久田恵
久田 恵(ひさだ めぐみ、1947年10月7日- )は、日本のノンフィクション作家。北海道室蘭市出身。上智大学文学部社会学科中退。本名・稲泉恵。花げし舎主宰。
目次
1 経歴・人物
2 著書
2.1 共著・編著
3 脚注
4 外部リンク
経歴・人物
人形劇団・放送作家・雑誌記者など、20以上の職業を転々としたのち、子連れで入ったサーカス団での体験をまとめた『サーカス村裏通り』(JICC出版局)が大宅壮一ノンフィクション賞候補に。
1990年、『フィリピーナを愛した男たち』(文藝春秋)により第21回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。第36回大宅壮一ノンフィクション賞受賞の稲泉連は息子である。
読売新聞「人生案内」欄の回答者を務める。2008年度まで朝日新聞の書評委員も担当していた。
著書
- 『母親が仕事をもつとき 子育て・職場・夫にどう向き合うか』(1982年、学陽書房→学陽書房女性文庫)
- 『サーカス村裏通り』(1986年、JICC出版局→文春文庫→七つ森書館)
- 『トレパンをはいたパスカルたち 劇団青い鳥ものがたり』(1989年、透土社)
- 『フィリッピーナを愛した男たち』(1990年、文藝春秋)ISBN 978-4163437903
- 『おかえりなさい、おかあさん ワーキングマザーと子どもたちの30のお話』(1992年、PHP研究所)
- 改題『ワーキングマザーと子どもたち』(ちくま文庫)
- 『男がいてもいなくても』(1993年、講談社→講談社文庫)ISBN 978-4062632195
- 『受験期の息子』(1993年、晶文社)
- 改題『息子の思春期』(学陽文庫)
- 『ニッポン貧困最前線 ケースワーカーと呼ばれる人々』(1994年、文藝春秋→文春文庫)ISBN 978-4167529031
- 『愛はストレス』(1996年、文藝春秋)
- 『繁栄Tokyo裏通り』(1997年、文藝春秋)
- 『欲望する女たち 女性誌最前線を行く』(1998年、文藝春秋)
- 『家族だから介護なんかこわくない?』(1999年、海竜社)
- 改題『家族を卒業します』(ちくま文庫)
- 『おんなの眼』(1999年、マガジンハウス)
- 『母のいる場所 シルバーヴィラ向山物語』(2001年、文藝春秋→文春文庫)ISBN 978-4167529048
- 『大丈夫。』(2002年、主婦の友社)
- 『シクスティーズの日々 それぞれの定年後』(2005年、朝日新聞社→朝日文庫)
- 『女の悩みは男の数ほど 久田恵の人生案内』(2005年、洋泉社)ISBN 4-89691-894-0
- 『家族がいてもいなくても』(2009年、扶桑社)ISBN 978-4594059477
- 『ファンタスティックに生きる ようこそ、女のセカンドステージへ』(2010年、共同通信社)
- 『明るい老後のための一人で生きる練習帳』(2011年、扶桑社)ISBN 978-4-594-06403-7
- 『新・家族がいてもいなくても』産経新聞出版 2013
- 『今が人生でいちばんいいとき!』海竜社 2016
- 『主婦悦子さんの予期せぬ日々』潮出版社 2017
共著・編著
- 『正しい母子家庭のやり方』酒井和子共著(1985年、JICC出版局)
- 『女のネットワーキング 女のグループ全国ガイド』(1987年、学陽書房)編著
- 『子別れレッスン 「おっぱい男」と「わがまま妻」』(1999年、学陽書房)共著:斎藤学
脚注
外部リンク
- 花げし舎
- パペレッタ・カンパニー