江南市
こうなんし 江南市 | |||
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上段:すいとぴあ江南 下段:曼陀羅寺の藤まつり | |||
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国 | 日本 | ||
地方 | 中部地方、東海地方 | ||
都道府県 | 愛知県 | ||
団体コード | 23217-3 | ||
法人番号 | 3000020232173 | ||
面積 | 30.20km2 | ||
総人口 | 97,937人 [編集] (推計人口、2018年10月1日) | ||
人口密度 | 3,243人/km2 | ||
隣接自治体 | 一宮市、岩倉市、小牧市、丹羽郡大口町、扶桑町 岐阜県各務原市 | ||
市の木 | クロガネモチ | ||
市の花 | フジ | ||
他のシンボル | 藤花ちゃん(マスコットキャラクター) | ||
江南市役所 | |||
市長 | 澤田和延 | ||
所在地 | 〒483-8701 愛知県江南市赤童子町大堀90番地 北緯35度19分55.5秒東経136度52分14.4秒座標: 北緯35度19分55.5秒 東経136度52分14.4秒 | ||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||
■ ― 政令指定都市 / ■ ― 市 / ■ ― 町 / ■ ― 村 | |||
ウィキプロジェクト |
江南市(こうなんし)は、愛知県北部にある市である。
目次
1 概要
2 地理
2.1 地形
2.1.1 河川
2.2 地域
2.3 人口
2.4 隣接している自治体
3 歴史
4 政治
4.1 行政
4.2 議会
5 施設
5.1 警察
5.2 消防
5.3 医療
5.4 図書館
5.5 郵便局
5.6 運動施設
6 経済
6.1 工業
6.2 商業
6.3 本社を置く企業
6.4 インフラ
7 姉妹都市・提携都市
7.1 海外
7.2 日本国内
8 教育
8.1 大学
8.2 専修学校
8.3 高校
8.4 中学校
8.5 小学校
9 交通
9.1 鉄道
9.2 バス
9.3 道路
10 観光
10.1 名所・旧跡
10.2 観光スポット
11 文化
11.1 祭事・催事
12 出身人物
12.1 マスコットキャラクター
13 関連項目
14 脚注
15 外部リンク
概要
愛知県尾張地方の北部にある自治体であり、岐阜県との県境となる木曽川の南に面している。名鉄犬山線が南部から市中央部に向かい、江南駅付近でカーブして北東方面へ続く。国道155号バイパスが南部を横切る。
地理
地形
河川
- 主な河川
- 木曽川
- 五条川
- 日光川
- 青木川
地域
- 大字
古知野(旧古知野町、1983年廃止)
東野(旧古知野町、廃止時期不明)
島宮(旧古知野町、廃止時期不明)
上奈良(旧古知野町、廃止時期不明)
下般若(旧古知野町、廃止時期不明)
中般若(旧古知野町、廃止時期不明)
和田勝佐(旧古知野町、廃止時期不明)
前野(旧古知野町、廃止時期不明)
山尻(旧古知野町、1983年廃止)
江森(旧古知野町、1984年廃止)
宮後(旧古知野町、廃止時期不明)
両高屋(旧古知野町、廃止時期不明)
赤童子(旧古知野町、1987年廃止)
山王(旧古知野町、1986年廃止)
北野(旧古知野町、1981年廃止)
石枕(旧古知野町、1986年廃止)
尾崎(旧古知野町、1986年廃止)
曽本(旧布袋町、1980年廃止)
小折(旧布袋町、1987年廃止)- 五明(旧布袋町)
東大海道(旧布袋町、1983年廃止)
今市場(旧布袋町、1986年廃止)
力長(旧布袋町、1986年廃止)
安良(旧布袋町、1986年廃止)
寄木(旧布袋町、廃止時期不明)
木賀(旧布袋町、廃止時期不明)- 中奈良(旧布袋町)
草井(旧草井村、廃止時期不明)- 鹿子島(旧草井村)
小杁(旧草井村、廃止時期不明)
村久野(旧草井村、廃止時期不明)- 宮田(旧宮田町)
松竹(旧宮田町、廃止時期不明)
前飛保(旧宮田町、1987年廃止)
後飛保(旧宮田町、廃止時期不明)
瀬部(1972年、一宮市瀬部の一部を編入し成立、1987年廃止)
千秋町加納馬場(1980年、一宮市千秋町加納馬場の一部を編入し成立、1982年廃止)
柏森(1983年2月、扶桑町柏森の一部を編入し成立、同年10月廃止)
豊田(1986年4月、大口町豊田の一部を編入し成立、同年9月廃止)
浅井町小日比野(1986年、一宮市浅井町小日比野の一部を編入し成立、1987年廃止)
- 町名
- 藤ケ丘1~7丁目(1968年、村久野・前飛保・後飛保・宮田の各一部より成立)
- 古知野町(1972年、古知野・赤童子・東野・両高屋・宮後の各一部より成立)
- 赤童子町(1973年、古知野・赤童子・北野・尾崎・木賀・中奈良の各一部より成立)
井上町(1973年、岩倉市井上町の一部を編入し成立、1980年廃止)- 大間町(1976年、中奈良・赤童子・上奈良・東野の各一部より成立)
- 上奈良町(1976年、上奈良・中奈良・東野の各一部より成立)
- 尾崎町(1977年、尾崎・木賀・東大海道・寄木・今市場・宮後・石枕の各一部より成立)
- 木賀東町(1978年、木賀・尾崎・寄木の各一部より成立)
- 八剱町(1978年、岩倉市八剱町の一部を編入し成立、1980年廃止)
- 中般若町(1980年、中般若・下般若・草井の各一部より成立)
- 曽本町(1980年、曽本・井上町・八剱町の各全域より成立)
- 飛高町(1981年、両高屋・古知野・村久野・前飛保・東野の各一部より成立)
- 野白町(1981年、両高屋・古知野の各一部より成立)
- 北野町(1981年、北野の一部より成立)
- 小郷町(1982年、五明・小折・千秋町加納馬場の各一部より成立)
- 小折町(1982年、小折の一部より成立)
- 田代町(1982年、小折・千秋町加納馬場の各一部より成立)
- 布袋下山町(1982年、五明・小折の各一部より成立)
- 前飛保町(1982年、前飛保・松竹・村久野・両高屋・後飛保の各一部より成立)
- 江森町(1983年10月、江森・山尻・両高屋・宮後・前野・柏森の各一部より成立)
- 般若町(1983年、下般若・中般若・草井・和田勝佐・小杁の各一部より成立)
- 高屋町(1983年、両高屋・和田勝佐・村久野・山尻・宮後・江森の各一部より成立)
- 山尻町(1983年、山尻・両高屋・和田勝佐・江森の各一部より成立)
- 山王町(1983年、山王・前野・宮後・石枕の各一部より成立)
- 大海道町(1983年、東大海道・寄木の各一部より成立)
- 宮後町(1984年、両高屋・江森・前野・宮後の各一部より成立)
- 石枕町(1984年、山王・宮後・石枕・力長・尾崎の各一部より成立)
- 布袋町(1984年、小折・寄木・五明・布袋下山町・小郷町の各一部より成立)
- 天王町(1986年9月、豊田・寄木・小折の各一部より成立)
- 安良町(1986年9月、安良の全域と今市場・大屋敷・豊田の各一部より成立)
- 力長町(1986年、力長・山王・大屋敷・今市場の各一部より成立)
- 今市場町(1986年、尾崎・石枕・今市場・寄木の各一部より成立)
- 北山町(1986年、小折・寄木の各一部より成立)
- 南山町(1986年、小折の一部より成立)
- 小折本町(1986年、小折の一部より成立)
- 小折東町(1986年、小折の一部より成立)
- 草井町(1987年、草井・中般若の各一部より成立)
- 村久野町(1987年、両高屋・村久野・小杁・和田勝佐の各一部より成立)
- 木賀町(1987年、小折・寄木・木賀・中奈良・赤童子の各一部より成立)
- 木賀本郷町(1987年、木賀・赤童子の各一部より成立)
- 松竹町(1987年、浅井町小日比野・瀬部の全域と前飛保・松竹の各一部より成立)
- 東野町(東野などの一部より成立)
- 島宮町(島宮などの一部より成立)
- 慈光堂町(草井などの一部より成立)
- 和田町(和田勝佐などの一部より成立)
- 勝佐町(和田勝佐などの一部より成立)
- 前野町(前野などの一部より成立)
- 寄木町(寄木などの一部より成立)
- 小脇町(草井などの一部より成立)
- 鹿子島町(鹿子島などの一部より成立)
- 小杁町(小杁などの一部より成立)
- 宮田町(宮田などの一部より成立)
- 宮田神明町(宮田などの一部より成立)
- 後飛保町(後飛保などの一部より成立)
- 河野町(後飛保などの一部より成立)
人口
江南市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 江南市の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 江南市 ■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 |
江南市(に相当する地域)の人口の推移 ► | |
総務省統計局 国勢調査より |
隣接している自治体
愛知県
- 一宮市
- 岩倉市
- 小牧市
丹羽郡大口町
- 丹羽郡扶桑町
岐阜県
- 各務原市
歴史
1954年6月1日、丹羽郡古知野町・布袋町、葉栗郡宮田町・草井村の3町1村が合併して江南市が発足した。いわゆる「昭和の大合併」で結成された市である。当時の愛知県知事である桑原幹根の命名により「江南市」となった。中国では大きな川を「江」と呼んでいたという故事より、木曽川の南に位置する事から命名された。
郡 | 明治22年以前 | 明治22年10月1日 | 明治22年 - 明治45年 | 大正1年 - 大正15年 | 昭和1年 - 現在 | ||
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丹 羽 郡 | 古知野村 | 古知野村 | 明治29年11月3日 町制 古知野町 | 明治39年5月1日 合併 古知野町 | 古知野町 | 昭和29年6月1日 合併 江南市 | |
和田勝佐村 | 和勝村 | 和勝村 | |||||
下般若村 | |||||||
中般若村 | |||||||
宮後村 | 旭村 | 旭村 | |||||
前野村 | |||||||
江森村 | |||||||
山尻村 | |||||||
高屋村 | 両高屋村 | 両高屋村 | 両高屋村 | ||||
北高屋村 | |||||||
東野村 | 東野村 | 東野村 | |||||
上奈良村 | 豊原村 (上奈良・島宮) | 明治26年11月30日 東野村に編入 | |||||
島宮村 | |||||||
赤童子村 | 栄村(赤童子) | 栄村(赤童子) | |||||
山王村 | 秋津村 (山王・北野・ 石枕・尾崎) | 秋津村 (山王・北野・ 石枕・尾崎) | |||||
北野村 | |||||||
石枕村 | |||||||
尾崎村 | |||||||
小折村 | 小折村 | 小折村 | 明治27年11月26日 町制・改称 布袋町 | 布袋町 | |||
布袋野村 | |||||||
五明村 | |||||||
曽本村 | |||||||
木賀村 | 栄村 (木賀・中奈良) | 栄村 (木賀・中奈良) | 明治39年5月1日 布袋町に編入 | ||||
中奈良村 | |||||||
東大海道村 | 秋津村 (東大海道・今市場・ 力長・安良・寄木) | 秋津村 (東大海道・今市場・ 力長・安良・寄木) | |||||
今市場村 | |||||||
力長村 | |||||||
安良村 | |||||||
寄木村 | |||||||
葉 栗 郡 | 宮田村 | 宮田村 | 宮田村 | 明治39年5月1日 合併 宮田村 | 大正13年2月15日 町制 宮田町 | ||
前飛保村 | 飛保村 | 飛保村 | |||||
後飛保村 | |||||||
松竹村 | |||||||
草井村 | 小草鹿村 | 明治28年9月30日 分立 草井村 | 明治39年5月1日 合併 草井村 | 草井村 | |||
小杁村 | 明治28年9月30日 分立 小鹿村 | ||||||
鹿子島村 | |||||||
村久野村 | 村久野村 | 村久野村 |
政治
行政
- 市長
市長:澤田和延(2015年4月30日 - )
2015年(平成27年)4月26日に行われた市長選挙で、元・江南市議会議長の澤田和延が現職の堀元を破り初当選した。
議会
- 江南市議会
- 定数:22人
- 任期:2015年5月1日 - 2019年4月30日
- 選挙区:市全体を1選挙区とする大選挙区制(単記非移譲式)
- 議長:牧野圭佑(江南クラブ)
- 副議長:山登志浩(リフォームの会)
会派名 | 議席数 | 議員名(◎は代表者) |
---|---|---|
江南クラブ | 8 | ◎福田三千男、宮地友治、古池勝英、牧野圭佑、伊神克寿、稲山明敏、安部政德、東猴史紘 |
江政クラブ | 6 | ◎河合正猛、尾関健治、伊藤吉弘、藤岡和俊、幅章郎、尾関昭 |
公明党市議団 | 3 | ◎古田みちよ、鈴木貢、野下達哉 |
日本共産党江南市議員団 | 3 | ◎森ケイ子、東義喜、掛布まち子 |
リフォームの会 | 2 | ◎中野裕二、山登志浩 |
計 | 22 |
- 愛知県議会
- 選挙区:江南市選挙区
- 定数:1人
- 任期:2015年4月30日 - 2019年4月29日
- 投票日:2015年4月12日
- 投票率:36.9%[1]
候補者名 | 当落 | 年齢 | 党派名 | 新旧別 | 得票数 |
---|---|---|---|---|---|
奥村悠二 | 当 | 71 | 自由民主党 | 現 | 15,586票 |
江口雅明 | 落 | 56 | 無所属 | 新 | 13,378票 |
- 衆議院
- 選挙区:愛知10区 (一宮市(旧尾西市域を除く)、江南市、岩倉市、大口町、扶桑町)
- 任期:2017年10月22日 - 2021年10月21日
氏名 | 党派名 | 当選回数 | 備考 |
---|---|---|---|
江崎鉄磨 | 自由民主党 | 7 | 選挙区 |
施設
警察
- 本部
愛知県江南警察署 - 江南市のほか、岩倉市、丹羽郡大口町を管轄。
- 交番
- 江南駅前交番(江南市古知野町朝日)
- 東野交番(江南市東野町)
- 宮田交番(江南市後飛保町)
- 和田交番(江南市和田町)
消防
- 本部
- 江南市消防本部
- 消防署
- 江南市消防署
- 分署
- 東分署(江南市安良町八王子121番地)
医療
- 主な病院
- 江南厚生病院
- 佐藤病院
図書館
- 江南市立図書館
- 愛知江南短期大学附属図書館
郵便局
- 主な郵便局
- 江南郵便局
- 宮田郵便局
運動施設
- 江南市武道館
- 蘇南公園
- 蘇南公園ローラースケート場
経済
主としては、工業で栄えている都市である。また、交通アクセスの便の良さから、名古屋都心部などへの通勤、通学者も多い。タキヒヨーグループを創業し、滝学園創立に尽力した瀧家の出身地としても知られる。
江戸中期に始まった養蚕の伝統を持つ。カーテン生地の生産量は日本一である。
工業
電子製品、ゲームソフトで有名なサン電子株式会社は江南駅の近くにある。食品では森永乳業中京工場、ハウス食品子会社のサンハウス食品などが点在する。
近年では交通の便・立地条件の良さから、中京コカコーラボトリング・エスエス製薬・スズケン・トラスコ中山など市北東部に物流拠点を築く企業も多数ある。
- 市内の主な工場
グンゼ江南工場- ミサワテクノ
森永乳業中京工場
- 主な物流センター
- 秋田運輸江南物流センター
- あらた江南物流センター
コカ・コーライーストジャパン江南物流センター
商業
近年では、経済面で貢献の大きかった敷島紡績(現・シキボウ)の江南工場が2003年に株式会社シキボウ江南として分離され、工場敷地の一角にヴィアモール江南(アピタ江南西店)と天風の湯(スーパー銭湯)が建設された。
- 主な商店街
- 江南駅東商店街
- 古知野商店街
- 主な商業施設
古知野市街地周辺の県道名古屋江南線、江南関線、一宮犬山線などの幹線道路沿いに多く立地している。
イエローハット 江南店
ヴィアモール江南(アピタ江南西店)- 江南ショッピングタウンピナ
三心 江南店
西友 江南店- トップワン江南店
バロー 江南店(2018年10月28日閉店)
ピアゴ 江南店、布袋店
平和堂 江南店
ヤマダ電機 江南店
本社を置く企業
- 上場企業
- サン電子
- その他の主な企業
- JA愛知北
- トップワン
サンハウス食品(ハウス食品グループ)
インフラ
- 電気・ガス
江南市では、電気は中部電力株式会社(中電)、都市ガスは東邦瓦斯株式会社(東邦ガス)がそれぞれ供給している。
電気の供給が開始されたのは江南市発足前の大正時代である。前身の4町村のうち、布袋町・古知野町への供給が1913年(大正2年)5月より開始された[2]。事業者は中島郡一宮町(現・一宮市)に本社を置く一宮電気で、1915年(大正4年)時点では2町のほか宮田村も供給範囲に加えている[3]。このほかにも丹羽郡犬山町(現・犬山市)に本社を置く尾北電気も進出しており、1918年(大正7年)時点では草井村および古知野町の一部を供給範囲に入れていた[4]。現在の市域に電気を供給していたこれら2社は後に名古屋電灯へ吸収され、大正後期には東邦電力(東邦ガスの元・関連会社)の供給範囲に組み入れられた。戦時下の配電統制で中部配電の供給区域となるが、戦後1951年(昭和26年)に中部電力へ継承されて現在に至っている[5]。
都市ガスの供給は江南市発足後で、1957年(昭和32年)4月に開始された。当時は東邦ガスではなく、津島市に本社を置く津島ガスが江南市の誘致に応じて供給していた[6]。東邦ガスも1985年(昭和60年)5月に市内一部地域で供給を開始[7]。2005年(平成17年)7月、東邦ガスが津島ガスの江南地区における事業を譲り受け、現在に至っている。なお、市内にガス工場が設置されており東邦ガスは「江南製造所」として引き継いだものの、都市ガスの天然ガス転換に伴い2005年12月に操業を停止した[8]。
- 上下水道
上水道は1975年(昭和50年)3月31日に旧厚生省から認可を受けて開始された江南市水道事業のほか、市内に3つの簡易水道(草井簡易水道・草井南部簡易水道・南野簡易水道)と、江南団地専用水道が整備・運用されている[9]。市水道事業は市内15ヶ所(1ヶ所は休止中、5ヶ所は予備)の深井戸による自己水源と愛知県営水道からの受水が行なわれているが、簡易水道は5ヶ所の自己水源、江南団地専用水道は4ヶ所の自己水源によってまかなわれている[9]。
下水道は名古屋港海域等流域別下水道整備総合計画に基づき、五条川右岸流域下水道による処理が行なわれている[10]。1993年度(平成5年度)に事業着手、2002年(平成14年)8月から一部区域での供用を開始した[11]。下水は五条川右岸浄化センター(岩倉市)で処理されたのち、五条川に放流される[12]。
- ごみ処理
可燃ごみについては江南丹羽環境管理組合の環境美化センター(大口町)で焼却処理されているが、不燃ごみや資源回収はほとんどが民間業者に委託されている[13]。
- 電話
NTTの市外局番は0587(岩倉市、扶桑町、大口町などと同じ)。市内局番は主として50 - 59などが使用される。なお0587の江南市、岩倉市、扶桑町、大口町から、市外局番0586である一宮市などとは市内通話料金で電話がかけられる。
姉妹都市・提携都市
海外
- フレンドシップ相手国
2005年に開催された愛知万博で、愛知県内の市町村(名古屋市を除く。)が120の万博公式参加国をそれぞれ「一市町村一国フレンドシップ事業」としてフレンドシップ相手国として迎え入れた[14]。
ブルキナファソ国
ミクロネシア連邦
日本国内
- 提携都市
津島市(愛知県)
- 2004年(平成16年)9月1日 災害時相互応援協定締結
藤岡市(群馬県)
- 2004年(平成16年)9月1日 災害時相互応援協定締結
富岡市(群馬県)
- 2004年(平成16年)9月1日 災害時相互応援協定締結
羽生市(埼玉県)
- 2004年(平成16年)9月1日 災害時相互応援協定締結
春日部市(埼玉県)
- 2004年(平成16年)9月1日 災害時相互応援協定締結
富士見市(埼玉県)
- 2004年(平成16年)9月1日 災害時相互応援協定締結
藤沢市(神奈川県)
- 2004年(平成16年)9月1日 災害時相互応援協定締結
藤枝市(静岡県)
- 2004年(平成16年)9月1日 災害時相互応援協定締結
教育
大学
- 私立
- 愛知江南短期大学
専修学校
- 私立
- 愛北看護専門学校
高校
- 私立
- 滝高等学校
- 県立
- 愛知県立尾北高等学校
- 愛知県立古知野高等学校
- 愛知県立江南高等学校
中学校
- 私立
- 滝中学校
- 市立
- 江南市立古知野中学校
- 江南市立布袋中学校
- 江南市立宮田中学校
- 江南市立北部中学校
- 江南市立西部中学校
小学校
- 市立
- 江南市立古知野東小学校
- 江南市立古知野南小学校
- 江南市立古知野西小学校
- 江南市立古知野北小学校
- 江南市立布袋小学校
- 江南市立布袋北小学校
- 江南市立宮田小学校
- 江南市立草井小学校
- 江南市立藤里小学校
- 江南市立門弟山小学校
交通
鉄道
市の中心となる駅:江南駅
名古屋鉄道
IY犬山線:(扶桑町柏森駅)- 江南駅 - 布袋駅 -(岩倉市石仏駅)
江南市東部の江森町、山尻町などからは、市の境界に近い柏森駅(扶桑町)を利用する人も多い。
バス
- 名鉄バス
- 古知野線(名鉄一宮駅⇔大山町⇔江南駅)(名鉄一宮駅⇔春明⇔江南駅)
- 一宮・宮田線(名鉄一宮駅⇔西浅井⇔宮田本郷)(名鉄一宮駅⇔丹羽⇔宮田本郷)
- 江南団地線(江南駅⇔古知野高校前⇔江南団地)(名鉄一宮駅⇔ヴィアモール前(アピタ江南西店)⇔江南団地)(江南駅⇔ヴィアモール前(アピタ江南西店)⇔江南団地)(江南駅⇔ヴィアモール前(アピタ江南西店)⇔江南団地⇔江南厚生病院)
- 木曽川線(江南駅⇔古知野高校前⇔江南団地⇔宮田⇔川島)
- 江南・病院線(布袋駅⇔江南駅⇔江南厚生病院⇔すいとぴあ江南)
- コミュニティバス
大口町コミュニティバス(大口町内から江南駅、布袋駅を結ぶ)
いこまいCAR(乗合タクシー) ※定期便は廃止
道路
NEXCO中日本の運営する高速道路のICは、東名高速・中央自動車道方面からは小牧IC、名神高速・東海北陸自動車道方面からは一宮木曽川ICが最寄。中央自動車道の小牧東ICを、名神高速の一宮ICを利用することも可能。
名古屋高速道路では、小牧ICに隣接する名古屋高速小牧線の小牧北出入り口、もしくは名古屋高速一宮線の一宮中入口(名古屋方面行きの入口のみ)・一宮東出口(名古屋方面からの出口のみ)が最寄となる。
- 一般国道
国道155号(バイパス。小牧インターの連絡道路)- 主要地方道
愛知県道・岐阜県道17号江南関線(愛岐大橋が当市草井町と各務原市前渡町との間の木曽川に架橋されている)
愛知県道63号名古屋江南線(別名名草線:名古屋市と江南市草井町とを結ぶ)- 愛知県道64号一宮犬山線
- 一般県道
- 愛知県道154号鹿ノ子島南小渕線
- 愛知県道155号井之口江南線
- 愛知県道156号小渕江南線
- 愛知県道157号小口岩倉線
- 愛知県道171号小折一宮線
- 愛知県道172号西之島江南線
愛知県道174号布袋停車場線(名草線と布袋駅を結ぶ)
愛知県道175号江南木曽川線(一宮木曽川インターの連絡道路)- 愛知県道176号若宮江南線
- 愛知県道179号宮後小牧線
愛知県道180号江南停車場線(名草線と江南駅を結ぶ)- 愛知県道182号里小牧北方江南線
- 愛知県道183号浅井犬山線
- 愛知県道184号下般若東野線
- 愛知県道192号草井羽黒線
- 岐阜県道・愛知県道193号大垣江南線
- このほか、神明小網橋(江南市道・各務原市道)が当市宮田神明町と各務原市川島小網との間の木曽川南派川に架橋され、各務原市内の木曽川本流に掛かる各務原大橋と連動する形で当市と各務原市西部とを結ぶルートとなっている。
観光
名所・旧跡
- 主な城郭・砦
小折城(生駒屋敷):門が市指定史跡。
宮後城(蜂須賀屋敷)- 五丁堀砦
- 埴原屋敷
- 前野屋敷
小折城の中門
宮後城
- 主な寺院
- 安楽寺
- 音楽寺
久昌寺 - 生駒氏の菩提寺- 地蔵寺
- 常観寺
- 深妙寺
- 法林寺
- 曼陀羅寺
久昌寺
曼陀羅寺
- 主な神社
稲木神社 / 式内社- 魚入神社
川島神社 / 式内社
北野天神社 / 筆まつり- 大明神社
- 日吉神社
- 藤之宮神社
- 布袋神社
- 前野天満社
宮後八幡社 - 1624年、蜂須賀家政により再建
龍神社 / 生駒氏の氏神
川島神社
前野天満社
宮後八幡社
龍神社(現在の社殿は、1622年に織田信長の長女徳姫と生駒利豊が再建したものである)
- 主な遺跡
- 小折古墳群
- 曽本二子山古墳
- 富士塚古墳
曽本二子山古墳
富士塚古墳
観光スポット
布袋の大仏 / コンクリート像
布袋の大仏 (木造阿弥陀如来坐像) / 平安時代末期の寄木造- 草井の渡し跡 / 木曽川の渡し舟。愛岐大橋の近隣にあった
すいとぴあ江南 / 木曽川に隣接する展望塔- フラワーパーク江南
- 松竹温泉 天風の湯
木曽川堤(桜並木)
文化
祭事・催事
曼陀羅寺/藤まつり
音楽寺/円空仏、あじさい祭り
北野天神社 / 筆まつり
出身人物
- 歴史上の人物
生駒吉乃(織田信長の側室。信忠・信雄・五徳の母)
織田信忠(織田信長の嫡男)
織田信雄(織田信長の次男。織田信雄の末裔が現代に続いている)
五徳(織田信長の長女。徳川家康の嫡男・松平信康に嫁ぐ)
蜂須賀家政(蜂須賀正勝の嫡男。阿波国、淡路国徳島藩祖)
- 芸術
青山杉雨(書家)
一龍斎貞花(講談師)
春日井建(歌人)
くらはしかん(漫画家)
堀川憲司(P.A.WORKS代表取締役社長、アニメプロデューサー)
- 芸能
- 小島忍(底ぬけAIR-LINE/NO BOTTOM)
宮本忠博(ローカルタレント)
- スポーツ
中野友加里(フィギュアスケート選手)
吉田修司(プロ野球選手)
和田毅(福岡ソフトバンクホークス投手。出身は島根県出雲市、幼少期を江南市で過ごす)
- その他の分野
鈴木修学(日本福祉大学創立者、日蓮宗大僧正)
岩井良明(実業家)
浅野信子(フリーアナウンサー)
渡辺由紀子(アナウンサー)
飯田紀久夫(アナウンサー)
永見佳織(アナウンサー)
マスコットキャラクター
江南市のマスコットキャラクターは「藤花ちゃん」(ふじかちゃん)である[15]。2004年(平成16年)の市制50周年キャラクターとしてデザインされた。デザインは市内在住の漫画家くらはしかん[15]。愛称は一般公募で決められた(応募数54件)。広報こうなんの表紙等に使用されている。
関連項目
- 蜂須賀家政
- 阿波国
- 淡路国
- 河沼郷
脚注
^ 『中日新聞』2015年4月13日付朝刊、愛知総合12版、 9面。
^ 一宮市役所 『一宮市史』下巻、一宮市役所、1939年、pp.181-183
^ 逓信省電気局(編)『電気事業要覧』第8回、電気協会、1916年、p.46。NDLJP:975001/52
^ 『電気事業要覧』第11回、1919年、p.42。NDLJP:975004/47
^ 江南市史編纂委員会(編)『江南市史』資料五近現代編、江南市、1988年、pp.427-428
^ 『江南市史』資料五近現代編、pp.430-431
^ 『最近10年のあゆみ - 1992』、東邦ガス、1993年、pp.38,206
^ 『東邦ガス最近10年の歩み』、東邦ガス、2012年、pp.63-65
- ^ ab江南市水道課 『江南市水道ビジョン』 江南市、2013年。、pp.8 - 13
^ “一宮建設事務所 五条川右岸流域下水道の計画概要”. 愛知県 (2010年3月17日). 2016年4月3日閲覧。
^ “江南市 下水道課のページ”. 江南市 下水道課 (2016年3月1日). 2016年4月3日閲覧。
^ “五条川右岸浄化センター”. 愛知県水と緑の公社 (2014年9月5日). 2016年4月3日閲覧。
^ “ごみ処理体系 (PDF)”. 江南市 環境課 (2015年2月12日). 2016年4月3日閲覧。
^ 「あいちフレンドシップ交流アルバム」(あいちフレンドシップ交流アルバム)
- ^ ab“市マスコットキャラクター「藤花(ふじか)ちゃん」”. 江南市. 2016年4月3日閲覧。
外部リンク
- 公式ウェブサイト
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