片山日子神社
片山日子神社 | |
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所在地 | 岡山県瀬戸内市長船町土師799 |
位置 | 北緯34度41分48.47秒 東経134度6分20.51秒座標: 北緯34度41分48.47秒 東経134度6分20.51秒 |
主祭神 | 片山日子神 |
社格等 | 式内社、郷社 |
創建 | 伝・天喜3年(1055年) |
本殿の様式 | 三間社入母屋造 |
例祭 | 春季大祭:5月20日 秋季大祭:10月10日 |
片山日子神社(かたやまひこじんじゃ)は、岡山県瀬戸内市長船町にある神社。祭神は片山日子神(片山日子命)。式内小社。社格は郷社。
目次
1 概要
2 文化財
3 参考文献
4 注釈
5 外部リンク
概要
延喜式神名帳に従二位片山日子神社とあり、伊勢国鈴鹿郡片山神社と同神とされている。
祭神は片山日子神であるが、社伝によれば「片山日子神とは片山に坐す吉備津日子命の略称である」としている。また、『備前式社考』によれば従三位賀多山大明神・賀多山大神とあり、『神祇志料』によれば賀茂片山御子神、『備前国志』・『神社覈録』では大山咋神、『吉備温故録』では天日方奇日方命となっている。
創建は不明であるが、古来、神社の南にある神山(甲山)に鎮座していた。平安時代中期の天喜3年(1055年)に現在の地に遷座したと伝えられている[1]。
明治6年(1873年)郷社となる。明治40年(1907年)神饌幣帛料供進神社に指定される。
文化財
- 瀬戸内市指定重要文化財
- 片山日子神社算額
- 明治6年(1873年)10月に邑久郡笠加村箕輪(現・瀬戸内市邑久町箕輪)の入江信順が開いた算学塾「萬春亭」の門下生16名が各1題の幾何の問題を解いた算額である。額縁には龍の彫刻が施してあり、これは玉津村尻海(現・瀬戸内市邑久町尻海)の彫刻師である井上幽雪斎・鶴峰父子の手によるものである。縦180cm、横182cm、額縁材はケヤキ、板材はスギである。平成2年(1990年)3月31日旧長船町指定。
- 片山日子神社だんじり
- 明治15年(1882年)5月15日に児島郡北浦村(現・岡山市南区北浦)の大工・片山吉衛忠久が製作。同年5月19日の春季大祭で披露巡行された。翌年からは秋季大祭で巡行された。現在は秋季大祭の夜に境内で巡行されている。総ケヤキ造、総高3.4m、全長3.4m、全幅2m。平成14年(2002年)4月16日旧長船町指定。
参考文献
- 邑久郡教育会/刊 『邑久郡誌 第二編』 小林久磨雄/編 1915年
- 現地説明板
注釈
^ 『備陽國志』
外部リンク
片山日子神社岡山県神社庁HP
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