酒井和歌子
さかい わかこ 酒井 和歌子 | |||||
---|---|---|---|---|---|
本名 | 同じ | ||||
生年月日 | (1949-04-15) 1949年4月15日(69歳) | ||||
出生地 | 日本 東京都板橋区 | ||||
血液型 | B型 | ||||
職業 | 女優 | ||||
ジャンル | 映画・テレビドラマ・舞台 | ||||
活動期間 | 1961年 - | ||||
活動内容 | 1959年:劇団若草入団 1961年:映画『あいつと私』 1964年:東宝に移籍 | ||||
配偶者 | なし | ||||
事務所 | スタッフ・アップ プロモーション | ||||
公式サイト | オフィシャルプロフィール | ||||
主な作品 | |||||
テレビドラマ 『飛び出せ!青春』 『星の金貨』 映画 『これが青春だ!』[1] 『でっかい太陽』 『めぐりあい』 『日本の青春』 『妻と女の間』[1] 『若大将シリーズ』〈社会人篇〉 | |||||
| |||||
酒井 和歌子(さかい わかこ、1949年4月15日 - )は、日本の女優。東京都出身(栃木県生まれ)[1][2]。目白学園女子短大国文学科中退[1]。血液型はB型。兄1人[2]。 スタッフ・アップ プロモーション所属。愛称は「ワコちゃん」。
目次
1 来歴
2 出演
2.1 テレビドラマ
2.2 映画
2.3 バラエティ
2.4 CM
3 ディスコグラフィー
4 受賞
5 脚注
6 外部リンク
来歴
栃木県で生まれ、生後間もなく東京都板橋区に移り住む[2]。小学校に入学して劇団若草へ入団する[2]。
1961年の『あいつと私』やテレビドラマに出演する傍ら、『女学生の友』などの少女雑誌のモデルとして活躍した[1]。
1964年、東宝へ入社し、『今日もわれ大空にあり』に出演。内藤洋子と共に「青春スター」と呼ばれて[1]売出しを図るが、陽の内藤に比べると物静かで健気な役が多く、陰の印象もあって、地味な助演が続いた。しかし、夏木陽介主演の『これが青春だ!』『でっかい太陽』での清純な女子高生役が爽やかな印象を残して注目を得ることに成功。
1968年には、初主演作『めぐりあい』の成功で看板女優として認められ、「ワコちゃん」と呼ばれた。
続いて『若大将シリーズ』でのヒロイン・節子役や『日本の青春』などの話題作でも顔が知られるようになった[1]。
長らく清純派女優のイメージを引き継いだ役柄が多かったが、1976年の『妻と女の間』では、一時の愛に溺れる平凡な人妻役をこなした。同年、東宝を退職し、フリーとなり、活動の場をテレビドラマに移した。
1970年代以降は『火曜サスペンス劇場』や『土曜ワイド劇場』、『東芝日曜劇場』といったテレビドラマの常連として活躍し、良妻賢母から愛欲に溺れる悪女、主人公の母、姑まで多岐にわたる「女の人生」を演じ切った[1]。
親交のある芸能人は、小学3年生時に同じ劇団で同期入団した柏木由紀子。
趣味は旅行で世界遺産巡りが好きで、特に大自然を見るのが好みとのこと。
健康のために週2回の水泳を続けている。
90歳を過ぎた母と2人暮らしをしており、現在まで独身を貫いている[1]。
出演
テレビドラマ
NHK
銀河テレビ小説 つらつら椿(1973年)
噂の伝次郎(1997年)
菜の花の沖(2000年)
日本テレビ
青春とはなんだ 第13話「危険な年輪」(1966年1月16日) - 木塚敦子
わたしの事情(1966年3月 - 6月)
河のほとりで(1966年10月‐1967年2月)
右門捕物帖 第24話「無明流女秘剣」(1970年3月14日)
土曜グランド劇場 あしたは真っ白(1970年6月 - 7月)
火曜日の女シリーズ・蒼いけものたち(1970年8月 - 9月) - 水川美矢子
飛び出せ!青春(1972年2月 - 1973年2月) - 本倉明子先生
土曜日の女・香港からの手紙(1973年11月 - 1974年1月)
太陽にほえろ! 第101話「愛の殺意」(1974年6月21日) - 今井典子
気まぐれ天使(1976年10月‐1977年10月) - 南條友江(1977年1月の第16話より)- 翔んでますえ(1979年10月‐1980年3月、よみうりテレビ制作)
お茶の間(1993年1月‐3月、よみうりテレビ制作)
星の金貨(1995年4月‐7月) - 永井美智代
火曜サスペンス劇場
- 愛の牢獄(1984年)
- さよならを言えない女(1986年)
- 見知らぬ夫(1986年)
- 死角関係(1987年)
- 再婚する女(1991年9月10日)
弁護士・高林鮎子 第24話「東京環状線・夏の迷走」(1999年7月20日)
小京都ミステリー27(2000年) - 桜木由紀子
身辺警護 第8話「花嫁の父が22口径の銃で狙撃された」(2001年8月14日)
監察医・室生亜季子 第31話「母の波濤」(2002年3月19日)
女の家(2002年7月30日) - 静江- 監察医・室生亜季子 第36話「母子鑑定」(2005年1月)
松本清張ドラマスペシャル・黒の回廊(2004年3月23日) - 梶原澄子
仔犬のワルツ(2004年4月‐6月) - 片岡久枝
お助け屋☆陣八(2013年、よみうりテレビ制作) - 飯島フミ
TBS
- おかあさん第2シリーズ 第227話「白い杖」(1964年)
まかしといて!(1968年)
ナショナル劇場
こんにちは!そよ風さん(1969年)
大岡越前 第7部、第8部 (1983 - 85年) - 雪絵
東芝日曜劇場
デートをへらせ(1971年)
知らぬが仏(1972年)
あたし頑張ってます(1971年 - 1972年)
いま炎のとき(1972年)
ガラスの森(1975年 - 1976年)
かあさん堂々(1977年) ‐ 立原夕子
男なら!(1979年)
燃える命(1981年) - 市原明子
愛の滑走路'81(1981年)
水曜ドラマスペシャル 単身家族 -最後に愛を見たのは-(1985年5月15日)- 五島・福江行(1989年8月12日)
社長になった若大将(1992年) - 田沼近子
月曜ミステリー劇場 万引きGメン・二階堂雪10・「ねたみ」(2003年)
フジテレビ
フレッシュマン(1967年)
おんなの劇場 青春の挽歌(1970年)
土曜劇場
春ですもの(1973年)
赤ちゃんがいっぱい(1975年)
柳生一族の陰謀 第14話「魔性の館」(1979年1月2日) - 千姫
上を向いて歩こう!(1994年) - 細井瑞穂
もう我慢できない!(1996年) - 福本園子
はるちゃん(2002年、東海テレビ制作) - 清藤しのぶ
金曜エンタテイメント
京都祇園入り婿刑事事件簿4・「創作京人業界をゆるがすスキャンダルの謎!新星のごとく登場した美人人形師…」(1999年)
浅見光彦シリーズ 榎木孝明版11・「皇女の霊柩」(2001年) - 池本志保
テレビ朝日
ポーラ名作劇場 忍ぶ糸(1971年)
人形佐七捕物帳 最終話「怪談・座頭の鈴」(1971年)
泣きべそ・ほほえみ・六本木(1972年)
君の名は(1976年)
長七郎天下ご免!(1979年 - 1980年) - おさよ
土曜ワイド劇場
松本清張の紐・恐怖の大回転遊覧車(1979年)
悪女の仮面 扉の陰に誰かが(1980年)
仮面の花嫁 暗闇へのワルツ(1981年3月14日)
過去を消す女 私の結婚のために死んで下さい(1984年)- 掛川留美(旧姓・小林)
西村京太郎トラベルミステリー16・「寝台特急八分停車」(1989年)
京都殺人案内16・「復讐の逆転法廷」(1990年)
同居人カップルの殺人推理旅行3・「犬が見た死体」(1995年)
牟田刑事官事件ファイル26・「沖縄仲人旅行連続殺人」(1999年)
事件8・姑を殺した女!(2000年)
家政婦は見た!21・「大財閥デパート王の表と裏の二つの顔!妻、料亭女将、宝石商…影の家族の相関図」(2003年)
狩矢父娘シリーズ8 「京都・花見小路殺人事件・華やかな祇園の舞妓と芸子の裏の顔…密室に三匹の猫トリック!」(2007年)
弁天祐美子法律事務所2(2009年11月) - 加山澄江
検事・朝日奈耀子14・「500円弁当と同じ味の高級料理!?カリスマシェフ連続殺人を愛妻レシピが解く」(2013年) - 佐伯美代子
必殺仕事人・激突!(1991年 - 1992年、ABC制作) - 元締・初瀬
はぐれ刑事純情派(2000年) - 大浦典子
おみやさん(2006年)
京都地検の女(2007年)
相棒 season11 元日スペシャル「アリス」(2013年) - 二百郷朋子
最強のふたり〜京都府警 特別捜査班〜(2015年) - 三田ゆり子
テレビ東京
それからの武蔵(1981年1月2日) - お孝
女と愛とミステリー→水曜ミステリー9
やもめ記者の事件メモ(2002年6月) - 酒井三枝子
監察医・篠宮葉月 死体は語る第3話「住宅街夫婦連続変死事件」(2003年5月21日)
人情刑事・宮本清四郎(2005年3月) - 川名弥生 役
鉄道警察官・清村公三郎第3話「黒部渓谷トロッコツアー殺人事件」(2006年11月15日)
映画
☆太字は主演、斜体はヒロイン役。
あいつと私(1961年9月10日・日活) - たえ子- 目をつぶって突っ走れ(1962年6月3日・日活)
今日もわれ大空にあり(1964年2月29日・東宝) - 山崎洋子- 落語野郎・大脱線 (1966年6月30日・東宝) - 魚屋かよ
- 落語野郎・大馬鹿時代(1966年11月20日・東宝)
これが青春だ!(1966年12月17日・東宝) - 香代
レッツゴー!若大将(1967年1月1日・東宝) - スチュワーデス
伊豆の踊子(1967年2月11日・東宝) - お雪- 続・何処へ(1967年3月12日・東宝) - 森田美代
でっかい太陽(1967年9月15日・東宝) - 本田桃代- 青春太郎(1967年10月18日・東宝) - 半沢花子
ドリフターズですよ!前進前進また前進(1967年10月28日・東宝)
燃えろ!太陽(1967年12月6日・東宝) - 並木和子
社長繁盛記(1968年1月14日・東宝) - 中川めぐみ
続・社長繁盛記(1968年2月24日・東宝) - 中川めぐみ- めぐりあい(1968年3月27日・東宝) - 今井典子
ドリフターズですよ!盗って盗って盗りまくれ(1968年4月10日・東宝) - ユキ
- 河内フーテン族(1968年5月25日・東宝)
日本の青春(1968年・東宝) - 鈴木真理子
連合艦隊司令長官 山本五十六(1968年8月14日・東宝) - 矢吹友子
空想天国(1968年8月14日、東宝) - 山村宏子- 兄貴の恋人(1968年9月7日・東宝)
- 街に泉があった(1968年10月12日・東宝) - 榎本弓子
燃えろ!青春(1968年12月19日・東宝) - 三沢朝子
フレッシュマン若大将(1969年1月1日・東宝) - 高木節子- 恋にめざめる頃(1969年3月29日・東宝) - 山本君子
二人の恋人(1969年4月12日・東宝)- 俺たちの荒野(1969年6月28日・東宝) - 由希
ニュージーランドの若大将(1969年7月12日・東宝) - 森川節子- 大日本スリ集団(1969年11月22日・東宝) - 昭子
ブラボー!若大将(1970年1月1日・東宝) - 松井節子- 悪魔が呼んでいる(1970年7月4日・東宝)
俺の空だぜ!若大将(1970年8月14日・東宝) - 塚本節子
若大将対青大将(1971年1月9日・東宝) - 塚本節子、美人の客- 誰のために愛するか(1971年4月1日・東宝)
昭和ひとけた社長対ふたけた社員(1971年5月22日・東宝) - 節子
激動の昭和史 沖縄決戦(1971年7月17日・東宝) - 渡嘉敷良子
いのちぼうにふろう(1971年9月11日・東宝)
昭和ひとけた社長対ふたけた社員 月月火水木金金(1971年10月30日・東宝) - 節子
日本一のショック男(1971年12月31日・東宝) - 山上春子
百万人の大合唱(1972年2月26日・近代放映)
戦争を知らない子供たち(1973年5月12日・東宝)- グァム島珍道中(1973年12月29日・東宝)
華麗なる一族(1974年1月26日・東宝) - 万俵二子
妻と女の間(1976年1月17日・東宝) - 三女・乃利子
刑事物語2 りんごの詩(1983年7月2日・東宝)
修羅の群れ(1984年11月17日・東映)
アイ・ラヴ・ピース(2003年・映画「アイ・ラヴ・ピース」製作上映委員会) - 中沢紀子
県庁の星(2006年2月25日・東宝) - 小倉早百合
アイ・アム_I_am.(2010年)
旅の贈りもの 〜明日へ〜(2012年10月27日)
バラエティ
料理バンザイ!(1985年4月 - 1992年3月) - アシスタント
木曜スペシャル「抱腹絶倒ハプニング!世界のドッキリNG大全集」
CM
武田薬品工業 新ベンザA(1971年)- カルピス
アサヒ玩具 クッキングトイ・シリーズ(1970年頃)
武田食品「いの一番」(1970年代中期)
伊藤ハム(1976年頃、桂三枝(現・六代目桂文枝)と共演)
フルベール化粧品(1980年代)
シャディ(1980年代)
サントリー 角瓶(1998年)※シリーズCM「我ら、角瓶党」で鹿賀丈史・片岡鶴太郎と共に共演。
参天製薬(2002年) サンテ40
オーストラリア政府観光局(2002年)
千葉銀行(2006年 - )
すき家(2010年 - )- グレイス ソフィーナ(2011年)
三井のリハウス(2018年)
野村證券(2018年)[3]
ディスコグラフィー
- 大都会の恋人たち(1968年、コロムビアSAS-1043)江夏圭介とのデュエット
- 花と走ろう / 青春通り(1968年、コロムビアSAS-1127)映画「大都会の恋人たち」(製作中止)挿入歌
- 大都会の夜(1969年)
- 瀬戸の夕焼け / 水玉もようの雨(1970年)
- やさしくだまして(1973年)映画「グァム島珍道中」主題歌
受賞
エランドール賞 新人賞 (1967年)
脚注
- ^ abcdefghi別冊宝島2551『日本の女優 100人』p.79.
- ^ abcd週刊朝日 1882年10月22日号、43ページ(本人のインタビューも含む記事)。
^ “野村の新テレビCMについて (PDF)”. ニュースリリース. 野村證券 (2018年8月17日). 2018年8月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年8月25日閲覧。
外部リンク
公式ウェブサイト - スタッフ・アップ
酒井和歌子 - KINENOTE
酒井和歌子 - allcinema
酒井和歌子 - テレビドラマデータベース
- “60〜70年代思春期少年の心を捉えて離さなかった清純派青春スター酒井和歌子”. シネマズ. 松竹 (2016年7月10日). 2016年10月18日閲覧。
|