ミルクセーキ
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ミルクセーキ(milk shake)は、牛乳に甘味料などを加えて作る乳飲料の種類。
目次
1 作り方
2 種類
2.1 フレンチスタイルとアメリカンスタイル
2.2 その他
3 カクテルとして
3.1 標準的なレシピ
3.2 作り方
4 長崎県のミルクセーキ
5 市販品
5.1 現行商品
5.1.1 缶飲料
5.1.2 ペットボトル飲料
5.1.3 ファストフード
5.2 製造販売終了商品
6 出典
7 参考文献
作り方
ミルクセーキの製法はいくつかある。
シェイカーを用いて作る方法
ミキサーを用いて作る方法
泡だて器とボウルを用いて作る方法
いずれの方法でも、材料(種類によって違うので後述)を攪拌して作る。また、冷やして飲むために氷と一緒に攪拌することもある(この場合、氷の融解を計算に入れ、牛乳を用いずに練乳を用いることもある)。
種類
フレンチスタイルとアメリカンスタイル
牛乳、卵黄、砂糖、バニラエッセンスを混ぜて作るものは「フレンチスタイル」と呼ばれる。牛乳を用いずに、コンデンスミルクと細かく砕いた氷(クラッシュアイス)を用いる場合もある。
牛乳、アイスクリーム、砂糖、バニラエッセンスを混ぜて作るものは「アメリカンスタイル」と呼ばれる。チョコレートシロップや果物のシロップを混ぜることも多く、こちらはシェーキ(シェーク、シェイク)とも呼ばれる。マックシェイクなどの製品名で知られるものは、これである。アイスクリームの分量が牛乳よりもはるかに多いため、半ば凍った状態で供されることが多く、フレンチスタイルのミルクセーキよりもカロリーが高い。
なお、「フレンチスタイル」「アメリカンスタイル」のどちらも、日本国内においては総称として、ミルクセーキ(英語のmilk shakeに由来)と呼ばれる傾向がある。
その他
他に、チョコレートやストロベリー(イチゴ)など(それらを原料としたシロップなどの場合もある)を配合することで味付けされたものも飲まれている。また、卵黄だけではなく全卵を用いる作り方も知られている。牛乳を温めて作られるものは、ホットミルクセーキと呼ばれる。
カクテルとして
エタノールを含まないノンアルコールカクテルの1つとして作られる。上記にもある通り、日本ではなまってミルクセーキと呼ばれるようになったので、バーでもミルクセーキと呼ばれる。元々はバーテンダーなどがシェーカーでシェークして作っていたためにShakeと付くものの、現在ではミキサーで作るようになった。
標準的なレシピ
- 牛乳 = 120ml
- 砂糖 = 2tsp
鶏卵(全卵) = 1個
バニラエッセンス = 数滴- クラッシュド・アイス(砕いた氷) = 適量
作り方
ミキサーに、牛乳、砂糖、鶏卵(全卵)を入れ、そこに適量のクラッシュドアイスを加えて混ぜる。それをゴブレット(容量300ml程度)に注げば完成である。
長崎県のミルクセーキ
長崎県では、ミルクセーキは卵、砂糖、練乳にかき氷を入れてシャーベットにした食べ物である。長崎市の喫茶店が考案したもので、暑い夏に涼めるように開発したものである[1]。
市販品
現行商品
缶飲料
カルピス - ほっとミルクセーキ
サンガリア - ミルクセーキ
ダイドー - こんがりミルクセーキ<宇宙の大冒険>
ダイドー - 【復刻堂】森永ミルクキャラメルセーキ
ポッカコーポレーション - ちょっと贅沢なミルクセーキ- 宝積飲料 - パレード ミルクセーキ(広島と岡山・東京・大阪の一部の100円自販機で見かけることが多い)
ペットボトル飲料
サンガリア - おいしいミルクセーキ
ファストフード
マクドナルド - マックシェイク
ロッテリア - ロッテシェーキ
モスバーガー - モスシェイク
ミスタードーナツ - リッチシェイク
製造販売終了商品
永谷園 - 当初はバナナ・いちご・メロンの3種類が発売され、後にココアが加わった。- ポッカコーポレーション
- 旧ビーボフーズ - 1981年発売。倒産により、発売中止。
大塚食品 マイクロマジックシェイク - アメリカンスタイルの冷凍ミルクセーキ。電子レンジで解凍して飲むのが大きな特徴。
出典
^ まさに長崎発祥!の3大グルメ&スイーツ ながさき旅ネット
参考文献
- 若松誠志 監修 『ベストカクテル』 大泉書店 1997年9月5日発行 ISBN 4-278-03727-9
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