンターテインメント。
目次
1 来歴・人物
1.1 出生
1.2 歌謡曲歌手としての日本デビュー、女優・タレント業進出
1.3 家族
2 作品
2.1 シングル
2.2 参加作品
3 出演
3.1 テレビ
3.2 NHK紅白歌合戦出場歴
3.3 ラジオ
3.4 CM
3.5 舞台
4 脚注
5 外部リンク
来歴・人物
出生
ブラジル・サンパウロ州モジ・ダス・クルーゼス出身の日系三世。祖父、西家佐登里は日本の静岡県沼津市出身でブラジルへ移住し、祖母たかとともに、柿、ポンカンなどの果樹園を経営していた。二世である父・西家千秋と母・芳子の長女として生まれる。マルシアのファーストネームの一枝は、祖母が好きだった美空ひばりの本名である加藤和枝にちなんで名づけられたものである[1]。
父、千秋は高校中退後に始めた事業に一度失敗した後に、祖父の佐登里が果樹園を手放してつくった資金の援助を受けて、肉屋の経営を始め成功した。母親は静岡県の出身[2]。
歌謡曲歌手としての日本デビュー、女優・タレント業進出
1985年、ブラジルで開かれたTBSの『TBS歌謡選手権』で準優勝。このとき審査員をつとめていた作曲家の猪俣公章の目に留まり、猪俣がブラジルへ足を運んでスカウトされる。これを契機に翌年、祖父の佐登里と共に来日。デビュー前の当時、日本テレビの情報番組「追跡」にて、猪俣公章の内弟子修行で悪戦苦闘する姿が紹介されている。当該回には同門で姉弟子にあたる坂本冬美も出演した。坂本とは今でも姉妹のように仲が良いとテレビなどで度々語っている。
厳しい修業を乗り越え、1989年1月、「ふりむけばヨコハマ」でデビュー。同期デビューの歌手には中山忍、星野由妃、島崎和歌子、千葉美加、川越美和、細川直美、里中茶美、香田晋、尾鷲義人など。特に同年の新人賞レースでは、田村英里子との凄まじい激戦が繰り広げられた。『第31回日本レコード大賞』や『FNS歌謡祭』では最優秀新人賞を獲得するなど、数多くの新人賞を受賞する。だが、マルシアがブラジルに凱旋帰国公演をする直前に、実父の千秋は心不全で急死。父はとうとう日本の土を踏むことは出来なかった。
後に、テレビドラマ、バラエティー番組などにも出演、女優・タレントとしても幅広く活躍。
1994年、毎日放送のテレビドラマ「オレたちのオーレ!」で共演したことがきっかけで俳優の大鶴義丹と結婚。一女をもうけたが、2004年に離婚。離婚後も娘のために大鶴姓を名乗っている[1]。
2001年、ブロードウェイミュージカル『ジキル&ハイド』に出演。初のミュージカル挑戦となったが、第56回文化庁芸術祭賞演劇部門新人賞を受賞した。
2003年に日本国籍に帰化する。
2015年、日伯両国が外交関係樹立120周年を迎えるにあたり、サッカー元日本代表監督のジーコとともに親善大使に任命された。委嘱期間は同年2月12日から12月31日まで。
家族
一世
- 祖父 西家佐登里
- 祖母 西家たか
二世
- 父 西家千秋
- 母 西家芳子
三世
- 西家一枝マルシア
作品
シングル
ふりむけばヨコハマ (1989.1.21)
- 作詞:たきのえいじ/作曲:猪俣公章/編曲:竜崎孝路
- (c/w やがて離愁)
- 作詞:たきのえいじ/作曲:猪俣公章/編曲:竜崎孝路
抱きしめて (1990.2.14)
- 作詞:蘭香/作曲:猪俣公章/編曲:竜崎孝路
- (c/w 夢色しのび逢い)
待ちわびて哀愁 (1991.1.21)
- 作詞:たきのえいじ/作曲:猪俣公章/編曲:竜崎孝路
- (c/w ラスト・ヒロイン)
愛を置き去りに (1991.8.21)
- 作詞:伊藤薫/作曲:三木たかし/編曲:若草恵
- (c/w 愛情物語)
- 作詞:伊藤薫/作曲:三木たかし/編曲:若草恵
あなたの愛につつまれて (1992.2.21)
- 作詞:伊藤薫/作曲:三木たかし/編曲:若草恵
- (c/w 急がないで)
あきらめてバイバイ (1992.9.21)
- 作詞:伊藤薫/作曲:猪俣公章/編曲:藤原いくろう
- (c/w あなたに帰りたい)
- 作詞:伊藤薫/作曲:猪俣公章/編曲:藤原いくろう
陽だまり (1993.3.21)
- 作詞:高村圭/作曲:山崎一稔/編曲:竜崎孝路
- (c/w 雪どけ)
灼熱…サウダージ (1994.6.21)
- 作詞:ちあき哲也/作曲:松岡直也/編曲:松岡直也
- (c/w 熱風エリア)
紅い蓮〜Chove Chuva〜 (1994.11.21)
- 作詞:ちあき哲也/作曲:松岡直也/編曲:松岡直也
- (c/w 逆光線)
しあわせになれる (1995.9.1)
- 作詞:秋元康/作曲:井上大輔/編曲:岩崎文紀
- (c/w 二番目)
- 作詞:秋元康/作曲:井上大輔/編曲:岩崎文紀
ずっと許してる (1996.3.20)
- 作詞:秋元康/作曲:井上大輔/編曲:岩崎文紀
- (c/w 何をすればいいの)
心の結婚 (1996.9.21)
- 作詞:内田春菊/作曲:井上大輔/編曲:田代修二・池谷明広
- (c/w いつもあなたを想ってる)
- 作詞:内田春菊/作曲:井上大輔/編曲:田代修二・池谷明広
Just A Woman〜あなたへ〜 (1998.10.21)
- 作詞:吉元由美/作曲:尾上一平/編曲:岩田雅之
- (c/w 元気になる方法)
- 作詞:吉元由美/作曲:尾上一平/編曲:岩田雅之
Yours〜時のいたずら〜 (2008.10.22)
- 作詞:ちあき哲也/作曲:すぎもとまさと/編曲:若草恵
- (c/w カッコウ・ホテル)
エデンの雨 (2009.10.21)
- 作詞:ちあき哲也/作曲:すぎもとまさと/編曲:若草恵
- (c/w 舞姫になれない)
参加作品
大阪の女 (2016.9.7)
- トリビュートアルバム『ザ・ピーナッツ トリビュート・ソングス』に収録)、森口博子とデュエット[3]。
出演
テレビ
追跡(デビュー前、猪俣公章の内弟子時代)
マジカル頭脳パワー!!(不定期)
なるほど!ザ・ワールド(不定期)
ライオンのごきげんよう(不定期)(因みにFNS番組対抗!なるほど!ザ・春秋の祭典スペシャルでは当番組のチームに必ずと言って良い程入っていた。)
火曜ミステリー劇場「南青山コンビニ探偵24時間営業 美人ピアニスト殺人 事件の謎」(1990年)
新宿暴走救急隊 第3話(2000年) - メイ・リン 役
とんねるずの生でダラダラいかせて!!(準レギュラー)
夜もヒッパレ一生けんめい→THE夜もヒッパレ(1994年 - 1997年)
おしゃれカンケイ(1994年 - 1997年)
こたえてちょーだい!(準レギュラー)
スーパーサッカー(南米サッカーの特集時にナレーションで出演)
ウリナリ芸能人社交ダンス部 第9期生 (2006年)
明石家多国籍軍(1994年)- 笑っていいとも!
- オールスター感謝祭
- 関口宏のPAPAパラダイス
クイズ地球まるかじり(マリアンの代理出演として。)
TVチャンピオン(松本明子が産休時に代理司会。)
年忘れにっぽんの歌(2008年)
ひるおび! - レギュラーコメンテーター
ゴールデンタイム(フジテレビ)(不定期)
クイズ!歌うぞ音楽王(準レギュラー)
ローカル路線バス乗り継ぎの旅第19弾大阪城〜金沢・兼六園(2015年1月3日 テレビ東京系列)
私 結婚できないんじゃなくて、しないんです(2016年 TBS) - 高津佳子 役
しくじり先生 俺みたいになるな!!(2017年1月23日 テレビ朝日系列)
ほか多数
NHK紅白歌合戦出場歴
年度/放送回 | 回 | 曲目 | 出演順 | 対戦相手 |
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1990年(平成2年)/第41回 | 初 | ふりむけばヨコハマ | 17/29 | 橋幸夫 |
- 注意点
- 出演順は「出演順/出場者数」で表す。
ラジオ
いすゞ歌うヘッドライト〜コックピットのあなたへ〜(終了、TBSラジオ・JRN。デビュー間もないころの出演で、慣れない日本語での進行に苦労したという)- マルシアのおもいっきり天真爛漫(終了。山形放送ほか)
- Saude! Marcia〜マルシアと乾杯!(終了。文化放送、静岡放送ほか)
CM
三菱自動車(当時のトラック・バス部門)「キャンター」- たらみ
- 亀田製菓
舞台
ジキル&ハイド(2001〜2010) - ルーシー・ハリス役
レ・ミゼラブル(2003〜2006) - ファンティーヌ役
ユーリン・タウン(2004) - ペネロペ・ペニーワイズ役
リボンの騎士ザ・ミュージカル(2006) - シルバーランド王国の王妃役
アイーダ(2006) - アイーダ役- 妊娠させて(2008)
竹内まりやソングミュージカル 本気でオンリーユー(2008)
オペラ・ド・マランドロ(2009)
イン・ザ・ハイツ(2014) - ダニエラ役
ファントム(2014年) - カルロッタ 役- 日本ブラジル外交関係樹立120周年記念事業『GARANTIDO』(2015年5月) - 千里葉子/桐野ヒデミ 役
- 青い種子は太陽のなかにある(2015年8月 - 9月、東京 / 大阪) - サリー役
地球ゴージャスプロデュース公演Vol.14『The Love Bugs』(2016年1月 - 3月、赤坂ACTシアター、愛知県芸術劇場 大ホール、福岡サンパレス、フェスティバルホール)[4]- グザベロベ役- マハゴニー市の興亡(2016年9月6日 - 22日、KAAT神奈川芸術劇場) - ジェニー 役 [5]
- ミュージカル『アニー』(2017年4月 - 5月、新国立劇場) - ミス・ハニガン 役[6]
- 『リトル・マーメイド』イン・コンサート(2018年2月11日 - 2月14日、東京 / 大阪) - アースラ役[7]
脚注
- ^ abc“マルシア 離婚後も「大鶴」姓と告白”. デイリースポーツ (2015年10月22日). 2015年10月22日閲覧。
^ 『あの日あの時母の顔―私の母語り』 小学館 1996年 173頁
^ “相田翔子&森高千里 ピーナッツを歌う 女性歌手12組がデュエット”. ORICON STYLE. (2016年8月11日). http://www.oricon.co.jp/news/2076648/full/ 2016年8月12日閲覧。
^ “城田優、蘭寿とむ、大原櫻子らが昆虫世界の住人に 地球ゴージャス新作『The Love Bugs』ビジュアルが到着”. シアターガイド (2015年8月3日). 2015年8月4日閲覧。
^ “白井晃が問題作「マハゴニー市の興亡」に挑む、山本耕史やマルシアら出演”. ステージナタリー. (2016年4月27日). http://natalie.mu/stage/news/185209 2016年4月27日閲覧。
^ “「アニー」大人キャスト発表 マルシア「怖がられてしまいました」”. スポニチアネックス. (2016年12月9日). http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/12/09/kiji/K20161209013876590.html 2016年12月9日閲覧。
^ “「リトル・マーメイド」フィルムコンサートに高畑充希、KREVA、ジャンポケ斉藤慎二”. ステージナタリー (2017年10月10日). 2018年3月13日閲覧。
外部リンク
公式サイト (ワタナベエンターテインメント)
マルシア (marciaknishiye) - Instagram
- マルシアトークショー
インタビュー (海外移住資料館)- オフィシャルブログ「Welcome the Marcia's World」
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