絨毯

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絨毯(じゅうたん、絨緞)とは、屋内の床に敷くための織物や敷物のことである。カーペットとも呼ばれる。歴史的には、織物、草でできた敷物、テーブルや壁を覆うものにも用いられた語である。


18世紀のヨーロッパで、屋内の床に一般的に使用されるようになった。手で結んで作られたパイル絨毯は、中央アジアで紀元前4000年から2000年の間に作られたとされる。製法は10世紀にムーア人によってスペインに紹介され、十字軍がトルコのカーペットをヨーロッパに持ち帰った。当時は、壁に掛けられるか、テーブルを覆うものとして用いられた。17世紀に通商航路が始まったことにより、ヨーロッパ西部では多くのペルシャ敷物が導入された。




目次






  • 1 種類


    • 1.1 製造方法による主な分類




  • 2 パイルの製造


  • 3 絨毯の歴史


    • 3.1 初期の絨毯


    • 3.2 ペルシアの絨毯


    • 3.3 ヨーロッパにおける東洋の絨毯


      • 3.3.1 ポロネーズ絨毯




    • 3.4 スペイン


    • 3.5 フランス


    • 3.6 イギリス


    • 3.7 スカンジナビア




  • 4 現在の絨毯


  • 5 絨毯の特徴、手入れと使い方


  • 6 魔法の絨毯


  • 7 その他


  • 8 脚注


  • 9 関連項目


  • 10 外部リンク





種類




神社の赤絨毯


平織りは連動している垂直な糸と水平な糸によって作られる。東洋の平織りにはキリム・タペストリー、soumak、plain weave、およびつづれ織りの種類がある。ヨーロッパの平織り絨毯の種類はベニス、オランダのdamask、list、haircloth、およびingrain(2枚重ねまたは3重の布、ダブルクロス)がある。


hooked rugは目のあらい麻布などの丈夫な織物の編み目を通して、羊毛や綿などの布の一端を引き出して作られる、手作りの敷物の種類である。一般に、現在ではこの種の敷物は手工芸品として作られる。


knotted pileは、横糸は垂直に折り目の表面から上昇し、それを補っている横糸と交替する。この補っている横糸は、絨毯の毛羽立ちを作るため、3種類の結び方の一つによって縦糸に付けられている。


19世紀後半、モケットは床一面に敷く絨毯を意味するようになった。これらの織物は、低い突起があり、手で編まれたパイル・カーペットより薄いものである。16世紀から作られたこの種類の絨毯は、ビロードのような機械化された織機の上に編まれる。結び目を形成しないで、補われる縦糸は横糸の下で輪にして付けられている。織機の構造として、デザインを作るために5つの色を使うことができる。モケットは比較的細長いパネル型(27インチまたは36インチ)に織られる。より大きな製品は、いくつかの縫い目模様から構成される。モケット絨毯は床、家具のテーブル、壁の覆いとして使用された。その生産は1812年にフランスのジャカード織機の応用により改良された。19世紀中ごろの蒸気機関の導入により、さらに生産能力が向上した。


編んで作られた絨毯と違い、刺繍でできたものは織機に形成されない。それらの模様は、1針ずつの縫い目を応用することで、布(またはリネン)の基礎の上に設けられる。一般的な縫い目はテント・ステッチとクロスステッチの2つである。 刺繍によって作られた絨毯は、16世紀以来貴族によって伝統的に作られ、いくつかの工業的生産も行われている。16世紀には、鉄製の針(それ以前は骨で作られていた)の導入による生産性の向上と、リネンの改良が見られた。 スコットランドの女王メアリー・スチュアートは、熱心な刺繍の製作者であったことが知られている。 16世紀のデザインは、つる植物と地方の花(例:ブラッドフォード・カーペット)を渦巻き状にしたものであり、動物の紋章が組み込まれた。その生産は19世紀まで続けられた。ヴィクトリア朝の絨毯は非常に幻想的で、3次元の花も描かれている。ベルリン・ウールウォークと呼ばれるタイル張り模様(一連の正方形で構成される)は、1804年にドイツで紹介された。それらは1830年代にイギリスで非常にポピュラーになった。


19世紀には、機械をそれほど使わない、高価な絨毯の種類が発明された。1832年に壁掛けのブリュッセル絨毯と、ビロード絨毯の生産がはじまった。これらの技法は、異なる巻き枠を使用する必要性を排除しながら、同じ糸で異なった色を再現することにより、糸の無駄を最小限にしたものである。1839年に、ジェイムズ・テンプルトンはシェニール織物の技術を生み出した。それらはより高価なもので、Patent Axminsterと呼ばれた。1884年には、蒸気機関による織機が用いられるようになった。それらの生産は20世紀の中頃まで続いたが、1878年のSpool Axminsterと1890年のGripper Axminsterの発明の後には衰退した。これらの種類は、1860年代におけるアメリカのHalcyon Skinnerのnipperと呼ばれる発明から生じた。



製造方法による主な分類



タフテッドカーペット(tufted carpet)

タフティング機で基布にパイル糸を刺し込んでパイルを形成し、接着剤を用いてパイル糸を固定した床敷物。(JIS用語)

アキスミンスター(Axminster)

あらかじめ定めた順序に従って配列した色糸を織り込んでつくられた織じゅうたん。色糸の織り込み方法によってスプールアキスミンスター、シェニールアキスミンスター、グリッパーアキスミンスターなどの名称で呼ばれるものがある。(JIS用語)

ウィルトン(Wilton)

ワイヤの打込み装置を持つ織機でつくった織じゅうたん。二重パイルの織機でつくったものをいうこともある。(JIS用語)

ニードルパンチカーペット(needlepunched carpet)

基布にウエブを積み重ね、かぎの付いた針で突き刺してフェルト状とし、裏面に樹脂加工を施した床敷物。(JIS用語)

タイルカーペット(carpet tile)

サイズは50cm角が一般的(40cm角や25×100cmなどもある)で、日本では昭和45年ごろから普及しはじめた。裏材料として塩ビ樹脂や不織布などが使用されている。


ほかに、手織(緞通など)、フックドラグ、ボンデッド、平織などがある。


             ※参考文献:「カーペット辞典」、「新版カーペットハンドブック」(いずれも日本カーペット工業組合発行)



パイルの製造




トルクメニスタンの国旗


平織りとパイルの両方が織機によって織られる。織機は垂直、水平なものが同様にヨーロッパおよび東洋の絨毯の生産に利用された。


織り始めの前に、縦糸が織機の枠にセットされ、多くの織手が同じ絨毯に対して一緒に動くことがある。結びの列は完成した後に切られる。横糸は1-4列ずつ結ばれる。


結び方には3種類がある。それぞれ非対称的な結び目はペルシアンまたはセンナと呼ばれ、対照的な結び目はターキッシュまたはGhioredsと呼ばれ、単一の縦糸はスパニッシュと呼ばれる。


現代における絨毯製造の中心は、トルコ、北アフリカ、コーカサス、イラン、ネパール、トルクメニスタン、チベット、セルビアのピロットである。
トルクメニスタンの国旗は、その文化における絨毯の重要性を示すもので、巻上げ側の近くの垂直な赤い縞模様を特徴とする。



絨毯の歴史



初期の絨毯


手で結ばれた絨毯は、おそらくモンゴルかトルキスタンで紀元前4000年から2000年の間に作られた。


現存する世界最古のパイル・カーペットは「パジリク・カーペット」と呼ばれ、紀元前5世紀のものとされる。1927年に、セルゲイ・イワノヴィチ・ルデンコ(Sergei Ivanovich Rudenko)によってパジリクの谷の中に氷に保存されたシベリアの埋葬地から発掘された。このカーペットの起源はイランのスキタイかアケメネス朝ペルシアのどちらかであろうと提案されている。


現存するパイル・カーペットのうち最も初期のものは、13世紀の後半に、アナトリア半島のセルジューク・トルコで作られた。実在する18個の作品はコンヤ・カーペットと呼ばれる。これらの大きな絨毯の中央の領域は、幾何学的な反復模様である。これらは大規模に様式化され、境界はKuficまたはKufesqueと呼ばれる状態で飾られている。



ペルシアの絨毯




ヨーロッパにおける東洋の絨毯


東洋の絨毯は、ヨーロッパでは11世紀の十字軍の後に見られるようになった。18世紀の中期まで、それらのほとんどは壁とテーブルで使用された。王室や教会を除いては、床を覆うことができないほど貴重なものとされた。


東洋の絨毯は13世紀にイタリア、ベルギー、イギリス、フランス、オランダ、ギリシャで見られるようになる。とくにポーランドは古い時代から独自の陸上貿易ルートを東方に開拓しており、これによって胡椒などとともに東洋の絨毯を輸入し、塩や琥珀などを輸出していた。17世紀から18世紀のオランダ、イギリス、フランスは、東インド会社によってヨーロッパにインド、ペルシアの絨毯を導入した。



ポロネーズ絨毯


京都の祇園祭で使用される「ポロネーズ絨毯」は、インド(ムガール帝国)やペルシアで製造された絨毯が17世紀に当時のヨーロッパ最大の国ポーランド(ポーランド・リトアニア共和国)へ陸上交易により輸出されたもの。これらの絨毯はルヴフ、クラクフ、ワルシャワ、グダンスクなどで商売をしていたポーランドの貿易業者からポルトガルなど日本と直接交易していた国の貿易業者に卸され、彼らの海上交易により日本へと輸出された。これらの絨毯がポロネーズ(ポーランド式)絨毯と呼ばれるのはそのため。



スペイン


カーペットの生産は、スペインにイスラム教が侵入するより以前に行われていた。ムーア風の装飾の例は、ヨーロッパ製の絨毯のうちで最も早く見られた重要なものである。10世紀にスペインで絨毯の生産が始まったと書物に示されている。最古の現存するスペインの絨毯(シナゴーグ絨毯)は14世紀にさかのぼるものが唯一である。スペイン系ムーア風絨毯の最も初期のものは、海軍の紋章として知られている。これらのデザインの種類はMay Beattieによって研究されている。15世紀においては、スペインの絨毯はもともとアナトリア半島で開発されたデザインを元にした。絨毯の生産は、15世紀のスペインの征服と、イスラム教信者の追放の後にも続いた。16世紀のルネッサンスにおける絨毯のデザインは、絹織物から派生したもので、輪とザクロが最も一般的なモチーフである。



フランス


1608年、アンリ4世はピエール・デュポンの指示によりトルコ式の絨毯の生産を開始した。この生産場所は、パリのすぐ西のシャイヨのSavonnerie工場に移動した。 SavonnerieとSimon Lourdetにより製作された絨毯がいわゆるルイ13世絨毯である。しかし、ルイ16世に生産されたものについては誤った名称である。それらは花瓶や籠の中に花とともに飾られる。デザインはオランダ風、フランダース風の織物および絵に基づいている。 最も有名なSavonnerie絨毯はGrande GalerieとGalerie d'Apollonのために作られたものである。


ルイ14世が1678年にヴェルサイユ宮殿に移ったとき、シャルル・ルブランの指示により作られた105の傑作は使用されることは無かった。それらのデザインは、アカンサスの葉、建築様式の縁取り、および神話の場面(Cesare Ripa's Iconologie)をルイ14世の権力のシンボルと結合するものである。18世紀中ごろのデザイナーでPierre-Josse Perrotが最もよく知られている。彼の作品と図面は、優雅なロココ様式の巻物、主要なバラ結び、シェル、アカンサス葉、および花の飾りを示している。 Savonnerie工場は、1826年にパリのゴブランに移動した。Beauvais工場は1780年から1792年までパイル絨毯を作った。Aubussonの工場での生産は1743年に始まった。



イギリス


パイル絨毯の製造技術は、16世紀前半に宗教迫害から逃れたフランドルのカルビンの信者を伴ってイギリスに来たであろう。これらの織り手の多くは、イギリス南東のノリッジに定住したので、16世紀から17世紀に掛けての現存する14の絨毯はノリッジ絨毯と呼ばれる。これらの工場においては、アナトリアあるいはインド・ペルシアのいずれか、またはエリザベス女王時代のブドウの木と花のデザインを使用している。フランスと同様に、対称な結び目を使用した。18世紀の製造所について、3つの資料が残存している:Exeter(1756-1761年、Claude Passavantによって所有され、3枚が残存)、Moorfields(1752-1806年、Thomas Mooreによって所有され、5枚が残存)およびAxminster(1755-1835年、Thomas Whittyによって所有、多数が残存)。フランスのSavonnerieからの改宗者がExeterとMoorefieldsに配置されたため、Exeterはその工場とPerrotni影響された構造を用いている。新古典主義のデザイナー、ロバート・アダムは、ローマの床および天井に基づき、MoorfieldsとAxminsterの両方をデザインした。彼のデザインのうち有名なもののいくつかは、Syon house、Osterley公園、Saltram House、Newbyホール用に作られた。Axminster絨毯のうち6つは、Lansdowneグループとして知られている。これらは、菱形に囲まれた中央のパネルに花をかたどった円と籠を備えたデザインである。Rococo式の設計は、しばしば茶色の地色をもっており、同年代の彫刻から写された鳥を含んでいる。絨毯は、今後もKidderminsterの町の名産である。産業革命の間においても、この町はイギリスの絨毯産業の中心であった。今でも、55,000の人口のうちの大部分は、この産業で働いている。



スカンジナビア


伝統的なスカンジナビアの絨毯は手で結ばれた羊毛から作られた"rya"である。最初のryaは、15世紀に毛皮の代わりに漁師によって用いられた。粗く、長い毛足を持ち、重いものであった。敷物としては、より軽くより装飾的になった。19世紀においては、祝祭における優れた壁掛けとなった。現在では、ryaは色、模様、技術において様々な芸術家がいる。



現在の絨毯


絨毯の地布は、重くて厚い生地、織物であり、羊毛、綿、麻、藁、又はこれらに似せた合成繊維で作られている。基準となる編み目に結ばれるか、膠で接合される。それらはある横幅で切られ、縫い合わされ、クッション材の上に釘や鋲、または接着剤で付けられる。その結果、床の上にゆるく置かれた敷物やマットと、床に付けられた敷物とは区別される。床の全体を覆うだけではなく、型取りにより、どんな部分にも取り付けができる。事実上、それらは絨毯本体、クッション、およびその取り付け方法からなるシステムである。タイルカーペットは、通常0.5m四方の正方形であり、商業的な施設において床を覆うために使われる。それらはオフィスにおいて床下を利用する場所や、配置換えを行う場所で使うため、固定して使われるものではない。


日本のオフィスで使われるカーペットの組成(重量ベース)は8割が塩化ビニール樹脂、2割がナイロンのものが多い。焼却処分するとダイオキシンが発生する問題があり、塩ビとナイロンに分離させて再資源化する取り組みが進んでいる[1]


栄誉礼、映画祭などにおいては、赤色の絨毯が敷かれ、そこを歩行することは名誉とされることがある。




絨毯の特徴、手入れと使い方


住宅における絨毯は、装飾性のほかに、騒音レベルを減少させ、床を通る熱の損失を減らすために有効である(断熱性)。また、絨毯の上に横たわったり、座ったりするにも、固い板張りの床よりも快適である。他に絨毯には以下に挙げるような優れた効能がある。



  • 衝撃を吸収する(転倒や万が一の割れ物の落下による破損を防ぐ)

  • 防滑性(床や畳に較べても、滑りにくく、衝撃吸収効果と併せてバリアフリー対策にもなる)

  • 防塵性(空中に舞い上がる埃を吸着させる力を持っている。ただし、手入れをしないと次に挙げるようなダニの温床となってしまうので注意)

  • 防眩性(直射日光や蛍光灯の光を和らげる効果がある)


ただし、絨毯は掃き掃除よりも掃除がしにくく、飲み物をこぼすと染みを作ることがある。また、人間やペットの体毛を吸着する傾向がある。塵の蓄積を防ぐため、定期的に掃除機をかけるべきである。


掃除や換気を怠ると、ダニが絨毯に大量に繁殖することがある。そのため、気管支喘息に苦しむ人にとっては、絨毯は問題が多い場合がある。しかし、最近の研究(日本カーペット工業組合による実証実験)では、絨毯の上はフローリング上と比べ、喘息を引き起こすホコリ(ダニ)の量が少ない(舞い上がる量が少ない)ため、きっちりと掃除さえすれば絨毯・カーペットは気管支喘息の患者にとって有効な床材であるということも分かってきた。


また、三重大学大学院医学系研究科の実証実験により、カーペットにはリラックス効果があることも証明された(カーペットのリラックス効果)。



魔法の絨毯


千夜一夜物語(アラビアンナイト)に、空を飛ぶ魔法の絨毯の物語がある。
詳しくは「魔法の絨毯」の項を参照。



その他


「カーペット」の名前をもつ敷物として、イグサで編まれたい草カーペット、畳などの部屋を新たにフローリング床に替えるためのウッドカーペット、防音などを目的として用いられるコルク製のコルクカーペットなどもある。床面いっぱいに敷き詰める物をカーペット、敷き詰めずに一部分だけに敷く物をラグと呼ぶ国もあれば、手織りをラグ機械織りをカーペットと呼ぶ国もある。


ペルシャ絨毯は、世界最大の高級手織り敷物で、7000年の歴史を持つと言われ世界でもよく知られている。ペルシャ絨毯の原産国はイランで、その素材はシルク又はウールあるいはシルクとウールが多い。ペルシャ絨毯はイランの各町で織られ、その町の名前が絨毯の名称として用いられている。有名な産地としてゴム (イラン)、イスファハン、タブリズ、マシュハドなどがあり、各産地のペルシャ絨毯はそれぞれの産地によって、模様、素材、色彩に特徴がある。



脚注


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  1. ^ 【NEXT1000】3年平均のROE/1位・リファインバース 廃棄カーペットから塩ビ『日本経済新聞』朝刊2018年3月20日




関連項目







  • タペストリー

  • 電気カーペット



外部リンク



  • 日本カーペット工業組合/日本唯一のカーペット生産者団体

  • ペルシャ絨毯

  • 絨毯の種類

  • カーペット愛に溢れるWebマガジン「carpetroom」

  • ペルシャ絨毯の産地




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