ハルビン市




















































































































中華人民共和国 黒竜江省 ハルビン市

上から時計回り:ハルビン市中心部、聖ソフィア大聖堂、松浦大橋(中国語版)、ハルビン氷祭り、中央大街、ハルビン市人民防洪勝利紀念塔(中国語版)

上から時計回り:ハルビン市中心部、聖ソフィア大聖堂、松浦大橋(中国語版)、ハルビン氷祭り、中央大街、ハルビン市人民防洪勝利紀念塔(中国語版)
略称:
別称:ハルピン市(別表記)、哈爾浜市(漢字表記)、氷城(冰城)、東洋の小パリ、東洋のモスクワ




黒竜江省中のハルビン市の位置

黒竜江省中のハルビン市の位置
中心座標 北緯45度45分0秒 東経126度39分0秒 / 北緯45.75000度 東経126.65000度 / 45.75000; 126.65000

簡体字

哈尔滨

繁体字

哈爾濱

拼音

Harbin pronunciation.ogg Hā'ěrbīn[ヘルプ/ファイル]

カタカナ転写
ハーアルビン

ロシア語

ru-Kharbin.ogg Харби́н[ヘルプ/ファイル]

国家

中華人民共和国の旗 中華人民共和国



黒竜江
行政級別

副省級市
成立
1898年
市委書記
王兆力
市長
孫喆

面積
総面積
53,523 km²
市区
10,198 km²

海抜
127.95 m

人口
総人口(2017)
1092.9 万人

人口密度
197.7 人/km²
市区人口(2017)
550.8 万人

経済

GDP(2017)
6355 億元

電話番号
0451

郵便番号
150000

ナンバープレート
黒A

行政区画代碼
230100
市樹

ニレ
市花

ライラック

公式ウェブサイト: http://www.harbin.gov.cn/

ハルビン市(ハルビンし、漢字表記:哈爾濱市、簡体字: 哈尔滨市、満州語:.mw-parser-output .font-mong{font-family:"Menk Hawang Tig","Menk Qagan Tig","Menk Garqag Tig","Menk Har_a Tig","Menk Scnin Tig","Oyun Gurban Ulus Tig","Oyun Qagan Tig","Oyun Garqag Tig","Oyun Har_a Tig","Oyun Scnin Tig","Oyun Agula Tig","Mongolian BT","Mongolian Baiti","Noto Sans Mongolian","Mongol Usug","Mongolian White","MongolianScript","Code2000","Menksoft Qagan"}.mw-parser-output .font-mong-mnc,.mw-parser-output .font-mong:lang(mnc-Mong),.mw-parser-output .font-mong:lang(dta-Mong),.mw-parser-output .font-mong:lang(sjo-Mong){font-family:"Abkai Xanyan","Abkai Xanyan LA","Abkai Xanyan VT","Abkai Xanyan XX","Abkai Xanyan SC","Abkai Buleku","Daicing White","Oyun Gurban Ulus Tig","Oyun Qagan Tig","Oyun Garqag Tig","Oyun Har_a Tig","Oyun Scnin Tig","Oyun Agula Tig","Mongolian BT","Mongolian Baiti","Noto Sans Mongolian"}ᡥᠠᠯᠪᡞᠨ
ᡥᠣᠳᠣᠨ
 転写:halbin hoton、拼音: Hā'ěrbīn、英語: Harbin、ロシア語: Харбин)は中華人民共和国黒竜江省に位置する副省級市。黒竜江省人民政府の所在地であり、黒竜江省の政治・経済の中心である。2015年時点での市区人口は約590万人の大都市である。市域全体の人口は約961.4万人。日本語ではハルピン市とも呼ばれる[1]




目次






  • 1 歴史


    • 1.1 その他


    • 1.2 気候




  • 2 行政区画


    • 2.1 年表


      • 2.1.1 松江省ハルビン市


      • 2.1.2 ハルビン市


      • 2.1.3 黒龍江省ハルビン市(第1次)


      • 2.1.4 松花江専区(1958年-1965年)


      • 2.1.5 松花江地区(1965年-1996年)


      • 2.1.6 黒龍江省ハルビン市(第2次)






  • 3 友好都市(2018年調査時)


  • 4 交通(2018年調査時)


  • 5 経済


    • 5.1 農業・漁業


    • 5.2 鉱工業


      • 5.2.1 ハルビン開発区




    • 5.3 流通・サービス業




  • 6 宗教


  • 7 文化


    • 7.1 メディア


    • 7.2 スポーツ


    • 7.3 祭り




  • 8 観光名所


  • 9 ゆかりの人物


    • 9.1 出身者


    • 9.2 居住者


    • 9.3 その他




  • 10 脚注


  • 11 関連項目


  • 12 外部リンク





歴史


市名の由来としては、白鳥を意味する満洲語、平地を意味するモンゴル語、栄誉を意味する女真語などの諸説があり定まっていない。洗い越しや渡河を表す満州語「ハルバ」に、ロシア語の接尾辞“ин”を付けたものという説も存在する[2]


漢晋代には夫余、隋代には靺鞨、唐代には渤海鄚頡府の地とされていた。遼朝が成立すると東京道完顔部の支配地となり、やがて完顔部の首領であった阿骨打により金朝が建国されると上京会寧府の管轄とされ、阿城区には金朝の都城であった上京会寧府の遺跡が残る。


元代になると遼陽行省開元路が、明代には奴児干都司、清初にはニングタ将軍の、後にアルチュカ(alcuka、阿勒楚喀)副都統の管轄とされたが、開発が制限されたため当時は森林地帯を形成していた。本格的な開発が着手されたのは光緒初年に民官が設置された後である。松花江を境界として南に吉林将軍の管轄である賓州、双城庁を設置、北側を黒竜江将軍の管轄であるフラン(hūlan、呼蘭)副都統の管轄とされた。


1898年(光緒24年)、ロシア帝国により満洲を横断する東清鉄道建設が着手されると、交通の要衝としてロシア人を初めとする人口が急激に増加し経済の発展をみるようになった。1905年(光緒31年)10月31日、清朝は哈爾関道(浜江関道を設置)、翌年5月11日には正式に道署を設置し現在の浜江城(現在の道外区)に駐在するようになった。


1907年1月14日、清朝はハルビンを対外交易拠点とすることを決定、吉林将軍及び黒竜江将軍の奏准を容れ浜江庁を設置、浜江関道の管轄とされ行政権の強化が図られた。これに対しロシアは同年11月23日に中東鉄道管理局による『ハルビン自治公議会章程』を発布、埠頭区(現在の道里区)、新市街(現在の南崗区)の7,000平方キロメートルの地域を市区と定め公議会の管轄とし、清朝に対抗した。


1909年10月26日ハルビン駅頭で日本の枢密院議長伊藤博文が安重根に暗殺されている。ハルビン市は黒竜江省の中南部、北流してアムール川に注ぐ松花江の河畔に位置する。


中華民国が成立すると1913年3月に浜江庁は浜江県と改称され、翌年1月31日には松北市政局に改編された。更に1921年2月5日にはハルビン市政管理局、1923年3月1日に東省特別区行政長長官公署が正式に成立すると公署がハルビン埠頭区に設置され、現在の政治的な地位の基礎が築かれた。1926年3月30日に東省特別区市政管理局はハルビン市公議会を廃止、ハルビン自治臨時委員会が設置され、ロシア人による統治が終焉した。同年6月17日には『ハルビン特別市自治試弁章程』を施行し、埠頭区、新市街をハルビン特別市管轄区域とし、それ以外の馬家溝、老哈爾浜(現在の香坊区)、新安埠、八区、顧郷、正陽河等の地域を東省特別区市政管理局の管轄とした。


満洲事変が勃発、満洲国が建国されると、1933年7月1日にハルビン特別市が成立し、東省特別区市政管理局の管轄とされた。その後1937年7月1日に浜江省管轄の普通市に改編されるなどの行政改編が行われながらも満洲地区からロシア・ヨーロッパ方面への鉄道輸送の要衝として発展し、1940年に実施された国勢調査では人口60.55万人に達している。


満洲国が崩壊し、国共内戦の結果中国共産党が1946年4月28日にハルビンの支配権を獲得すると直ちにハルビン特別市政府を設立、1948年4月21日には省轄市に改称し松江省省政府が設置された。1954年6月19日の松江省と黒竜江省の合併により黒龍江省に移管され、省人民政府が設置され現在に至っている。



その他


ロシア革命後、ソ連も中東鉄道(東清鉄道の後身)の利権を維持し、満洲国に譲渡したのは1934年のことだった。



気候


ケッペンの気候区分では亜寒帯冬季少雨気候に属し、夏と冬の温度差が非常に大きい顕著な大陸性気候である。1月の平均気温は−18.6℃と世界の大都市の中では最も寒い部類に入る。朝の最低気温は平均で−23.9℃にまで下がり、−40℃以下まで下がることもあるが、非常に乾燥していて降雪はほとんどない。この寒さのため、ハルビンは氷の町と言われている。一方、夏は暑く7月の平均気温は22.8℃、日中は平均で28度程度まで上がり雨も多く、年間降水量のほとんどが6月から9月で占められる。年間平均気温は4度、年降水量は502.3ミリである。







































































































ハルビン (1971-2000)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

平均最高気温 °C (°F)
−12.3
(9.9)
−7.1
(19.2)
2.5
(36.5)
13.6
(56.5)
21.2
(70.2)
26.0
(78.8)
28.0
(82.4)
26.3
(79.3)
20.7
(69.3)
11.7
(53.1)
−0.1
(31.8)
−9.4
(15.1)
10.1
(50.2)
平均最低気温 °C (°F)
−23.9
(−11)
−19.8
(−3.6)
−9.5
(14.9)
0.5
(32.9)
7.9
(46.2)
14.6
(58.3)
18.3
(64.9)
16.2
(61.2)
8.7
(47.7)
0.1
(32.2)
−10.1
(13.8)
−19.8
(−3.6)
−1.4
(29.5)

降水量 mm (inch)
3.4
(0.134)
5.3
(0.209)
9.7
(0.382)
18.4
(0.724)
40.4
(1.591)
84.4
(3.323)
122.7
(4.831)
121.2
(4.772)
57.6
(2.268)
25.9
(1.02)
9.6
(0.378)
5.8
(0.228)
502.3
(19.776)
% 湿度
72
68
56
49
51
65
77
78
70
63
65
71
65
平均月間日照時間
155.9
179.9
230.9
231.4
264.1
260.2
254.2
247.2
230.5
206.8
170.2
139.9
2,571.1

出典: 中国气象局 国家气象信息中心 2009-03-17


行政区画


9市轄区・2県級市・7県を管轄する。



  • 市轄区:

    • 道里区・道外区・松北区・南崗区・平房区・香坊区・呼蘭区・阿城区・双城区


  • 県級市:

    • 尚志市・五常市


  • 県:

    • 依蘭県・方正県・賓県・巴彦県・木蘭県・通河県・延寿県






























































































































































ハルビン市の地図


#
行政区画
面積(km2
人口(2010年)
郵便番号
政府所在地
1

道里区
479.2
923,762
150010
撫順街道
2

道外区
618.6
906,421
150026
大興街道
3

松北区
736.3
236,848
150028
松北街道
4

南崗区
182.9
1,343,857
150006
大成街道
5

平房区
98.0
190,253
150060
友協街道
6

香坊区
339.5
916,408
150036
香坊大街街道
7

呼蘭区
2,185.9
764,534
150500
利民街道
8

阿城区
2,452.1
596,856
150300
金城街道
9

双城区
3,112.0
825,634
150100
双城鎮
10

尚志市
8,824.9
585,386
150600
尚志鎮
11

五常市
7,502.0
881,224
150200
五常鎮
12

依蘭県
4,616.0
388,319
154800
依蘭鎮
13

方正県
2,968.6
203,853
150800
方正鎮
14

賓県
3,844.7
551,271
150400
賓州鎮
15

巴彦県
3,137.7
590,555
151800
巴彦鎮
16

木蘭県
3,600.0
277,685
151900
木蘭鎮
17

通河県
5,675.5
210,650
150900
通河鎮
18

延寿県
3,149.6
242,455
150700
延寿鎮


年表



松江省ハルビン市



  • 1949年10月1日 - 中華人民共和国松江省ハルビン市発足。道里区南崗区太平区東傅家区西傅家区香坊区松浦区顧郷区新陽区を設置。(9区)

  • 1953年1月23日 (13区)

    • 香坊区の一部が分立し、平房区朝陽区が発足。

    • 顧郷区の一部が分立し、王崗区が発足。


    • 阿城県の一部が分立し、天恒区が発足。



  • 1953年7月8日 - ハルビン市が松江省より離脱、直轄市のハルビン市となる。



ハルビン市



  • 1953年11月23日 - 新陽区が道里区・顧郷区に分割編入。(12区)

  • 1954年6月19日 - 黒龍江省に編入され、黒龍江省ハルビン市となる。



黒龍江省ハルビン市(第1次)



  • 1956年8月28日 (10区)

    • 東傅家区・西傅家区が合併し、道外区が発足。

    • 道里区・顧郷区が合併し、道里区が発足。

    • 朝陽区の一部が平房区に編入。



  • 1956年10月25日 - 天恒区が朝陽区に編入。(9区)

  • 1958年1月15日 - 香坊区の一部が分立し、動力之郷区が発足。(10区)

  • 1958年8月25日 - 肇東県賓県阿城県、松花江専区呼蘭県を編入。(10区4県)

  • 1958年10月22日 - 朝陽区・王崗区・松浦区が合併し、浜江区が発足。(8区4県)

  • 1958年11月15日 - 浜江区が道里区・南崗区・太平区・道外区・香坊区・平房区・動力之郷区に分割編入。(7区4県)

  • 1959年12月14日 (7区4県)

    • 阿城県の一部が香坊区・太平区・動力之郷区・平房区に分割編入。

    • 肇東県の一部が道里区に編入。

    • 平房区の一部が動力之郷区に編入。



  • 1960年5月12日 (7区8県)

    • 松花江専区五常県双城県巴彦県木蘭県通河県を編入。

    • 肇東県が松花江専区に編入。



  • 1963年3月8日 - 道里区・南崗区・太平区・道外区・香坊区・平房区・動力之郷区の各一部が合併し、浜江区が発足。(8区8県)

  • 1965年6月14日 - 賓県・阿城県・呼蘭県・五常県・双城県・巴彦県・木蘭県・通河県が松花江専区に編入。(8区)

  • 1967年4月 (8区)

    • 動力之郷区が動力区に改称。

    • 平房区が新曙光区に改称。



  • 1972年8月14日 - 浜江区が道里区・南崗区・太平区・道外区・香坊区・新曙光区・動力区に分割編入。(7区)

  • 1972年9月22日 - 新曙光区が平房区に改称。(7区)

  • 1983年10月3日 - 松花江地区呼蘭県阿城県を編入。(7区2県)

  • 1987年2月24日 - 阿城県が市制施行し、阿城市となる。(7区1市1県)

  • 1991年2月2日 - 松花江地区方正県賓県、ジャムス市依蘭県を編入。(7区1市4県)

  • 1996年8月11日 - ハルビン市が松花江地区と合併し、新制のハルビン市が発足。



松花江専区(1958年-1965年)



  • 1958年8月16日 - 綏化専区が松花江専区に改称。(11県)

  • 1958年8月25日 - 呼蘭県がハルビン市に編入。(10県)

  • 1958年8月27日 - 伊春市肇州県五常県双城県肇源県を編入。伊春市が県級市に降格。(1市14県)

  • 1958年9月5日 - 鉄力県が慶安県に編入。(1市13県)

  • 1960年5月12日 (1市12県)

    • 嫩江専区安達県明水県青岡県、ハルビン市肇東県を編入。

    • 五常県・双城県・巴彦県・木蘭県・通河県がハルビン市に編入。



  • 1960年5月26日 - 安達県および肇州県の一部が合併し、安達市が発足。(2市11県)

  • 1962年10月20日 - 慶安県の一部が分立し、鉄力県が発足。(2市12県)

  • 1964年1月15日 - 伊春市が地級市の伊春市に昇格。(1市12県)

  • 1965年3月27日 - 安達市の一部が分立し、安達県が発足。(1市13県)

  • 1965年6月14日 - 松花江専区が綏化専区に改称。



松花江地区(1965年-1996年)



  • 1965年6月14日 - ハルビン市賓県阿城県呼蘭県五常県双城県巴彦県木蘭県通河県を編入。松花江専区が成立。(8県)

  • 1968年 - 松花江専区が松花江地区に改称。(8県)

  • 1970年4月1日 - 牡丹江地区尚志県方正県延寿県を編入。(11県)

  • 1983年10月3日 - 呼蘭県・阿城県がハルビン市に編入。(9県)

  • 1988年9月14日 (2市7県)

    • 尚志県が市制施行し、尚志市となる。

    • 双城県が市制施行し、双城市となる。



  • 1991年2月2日 - 方正県・賓県がハルビン市に編入。(2市5県)

  • 1993年6月1日 - 五常県が市制施行し、五常市となる。(3市4県)

  • 1996年8月11日 - 松花江地区がハルビン市と合併し、新制のハルビン市の発足により消滅。



黒龍江省ハルビン市(第2次)



  • 1996年8月11日 - ハルビン市(7区1市4県)・松花江地区(3市4県)が合併し、新制のハルビン市が発足。(7区4市8県)

  • 2004年2月4日 (8区4市7県)

    • 太平区が道外区に編入。

    • 道外区・呼蘭県の各一部が合併し、松北区が発足。

    • 呼蘭県の残部が区制施行し、呼蘭区となる。



  • 2006年8月15日 (8区3市7県)

    • 動力区・香坊区が合併し、香坊区が発足。

    • 阿城市の一部が道外区に編入。

    • 阿城市の残部が区制施行し、阿城区となる。



  • 2014年5月2日 - 双城市が区制施行し、双城区となる。(9区2市7県)



友好都市(2018年調査時)




  • 日本の旗 新潟(日本)1979年12月17日締結


  • デンマークの旗 オーフス(デンマーク)1984年5月2日締結


  • カナダの旗 エドモントン(カナダ) 1985年12月5日締結


  • ロシアの旗 スヴェルドロフスク州(ロシア)1991年4月22日締結


  • アメリカ合衆国の旗 ミネアポリス(アメリカ) 1992年9月18日締結


  • ロシアの旗 ハバロフスク(ロシア) 1993年6月15日締結


  • ルーマニアの旗 プロイェシュティ(ルーマニア)1995年5月1日締結


  • 日本の旗 旭川(日本)1995年12月21日締結


  • 大韓民国の旗 富川(韓国)1995年11月28日締結


  • イスラエルの旗 ギブアトアイム(イスラエル)1999年9月23日締結


  • 南アフリカ共和国の旗 エクルレニ(南アフリカ)2001年6月15日締結


  • リトアニアの旗 ダウガフピルス(ラトビア)2003年1月6日締結


  • ブラジルの旗 サルヴァドール(ブラジル)2004年4月8日締結


  • オーストラリアの旗 グリフィス(オーストラリア)2005年6月17日締結


  • ニュージーランドの旗 南タラナキ(ニュージーランド)2005年9月14日締結


  • フィンランドの旗 ロヴァニエミ(フィンランド)2006年1月4日締結


  • ハンガリーの旗 ニーレジハーザ(ハンガリー)2006年6月15日締結


  • イタリアの旗 リッチョーネ(イタリア)2001年6月15日締結


  • ロシアの旗 ヤクーツク(ロシア)2007年1月17日締結


  • フィリピンの旗 カガヤン・デ・オロ(フィリピン)2007年3月2日締結


  • チリの旗 プンタ・アレーナス(チリ)2007年6月18日締結


  • タイ王国の旗 チエンマイ(タイ)2008年4月29日締結


  • フランスの旗 アラス(フランス)2008年6月30日締結


  • オーストリアの旗 ウィーナー・ノイシュタット(オーストリア)2008年7月1日締結


  • ドイツの旗 マクデブルク(ドイツ)2008年7月2日締結


  • ロシアの旗 クラスノダール(ロシア)2008年7月28日締結


  • イギリスの旗 サンダーランド(イギリス)2009年5月18日締結


  • トルコの旗 エルズルム(トルコ)2010年4月2日締結


  • ギリシャの旗 カーネル(ギリシャ)2010年6月15日締結


  • アメリカ合衆国の旗 フェアファックス(アメリカ)2010年6月15日締結


  • ベラルーシの旗 ヴィーツェプスク(ベラルーシ)2012年1月5日締結


  • ベラルーシの旗 ホメリ(ベラルーシ)2016年8月19日締結


  • ロシアの旗 ムルマンスク(ロシア)2016年9月9日締結


  • ロシアの旗 ウラジオストク(ロシア)2017年6月15日締結


  • リトアニアの旗 ロキシュキス(リトアニア)2017年6月25日締結



交通(2018年調査時)





ハルビン駅


  • 空港 - 中華人民共和国の旗ハルビン/ハルビン太平国際空港

    • 国際線 日本の旗東京/成田国際空港、日本の旗大阪/関西国際空港、日本の旗新潟/新潟空港、大韓民国の旗済州/済州国際空港、大韓民国の旗釜山/金海国際空港、大韓民国の旗襄陽/襄阳国際空港、大韓民国の旗清州/清州国際空港 、大韓民国の旗ソウル/仁川国際空港、シンガポールの旗シンガポール/チャンギ国際空港、ロシアの旗ウラジオストク/ウラジオストク国際空港、ロシアの旗ハバロフスク/ハバロフスク空港、ロシアの旗ノヴォシビルスク/トルマチョーヴォ空港、ロシアの旗エカテリンブルク/コルツォヴォ国際空港、ロシアの旗ユジノサハリンスク/ホムトヴォ空港、ロシアの旗イルクーツク/イルクーツク国際空港、ロシアの旗クラスノヤルスク/イェメリャノヴォ空港、ロシアの旗チェリャビンスク/チェリャビンスク空港、アメリカ合衆国の旗アンカレッジ/アンカレッジ国際空港、タイ王国の旗バンコク/スワンナプーム国際空港、中華民国の旗台北/桃園国際空港、香港の旗香港/香港国際空港と結ぶ

    • 国内線 - 中華人民共和国の旗北京首都国際空港、中華人民共和国の旗上海虹橋国際空港、中華人民共和国の旗上海浦東国際空港、中華人民共和国の旗成都双流国際空港、中華人民共和国の旗重慶江北国際空港、中華人民共和国の旗洛陽北郊国際空港、中華人民共和国の旗三亜鳳凰国際空港、中華人民共和国の旗海口美蘭国際空港、中華人民共和国の旗桂林両江国際空港、中華人民共和国の旗広州白雲国際空港、中華人民共和国の旗長沙黄花国際空港、中華人民共和国の旗徐州観音国際空港、中華人民共和国の旗青島流亭国際空港、中華人民共和国の旗温州龍湾国際空港、中華人民共和国の旗寧波櫟社国際空港、中華人民共和国の旗天津浜海国際空港、中華人民共和国の旗太原武宿国際空港、中華人民共和国の旗石家荘正定国際空港、中華人民共和国の旗瀋陽桃仙国際空港、中華人民共和国の旗南昌昌北国際空港、中華人民共和国の旗南京禄口国際空港、中華人民共和国の旗泉州晋江国際空港、中華人民共和国の旗合肥新橋国際空港、中華人民共和国の旗西安咸陽国際空港、中華人民共和国の旗銀川河東国際空港、中華人民共和国の旗深セン宝安国際空港など 国内105都市とを結んでいる。




  • 鉄道 - 京哈線(北京 - ハルビン間)をはじめ、中国東北地方の主要路線が通っている。主要な駅にはハルビン駅などがある。


  • ハルビン地下鉄 - 2005年よりが進められ、1号線は2013年9月26日、3号線は2017年1月26日にそれぞれ一部区間が開業した。このほか2号線の建設が進められている。

  • 高速道路 - 京哈高速道路・哈大高速道路の終点・出発点に当り、高速道路さら東方へ、北西方へ延びている。



経済


ハルビンでは、農業・漁業、鉱工業、流通・サービス業が盛んに行なわれている。毎年6月中旬に行なわれる「中国哈爾濱国際経済貿易商談会」(通称:ハルビン商談会)はこれらを見るいい機会である。



農業・漁業


ハルビン近くはいわゆる黒土であり、あらゆる農作物が作られ、稲作も行なわれている。松花江などの大河での漁業も盛んである。



鉱工業


中華人民共和国成立後は、重電(哈電集団(中国語版)など)、航空機製造(哈爾浜飛機製造公司など)、薬品工業(哈薬集団など)、自動車産業(哈飛汽車など)、飲料製造(ハルビンビールなど)が盛んになっている。



ハルビン開発区


ハルビン経済技術開発区・高新技術産業開発区は市内に3地区あり、内外の企業を誘致している。南崗集中区は市街区の東で三環路内にあり、ハルビン工業大学などの大学にも近く、ここに管理委員会もあり、サービスセンターや創業ビルなどもある。哈平路集中区は南の四環路のすぐ外側にあり(731部隊のそば)、製造工場が集中する開発区工業新区にも近く、自動車産業・製薬業・IT産業などを集めている。迎賓路集中区は南西郊外で、四環路のすぐ内側にあり、バイオ産業・ロボット関係・ロシア関連の企業を集めている。



流通・サービス業


水運、航空機、鉄道、高速道路を通じてハルビンは交通の要衝になっていて、交通・流通関係に勤める人も多い。またそれに連れて、商業(哈爾浜秋林集団など)も盛んである。金融関係では、中国の有力銀行はすべて支店をもっているが、地元の銀行としてはハルビン銀行がある。



宗教




聖ソフィア大聖堂


大多数は宗教に無関心であるが、仏教、道教が多い。キリスト教もプロテスタント(基督教)、カトリック(天主教)、ごく少ないが東方正教もある。ロシア人が多く住んでいたことから、新中国建国までの間に東方正教会の聖堂が多数建設された。聖ニコライ聖堂など文化大革命中に破壊されたものもあるが、生神女庇護聖堂(別名:聖母守護教堂、ウクライナ寺院)は教会として現存し、聖ソフィア大聖堂の建物は博物館として使われている。


代表的な仏教寺院には極楽寺がある。ムスリムも多く清真寺(モスク)もある。南崗区の大東直街は中国では珍しい「教会通り」になっており、プロテスタント教会(ハルビン南崗キリスト教会)、東方正教会(ハルビン聖母守護教堂)、向かいにカトリック教会が短い距離に並んでいて、少し離れて極楽寺もある。



文化



メディア


テレビには黒竜江省TV、ハルビンTVがある。新聞は「黒竜江日報」、「黒竜江晨報」、「生活報」、「新晩報」が発行されている。朝鮮語新聞では「黒竜江新聞」が発行されていて、東北全域に配布されている。



スポーツ


スケート競技が盛んである。特にフィギュアスケートでは国際大会に出場してくる有力選手の多くがハルビン市出身の選手である。ペア競技では姚濱の門下から申雪・趙宏博組、龐清・佟健組、張丹・張昊組を輩出している。ヤブリスキー場があり、アルペンスキー、ノルディックスキーにも力を入れている。


寒中水泳大会は、冬の風物詩である。



祭り


ハルビン氷祭り:1985年より毎年1月5日に開かれている氷による彫刻物の展示会である。



観光名所




  • 聖ソフィア大聖堂 (ハルビン)(ソフィスカヤ寺院)

  • 中央大街

  • 太陽島

  • 極楽寺

  • 黒龍江省博物館(中国語版)

  • 東北烈士紀念館


  • 龍塔(高さ336mのテレビ塔でハルビンで一番高い鉄塔)

  • スターリン公園

  • 防洪記念塔(中国語版)

  • 文廟(黒龍江省民族博物館)



ゆかりの人物



出身者




  • 日本の旗 今井澄 - 学生運動家・医師・政治家・参議院議員。


  • 日本の旗 加藤登紀子 - シンガーソングライター・作詞家・作曲家・女優。


  • 日本の旗 梅宮辰夫 - 俳優・タレント・実業家。


  • 日本の旗 加藤常昭 - 神学者・説教家。


  • 日本の旗 早乙女貢 - 歴史小説・時代小説作家、代表作に吉川英治文学賞を受賞した『會津士魂』など。


  • 日本の旗 重岡建治 - 彫刻家、日本国内のみならずスイス、イタリアなどを含め、総計100以上の作品が設置されている。


  • 中華民国の旗 李敖 - 作家・評論家・歴史学者。


  • ロシアの旗 アナトリー・ヴェデルニコフ - 20世紀を代表するロシアのピアニスト、音楽教育者。


  • イスラエルの旗 モルデハイ・オルメルト - イスラエル元首相エフード・オルメルトの父。


  • 中華人民共和国の旗 蕭紅 - 作家、中国近代四大才女の1人と言われている女流作家。


  • 中華人民共和国の旗 楊逸 - 小説家、代表作に芥川龍之介賞を受賞した『時が滲む朝』など。


  • 中華人民共和国の旗 姚濱 - 中国男性フィギュアスケートコーチ。


  • 中華人民共和国の旗 孫紅雷 - 俳優、日本では『初恋のきた道』の息子役や『セブンソード』の悪役で知られている。


  • 中華人民共和国の旗 趙文卓 - 俳優


  • 中華人民共和国の旗 宋佳 - 俳優、『蕭紅』で第29回中国金鶏賞・最優秀主演女優賞を受賞(2013年)


  • 中華人民共和国の旗 李冰冰 - 俳優、『風聲』で第46回台湾金馬賞・最優秀主演女優賞を受賞(2009年)


  • 中華人民共和国の旗 金鉄霖 - 音楽教育者、中国音楽学院院長(1996年)


  • 中華人民共和国の旗 孔令輝 - 卓球選手、ITTF世界ランキング 1位(1996年1月)


  • 中華人民共和国の旗 苗立杰 - 女子バスケットボール選手


  • 中華人民共和国の旗 李双江 - 歌手、中国人民解放軍芸術学院音楽系主任(1994年)


  • 中華人民共和国の旗 黄宏 - 俳優、中国人民解放軍八一電影製片廠廠長(2010年)


  • 中華人民共和国の旗 孟宏偉 - 国際刑事警察機構事務総長(2018年)


  • 中華人民共和国の旗 張左己 - 中華人民共和国労働社会保障部部長(1998年)


  • 中華人民共和国の旗 韓長賦 - 中華人民共和国農業部部長(2009年)


  • 中華人民共和国の旗 韓杼浜 - 中華人民共和国最高人民検察院検察長(1998年)


  • 中華人民共和国の旗 傅志寰 - 中華人民共和国鉄道部部長(1998年)


  • 中華人民共和国の旗 胡彦林 - 海軍上将、中国人民解放軍海軍政治委員(2003年)


  • 中華人民共和国の旗 趙宗岐 - 上将、中国人民解放軍西部戦区司令官(2016年)


  • 中華人民共和国の旗 孙玉璽 - 駐イタリア特命全権大使(2008年)


  • 中華人民共和国の旗 張紅力 - 中国工商銀行副行長(2010年)



居住者



  • 愛新覚羅溥儀

  • 愛新覚羅溥傑


  • 朝比奈隆 - ハルビン交響楽団で指揮活動を行った(1944年 - 1945年)

  • 尾崎放哉

  • 岸田劉生


  • ミハエル・コーガン - オデッサ出身の実業家

  • ベアテ・シロタ・ゴードン

  • 古丁

  • 後藤新平

  • 近衛秀麿

  • 近衛文隆

  • 杉原千畝

  • 趙一曼(中国語版)

  • 趙尚志(中国語版)

  • 寺内正毅

  • 松島正幸

  • 山田一雄



その他



  • 伊藤博文(ハルビン駅において安重根に暗殺された)


脚注





  1. ^ 在瀋陽日本国総領事館はおもに「ハルビン」の名称を使用している。“東北3省のご紹介”. 在瀋陽日本国総領事館. 2017年4月10日閲覧。“ハルビン市概況”. 在瀋陽日本国総領事館. 2017年4月10日閲覧。


  2. ^ Георгий Васильевич Мелихов『Маньчжурия далекая и близкая』 第2版 P.67 1994年




関連項目



  • 来民開拓団

  • 太陽島

  • 聖ソフィア大聖堂

  • ヤマトホテル

  • 日本人墓地



外部リンク








  • ハルビン市公式サイト (中国語)(英語)


  • ハルビン写真集 (日本語)







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