ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFC
ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFC | |||
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原語表記 | Wolverhampton Wanderers Football Club | ||
愛称 | Wolves, The Wanderers | ||
クラブカラー | 黄金と黒 | ||
創設年 | 1877年 | ||
所属リーグ | プレミアリーグ | ||
ホームタウン | ウルヴァーハンプトン | ||
ホームスタジアム | モリニュー・スタジアム | ||
収容人数 | 31,700 | ||
代表者 | 復星集団 | ||
監督 | ヌーノ・エスピーリト・サント | ||
公式サイト | 公式サイト | ||
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ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ・フットボール・クラブ(Wolverhampton Wanderers Football Club, イギリス英語発音:>:[ˌwulvərˈhæmptən ˈwɔndərərz ˈfutˌbɔːl klʌb])は、イングランド・ウルヴァーハンプトンに本拠地を置くサッカークラブチーム。イングランドプロサッカーリーグ(プレミアリーグ)に加盟するプロサッカークラブ。愛称は「ウルブス」[1]。
目次
1 概要
2 タイトル
2.1 国内タイトル
2.2 国際タイトル
3 過去の成績
4 現所属メンバー
4.1 ローン移籍選手
5 歴代監督
6 歴代所属選手
6.1 GK
6.2 DF
6.3 MF
6.4 FW
7 エンブレム
8 脚注
9 外部リンク
概要
1877年、教会に併設されていた学校のチーム St Luke's FC として設立された。1879年に他のチーム Wanderers FC と合併して現在の名称になった[1]。リーグ優勝3回など数々のタイトルを獲得した歴史を持つ。1971-72シーズンのUEFAカップで準優勝した。
以降はチャンピオンシップ(2部相当)が主戦場となっていたが、2009-2010シーズンにプレミアリーグに昇格、3シーズンを戦ったが、2011-2012シーズンに最下位で降格。翌2012-2013シーズンも低迷から抜け出せずフットボールリーグ1(3部)に降格、2年連続の降格となった。以降は3部こそ抜け出したが、またしても2部での戦いを余儀なくされていたが、転機となったのは2016年7月に中国の投資会社グループ「復星集団」の基幹企業「復星国際」(中国語: 复星国际有限公司)がオーナーのスティーブ・モルガンから全株式を買い取り、クラブを買収した。この買収はサッカー界の大物代理人ジョルジュ・メンデスが代表を務めるマネジメント会社Gestifuteが仲介しており(復星集団はGestifuteの大株主)、メンデスはクラブの相談役としてクラブ経営に関わることになる。2017年夏から強力な中国資本とメンデスの人脈を生かした改革が始まり、メンデスの顧客である監督のヌーノ・エスピーリト・サントの招聘に始まり、ルベン・ネヴェスを始めとした有力選手を次々と獲得。2部クラブでは規格外の戦力を実現したクラブは2017-2018シーズンの快進撃によりチャンピオンシップ優勝、6年ぶりのプレミアリーグ復帰を果たした[2]。
音楽家のエドワード・エルガー、ロックバンド、レッド・ツェッペリンのヴォーカリスト、ロバート・プラントがクラブのファンであることも知られている。
タイトル
国内タイトル
- チャンピオンシップ:2回
- 2008-09, 2017-18
- リーグ1:1回
- 2013-14
- リーグ:3回
- 1953-54, 1957-58, 1958-59
- FAカップ:4回
- 1892-93, 1907-08, 1948-49, 1959-60
- フットボールリーグカップ:2回
- 1973-74, 1979-80
- コミュニティーシールド:4回
- 1949, 1954, 1959, 1960
国際タイトル
なし
過去の成績
シーズン | ディビジョン | FAカップ | リーグカップ | その他 | 最多得点者 | |||||||||
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リーグ | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 点 | 順位 | ||||||
1989-90 | ディビジョン2 | 46 | 18 | 13 | 15 | 67 | 60 | 67 | 10位 | 3回戦敗退 | 2回戦敗退 | フルメンバーズカップ 1回戦敗退 | スティーブ・ブル | 27 |
1990-91 | ディビジョン2 | 46 | 13 | 19 | 14 | 63 | 63 | 58 | 12位 | 3回戦敗退 | 2回戦敗退 | フルメンバーズカップ 2回戦敗退 | スティーブ・ブル | 27 |
1991-92 | ディビジョン2 | 46 | 18 | 10 | 18 | 61 | 54 | 64 | 11位 | 3回戦敗退 | 3回戦敗退 | フルメンバーズカップ 1回戦敗退 | スティーブ・ブル | 23 |
1992-93 | ディビジョン1 | 46 | 16 | 13 | 17 | 57 | 56 | 61 | 11位 | 4回戦敗退 | 2回戦敗退 | アングロ=イタリアン・カップ 予選敗退 | スティーブ・ブル | 19 |
1993-94 | ディビジョン1 | 46 | 17 | 17 | 12 | 60 | 47 | 68 | 8位 | 準々決勝敗退 | 2回戦敗退 | アングロ=イタリアン・カップ 予選敗退 | スティーブ・ブル | 15 |
1994-95 | ディビジョン1 | 46 | 21 | 13 | 12 | 77 | 61 | 76 | 4位 | 準々決勝敗退 | 3回戦敗退 | アングロ=イタリアン・カップ グループステージ敗退 | デイビッド・ケリー | 22 |
1995-96 | ディビジョン1 | 46 | 13 | 16 | 17 | 56 | 62 | 55 | 20位 | 4回戦敗退 | 準々決勝敗退 | ドン・グッドマン | 20 | |
1996-97 | ディビジョン1 | 46 | 22 | 10 | 14 | 68 | 51 | 76 | 3位 | 3回戦敗退 | 1回戦敗退 | スティーブ・ブル | 23 | |
1997-98 | ディビジョン1 | 46 | 18 | 11 | 17 | 57 | 53 | 65 | 9位 | 準決勝敗退 | 3回戦敗退 | ダギー・フリードマン | 12 | |
1998-99 | ディビジョン1 | 46 | 19 | 16 | 11 | 64 | 43 | 73 | 7位 | 4回戦敗退 | 2回戦敗退 | ロビー・キーン | 16 | |
1999-00 | ディビジョン1 | 46 | 21 | 11 | 14 | 64 | 48 | 74 | 7位 | 4回戦敗退 | 1回戦敗退 | アデ・アキンバイ | 16 | |
2000-01 | ディビジョン1 | 46 | 14 | 13 | 19 | 45 | 48 | 55 | 12位 | 4回戦敗退 | 3回戦敗退 | アダム・プラウドロック | 11 | |
2001-02 | ディビジョン1 | 46 | 25 | 11 | 10 | 76 | 43 | 86 | 3位 | 3回戦敗退 | 1回戦敗退 | ディーン・スタリッジ | 21 | |
2002-03 | ディビジョン1 | 46 | 20 | 16 | 10 | 81 | 44 | 76 | 5位 | 準々決勝敗退 | 2回戦敗退 | ケニー・ミラー | 24 | |
2003-04 | プレミアリーグ | 38 | 7 | 12 | 19 | 38 | 77 | 33 | 20位 | 4回戦敗退 | 4回戦敗退 | アレックス・レイ | 8 | |
2004-05 | チャンピオンシップ | 46 | 15 | 21 | 10 | 72 | 59 | 66 | 9位 | 4回戦敗退 | 2回戦敗退 | ケニー・ミラー | 20 | |
2005-06 | チャンピオンシップ | 46 | 16 | 19 | 11 | 50 | 42 | 67 | 7位 | 4回戦敗退 | 2回戦敗退 | ケニー・ミラー | 12 | |
2006-07 | チャンピオンシップ | 46 | 22 | 10 | 14 | 61 | 56 | 76 | 5位 | 4回戦敗退 | 1回戦敗退 | セイ・オロフィンジャナ | 10 | |
2007-08 | チャンピオンシップ | 46 | 18 | 16 | 12 | 53 | 48 | 70 | 7位 | 5回戦敗退 | 2回戦敗退 | シルヴァン・イーバンクス=ブレイク | 12 | |
2008-09 | チャンピオンシップ | 46 | 27 | 9 | 10 | 80 | 52 | 90 | 1位 | 4回戦敗退 | 2回戦敗退 | シルヴァン・イーバンクス=ブレイク | 25 | |
2009-10 | プレミアリーグ | 38 | 9 | 11 | 18 | 32 | 56 | 38 | 15位 | 4回戦敗退 | 3回戦敗退 | ケヴィン・ドイル | 9 | |
2010-11 | プレミアリーグ | 38 | 11 | 7 | 20 | 46 | 66 | 40 | 17位 | 4回戦敗退 | 4回戦敗退 | スティーヴン・フレッチャー | 12 | |
2011-12 | プレミアリーグ | 38 | 5 | 10 | 23 | 40 | 82 | 25 | 20位 | 3回戦敗退 | 4回戦敗退 | スティーヴン・フレッチャー | 12 | |
2012-13 | チャンピオンシップ | 46 | 14 | 9 | 23 | 55 | 69 | 51 | 23位 | 3回戦敗退 | 3回戦敗退 | シルヴァン・イーバンクス=ブレイク | 14 | |
2013-14 | フットボールリーグ1 | 46 | 31 | 10 | 5 | 89 | 31 | 103 | 1位 | 1回戦敗退 | 1回戦敗退 | ヌハ・ディッコ | 13 | |
2014-15 | チャンピオンシップ | 46 | 22 | 12 | 12 | 70 | 56 | 78 | 7位 | 3回戦敗退 | 1回戦敗退 | バカリ・サコ | 15 | |
2015-16 | チャンピオンシップ | 46 | 14 | 16 | 16 | 53 | 58 | 58 | 14位 | 3回戦敗退 | 3回戦敗退 | ベニク・アフォベ | 10 | |
2016-17 | チャンピオンシップ | 46 | 16 | 10 | 20 | 54 | 58 | 58 | 15位 | 5回戦敗退 | 3回戦敗退 | エルデル・コスタ | 12 | |
2017-18 | チャンピオンシップ | 46 | 30 | 9 | 7 | 82 | 39 | 99 | 1位 | 3回戦敗退 | 4回戦敗退 | ディオゴ・ジョッタ | 17 | |
2018-19 | プレミアリーグ | 38 | 位 | 3回戦敗退 |
現所属メンバー
- 2018年8月9日現在
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- 監督
ヌーノ・エスピーリト・サント
ローン移籍選手
- in
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- out
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歴代監督
ジョージ・ウォーラル 1877.8 - 1885.5
ジャック・アッデンブローク 1885.8 - 1922.6
ジョージ・ジョビー 1922.6 - 1924.5
アルバート・ホスキンス 1924.6 - 1926.3
フレッド・スコッチブローク 1926.3 - 1927.6
フランク・バックリー 1927.7 - 1944.3
Ted Vizard 1944.4 - 1948.5
Stan Cullis 1948.6 - 1964.7
アンディー・ビーティー 1964.7 - 1965.8
ロニー・アレン 1965.9 - 1968.11
ビル・マクギャリー 1968.11 - 1976.5
サミー・チャン 1976.6 - 1978.11
ジョン・バーンウェル 1978.11 - 1982.1
イアン・グリーヴス 1982.2 - 1982.8
グラハム・ホーキンス 1982.8 - 1984.4
トミー・ドハーティー 1984.7 - 1985.7
ビル・マクギャリー 1985.9 - 1985.11
サミー・チャップマン 1985.11 - 1986.8
ブライアン・リトル 1986.8 -1986.10
グラハム・ターナー 1986.10 - 1994.3
グラハム・テイラー 1994.5 - 1995.11
マーク・マクギー 1995.12 - 1998.11
コリン・リー 1998.11 - 2000.12
デーブ・ジョーンズ 2001.1 - 2004.11
グレン・ホドル 2004.12 - 2006.7
ミック・マッカーシー 2006.7 - 2012.2
テリー・コナー 2012.2 - 2012.5
ストーレ・ソルバッケン 2012.5 - 2013.1
ディーン・ソーンダース 2013.1 - 2013.5
ケニー・ジャケット 2013.5 - 2016.6
ワルテル・ゼンガ 2016.7 - 2016.10
ポール・ランバート 2016.11 - 2017.5
ヌーノ・エスピーリト・サント 2017.5 -
歴代所属選手
GK
ポール・ジョーンズ 1991-1996, 2004-2006
ウェイン・ヘネシー 2006-2014
DF
デニス・アーウィン 2002-2004
リー・ネイラー 1997-2006
ジョリオン・レスコット 1999-2006
チャールズ・マルグルー 2006-2008
マイケル・マンシェン 2008, 2009-2010
ロナルド・ズバル 2009-2013
MF
ビリー・ライト 1939-1959
ポール・インス 2002-2006
セイ・オロフィンジャナ 2004-2008
マイケル・カイトリー 2006-2012
マシュー・ジャーヴィス 2007-2012
FW
ロビー・キーン 1997-1999
アンリ・カマラ 2003-2005
薛琦鉉 2004-2006
トーマス・フランコフスキー 2006-2008
ジェイ・ボスロイド 2006-2008
シルヴァン・イーバンクス=ブレイク 2008-2013
シュテファン・マイヤーホーファー 2009-2011
スティーヴン・フレッチャー 2010-2012
エンブレム
当初、ユニフォームは特に定まっていなかったが、1891年から市章にあやかる黄色と黒を基調とするものに定まった。後にこの配色は、市のモットーである「Out of Darkness Cometh Light(夜明けは必ずやってくる)」のDarkness(黒)とLight(黄)を象徴していると受け止められるようになった[1]。
エンブレムはFAカップ決勝に進出した1949年や1960年には市章を使ったが、1979年にクラブのエンブレムを作る事になり、黄色地に愛称ウルブスから跳ねる狼とクラブ名の頭文字「WW」が黒であしらわれたデザインが採用された。一時は、この狼が3頭並んだデザインも使われた[1]。
1979年に変更が施され、黄色地に正面を向く狼の顔のデフォルメが基調となった。最初は枠が無く下にWOLVESと文字があったが、1988年から1993年までは盾の中に狼の顔があるデザインとなった。1993年から1996年は市章がエンブレムに使われたが、1996年から再び正面の狼に戻り、2002年からは枠が六角形に変わった[1]。
脚注
- ^ abcdeエンブレムの世界 ウルブス『サッカーマガジン』2012年5月1日号、ベースボール・マガジン社、斉藤健仁、2012年、雑誌23881-5/1, 055頁。
^ “英2部に異変!? 補強資金50億円…1つのクラブを変えた中国資本と大物代理人。そこに渦巻く闇”. フットボールチャンネル. (2018年4月20日). https://www.footballchannel.jp/2018/04/20/post266201/ 2018年8月18日閲覧。
外部リンク
- 公式サイト
- BBC Sport, Wolves
- Wolves at Soccerbase
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