グリザイアシリーズ
グリザイアシリーズ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ジャンル | 学園、恋愛、サスペンス | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ゲーム: グリザイアの果実/グリザイアの迷宮/グリザイアの楽園/グリザイア:ファントムトリガー | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ゲームジャンル | 学園サスペンスノベル | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
対応機種 | Windows XP/Vista/7 Windows 8.1/10(PT) PlayStation Portable/PlayStation Vita | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
発売元 | フロントウイング(PC) プロトタイプ(PSP、PS Vita) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
プロデューサー | 山川竜一郎 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キャラクターデザイン | 渡辺明夫、フミオ、ななかまい(SDキャラクター) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
シナリオ | 木緒なち、藤崎竜太、桑島由一 かづや、鳴海瑛二(迷宮、楽園) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
音楽 | Elements Garden ピクセルビー(楽園)、松本文紀(楽園) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ディスクレス起動 | 可 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
アクチベーション | 「果実」は不要[注 1] 「迷宮」「楽園」はインストール時にあり | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
プレイ人数 | 1人 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
発売日 | グリザイアの果実
グリザイアの迷宮
グリザイアの楽園
グリザイアの果実 -SIDE EPISODE-
グリザイア:ファントムトリガー
PlayStation Vita
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レイティング | 18禁(PC) 15+(新PC・PT) CERO:D(17才以上対象)(PSP・PS Vita、PT01&02) CERO:C(15才以上対象)(SIDE EPISODE、PT03&04) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
コンテンツアイコン | セクシャル(果実・スピンオフ)、犯罪(迷宮) セクシャル、暴力、犯罪(楽園・PT03&04) セクシャル、暴力(SIDE EPISODE) セクシャル、犯罪(PT01&02) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キャラクター名設定 | 変更不可 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
エンディング数 | 10(果実) 6(迷宮) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
セーブファイル数 | 90(果実) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
画面サイズ | 1024*576(果実・迷宮) 1280*720(楽園・PT) 480*272(PSP) 960*544(PS Vita) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
全画面表示モード | あり | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キャラクターボイス | 主人公以外フルボイス(果実・迷宮・楽園・PT) フルボイス(PS Vita版『SIDE EPISODE』のみ) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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『グリザイアシリーズ』とは、フロントウイングより発売されたノベルゲームのシリーズ作品(一部パソコン用アダルトゲーム)である。以下の4作品で構成される。
- 『グリザイアの果実』(グリザイアのかじつ)
- 『グリザイアの迷宮』(グリザイアのめいきゅう)
- 『グリザイアの楽園』(グリザイアのらくえん)
- 『グリザイア:ファントムトリガー』(GRISAIA Phantom Trigger)
本稿では、これらの作品およびそれを原作とする漫画やアニメなどの派生作品、ならびにスピンオフ作品である『グリザイアの安息』『アイドル魔法少女ちるちる☆みちる』(アイドルまほうしょうじょちるちるみちる)についても併せて扱う。
目次
1 シリーズ作品
2 批評
3 沿革
4 ストーリー
5 主な登場人物
5.1 果実・迷宮・楽園のメインキャラクター
5.2 ファントムトリガーのメインキャラクター
6 用語
7 スタッフ
8 主題歌
9 音楽CD
10 ドラマCD
11 インターネットラジオ
11.1 概要
11.2 ラジオCD
12 漫画
13 英語版
14 テレビアニメ
14.1 グリザイアの果実/迷宮/楽園
14.2 グリザイア:ファントムトリガー
14.3 グリザイアシリーズアニメ化の経緯
14.4 スタッフ(アニメ)
14.5 主題歌(アニメ)
14.6 各話リスト
14.7 放送局
14.8 映像特典
14.9 BD / DVD
15 リアル謎解きゲーム
15.1 あらすじ
16 スピンオフ作品・コラボレーション
17 脚注
17.1 注釈
17.2 出典
18 参考文献
19 外部リンク
シリーズ作品
- グリザイアの果実
- シリーズ第1作。フランス語によるタイトルは、"LE FRUIT DE LA GRISAIA" である。フロントウイングの設立10周年目の作品として制作された。略称は「グリカジ」。萌えゲーアワード2011大賞部門金賞受賞作品[1]。PSP版とPS Vita版はファミ通クロスレビューシルバー殿堂入り[2][3]。PS Vita版は2013年期の販売本数は4,397本だった[4]。
- タイトルの「グリザイア」は美術用語(フランス語)の「グリザイユ」を変化させたもので、「灰色」という意味が込められている。企画当初はタイトルを、「グレースケール」「ワールドエンド」「創世のタナトス」などにする案もあった[5]。
- キャラクターデザインと原画は、アニメーターの渡辺明夫と、フロントウイングの過去作品『ほしうた』のキャラクターデザインを担当したイラストレーターのフミオが担当している。フミオの方が担当キャラクターの数は多いが、渡辺明夫はオープニングアニメーションの監修も担当している。渡辺が監修を行ったオープニングムービーは2DCGと3DCG、アニメーションを組み合わせた物となっている。
- 予約特典として、ビジュアルファンブック『グリザイアの秘宝』が付属された。また、ソフマップではオリジナルイラストの描かれた大型ケースの中に通常版ソフトとショップ特典(ベッドシーツ、タオル、ドラマCD)が封入された、『グリザイアの果実 SOFMAP LIMITED EDITION』が販売された。
- グリザイアの迷宮
- シリーズ第2作。フランス語によるタイトルは、"LE LABYRINTHE DE LA GRISAIA" である。予約特典として、冊子「グリザイアの地図」が付属した。また、ソフマップでは『グリザイアの迷宮 SOFMAP LIMITED EDITION』が販売された。ゲームの主題歌とBGMを収録したCDは2012年3月7日にランティスより発売。また、エンターブレインより『グリザイアの迷宮 ビジュアルファンブック』が7月27日に発売された。
- 前作の5人のヒロイン「榊由美子」「周防天音」「松嶋みちる」「入巣蒔菜」「小嶺幸」のストーリーの後日談である『由美子After』『天音After』『みちるAfter』『蒔菜After』『幸After』に加え、サイドストーリーである『デイブ教授の抜きまくりCh.』『ショートショートシナリオ』の他、主人公「風見雄二」の過去編である『カプリスの繭』の全8本のシナリオから構成されている。
- 前作ではサブキャラクターだった「風見一姫」「橘千鶴」「春寺由梨亜(JB)」「キアラ・ファレル」「入巣清夏」にもHシーンが用意されている。
- グリザイアの楽園
- シリーズ完結編。萌えゲーアワード2013準大賞受賞作品[6]。フランス語タイトルは、"LE EDEN DE LA GRISAIA" 。予約特典として、冊子「グリザイアの方舟」が付属した。
- 本作は、『グリザイアの果実』のプロローグとして5人のヒロインが学園に集まるまでを描いた「Prologue De La GRISAIA」、『グリザイアの迷宮』の「カプリスの繭」から続くメインストーリー「ブランエールの種」とその後を描いた「楽園アフター」、サイドストーリーとして「デイブ教授の抜きまくりChannel」の全4本から構成されている。
- 「デイブ教授の抜きまくりChannel」ではミリエラ、ギャレット大尉、雄二の母、天音・一姫以外の滝園学園バスケ部メンバーに新たにHシーンが追加された。
- グリザイアの果実 -SIDE EPISODE-
- 本作は、3つのサイドエピソードである『有閑』、『残光』、『旋律』がPlayStation Vita専用ソフトで、初めてCEROレーティングはD(17才以上対象)ではなくC(15才以上対象)となる。シリーズの主人公である・雄二はアニメ版と同じ、ゲーム版がフルボイス化された。
- グリザイア ファントムトリガー
- シリーズ最新作で、フロントウィングの作品としては初の全年齢対象(15歳以上)作品となる。英語タイトルは、"GRISAIA Phantom Trigger"。PC用プラットフォームSteamにもリリースされており、その後コンシューマ用ソフト(PlaystationVita)としてもリリース。
- グリザイアシリーズ本編のその後、残された美浜学園へと新たにやってきた、何らかの特異技能を持つ5人を主体とする。
批評
この節の加筆が望まれています。 主に: グリザイアの楽園の批評 (2015年10月) |
- グリザイアの果実
- 第1作『グリザイアの果実』は「萌えゲーアワード2011」でGOLD大賞を獲得。
- 『ファミ通』2013年2月28日号にて『グリザイアの果実』PSP移植版のレビューが掲載された[2]。4人のレビュアーがそれぞれ7, 8, 7, 8点をつけ、40点満点中30点を獲得し、30 - 31点のゲームが対象となる「シルバー殿堂入り」となった[2]。共通ルートにおける明るい雰囲気と、個別ルートの重い雰囲気のギャップがいいと評価された[2]。
- 『ファミ通』2013年8月15・22・29日号にて『グリザイアの果実』PS Vita移植版のレビューが掲載された[3]。4人のレビュアーがそれぞれ8, 8, 7, 7点をつけ、40点満点中30点を獲得し、「シルバー殿堂入り」となった[3]。PSP版と同様に共通ルートと個別ルートの雰囲気の違いに言及があったほか、ゲームシステムに関してタッチ操作とスキップ機能がよいとの指摘が複数のレビュアーからなされた[3]。
- グリザイアの迷宮
- 第2作『グリザイアの迷宮』は2012年12月14日に発表の「萌えゲーアワード2012」で、SILVER大賞・ユーザー支持賞および主題歌賞の金賞を獲得している[7]。コミックマーケット準備会の山下智生は、ユーザーから最も支持を受けたことについて「昨年度の「果実」から来年の「楽園」への橋渡しとなる今作であったが、前作のアフターの補完としても十分な役割を示し、且つ次作への期待感をも伺えることが出来る過去編の新作部分や、小ネタ的なショートストーリーが満載な所などのバラエティ豊かな詰め込み感が、ユーザーに対して満足を与えるに足るソフトを作り上げ」たのだろうと考察を加えた[8]。また、主題歌「ワールドエンド」についてPCゲームに関する情報サイト「Game-Style」編集長・齋藤大祐は不作であった2012年度の作品のなかで「群を抜いていた」出来と評し、「歌唱と歌詞がマッチした万人が支持する楽曲になっていると言えるでしょう」と評した[9]。主題歌賞金賞は前作『グリザイアの果実』に続く同ブランドの連続受賞であり、審査委員のなかにはその点を懸念する声もあったが、その不安を上回るクオリティであったと齋藤は位置付けている[9]。
- 一方、大賞を選考するにあたり、審査委員のなかでもPULLTOPの作品『この大空に、翼をひろげて』と拮抗したが、『グリザイアの迷宮』は続編であり、なおかつ完結編となる作品のリリースを控えていることを考慮に入れ、SILVER大賞の受賞に決定した[10]。アワード発表時、美少女ゲーム雑誌『BugBug』の編集長・大澤忠基は、「もちろんこのシリーズ2作目となる本作も素晴らしい出来映えなのだが、できれば物語の完結編となる『グリザイアの楽園』をしっかりプレイした上で、キチンとした評価をしたい。そういう審査委員たちの本シリーズへの熱い想いを込めて、銀賞とさせていただいた。」とコメントを残している[10]。
- グリザイアの楽園
沿革
- 2011年
- 2月25日 - 『グリザイアの果実』発売。
- 7月30日 - プロトタイプ[11]によるPlayStation Portable (PSP) 移植版『グリザイアの果実 -LE FRUIT DE LA GRISAIA-』の製作が発表された。
- 8月10日 - エンターブレインより『グリザイアの果実 ビジュアルファンブック』が発売された(『グリザイアの秘宝』とは別の物)。
- 2012年
- 2月24日 - 『果実』の1年後における各ヒロインとの更なる未来を描く続編『グリザイアの迷宮』が発売された。
- 2013年
- 2月21日 - PSP版『グリザイアの果実 -LE FRUIT DE LA GRISAIA-』が発売された。
- 5月24日 - 完結編『グリザイアの楽園』が発売された。
- 8月8日 - PlayStation Vita (PSVita) 版『グリザイアの果実 -LE FRUIT DE LA GRISAIA-』が発売された。PSVitaの最高画質とタッチスクリーンに対応している。
- 9月25日 - PC版ソーシャルゲーム『グリザイアの安息』の配信が開始された。
- 10年5日 - スマートフォン版ソーシャルゲーム『グリザイアの安息』の配信が開始された。
- 2014年
- 8月15日 - シリーズ初のスピンオフ作品として『アイドル魔法少女ちるちる☆みちる』前編が発売された。
- 10月30日 - PSVita・PSP版『グリザイアの迷宮 -LE LABYRINTHE DE LA GRISAIA-』が発売された。
- 12月11日 - PSVita・PSP版『グリザイアの楽園 -LE EDEN DE LA GRISAIA-』が発売された。
- 12月26日 - 『アイドル魔法少女ちるちる☆みちる』後編が発売された。
- 2015年
- 6月25日 - 前後編の内容を1本にまとめたPSVita版『グリザイアの果実スピンアウト!?アイドル魔法少女ちるちる☆みちる』が発売。
- 2017年
- 7月27日 - PSVita版『グリザイアの果実 -SIDE EPISODE-』が発売。
ストーリー
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権を侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2015年7月)(使い方) |
この節の加筆が望まれています。 主に: グリザイアの迷宮(果実アフター)のあらすじ (2015年10月) |
- グリザイアの果実
- 物語の舞台は三嶋崎という名の海辺の町である。2011年5月現在、三嶋崎には約1年前に設立された「私立美浜学園」という全寮制の学校が存在している。同月24日、主人公の少年・風見雄二がここへ転入生として訪れることから物語は始まる。
- 外界から隠すように、そして守るように高くそびえる塀に囲まれた美浜学園。生徒はわずか5名しか在籍しておらず、その誰もが女子であった。唯一の男子生徒となった雄二は、個性豊かな女子生徒達に囲まれ、賑やかで平和な毎日を過ごしてゆく。
- だが、そうした一見明るい日常とは裏腹に、美浜学園の5人の女子生徒達には、それぞれ他人には聞かせられない暗い過去が秘められていた。雄二は学園生活を送るうち、5人のうち1人の女子生徒が抱える秘密を知ることになる。
- グリザイアの迷宮
- 「カプリスの繭」学園の寮でとある書類を見つけてしまう。それは風見雄二が昇進試験のために作成した自分の過去に関する資料の下書きであった。シュレッダーで裁断されていたが、小嶺幸の恐るべきメイド力によって復元された資料によって学園の女子生徒が誰も知らなかった雄二の壮絶な過去を知る。
- 主人公・風見雄二の人生は天才の姉・風見一姫が滝園学園マイクロバス転落事故に合ったことをキッカケに大きく変わってしまう。
- それまで姉と比較して雄二を見下していた父・風見亮二は雄二や雄二の母・風見聡子に暴力を振るうようになり、家庭は崩壊。居場所を失った雄二は父と付き合いのあったヒース・オスロに引き取られ、暗殺者の養成機関へと送り込まれてしまう。
- その後、オスロのアジトに襲撃をかける強襲作戦の指揮官を担当していた日下部麻子に発見され、麻子の養子となる。麻子は後継者として雄二を育て上げた。雄二は正式に麻子の後を継ぐためアメリカの海軍学校で実戦経験を詰み日本に帰国後、自衛隊で国内ライセンスを取得する。
- 麻子の後を継いだ雄二はヤブイヌ小隊の一員としてバンクーバー国際空港ハイジャック事件で美浜学園の学園長である橘千鶴を救出する。その後も軍人としてアメリカで活躍していた雄二であったが、麻子の危篤を知らされ帰国するも、古傷の後遺症が原因で麻子は雄二に看取られ帰らぬ人となった。
- 麻子を失った雄二は、自分の進むべき道を見失い、北海道へ放浪の旅へ出かけた。そこで見知らぬ人に「青春だな」と声を掛けられたことをキッカケに、"普通の学生"として青春をやり直す事を決意する。
- 時は廻り2012年7月、雄二は日本に上陸した"国家の敵"イーサン・グロウの狙撃任務に就いていた。しかし、スコープから標的の顔を確認した瞬間、雄二の体は凍りつく。
- スコープに映った標的は、イーサン・グロウではなく雄二を殺人装置へと育て上げた男、ヒース・オスロだった。オスロは雄二が自分を狙っていると察しているかのようだった。そしてオスロの唇はこう呟いた。―――私は帰ってきたぞ、風見雄二。
- 「カプリスの繭」以降の世界では雄二はヒロインの5人全員の秘密を知り、それにまつわる問題を解決したことになっている。
- グリザイアの楽園
- 強い因縁を持つヒース・オスロの暗殺に失敗した風見雄二は、そのまま会社によって拘束されてしまう。
- 一方、雄二の過去を知り、それぞれが複雑な思いに揺れる美浜学園の5人の前に信じられないニュースが流れる。それは雄二がテロリストとして在日カザフスタン領事館を襲撃している映像だった。
- そんなはずは無いと分かっていても、なかなか行動に移せない学園の面々。事の真相を確かめるべく、松島みちるは思い切って雄二に電話をかける。しかし、通話相手は何故か女性。事態はますます混乱する。
- 榊由美子は"情報屋"と名乗る人物と接触を試みる。情報屋が密会場所に指定してきたのは、都心から少し外れた場所にある蕎麦屋だった。蕎麦屋の主人・ジミー岡田と名乗る人物は雄二の友人だという。イマイチ信用しきれない由美子に、ジミー岡田は雄二との思い出を語る。
- 美浜学園廃校の日。女子生徒5人は雄二を救出する決意を胸に、学園を後にする。
- いつの間にかみちるのポケットに入れられていた謎の携帯電話から、5人に接触を図る”タナトス”と名乗る人物。5人が雄二を救出する作戦に相応しいかをテストするという。
- その頃CIRSではオスロの事件の真相に近づかれないようにと、雄二の上官であったJBを軟禁する。面会に訪れたキアラに謎のメッセージを伝えたJB。予め秘策を用意していたようだが…?
- 雄二奪還作戦で想定される移動ルートの下見をする天音は、タナトスが一姫である事を確信する。
主な登場人物
果実・迷宮・楽園のメインキャラクター
声優はPC版 / PSP版・PS Vita版・テレビアニメ版の順に表記。
- 風見 雄二(かざみ ゆうじ)
- 声 - 櫻井孝宏 (ゲーム版『SIDE EPISODE』・アニメ版)/ 諏訪彩花(幼少期、アニメ版のみ)
- 初代の主人公。「普通の学校に通いたい」との希望から美浜学園にやってきた転入生。裏の世界ではエース・ナンバーである「9029」の名で恐れられている殺し屋。
- 榊 由美子(さかき ゆみこ)
- 声 - 一色ヒカル / 田中涼子
- 美浜学園の2年生。巨大財閥「東浜電鉄グループ」の総帥の令嬢。美浜学園の設立当初から在籍している。やや吊り目と、腰まで届く黒いロングヘアが特徴。無愛想かつ気難しい性格で、他人との会話を一言で済ませるほどに交流が不得意なために孤立しやすい。不用意に近づく人間に対しての警戒心が強いことから、極端な排除行動に出ることもあり雄二を「異分子」とみなして排除しようとする。
- 周防 天音(すおう あまね)
- 声 - 雪見そら / 田口宏子
- 美浜学園の3年生。面倒見が良く、頼れるお姉さんのような少女。スタイルが抜群に良く本人にもその自覚があるため、わざと露出度の高い恰好をして「エロいお姉さん」風に振る舞い、明るい性格もあって商店街のアイドルとなっている。実家が銀座に本店を構える老舗の料亭を営んでいることもあって料理は得意。面倒見の良さに加え、家事も十分こなせることもあって学生寮では寮母のような立場となっている。
- 松嶋 みちる(まつしま みちる)
- 声 - 羽仁麗 / 水橋かおり
- 美浜学園の2年生。金髪ツインテールが特徴。ツンデレへの憧れからそのように振る舞う。明るく活発な性格でムードメーカーだが、勉強は苦手で頓珍漢な受け答えで周囲から「バカ」と言われることも。
- 入巣 蒔菜(いりす まきな)
- 声 - 民安ともえ / たみやすともえ
- 美浜学園の1年生。小学生と見間違う程の幼い容姿であり、無邪気で天真爛漫な性格の少女。雄二のことを「お兄ちゃん」と呼び、天音を姉のように慕って「天姉(あまねえ)」と呼ぶ。
- 小嶺 幸(こみね さち)
- 声 - 岡村美佳沙 / 清水愛
- 美浜学園の1年生。学力・運動能力ともに優秀で家事もこなす。学園以外ではメイド服を常に着ている。天然ボケ気味なところがあり、人から言われたことをすぐに真に受けて無茶をしてしまうことも。
ファントムトリガーのメインキャラクター
声優はゲーム版及びアニメ版もの。
- 蒼井 春人(あおい はると)/ハルト
- 声 - 代永翼 (アニメ版)
- 武器:刀(銃は苦手)
- ファントムトリガーの主人公。レナからは「マスター」と呼ばれている。
- 美浜学園の戦術教導員であり、伝習員(ハンドラー)として学生たちの指導をする元CIRS職員で、現在はSORDに所属している。
- 使用する武器は“刀”だが作成工程が日本刀のそれとは異なるため、日本刀とは呼べる物ではない。
- 性格は温厚で爺むさいと評されているが、実際の所は美浜の「苛める大魔王」であり、主に女性からはガキっぽいと評されることもある。自分の過去をあまり語りたがらず、また、当人の記憶自体もあいまいなことも多く、履歴においても空白な部分が多い。
- 前進組織であるファントムトリガーの頃からの古株。
- 深見玲奈(ふかみ れな)/レナ
- 声 - 内田真礼
- 武器:拳銃
- 銃を使おうとしないハルトの代理で銃を撃つために雇われ、美浜に在籍している拳銃使い(シューター)。
- 大型自動二輪の運転免許を所有し、夜中にバイクでこっそりと寮を抜け出し、ラーメンを食べに行く健啖女子。
- 責任感や警戒心も強く、常に周囲に注意して目を配り、雇用主であるハルトに対してとても従順で忠誠を尽くすタイプ。
- 使用する武器は1911系のハンドガンを好んで使用し、毎日200発ほどの射撃訓練を行っている。執着癖があり、一度気に入った銃は頭ではなく体とその感触を覚えるので、それ以外の銃はあまり使いたがらない。法執行機関においてはすでに「優位性なし」と判断されている45口径弾を、わざわざガンスミスによる手作業で軽量化などを行ってまで使い続けることが偏執的であると言える。
- 殺し屋育成施設「ホロゥハウス」という組織の出身で、当時は「シックス」という名を持っていた。
- 獅子ヶ谷 桐花(ししがや とうか)/トーカ
- 声 - 佐倉綾音
- 武器:狙撃銃
- 彼女の母親の死後、父親とともに2年間PMCに所属していた経験がある。性格は極めて好戦的で、衝動的に暴力行動をとることもあり、いわゆるツンデレ(Tsun-Dere)であるといえる。
- 対面の人間はとりあえず嫌ってみるような性格だが、協調性に乏しい訳ではなく「仲間」と認識した相手に対しては強い依存性を見せる。基本的に「友達」や「仲間」を作るのは苦手で、身体が小さいことにコンプレックスがあり、それを払拭せんがために大人びた対応をすることも多い。
- 現場では狙撃手(スナイパー)、正確にはマークスマンとして援護や敵の排除などを行う。
- 鯨瀬・クリスティナ・桜子(くじらせ・Christina・さくらこ)/クリス
- 声 - 名塚佳織
- 武器:爆弾
- 上海出身のイギリス人。座学の成績は美浜学園148名中8位と上位に位置し、クラスでは勉強を教える係になっている。
- 爆弾とコンピュータのスペシャリストで、現場ではレナ達のバックアップに回る。
- 極めて柔和で人辺りもよく礼儀正しいが、実は怒らせると一番怖いとの噂がある。ハルト同様あまり銃を好まず、携行することを拒否することもある。支給されているセルフディフェンスガンは、製造工場の工作ミスで返納される予定だった物を使用しているほど無頓着。
- 面倒見がよく家事全般が得意であり、学生寮では学生達の食事の用意や部屋の掃除に洗濯など、寮母のようなこともしている。
- 狗駒 邑沙季(いこま むらさき)/ムラサキ
- 声 - 種﨑敦美
- 武器:小口径の自動拳銃、クナイ、比較的小型のコンシールドキャリー
- 自称ロシアン忍者。自らをニンジャと称してはいるが、その素性の多くは謎に包まれている。
- つかみどころのない性格をしており、他人にあまり本心を見せず、妖しげな言動で周囲の人間を混乱させることを楽しんでいる節も見受けられる。唯一の忍者っぽい部分として、夏でも首元にマフラーを巻いている。一見して女子学生が好みそうなデザインだが、人工タンパクとアラミドの混合繊維で編まれており防弾・耐火性能がある。ハルトとは幼い頃から親交があり、兄のように慕いつつも、それ以上の感情も抱いている様子。 格闘戦においては、技のハルト、力のレナ、素早さのムラサキとして3番目にランクされる。
用語
この節には独自研究が含まれているおそれがあります。問題箇所を検証し出典を追加して、記事の改善にご協力ください。議論はノートを参照してください。(2015年1月) |
- 三嶋崎(みしまざき)
- この物語の舞台となる町。湘南近郊の半島内の埋立地に位置する。 都心から車で2時間ほどの距離にあり、雄二達の印象では割と田舎の町。三嶋崎駅前には商店街があり、天音はよくここに買い物をしに行っている。
- 山梨県山中からの距離については、雄二曰く徒歩で175kmほどらしい。
- 私立美浜学園(しりつみはまがくえん)
- 雄二が転校してきた学園。三嶋崎にある埋立地に建っている。学校法人榊学園によって経営される全寮制の学園で、理事長である榊道昭が娘・由美子のために、約一年前に創設した。設備も一流校並みに整っているにも関わらず生徒数は女子が5人と不自然なほど少なく、雄二も特例で唯一の男子生徒として入学が許された。高くそびえる塀に囲まれていることから、由美子は学園を「鳥篭」と呼んでいる。名目上は優秀な生徒を育成する学校とされており、入学料は非常に高額。雄二は特待生扱いなので大幅に減額されている。
- 授業は、午前中はクラス全員が受ける共通科目、午後は各々の適正に応じた選択制の科目となっている。学園長の橘千鶴自身が教壇に立ち、国語、数学、生物など様々な科目を教えている他、学外から専門の教員を招くこともある。その一方で常任の体育教師や養護教諭は在籍していない。クラスは複式学級となっており、1年生から3年生までの異なる学年の生徒6人全員で唯一のクラスを成している。留年は8年目まで可能、それ以上は卒業扱いとなる。
- 東浜急行電鉄グループ(とうひんきゅうこうでんてつグループ)
- 学校法人榊学園の母体となっている企業グループ。関東地方に私鉄網を有する東浜急行電鉄を中心とした巨大企業グループであり、三嶋崎の経済発展に貢献している。現在の総帥は由美子の父である榊道昭であり、先代は道昭の父である幸治郎。政財界への影響力が大きく、国土交通省との結び付きも強い。他の企業を強引に取り込むような経営手法から「盗品グループ」と揶揄されることもある。
- 劇中において、東浜急行電鉄は「東京と羽田空港を結ぶ主要路線の運営を中心にしている」との記述がある。
- アイリスグローバル社
- 入巣家の本家の者が社長を務める企業で、蒔菜の実母・清夏が現社長。
- 軍用品を始めとしてありとあらゆる物品を取り扱うため、人生で一度も関連企業商品を使った事がない者が居ないと言われる程の巨大企業体でもある。
- 入巣家は戦前から政治、産業、流通に根強く関与する女系一族で、代々、軍需産業を始めとした世界中の政財界の闇に深く関わっている関係で、それらとは深い癒着関係にある。
- 蒔菜の父であった正孝は婿養子であり、入巣家の闇を知らぬまま告発に動いたため、妻である清夏に「不要」と断じられ、謀殺されてしまう。
- 「会社」
- 雄二が所属している裏の世界の機関で、「本社」はアメリカにある。日本においては“市ヶ谷”に属する形態となっており、その成り立ち上、“赤坂”からの干渉下にある。組織の正式名称は「日米合同対テロ組織中央調査部諜報2課分室(Central Intelligence and Research Second)」、略称は「CIRS(サーズ)」と呼ぶ。1課は組織名をそのままFirstにしただけの略称で「CIRF(サーフ)」であり、1課と2課の仲は悪い。2課分室室長は春寺由梨亜(JB)。表向きは「有限会社アサヒクリーン(アニメ版ではアサヒクリーニング)」という名の清掃会社ということになっており、そこではJBの肩書きも「広報室長」とされている。その実態は「国防装置」として国家や組織にとって害となる者を排除する為のプロ戦闘集団であり、必ずしも善悪で考える仕事ではない。工作活動・護衛・捕縛・暗殺が主な任務となる。基本的には専用の携帯電話を与えられ、そこに招集命令の連絡が入る。秘匿組織としての都合上任務の詳細説明はなく、詮索も許されておらず必要最小限の作戦概要しか与えられない。例えJBでも養子である雄二にすら概要のみで詳細は一切説明されない。待機だけで一方的に状況終了を告げられ終わる通称「オバケ」と呼ばれる仕事も多い。状況終了の宣言がなされるまで何時間も同じ場所で待機する事もあり当然トイレにも行けないため、雄二は一度小便まみれのまま任務を続行し懲りたため、現在は大人用紙オムツを必ず装着するようにしている。
- 居なくなっても誰も心配する人間がいないような境遇の者が社員として選ばれており、社員の大半は雄二のように身寄りがほとんどない事も珍しくはなく、任務以外においても社員同士の個人的な事はお互いに詮索しない事が暗黙のルールとなっている。社員はプライベートにおいても行動が制限されており、旅行やレジャーによって長距離移動が必要な場合や任務が来ないようになる休日が欲しい場合は事前に申請が必須となっており、許可が降りた場合でもGPSロケーターを作動させ居場所を常時報告する事が条件となる。装備や実弾は必要に応じて随時支給される。装備品自体は整備持ち出しという理由で簡単に持ち出せるが、実弾だけはそれを必要とする任務において最低限の弾数のみ常に新品が支給される。一発しか実弾が支給されない場合は大抵不測の事態のために予備として配備されるだけの「オバケ」である。使わなかった実弾や装備品は回収役の社員によって即座に回収される。例え対象がどんな悪人であろうと自分が殺した事による罪の呵責から任務終了後に自殺する者が出る事は珍しくはないので、任務後に一人で帰ろうとする事は好ましく思われない。
- 給料は俸給表が存在し、仕事量に関わらず金額が固定であり、実働隊として危険が伴う任務の場合のみ手当として大幅に増額する仕組みである。任務中に死亡した場合、遺族には組織から1億円が支給される。秘匿組織の社員だけでは公には無職として扱われるため本業とは別に表の顔としての職を持つ者が多く、雄二の場合は学生。招集命令を受けた場合すぐ動ける仕事に就く必要があり、社員の間では比較的身軽なタクシー運転手が人気である。
- 公には非公開な秘匿組織である事とその実態の機密保持のため、一度入ったら簡単には抜けられない。任務に就く事が困難な程の負傷・病気や規定年数経過によって許可が出た場合以外の理由で組織を抜けようとした場合、国家反逆の罪として終身刑か、「事故死」扱いの処刑として秘密裏に処理される。抜けられたとしても以後の人生は監視がつく。招集命令の無視・拒否や、そもそも連絡が取れない場合も組織を無断で抜けたのと同様である。結婚をする場合も結婚相手の親族や交友関係等の身辺調査が徹底して行われ許可を受ける必要がある。たとえ配偶者であろうと社員以外に組織の実態を説明する事は許されず処刑対象であるため、あくまでアサヒクリーンの清掃員または副業が本職であると説明し続けなければならない。
- 9029号(ナインオーツーナイン)
- 風見雄二のコードネームで、代々「会社」のエースに受け継がれているエース・ナンバー。
- 12年前に先代9029号である日下部麻子がキューバの麻薬カルテルを殲滅したこともあり、裏の世界では「恐怖のナンバー」として恐れられている。
- 蒔菜編EDに到達した場合、彼女もこの称号を得て、雄二と共に任務に就くことになる。
- 「グリザイアの迷宮」の蒔菜シナリオでは、蒔菜が雄二の跡を継ぎ、狙撃専門の「V-9029」として活動している姿が描かれ、母にもささやかながら復讐を行う。
- 私立滝園学園(しりつたきぞのがくえん)
- 6年前、天音と一姫が通っていた女子校。
- 裕福な家庭のお嬢様が多く通っている名門校であり、接客態度や笑顔の練習をする授業もある。学生寮が設置されているが、自宅から通学することも可能。
- 天音は1年D組、一姫は1年A組に在籍し、共にバスケットボール部所属だった。
- 滝園学園マイクロバス転落事故
- 6年前の2005年8月14日、私立滝園学園バスケットボール部員が乗車していたマイクロバスが、夏期合宿からの帰路時に樹海の崖下へ転落。部員13名・顧問教師1名、計14名が行方不明になった事故。
- 携帯電話の電波が通じず、磁場の乱れる樹海故に遭難者達はほぼ身動きが取れない状態となった。バスが本来の帰路ではなく、渋滞回避目的から、既にほとんど利用されることが無くなっていた旧道へ入っていたため、捜索は難航。2週間後には、生存は絶望的として捜索が一旦打ち切られた。
- しかし、事故発生から18日後、周防天音が衰弱しきった状態になりながらも唯一人自力で下山し、キャベツを貪り食っている所を現地農家に発見され、保護されたことで状況が一変。天音の情報を元に捜索隊が事故現場へ到着した際には、損傷が激しくバラバラになった複数の遺体が発見され、その後は各メディアで話題となった。この事故で雄二の姉・一姫が死亡したとされているが、雄二や天音はその死に関して懐疑的である。
- とはいえ、事故当時の地点であれだけ科学が著しい発展を遂げていたのにも関わらずバス1台と13人を死ぬ(それも遺体が酷く損傷した状態)まで見つけられなかったのは日本の教育史だけでなく、交通史の歴史においても前代未聞と言えるだろう。
- 鮮魚超人マグロマン
- 作中において、日曜日の朝に放送されている特撮ヒーロー番組。マグロの体に人間の手足が生えたヒーロー「マグロマン」が、世界征服を企む「カルビ将軍」と戦いを繰り広げるという内容。蒔菜はマグロマンの大ファン。幸もハマっており、カルビ将軍のファン。放映時は蒔菜と一緒にテレビを見ている事が多い。幸と蒔菜はこの番組を通じて一瞬で仲良くなった。共通ルートの「戦え!マグロマン」の章で初登場し、その後も登場人物間でしばしば話題となる。
- なお、この番組内には、フロントウイングの過去作『ほしうた』のヒロイン「周防ななの」と「山吹れんげ」も登場している。主題歌の「マグロ・Beautiful」(歌・作詞・作曲:¥Cu スタ平、編曲:MML)は、ゲーム挿入歌としてBGM鑑賞モードでも聴くことができる。
- SORD(SocialOps,Research&Development)
- CIRSの下請けを行う民間工作諜報員育成機関で、『ソード』と読む。前進組織が存在し、当時は『ファントムチャイルド』や『ファントムトリガー』と呼ばれていた。解体される予定だった美浜学園を買い取り、特殊技能訓練校として運営している。美浜のような特殊技能訓練校はほかにもある。
スタッフ
- 制作 - フロントウイング
- キャラクターデザイン、原画 - 渡辺明夫(由美子、みちる、千鶴、他)、フミオ(雄二、天音、蒔菜、幸、JB、一姫、他)
- SDキャラ - ななかまい
- シナリオ - 木緒なち、藤崎竜太、桑島由一、かづや
- BGM制作 - 藤田淳平(Elements Garden)
主題歌
- グリザイアの果実
- オープニングテーマ「終末のフラクタル」
- 作詞 - 桑島由一 / 作曲・編曲 - 藤間仁(Elements Garden) / 歌 - 飛蘭
- 由美子エンディングテーマ「ホログラフ」
- 作詞 - riya / 作曲・編曲 - 菊地創 / 歌 - eufonius
リテラル(Piano ver.)を収録。
- 天音エンディングテーマ「HOME」
- 作詞 - 桑島由一 / 作曲・編曲 - 菊田大介(Elements Garden) / 歌 - 橋本みゆき
- みちるエンディングテーマ「SKIP」
- 作詞 - 桑島由一 / 作曲・編曲 - 中山真斗(Elements Garden) / 歌 - 茶太
- 蒔菜エンディングテーマ「迷いの森」
- 作詞 - 桑島由一 / 作曲・編曲 - 藤田淳平 / 歌 - 佐藤ひろ美
- 幸エンディングテーマ「この日のままで」
- 作詞 - 桑島由一 / 作曲・編曲 - 母里治樹 / 歌 - NANA
- グリザイアの迷宮
- オープニングテーマ「ワールドエンド」
- 作詞 - 桑島由一 / 作曲・編曲 - 藤間仁 / 歌 - 佐咲紗花
- アフターストーリーエンディングテーマ「Angel」
- 作詞 - 桑島由一 / 作曲・編曲 - 菊田大介 / 歌 - 茶太
- みちるアフターエンディングテーマ「crystal clear」
- 作詞 - 桑島由一 / 作曲・編曲 - 中山真斗 / 歌 - 茶太
- 雄二過去編エンディングテーマ(グランドエンディングテーマ)「創世のタナトス」
- 作詞 - 桑島由一 / 作曲・編曲 - 菊田大介 / 歌 - 飛蘭
- グリザイアの楽園
- オープニングテーマ「FISSION」
- 作詞 - 奥井雅美 / 作曲・編曲 - 藤間仁 / 歌 - 奥井雅美
- 挿入歌テーマ「CHOOSE THE WORLD」
- 作詞 - 桑島由一 / 作曲・編曲 - 菊田大介 / 歌 - 飛蘭
- エンディングテーマ「Ceremony」
- 作詞 - 桑島由一 / 作曲・編曲 - 藤間仁 / 歌 - 佐咲紗花
- プロローグ・オープニングテーマ「Eden's Song」
- 作詞 - 桑島由一 / 作曲・編曲 - 松本文紀 / 歌 - はな
- プロローグ・エンディングテーマ「BREEZE」
- 作詞 - 桑島由一 / 作曲・編曲 - 中山真斗 / 歌 - 橋本みゆき
音楽CD
ゲーム音楽を収録したCDがランティスより発売された。
- 終末のフラクタル
- 2011年1月26日発売。飛蘭の8枚目のシングル。オープニングテーマ「終末のフラクタル」を収録。
- PCゲーム『グリザイアの果実』 ED主題歌集&オリジナルサウンドトラック
- 2011年3月9日発売。ディスク2枚組で、1枚目にはエンディングテーマ5曲が収録されており、2枚目のサウンドトラックにはゲームBGMが30曲収録されている。ジャケットイラストは周防天音。
- PCゲーム『グリザイアの楽園』サウンドトラック&主題歌集
- 2013年5月22日発売。Disc1にはBGM全48曲が、Disc2には主題歌全5曲が収録されている。
ドラマCD
店舗購入特典として録り下ろしドラマCDが制作された。収録時間はいずれも約17分。
- グリザイアの果実
- ※括弧内は登場人物。
ソフマップ:「蒔菜の、眠れない夜」(天音、蒔菜)
げっちゅ屋:「幸とみちるの、ヒ・メ・ゴ・ト」(みちる、幸)
メッセサンオー:「由美子の、秘密の妄想」(由美子)
メディオ!:「天音の、裸エプロンタイム♪」(天音)
- グリザイアの迷宮
- ソフマップ:「みちるの、おっぱい大作戦!」
- げっちゅ屋:「天音と由美子の、秘密の夜」
トレーダー(旧メッセサンオー):「みちると、精のつく料理」- メディオ!:「新妻一姫の、萌え萌えきゅんきゅん、裸エプロン」
- グリザイアの楽園
- ソフマップ:「正しくない風邪の治し方」
- げっちゅ屋:「周防天音先生のエッチな授業」
- トレーダー:「万能メイド・小嶺幸の初めての模擬治療 with蒔菜」
- メディオ!:「一姫と天音の裸エプロンパラダイス」
インターネットラジオ
概要
HiBiKi Radio Stationにてインターネットラジオ『クラブ・グリザイア』『クラブ・グリザイア セカンドシーズン』が配信された。本放送に先駆けて2011年2月9日に第0回が配信された後、2011年3月2日から8月17日まで全25回が配信された。毎週水曜日に配信。12月14日からは『クラブ・グリザイア サードシーズン』として復活し、2012年2月29日まで全10回が配信された。パーソナリティは民安ともえ、一色ヒカル、永澤優花。
アニメ化に合わせて『グリザイアの番組(ラジオ)〜世界に刃向かう、一つのラジオ〜』のラジオ名で音泉とHiBiKi Radio Stationにて2014年9月30日から2015年7月14日まで全32回が配信された。12月30日(第14回)まで毎週火曜日配信。アニメ2期決定を受けてラジオも継続となったが、1期と2期の合間になる2015年1月から3月までは月1回最終週火曜日に配信となる。パーソナリティは田中涼子、たみやすともえ。第17回を「グリザイアの果実」としてのラジオの最終回として、パーソナリティが田中涼子から清水愛に交代し、2015年4月の第18回からは毎週配信に戻った。
ラジオCD
「クラブ・グリザイアCD」の発売元はFrontwing。
- ラジオCD「クラブ・グリザイアCD~ファーストシーズン~」
2011年8月12日発売。CD特典として未放送の音声ファイル 「閉店後の店内から送るバックステージトーク」、プレ放送第0回~第12回のMP3音源を収録。- ラジオCD「クラブ・グリザイアCD~セカンドシーズン~」
2011年12月28日発売。CD特典として未放送の音声ファイル 「閉店後の店内から送るバックステージトーク」、第13回~第25回のMP3音源を収録。- ラジオCD「クラブ・グリザイアCD~サード・シーズン~」
2013年8月9日発売。CD特典として未放送の音声ファイル 「閉店後の店内から送るバックステージトーク」、第0回~第10回のMP3音源を収録。
「グリザイアの番組~世界に刃向かう、1つのラジオ~」の発売元はブシロードミュージック。
- ラジオCD「グリザイアの番組~世界に刃向かう、1つのラジオ~」Vol.1
2015年1月28日発売。新規録りおろし音源(ゲスト:清水愛)、および第1回~第9回のMP3音源を収録。- ラジオCD「グリザイアの番組~世界に刃向かう、1つのラジオ~」Vol.2
- 2015年5月13日発売。新規録りおろし音源(ゲスト:田口宏子)、および第10回~第17回のMP3音源を収録。
- 初回製造封入特典としてChaosTCGのPRカードが封入されている。
- ラジオCD「グリザイアの番組~世界に刃向かう、1つのラジオ~」Vol.3
- 2015年8月26日発売。新規録りおろし音源(ゲスト:水橋かおり)、および第18回~第32回のMP3音源を収録。
- 初回製造封入特典としてジャケットイラスト仕様のChaosTCGのPRカードが封入されている。
漫画
- グリザイアの果実 サンクチュアリ フェローズ
秋田書店の『チャンピオンRED いちご』で連載。脚本は鳴海瑛二、作画は廣瀬周が担当。Vol.36(2013年2月5日発売)に予告編が掲載された[12]後、Vol.37(2013年4月5日発売)より連載が開始された[13]。同誌がVol.45をもって休刊となり、その後はウェブコミックサイト「チャンピオンクロス」に移行し、2014年10月21日から11月18日まで連載した。下記のコミックブレイド版との兼ね合いから内容は由美子以外の4人のヒロインのシナリオが元になっており天音→みちる→幸→蒔菜の順で内容が進んでいく。- グリザイアの迷宮 サンクチュアリ フェローズ
- 秋田書店の「チャンピオンクロス」にて、2014年12月16日から連載中。『果実』に引き続き、脚本は鳴海瑛二、作画は廣瀬周が担当。
- グリザイアの果実 〜L'Oiseau bleu〜
マッグガーデンの『月刊コミックブレイド』2014年5月号から9月号までと、同社『月刊コミックガーデン』2014年10月号(創刊号)から『グリザイアの果実 〜L'Oiseau bleu〜』が連載中。脚本はProduction I.G.所属の藤咲淳一が、作画は姫乃タカがそれぞれ担当している。9月30日から同社のウェブコミックサイト「マッグガーデン コミックオンライン」にも掲載され、毎月30日更新。内容は由美子シナリオをより深く進めた内容となっている。
英語版
Kickstarterにおいて、2014年12月18日よりコンピューターゲーム「グリザイア」三部作英語版製作のための出資募集を開始し[14]、わずか14時間半で当初目標としていた16万ドル(日本円で約1900万円)を達成した[14][15][16][17][18]。2015年2月1日の募集終了時点では、47万5255ドルの出資が集まり[19]、オプション扱いであったPC向け以外の英語版及び、スピンオフ作品『アイドル魔法少女ちるちるみちる』英語版の製作とリリースが確定した[20][注 2]。
なお、英語版での移植は18禁のPC版ではなく、CERO:DのPS Vita版を基本とする[16][17][14]。そのため出資した一部のファンからは18禁版のリリースを求めるコメントが寄せられた[14]。
そうして、2015年(平成27年)5月30日にSekai Project翻訳・Steam販売により、"The Fruit of Grisaia"のタイトルで本編英語版が3,980円でリリースされた[21]。また、"Idol Magical Girl Chiru Chiru Michiru"(スピンオフ作品『アイドル魔法少女ちるちるみちる』英語版)が前後編2作品が同年7月31日に各1.980円で販売されている[22]。
このプロジェクトにはファンに混じって、フロントウイングの山川竜一郎や、ビジュアルアーツ社長の馬場隆博も出資した[14]。
2014年の英語版によるKickstarterのファンディングは本作のほか、『CLANNAD』がある[23]。
テレビアニメ
これまで『グリザイアの果実/迷宮/楽園』3部作が制作・放送されている(以降、この副節において特筆の無い場合は、この「3部作」についての記述)。
2018年、新シリーズ『ファントムトリガー』が制作・メディア公開予定(『ファントムトリガー』をテレビ放送・配信するかについては現在未発表だが、便宜上この項に記載)。
グリザイアの果実/迷宮/楽園
『グリザイアの果実』、『グリザイアの迷宮』、『グリザイアの楽園』三作を原作とした同名のテレビアニメ3作の総称[24]。また、シリーズ名称を指す言葉としてアニメ「グリザイアの果実/迷宮/楽園」と表記されることもある[24]。ただし、アニメに対応する原作は、「グリザイアの果実」がグリザイアの果実、「グリザイアの迷宮」がグリザイアの迷宮「カプリスの繭」の一部、「グリザイアの楽園」がグリザイアの迷宮「カプリスの繭」の残りの部分とグリザイアの楽園「ブランエールの種」となっている。
『グリザイアの果実』(LE FRUIT DE LA GRISAIA)が2014年10月より12月まで放送され、2015年4月から6月にかけて続編にあたる『グリザイアの迷宮』(LE LABYRINTHE DE LA GRISAIA)を単発アニメとして、『グリザイアの楽園』(LE EDEN DE LA GRISAIA)を連続アニメとして、いずれもAT-Xほかにて放送された。
また、「マチ・アソビ」企画の一環として、2014年10月11日には、「グリザイアの果実」第1話と第2話を上映と製作スタッフとの対談が行われた「グリザイアの果実 第2話世界最速上映会」[25][26]を、2015年5月2日には「グリザイアの果実」全編をオールナイトで上映した「夜のグリザイア1」を、翌3日には「グリザイアの迷宮」と「グリザイアの楽園」の1話から上映時点で最新話となる3話までの上映と製作スタッフとの対談が行われた「夜のグリザイア2」を徳島市のufotable CINEMAで開催された[24]。
グリザイア:ファントムトリガー
この節には放送開始前の番組に関する記述があるため、方針に従い独自研究の予測などは載せず、出典に基づいて正確な記述を心がけてください。(2018年8月) |
2017年、新シリーズ『ファントムトリガー』のアニメ化企画が進行していることを発表[27]。
2018年、第1・2話を「解禁」(メディア公開)する予定。アニメ制作会社は3部作監督の天衝が前年に設立した「バイブリーアニメーションスタジオ」が担当する。同年8月にはフロントウィングによる、原作ゲームの英語版同様クラウドファンディングによってアニメ制作を支援するプロジェクトも立ち上がっている。
2019年3月15日には劇場上映を予定。
グリザイアシリーズアニメ化の経緯
PC版発売前の2010年10月に『グリザイアの果実』のアニメ化を企画していることをフロントウイングの山川竜一郎によってTwitter上で公表したが[28]しばらくはあまり企画が進まなかったと2015年5月3日に徳島市で行われた「夜のグリザイア2」で振り返っている[24]。また、山川はアニメ化されたことについて「生きてて良かった」と2014年10月11日に徳島市で行われた「グリザイアの果実 第2話世界最速上映会」で述べた[26]。
アニメ化が決まって以降、グリザイアの果実だけでなく、シリーズを通していくことを想定しており、スタッフからも最後までやらないと意味がないという意見が挙がった[24]。そのため、グリザイアの果実の作風は後々の展開を考慮したものになっている[24]。また、ビジネス先行の会社と手を組んでいたら、実現は不可能ではとNBCユニバーサルのプロデューサー小倉充俊は「夜のグリザイア2」の場で述べた[24]。
このシリーズでは、日本の連続テレビアニメーションとしては初めて全編が画面比率2.35:1(いわゆる「シネスコサイズ」。モニタアスペクト比で言うと約21:9)で制作されている[29][24]。これは、監督を務める天衝が全編をシネマスコープで行うことを強く要望し、これに応じた製作担当のエイトビットがシネマスコープ仕様の原画紙と絵コンテ紙を投入したことによるもの[24]。テレビアニメでシネマスコープを使うことは稀で、画面比率16:9の原画紙に黒色のテープなどを貼ってシネマスコープ用に流用するため画質が劣ってしまう[24]が、このシリーズでは、エイトビットがシネマスコープ用の原画紙と絵コンテ紙を開発し投入したことで、画質の劣化を回避している[24]。しかし、画質劣化の回避と引き換えに、使い勝手が悪いと制作現場からの文句が絶えなかったという[24]。その反面上映会ではシネマスコープの恩恵を受けており、「グリザイアの果実」第1話の放映時は台風18号の影響で、L字画面で見づらい地域もあったが、上映会ではそのようなことはなくシネマスコープ対応のスクリーンで遺憾なく本編の映像が楽しめたのではと山川は述べた[26]。
原作に基づいた配役やBGMなどのプランニングは、その多くが天衝によるもの[24]で、原作では声のない風見雄二役に、櫻井孝宏を多くのスタッフの推薦により満場一致で起用され[24]、幼少期の雄二役には諏訪彩花が担当した[24]。そのため、キャスティングされた声優や、スタッフはアフレコの日程を櫻井のスケジュールとの調整するところから始めていった[24]。たみやすは櫻井による雄二の声がついたことに感動[26]し、アニメのアフレコではキャストが一緒になって行い、演技指導もスタッフが収録部屋に入って行われるのに対し、ゲームのアフレコでは個別に録り、演技指導が部屋に入って行われないとアフレコ現場の違いにも言及[30]し、その変化がとても新鮮だったと述べた[26]。また、天衝の強いこだわりにより、背景などにはアニメオリジナルに加えて、ゲームのアニメーションを使用している[26]。
演技の評価については、出演した女性声優陣には、「役をわかっている」とスタッフを感心させるものと山川は評価している[24]。また、「グリザイアの果実」第三話「甘い食生活」における睡眠の重要性を説いた櫻井の演技は、他の声優が舌を巻くほどのもの[24]で、迷宮以降での幼少期の雄二の声から現在の雄二の声に切り替わるシーンでは違和感を感じさせない仕上がりになっている[24]。
制作の過程において、涙を流すスタッフが続出しており、特に小倉は音響監督の明田川仁から泣いたことを指摘され、天衝も涙を堪えていた[24]。また、特典映像の収録は過激な内容に音声が次第に小さくなり[24]、「グリザイアの果実」第2話でも小嶺幸が過激な台詞の関係で、何度も録り直す羽目になったほどである[26]。ただ、作風の仕上がりについて、天衝がアニメ化のオファーが来る前から原作をプレイしていたことから、原作をプレイさせたくなるような構成になっていると山川は評価し、たみやすも「グリザイアの果実」について調べたくなるような作風になっていると賛同した[26]。
2014年4月29日に公式サイトが設置され、2014年10月より12月までAT-Xほかにて放送された。アニメ放送直後には、台風18号、19号、皆既月食に混じってGoogle急上昇ワードにランクイン[26]し、PC版のリピートがかつてないほどになり、一時メーカー在庫が切れる事態になった[31]。
『グリザイアの果実』の放送終了後に『グリザイアの迷宮』・『グリザイアの楽園』のアニメ化が発表され、1クール空けて[24]からの2015年4月から『迷宮』を1時間(60分)スペシャルとして放送した後、6月まで『楽園』を放送した[32][33]。1クール空けたことについて、小倉は当初からの予定であったことに加え、(2014年12月に発売されたコンシューマ版)[要出典]「楽園」を楽しんでいた視聴者と制作スタッフのことを考慮した結果であると述べた[24]。
スタッフ(アニメ)
- 原作 - フロントウイング
- 監督 - 天衝
- シリーズ構成 - 倉田英之
- キャラクター原案 - 渡辺明夫、フミオ
- タイトルデザイン - 木緒なち
- キャラクターデザイン - 渡辺明夫
- キーアニメーター - 佐藤天昭、大島縁、野中正幸、熊谷勇也、高澤美佳
- プロップデザイン - コレサワシゲユキ
- 美術設定 - 塩澤良憲
- 美術監督 - 井上一宏
- 色彩設計 - 村上智美
- 撮影監督 - 熊澤祐哉
- CGIディレクター - 高橋将人
- 編集 - 武宮むつみ
- 音響監督 - 明田川仁
- 音響効果 - 上野励
- 音楽 - Elements Garden(藤田淳平、藤間仁、菊田大介、母里治樹)
- 音楽制作 - NBCUniversal
- 音楽プロデューサー - 西村潤
- プロデューサー - 小倉充俊、山川竜一郎、植木達也、兼光一博、山崎明日香
- アニメーションプロデューサー - 小菅秀徳
- アニメーション制作 - エイトビット
- 製作 - Project GRISAIA(NBCユニバーサル、フロントウイング、ブシロード、エイトビット、アイオウプラス、AT-X)
主題歌(アニメ)
- グリザイアの果実
- オープニングテーマ「楽園の翼」(第2話 - 第4話、第6話 - 第12話)
- 作詞 - 桑島由一 / 作曲・編曲 - 藤間仁 / 歌 - 黒崎真音
- 第1話、第5話、第13話では未使用。
- エンディングテーマ
- 「Eden's Song」(第2話)
- 作詞 - 桑島由一 / 作曲・編曲 - 松本文紀 / 歌 - はな
- 「あなたの愛した世界」(第3話、第6話 - 第9話)
- 作詞 - 桑島由一 / 作曲・編曲 - 藤間仁 / 歌 - 南條愛乃
- 「SKIP」(第5話)
- 作詞 - 桑島由一 / 作曲・編曲 - 中山真斗 / 歌 - 茶太
- 「Rainy veil」(エンジェリック・ハゥル編〈第10話 - 第12話〉)
- 作詞 - 桑島由一 / 作曲・編曲 - 藤間仁 / 歌 - やなぎなぎ
- 「創世のタナトス」(第13話)
- 作詞 - 桑島由一 / 作曲・編曲 - 菊田大介 / 歌 - 飛蘭
- 挿入曲
- 「終末のフラクタル」(第1話、第13話)
- 作詞 - 桑島由一 / 作曲・編曲 - 藤間仁 / 歌 - 飛蘭
- 「ホログラフ」(第6話)
- 作詞 - riya / 作曲・編曲 - 菊地創 / 歌 - eufonius
- 「迷いの森」(第9話)
- 作詞 - 桑島由一 / 作曲・編曲 - 藤田淳平 / 歌 - 佐藤ひろ美
- 「HOME」(第12話)
- 作詞 - 桑島由一 / 作曲・編曲 - 菊田大介 / 歌 - 橋本みゆき
- グリザイアの迷宮
- エンディングテーマ「グリム」
- 作詞 - 桑島由一 / 作曲 - 藤間仁 / 編曲 - Evan Call[34] / 歌 - 飛蘭
- グリザイアの楽園
- オープニングテーマ「刹那の果実」(第2話、第3話、第5話 - 第10話)
- 作詞 - 桑島由一 / 作曲・編曲 - 藤間仁 / 歌 - 黒崎真音
- 第1話、第4話では未使用。
- エンディングテーマ
- 「黄昏のスタアライト」(カプリスの繭編〈第1話 - 第4話〉)
- 作詞 - 桑島由一 / 作曲・編曲 - 藤間仁 / 歌 - 南條愛乃
- 「FISSION」(第5話)
- 作曲・編曲 - 藤間仁
- 「きみを探しに」(ブランエールの種編〈第6話 - 第9話〉)
- 作詞 - 桑島由一 / 作曲・編曲 - 藤間仁 / 歌 - 南條愛乃
- 「Ceremony」(第10話)
- 作曲・編曲 - 藤間仁
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 総作画監督 | 提供イラスト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
グリザイアの果実 | |||||||
第一話 | 普通の学園生活 | 倉田英之 | 天衝 | 越後光崇、高澤美佳、大島縁 | 渡辺明夫 越後光崇 桂憲一郎 | クール教信者 マニャ子 | |
第二話 | スクールキラー由美子 | 天衝 | 青柳隆平 | 杉藤さゆり、大原大、石井かおり | 津留崎優 夕薙 | ||
第三話 | 甘い食生活 | 高橋知也 | 山下英美 | 杉藤さゆり、飯飼一幸 荒木裕、前田義宏 | 笹森トモエ Hisasi | ||
第四話 | 銀の弾丸で狙う場所 | サトウシンジ | 間島崇寛 | LEE SANG-MIN | らぐほのえりか 呉マサヒロ | ||
第五話 | VOX IN BOX | 足立華子 | 藤川太、野中正幸 | 鶴崎貴大 川上修一 | |||
第六話 | レーゾン・デートル | 江口大輔 | 大島縁、関口雅浩、佐藤天昭 | モフ 八重樫南 | |||
第七話 | 幸せの手紙 | 小島正士 | 森義博 | 山内則康、小林利充 | 108号 あずまあや | ||
第八話 | セカイ樹の種I | 高橋龍也 | 名村英敏 | 青柳隆平 | 石井かおり、矢野茜、神谷智大 高澤美佳、小島彰、大島縁 越後光崇、荒木裕 関口雅浩、石田可奈 | 三九呂 千葉サドル | |
第九話 | セカイ樹の種II | 野中正幸、佐藤天昭、大島縁 神谷智大、矢野茜、越後光崇 石田可奈、高澤美佳、荒木裕 | すいひ 宵野コタロー | ||||
第十話 | エンジェリック・ハゥルI | 倉田英之 | 名和宗則 | 矢野茜、高澤美佳、熊谷勇也 神谷智大、野中正幸、小島彰 大島縁、石田可奈、山門郁夫 | ニリツ 橘由宇 | ||
第十一話 | エンジェリック・ハゥルII | 名和宗則 | 森義博 | 山内則康、小林利充、山門郁夫 LEE SANG-MIN | 有河サトル Zトン | ||
第十二話 | エンジェリック・ハゥルIII | 名和宗則 | 小島彰、関口雅浩、山門郁夫 石田可奈、石井かおり、前田義宏 野崎麗子、花井柚都子、臼田美夫 | あずまゆき パセリ | |||
第十三話 | 射界10センチ | 名村英敏 | 山岸大悟 | 野中正幸、大島縁、石田可奈 佐藤天昭、関口雅浩、神谷智大 丸藤広貴、山門郁夫、小島彰 石井かおり、LEE SANG-MIN | ハトポポコ フミオ | ||
グリザイアの迷宮 | |||||||
- | カプリスの繭0 | 高橋龍也 | 阿保孝雄 | 青柳隆平 伊部勇志 山岸大悟 山門郁夫 名村英敏 間島崇寛 | 大島緑、野中正幸、山門郁夫 神谷智大、佐藤天昭、高澤美佳 杉藤さゆり、ジミー・ストーン LEE SANG-MIN、米澤優 石田可奈、越後光崇 阿部智之、山内則康 | 渡辺明夫 桂憲一郎 高澤美佳 米澤優 | きくらげ たもりただぢ |
グリザイアの楽園 | |||||||
第一話 | カプリスの繭I | 高橋龍也 | 小島正士 | 柳屋圭宏 | 佐藤天昭、小島彰、石井かおり | 渡辺明夫 桂憲一郎 高澤美佳 | ピロ水 鳴海ゆう |
第二話 | カプリスの繭II | 山本裕介 | 神原敏昭 | 中野彰子、Han Seounghee | 渡辺明夫 桂憲一郎 高澤美佳 米澤優 | 高苗京鈴 029 | |
第三話 | カプリスの繭III | 神谷智大 小島正士 サトウシンジ | 森義博 | 小林利充、糸島雅彦 山内則康、鎌田均 | 桂憲一郎 高澤美佳 | 羽鳥ぴよこ おかだアンミツ | |
第四話 | カプリスの繭IV | 小島正士 | 間島崇寛 | 阿部智之 | 桂憲一郎 米澤優 高澤美佳 | あなぽん 比村奇石 | |
第五話 | ブランエールの種I | 倉田英之 | 吉田泰三 | 山下英美 | 佐藤天昭、小島彰 安田祥子、杉藤さゆり LEE SANG-MIN | 九十九 トモセシュンサク | |
第六話 | ブランエールの種II | 名村英敏 | 和泉志郎 | 池田広明、萩原正人、木下由衣 | TOKIAME 奈津ナツナ | ||
第七話 | ブランエールの種III | 青柳隆平 | 森義博 | 小林利充、糸島雅彦 山内則康、謝苑倩 | 小路あゆむ 丸新 | ||
第八話 | ブランエールの種IV | 小島正士 | 青柳隆平 間島崇寛 | 石井かおり、大島縁、杉藤さゆり LEE SANG-MIN、神谷智大、安田祥子 越後光崇、小島彰、米澤優 | カヅホ にぃと | ||
第九話 | ブランエールの種V | 吉田泰三 | 森義博 | 小林利充、糸島雅彦 山内則康、鎌田均 | 神崎かるな ななかまい | ||
第十話 | ブランエールの種VI | 小島正士 江畑諒真 | 柳屋圭宏 山門郁夫 森義博 江口大輔 | 米澤優、大島縁、神谷智大 LEE SANG-MIN、佐藤天昭、高澤美佳 小島彰、山門郁夫、越後光崇 石井かおり、安田祥子、山内則康 糸島雅彦、鎌田均 | 渡辺明夫 桂憲一郎 米澤優 高澤美佳 | 美水かがみ 涼香 |
放送局
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [36] | 備考 |
---|---|---|---|---|
2014年10月5日 - 12月28日 | 日曜 20:30 - 21:00 | AT-X | 日本全域 | 製作委員会参加 / リピート放送あり |
2014年10月6日 - 12月29日 | 月曜 0:30 - 1:00(日曜深夜) | TOKYO MX | 東京都 | |
月曜 0:45 - 1:15(日曜深夜) | KBS京都 | 京都府 | | |
月曜 1:00 - 1:30(日曜深夜) | サンテレビ | 兵庫県 | | |
2014年10月7日 - 12月30日 | 火曜 0:30 - 1:00(月曜深夜) | BS11 | 日本全域 | 『ANIME+』枠 |
配信期間 | 配信時間 | 配信サイト | 備考 |
---|---|---|---|
2014年10月7日 - 12月30日 | 火曜 1:00(月曜深夜) 更新 | バンダイチャンネル | |
火曜 1:00 - 1:30(月曜深夜) | ニコニコ生放送 | 本編の後にミニ番組『グリザイアの付録(おまけ)』を配信 | |
火曜 1:30(月曜深夜) 更新 | ニコニコチャンネル |
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [36] | 備考 |
---|---|---|---|---|
2015年4月12日 | 日曜 23:00 - 月曜 0:00 | AT-X | 日本全域 | 製作委員会参加 / リピート放送あり |
2015年4月13日 | 月曜 2:15 - 3:10(日曜深夜) | KBS京都 | 京都府 | |
月曜 2:35 - 3:35(日曜深夜) | TOKYO MX | 東京都 | | |
2015年4月14日 | 火曜 4:00 - 5:00(月曜深夜) | BS11 | 日本全域 | 『ANIME+』枠 |
2015年4月15日 | 水曜 2:10 - 3:05(火曜深夜) | サンテレビ | 兵庫県 | |
配信期間 | 配信時間 | 配信サイト | 備考 |
---|---|---|---|
2015年4月14日 | 火曜 1:00 更新(月曜深夜) | バンダイチャンネル | 1週間無料 |
GYAO! | 1週間無料 | ||
火曜 1:00 - 2:00(月曜深夜) | ニコニコ生放送 | 本編の後にミニ番組『グリザイアの付録(おまけ)』を配信 | |
火曜 1:30(月曜深夜) 更新 | ニコニコチャンネル | 1週間無料 末尾にミニ番組『グリザイアの付録(おまけ)』付き | |
火曜 12:00 更新 | dアニメストア | 1週間限定 |
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [36] | 備考 |
---|---|---|---|---|
2015年4月19日 - | 日曜 23:00 - 23:30 | AT-X | 日本全域 | 製作委員会参加 / リピート放送あり |
2015年4月20日 - | 月曜 0:30 - 1:00(日曜深夜) | TOKYO MX | 東京都 | |
月曜 0:45 - 1:15(日曜深夜) | KBS京都 | 京都府 | ||
月曜 1:30 - 2:00(日曜深夜) | サンテレビ | 兵庫県 | | |
2015年4月21日 - | 火曜 0:30 - 1:00(月曜深夜) | BS11 | 日本全域 | 『ANIME+』枠 |
配信期間 | 配信時間 | 配信サイト | 備考 |
---|---|---|---|
2015年4月21日 - 6月23日 | 火曜 1:00(月曜深夜) 更新 | バンダイチャンネル | 第1話無料、第2話以降1週間無料。 |
GYAO! | 第1話無料、第2話以降1週間無料。 | ||
火曜 1:00 - 1:30(月曜深夜) | ニコニコ生放送 | 本編の後にミニ番組『グリザイアの付録(おまけ)』を配信 | |
火曜 1:30(月曜深夜) 更新 | ニコニコチャンネル | 第1話無料、第2話以降1週間無料。 末尾にミニ番組『グリザイアの付録(おまけ)』付き | |
火曜 12:00 更新 | dアニメストア | 各話1週間限定 |
映像特典
Blu-ray&DVD各巻収録の短編アニメ。
- グリザイアの果実エンディングテーマ「週末のフラクタル」
巻数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 総作画監督 |
---|---|---|---|---|---|---|
グリザイアの果実 | ||||||
第一話 | 由美子編「ご奉仕しちゃうぴょん?」 | かづや | 村山公輔 | 桂憲一郎 | ||
第二話 | みちる編「ツンデレ流 海の楽しみ方」 | |||||
第三話 | 幸編「お背中、お流しします」 | |||||
第四話 | 蒔菜編「蒔菜's Boot Camp」 | |||||
第五話 | 天音編「夏の誘惑」 | 鳴海瑛二 | ||||
第六話 | 一姫編「お医者さんごっこしましょうか?」 | かづや | ||||
グリザイアの迷宮 | ||||||
第七話 | 一姫&バスケ編「滝園バスケ部のクリームパーティ!」 | 鳴海瑛二 | 村山公輔 | 青柳隆平 | 米澤優 | 桂憲一郎 |
グリザイアの楽園 | ||||||
第八話 | 「由美子の、ドキドキ湯上がり密着ロッカー」 | かづや | 青柳隆平 | 間島宗寛 | 小島彰 LEE SANG-MIN | 桂憲一郎 |
第九話 | 「ミリエラの極秘野戦訓練」 | 鳴海瑛二 | 吉田泰三 | 森義博 | 鎌田均 山内則康 | |
第十話 | 「みちる編・ツンデレ流 プリクリャ撮影会」 | 村山公輔 | 佐藤天昭 後藤望 | |||
第十一話 | 「蒔菜と幸のイケナイおやつタイム」 | かづや | 佐藤天昭 後藤望 LEE SANG-MIN | |||
第十二話 | 「天音と一姫の、日記に書けないマッサージ」 | 村山公輔 |
BD / DVD
巻 | 発売日 | 収録話 | 規格品番 | |
---|---|---|---|---|
BD初回版 | DVD初回版 | |||
グリザイアの果実 | ||||
1 | 2014年12月25日 | 第1話 - 第3話 | GNXA-1721 | GNBA-3081 |
2 | 2015年1月28日 | 第4話 - 第5話 | GNXA-1722 | GNBA-3082 |
3 | 2015年2月25日 | 第6話 - 第7話 | GNXA-1723 | GNBA-3083 |
4 | 2015年3月25日 | 第8話 - 第9話 | GNXA-1724 | GNBA-3084 |
5 | 2015年4月22日 | 第10話 - 第11話 | GNXA-1725 | GNBA-3085 |
6 | 2015年5月27日 | 第12話 - 第13話 | GNXA-1726 | GNBA-3086 |
BOX | 2016年12月21日 | 第1話 - 第13話 | GNXA-1720 | - |
グリザイアの迷宮 | ||||
2015年7月23日 | カプリスの繭0 | GNXA-1727 | GNBA-3087 | |
グリザイアの楽園 | ||||
1 | 2015年8月26日 | 第1話 - 第2話 | GNXA-1741 | GNBA-3101 |
2 | 2015年9月18日 | 第3話 - 第4話 | GNXA-1742 | GNBA-3102 |
3 | 2015年10月23日 | 第5話 - 第6話 | GNXA-1743 | GNBA-3103 |
4 | 2015年11月26日 | 第7話 - 第8話 | GNXA-1744 | GNBA-3104 |
5 | 2015年12月25日 | 第9話 - 第10話 | GNXA-1745 | GNBA-3105 |
BOX | 2017年5月10日 | 第1話 - 第10話 | GNXA-1740 | - |
リアル謎解きゲーム
『グリザイアの果実×リアル謎解きゲーム 滝園学園バスケ部 同窓会』は2014年9月22日・23日に開催されたリアル謎解きゲーム。『グリザイアの果実×リアル謎解きゲーム 滝園学園バスケ部 同窓会~再会~』として2014年12月27日・28日再演された。
ゲームの参加者は主人公となって会場を探索し、仕掛けられた謎を解くことによりエンディングを目指す。ヒロインたちによるフルボイスムービーで綴る、天音の『エンジェリック・ハゥル』を題材とした謎解きイベントだけのオリジナル・アナザーストーリー[40]。
あらすじ
事故で部員が亡くなり廃部となった滝園学園バスケ部の同窓会がネットの書き込みから話題になっている。何者かのいたずらであろうと思われるも、興味半分でその会場に訪れた主人公は、そこでヒロイン達と不思議な体験をすることとなる。
スピンオフ作品・コラボレーション
- グリザイアの安息
DMM.R18で配信されていたソーシャルゲーム。全年齢向けではなく18禁である。2013年9月25日にPC版[41]が、10年5日にスマートフォン版が配信[42]。ステージを選択し、体力を消費して進行度を上げていくスタンダードなもので、ステージには最初と最後にショートストーリーが挿入され、新しいステージに行くたびに物語が展開するといった内容。描きおろしイラストや書きおろしシナリオも配信されていた。- アイドル魔法少女ちるちる☆みちる
- 松嶋みちるを主人公としたスピンオフ作品。18禁ではなく、一般向けゲームとして制作されている。前後編で制作され、前編が2014年8月15日に、後編が2014年12月11日に発売された。『グリザイアシリーズ』のキャラクターが登場するものの、設定は大きく異なる。ストーリーもハードな展開の本編とは異なりギャグ満載のコミカルなものとなっており、売れない地下アイドルの松嶋みちるが魔法の世界からやってきた猫のニャンメルと出会い、魔法少女として活躍する、というもの。
- PlayStation Vitaにも移植され、PC版で前後編に分かれていた内容を1本にまとめた『グリザイアの果実スピンアウト!?アイドル魔法少女ちるちる☆みちる』が2015年6月25日に発売された。
- でか☆むす
- オルトダッシュの開発により、GREEとMobageで配信されていたソーシャルゲーム。2015年10月23日から11月19日までフロントウイングが監修した『グリザイアの果実』とのコラボレーションシナリオが配信された[43]。
- ガールズクロスクロニクル
- 通称ガルクロ、DMM.R18とDMM.comで配信されているソーシャルゲーム。R18版との違いはアビリティ解放時のHシーンの有無。
グリザイアの果実から、榊由美子(私服、制服)、周防天音、松嶋みちる、入巣蒔菜、小嶺幸が参戦している。
2017年5月15日からサービス開始しているので、これから風見一姫等の参戦も期待できたが、2017年8月31日にサービスが終了してしまい、実装される事はなかった。
脚注
注釈
^ 当初はアクティベーションが必要と発表されていた。
^ GIGAZINE(2014.12)によると前者は24万ドル(約2800万円)、後者は20万ドル(約2400万円)でオプションが行使される。
出典
^ “萌えゲーアワード 2011年度 受賞タイトル発表”. 2014年4月23日閲覧。
- ^ abcd『ファミ通』2013年2月28日号、49頁。
- ^ abcd『ファミ通』2013年8月15・22・29日号、43頁。
^ 『ファミ通ゲーム白書2014』、412頁。
^ ネットで話題になった『グリザイアの果実』が2月25日発売! フロントウイング代表に製作の経緯を聞いてみた - ガジェット通信より。
^ “萌えゲーアワード2013 受賞タイトル発表!!”. 萌えゲーアワード実行委員会. 2014年4月26日閲覧。
^ “萌えゲーアワード2012 受賞タイトル発表!!”. 萌えゲーアワード実行委員会. 2014年4月23日閲覧。
^ “萌えゲーアワード2012 受賞タイトル発表!!”. 萌えゲーアワード実行委員会. 2014年4月23日閲覧。
- ^ ab“萌えゲーアワード2012 受賞タイトル発表!!”. 萌えゲーアワード実行委員会. 2014年4月23日閲覧。
- ^ ab“萌えゲーアワード2012 受賞タイトル発表!!”. 萌えゲーアワード実行委員会. 2014年4月23日閲覧。
^ 4Gamer.net ― PSP版「グリザイアの果実」の制作が決定&“プロトタイプ・ファン感謝デー2011”で人気Webラジオ「クラブ・グリザイア」初の公開イベントも
^ チャンピオンREDいちご 2013年VOL.36 | 秋田書店(2013年4月5日時点のアーカイブ)
^ チャンピオンREDいちご 2013年VOL.37 | 秋田書店(2014年8月8日時点のアーカイブ)
- ^ abcdelogu_ii (2014年12月18日). “グリザイアシリーズ3作品まとめて英語版製作のため出資募集もわずか半日で目標の1900万円を集めることに成功”. GIGAZINE. http://gigazine.net/news/20141218-grisaia-english/ 2015年11月12日閲覧。
^ “Fully funded after 14 hours and 30 minutes.” (English). kickstarter (2014年12月18日). 2015年2月9日閲覧。
- ^ ab“『グリザイア』三部作の英語版へ向けたクラウドファンディングが始動―わずか14時間半で目標金額達成”. Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト (2014年12月18日). 2015年2月9日閲覧。
- ^ ab“「グリザイア」3部作の英語版のためのクラウドファンディング 14時間半で目標金額達成”. アニメ!アニメ! (2014年12月19日). 2015年2月9日閲覧。
^ “ゲーム制作にクラウドファンディングは向いていない? minori酒井「クラウドファンディングに夢を見るな」(3ページ目)”. おたぽる (2015年1月22日). 2015年2月9日閲覧。
^ “The Grisaia Trilogy: Three Huge Visual Novels for PC” (English). kickstarter. 2015年2月9日閲覧。
^ “Idol Magical Girl Chiruchiru ☆ Michiru tapestries revealed! + Other news(英文)” (English). kickstarter (2015年1月2日). 2015年2月9日閲覧。
^ “Steam:The Fruit of Grisaia” (English,一部文章は日本語も可能). Steam (2015年5月30日). 2016年6月17日閲覧。(要年齢認証)
^ “Idol Magical Girl Chiru Chiru Michiru Released!” (English,一部文章は日本語も可能). Steam (2015年7月31日). 2016年6月17日閲覧。(要年齢認証)
^ “CLANNAD Official English Release”. Kickstarter. 2015年5月4日閲覧。
- ^ abcdefghijklmnopqrstuvwlogu_ii (2015年5月5日). “アニメ「グリザイアの果実/迷宮/楽園」がいかにしてガチな内容に仕上がることになったのかが分かるスタッフトークイベントに潜入してきた”. GIGAZINE. http://gigazine.net/news/20150505-grisaia-machiasobi14/ 2015年6月2日閲覧。
^ “(徳島) マチ★アソビ グリザイアの果実 第2話世界最速上映会”. グリザイアの果実公式サイト. (2014年10月2日). http://www.grisaia-anime.com/kajitsu/news/index00260000.html 2016年5月15日閲覧。
- ^ abcdefghilogu_ii (2014年10月12日). “Google急上昇ワードで台風や皆既月食と並ぶ「グリザイアの果実」の第2話世界最速上映会に潜入してきました”. GIGAZINE. http://gigazine.net/news/20141012-grisaia-machiasobi-13/ 2016年5月15日閲覧。
^ “『グリザイア』シリーズ最新作ゲーム『グリザイア:ファントムトリガー』のアニメ化プロジェクトが始動!”. アニメイトタイムズ (アニメイト). (2017年7月8日). http://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1499419956 2017年7月8日閲覧。
^ Twitter / 山川 竜一郎@フロントウイング: 『グリザイアの果実』はアニメ化企画中なのですが、何と ...より。
^ Twitter / 田中基樹 天衝 TENSHO:今回グリザイアは劇場サイズの作画用紙を使用しています。実は、TVアニメとしては業界初の ...より。
^ GIGAZINE(2014.10)によると、山川も同様のことを述べた。
^ 2014年10月15日付フロントウィング公式ツイートより。
^ “TVアニメ「グリザイアの迷宮 」「グリザイアの楽園」放送情報のお知らせ”. アニメ「グリザイアの果実」公式サイト. 2015年3月9日閲覧。
^ “アニメ「グリザイアの迷宮」公式サイト(ON AIR)”. 2015年4月3日閲覧。
^ “「グリザイアの迷宮」エンドクレジットのお詫びと訂正のお知らせ”. アニメ「グリザイアの迷宮」公式サイト. 2015年4月19日閲覧。
^ “ON AIR”. TVアニメ『グリザイアの果実』公式サイト. 2015年3月29日閲覧。
- ^ abcテレビ放送対象地域の出典:
- 政府規制等と競争政策に関する研究会 (2009年10月9日). “放送分野の動向及び規制・制度(資料2) (PDF)”. 通信・放送の融合の進展下における放送分野の競争政策の在り方. 公正取引委員会. p. 2. 2018年10月24日閲覧。
- “基幹放送普及計画”. 郵政省告示第六百六十号. 総務省 (1988年10月1日). 2018年10月24日閲覧。
- “地デジ放送局情報”. 一般社団法人デジタル放送推進協会. 2018年10月24日閲覧。
^ “ON AIR”. TVアニメ『グリザイアの果実』公式サイト. 2015年3月29日閲覧。
^ “TVアニメ『グリザイアの迷宮』公式サイト”. 2015年3月29日閲覧。
^ “TVアニメ『グリザイアの迷宮』公式サイト”. 2015年3月29日閲覧。
^ “リアル謎解きゲーム『滝園学園バスケ部同窓会~再会~』開催のお知らせ”. アニメ「グリザイアの楽園」公式サイト. (2014年12月22日). http://www.grisaia-anime.com/kajitsu/news/index00550000.html 2016年6月11日閲覧。
^ “【ニュース】人気ゲーム『グリザイアシリーズ』のソーシャルゲームが本日(9/25)スタート!”. TG Smart. 2013年9月25日閲覧。
^ “【ニュース】『グリザイアの安息』スマートフォン版がついにリリース!”. TG Smart. 2013年10月5日閲覧。
^ “学校を揺らす巨大ツインテール…GREE/Mobage「でか☆むす」にて「グリザイアの果実」コラボが開催!”. Gamer (イクセル). (2015年10月30日). http://www.gamer.ne.jp/news/201510300065/ 2016年4月25日閲覧。
参考文献
- 『ファミ通』第28巻第9号、KADOKAWA、2013年2月28日。
- 『ファミ通』第28巻第33号、KADOKAWA、2013年8月15・22・29日。
- 『ファミ通ゲーム白書2014』 KADOKAWA、2014年。
外部リンク
- フロントウイング 公式サイト
グリザイア公式 (@grisaia_fw) - Twitter
- シリーズ全体の総合情報アカウント。アニメ「ファントムトリガー」の情報ツイートはこちらに記載される。
- ゲーム関連サイト
- 「グリザイアの果実」PSP版公式サイト(プロトタイプ)
- 「グリザイアの果実」PSVita版公式サイト(プロトタイプ)
- 「グリザイアの迷宮」PSVita版公式サイト(プロトタイプ)
- 「グリザイアの楽園」PSVita版公式サイト(プロトタイプ)
- アニメ関連サイト
- アニメ「グリザイアの果実」公式サイト
- アニメ「グリザイアの迷宮」公式サイト
- アニメ「グリザイアの楽園」公式サイト
- アニメ「グリザイア:ファントムトリガー」公式サイト
TVアニメ「グリザイア」シリーズ公式アカウント (@grisaia_anime) - Twitter
- コミック・その他のメディア関連サイト
- クラブ・グリザイア
- グリザイアの果実 サンクチュアリ フェローズ(チャンピオンクロス)
- グリザイアの果実 〜L'Oiseau bleu〜(マッグガーデン コミックオンライン)
「グリザイア」シリーズ - マチ・アソビ - ウェイバックマシン(2015年6月22日アーカイブ分)
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グリザイアの果実に関するカテゴリ:
- 2011年のアダルトゲーム
- 2014年のテレビアニメ
グリザイアの迷宮に関するカテゴリ:
- 2012年のアダルトゲーム
- 2015年のテレビアニメ
- スペシャルアニメ
グリザイアの楽園に関するカテゴリ:
- 2012年のアダルトゲーム
- 2015年のテレビアニメ
グリザイアの果実 サンクチュアリフェローズに関するカテゴリ:
- チャンピオンRED いちご
- マンガクロス
グリザイアの果実 〜L'Oiseau bleu〜に関するカテゴリ:
- 月刊コミックブレイドの漫画作品
アイドル魔法少女ちるちる☆みちるに関するカテゴリ:
- 2014年のパソコンゲーム
- ゲームのスピンオフ作品
- アイドルを題材としたコンピュータゲーム
- 魔法少女を題材としたゲーム
グリザイア:ファントムトリガーに関するカテゴリ:
- 2017年のパソコンゲーム