小平町
おびらちょう 小平町 | |
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旧花田家番屋 | |
国 | 日本 |
地方 | 北海道地方 |
都道府県 | 北海道 留萌振興局 |
郡 | 留萌郡 |
団体コード | 01482-6 |
法人番号 | 5000020014826 |
面積 | 627.22km2 |
総人口 | 3,182人 (住民基本台帳人口、2018年9月30日) |
人口密度 | 5.07人/km2 |
隣接自治体 | 留萌市、深川市、 雨竜郡幌加内町、沼田町、 苫前郡苫前町 |
町の木 | イチイ |
町の花 | ツツジ |
他のシンボル | - |
小平町役場 | |
町長 | 関次雄 |
所在地 | 〒078-3392 北海道留萌郡小平町字小平町216 北緯44度0分55.5秒東経141度39分45.9秒 |
外部リンク | 小平町 |
■ ― 政令指定都市 / ■ ― 市 / ■ ― 町・村 | |
ウィキプロジェクト |
小平町(おびらちょう)は北海道西海岸の町。留萌郡に属する。
札幌・旭川から3時間圏内。90%以上が林野部に囲まれ、山間の農業生産地と二つの漁港を持つ。
町名の語源はアイヌ語の「オピラシペツ」o-pira-us-pet(河口に・崖・ある・川)で、町の中央を流れる小平蘂川の名に由来する。小平蘂川上中流域は白亜紀の化石の産地である。夏は臼谷、鬼鹿など沢山の海水浴客で賑わう。
かつては留萌炭田を抱える産炭地であって、1947年(昭和22年)頃にはその最盛期を迎えた。鉄路も留萌本線留萌駅から羽幌線、天塩炭礦鉄道、達布森林鉄道などが延びていて昭和40年代までは活況を呈していたが、閉山後に衰退。1956年(昭和31年)に鬼鹿村を併合した時の人口は3万人近かったが、現在は3000人弱となっている。
目次
1 地理
1.1 隣接している自治体
1.2 人口
1.3 消滅集落
2 沿革
3 行政
4 経済
4.1 農協・漁協
4.2 金融機関
4.3 郵便局
5 公共機関
5.1 警察
6 姉妹都市・提携都市
7 教育
8 交通
8.1 空港
8.2 道路
8.3 鉄道
8.4 バス
9 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
9.1 重要文化財
9.2 町の指定文化財
10 出身・ゆかりのある有名人
11 脚注
12 外部リンク
地理
留萌管内中部、日本海側沿岸に位置。
- 山: ポロシリ山(731m)、天狗山(376m)、小平蘂岳(961m)、いずれも天塩山地に属する。
- 河川: 小平蘂川
- 湖沼: おびらしべ湖(小平ダムによる人造湖)
隣接している自治体
留萌振興局
- 留萌市
苫前郡:苫前町
空知総合振興局
- 深川市
雨竜郡:沼田町
上川総合振興局
雨竜郡:幌加内町
人口
小平町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 小平町の年齢・男女別人口分布(2005年) | ||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 小平町 ■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | ||||||||||||||||||||||||||||||
小平町(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
消滅集落
2015年国勢調査によれば、以下の集落は調査時点で人口0人の消滅集落となっている[1]。
- 小平町 - 字富岡,字花岡
沿革
- 小平蘂川流域はアンモナイトやビナガリュウや、ハドロサウルス類など、化石の産地である。
1782年(天明2年)松前藩が字臼谷及び字広富において、鰊、鮭漁を営む。
1880年(明治13年) 天登雁村字番屋(現在の広富)に天登雁村、鬼鹿村(おにしか)の戸長役場が設置される。
1887年(明治20年) 鬼鹿村の急激な人口増加により、戸長役場が天登雁村の番屋の沢から鬼鹿村の市街地に移転する。
1905年(明治20年) 花田家番屋(鰊番屋)の創建。
1906年(明治39年) 天登雁村が鬼鹿村に併合され、鬼鹿村に二級町村制が施行される
1919年(大正8年) 留萌町(現在の留萌市)から小平蘂村(おびらしべ)が独立し、小平蘂村に二級町村制が施行される(役場庁舎を臼谷に設置)
1924年(大正13年) 小平蘂村の役場庁舎が臼谷から小平市街地に新築移転する
1948年(昭和23年) 小平蘂村を小平村と改称する
1956年(昭和31年)9月30日 留萌郡鬼鹿村が小平村に編入される
1966年(昭和41年) 町制施行、小平町
行政
- 町長:関 次雄(せき つぎお、2014年11月10日就任 2期目)
副町長:鈴木 敏和(すずき としかず)
経済
主要産業は農業、漁業が盛ん。
農作物は米のほか、じゃがいもやピーマン、トウモロコシなどの各種野菜が採れる。米は全国食味コンクールでグランプリを獲得した事がある。また『アイボリーメロン』は、北海道では小平町のみで生産されている希少品種である。
近年ではトルコキキョウなどの花卉も小平の冷涼な気候により積極的に栽培されてきている他『黒毛和牛』なども出荷している。
海産物ではホタテの養殖をはじめ、全国の生産地へ苗貝を出荷している。またミズダコも水揚げされており、2017年には「タコ箱漁オーナー」が約10年ぶりに復活した。夏の短い期間はウニやナマコ、冬にはギンナンソウやカジカも獲れる。
掘り炭鉱は全て閉山し、今は露天掘りの炭鉱が一カ所のみ存在する[2]。
商業施設として農協直営のスーパーマーケット、Aコープ小平店が存在したが、2018年6月、売り上げの減少等を理由に閉店している[3]。
農協・漁協
南るもい農業協同組合(JA南るもい)小平支所- 新星マリン漁業協同組合臼谷支所・鬼鹿支所
金融機関
留萌信用金庫小平支店
留萌信用金庫鬼鹿支店
郵便局
- 小平郵便局(集配局)
- 鬼鹿郵便局(集配局)
- 達布郵便局
- 小平本郷郵便局
- 臼谷簡易郵便局
公共機関
警察
留萌警察署小平駐在所・鬼鹿駐在所
姉妹都市・提携都市
- 姉妹都市
東京都小平市
教育
- 特別支援学校
- 小平高等養護学校(旧北海道鬼鹿高等学校跡地を利用)
- 中学校
- 小平、達布(H11.3閉校)、本郷(H18.3閉校)、鬼鹿(H27.3閉校)
- 小学校
- 小平、鬼鹿、達布(H17.3閉校)、本郷(H18.3閉校)、寧楽(H19.3閉校)、臼谷(H20.3閉校)
- 廃止された高等学校
- 鬼鹿高等学校
交通
空港
旭川空港(東神楽町)
道路
一般国道
- 国道232号
都道府県道
- 北海道道126号小平幌加内線
- 北海道道550号幌糠小平停車場線
- 北海道道643号鬼鹿停車場線
- 北海道道707号鬼鹿港線
- 北海道道742号霧立小平線
- 北海道道853号田代港町線
- 北海道道867号達布石狩沼田停車場線
- 北海道道958号大椴線
- 北海道道1006号達布小平町線
- 北海道道1048号留萌小平線
- 北海道道1049号苫前小平線
道の駅
- おびら鰊番屋
鉄道
かつてはいくつかの路線があったが、現在はすべて廃止されている。
羽幌線(廃止)
天塩炭砿鉄道(バス転換)
達布森林鉄道(廃止)
バス
- 沿岸バス
- 小平町デマンドバス(てんてつバスが受託)
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
重要文化財
- 旧花田家番屋 - 道の駅おびら鰊番屋
町の指定文化財
- 鬼鹿松前神楽 - 鬼鹿松前神楽保存会
- 臼谷弁財天碑
出身・ゆかりのある有名人
石田明義(弁護士)
上草義輝(元衆議院議員、NPO法人理事長)
水谷豊(俳優、芦別市出身)
阿部雅司(スキーノルディック複合元日本代表、1992年アルベールビルオリンピック金メダリスト、現日本代表コーチ)
黒滝将人(元プロ野球千葉ロッテマリーンズ投手)- 菅野範弘(スキージャンプ元日本代表、元学生チャンピオン、現日本代表コーチ)
- 菅野公則(スキージャンプ、日本代表コーチ)
- 滝下靖之(スキーアルペン、ダウンヒル元日本代表、1998/99年ヨーロッパカップダウンヒル種目別チャンピオン)
- 今巧(スキージャンプ元日本代表、元学生チャンピオン)
- 滝下樹理(スキーアルペン、ダウンヒル日本代表)
- 西村信二(スキーコンバインド、元日本代表)
- 長田愛未(スキーアルペン、全日本ジュニア指定選手)
堀口亘(堀口組会長)
松浦武四郎(探検家) - 当地を詩に詠み、同町に銅像がある
山本兵吉(マタギ)- 運上弘菜(HKT48所属のアイドル)
脚注
^ [|総務省統計局統計調査部国勢統計課] (2017-01-27) (CSV). 平成27年国勢調査小地域集計01北海道《年齢(5歳階級),男女別人口,総年齢及び平均年齢(外国人-特掲)-町丁・字等》 (Report). 総務省. http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/GL08020103.do?_csvDownload_&fileId=000007841019&releaseCount=1 2017年5月20日閲覧。. ※条町区分地の一部に0人の地域がある場合でも他の同一区分地で人口がある場合は除いた。
^ 北海道の現在の石炭鉱業 (PDF) .石炭ポータル(北海道環境・エネルギー室)北海道庁
^ “唯一のスーパー次々閉店 道内の町村 バスや移動販売支援限界も”. 北海道新聞 (2018年6月9日). 2018年6月18日閲覧。
外部リンク
- 小平町
- 北海道・留萌/るもいfan 地域情報受発信システム実行委員会・協力:留萌観光連盟
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