準優勝








準優勝(じゅんゆうしょう、英:finish second、the runner‐up、finalist)とは、スポーツの大会等で、主催者が決めたルールにしたがって優劣を競い、その結果ある個人、もしくは団体が、優勝に次ぐ成果をあげること。特に競技において、決勝戦(優勝決定戦)で敗れた場合、または総合成績において少なくとも1位である優勝に次いで2位を獲得した際、準優勝と称される。




目次






  • 1 準優勝と試合名


  • 2 準優勝と報奨


  • 3 エピソードなど


  • 4 関連項目





準優勝と試合名


トーナメント方式において、優勝者を決めるレースや競走のことを優勝戦または決勝戦と呼び、優勝戦(決勝戦)に出るものを決めるためのレースや競走のことを準優勝戦または準決勝戦と呼ぶ。さらに準優勝戦(準決勝戦)に出るものを決めるためのレースや競走のことを準々優勝戦または準々決勝戦と呼ぶ。



準優勝と報奨


準優勝者・チームにはさまざまな形で報奨がなされる。メダル・賞金・副賞・トロフィー・盾・表彰状・優勝旗など。オリンピックの銀メダル、アメリカズカップのトロフィー、春の選抜高校野球の準優勝旗などが有名。



エピソードなど




  • 大相撲などのように、優勝者に次ぐ成績(優勝同点を含む)でも準優勝とは称されず、表彰されない場合もある。大相撲において優勝力士に次ぐ成績を収めた力士は星の差にかかわらず「優勝次点」として扱われるが、最高成績者が複数いる場合は優勝決定戦の敗者が「優勝同点」となり、それに次ぐ成績の力士は優勝次点としては扱われない。大相撲において「準優勝」に相当する成績が注目されるのは横綱昇進の際(「2場所連続優勝またはそれに準じる成績」という目安がある)ぐらいであるが、鶴竜の昇進まで20年以上「準じる成績」で昇進した例は途絶えていた。

  • 表彰の際、1位の団体や個人を「優勝」と称するのに、2位を「準優勝」と称さず「第2位」として表彰することもまれにある。それに対し「優勝に次ぐ好成績なのだから、準優勝と称したほうが良い」「準優勝と呼ばないなら、優勝も第1位と呼ぶべき」という声が当事者を中心に聞かれる。



関連項目



  • 銀メダル

  • 表彰

  • 優勝


  • 無冠の帝王




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