F1速報
F1速報 | |
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愛称・略称 | F速 |
ジャンル | モータースポーツ雑誌 |
発売国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
定価 | 550円 |
出版社 | 株式会社イデア |
発行人 | 西ヶ谷周二 |
編集長 | 田中康二 |
刊行期間 | 1990年 - |
ウェブサイト | F1速報インターネットマガジン |
F1速報(エフワンそくほう、通称F速)は、F1の専門雑誌。編集・発行元は株式会社イデア、発売元は三栄書房(かつてはニューズ出版)。『速報』の名のとおり、F1レース開催日の4日後の木曜日に発売される。定価550円。
目次
1 概要
2 歴代編集長
3 主な連載・読み物
4 過去の主な連載・読み物
5 サーキット便り
6 脚注
7 外部リンク
概要
元々はニューズ出版のモータースポーツ専門誌『Racing On』の臨時増刊号として誕生し、開幕戦や日本GPなど注目度の特に高いラウンドの特別速報号として発売されていた。その後独立し、全てのグランプリ終了後に発売されるようになった。創刊号は1990年メキシコGP号である。
2001年にニューズ出版と三栄書房が共同で編集プロダクションとして株式会社イデアを設立したのに伴い、従来三栄書房から発行されていたライバル誌の『AS+F』と統合され、速報部分を受け持つことになった(一方『AS+F』は月刊誌としてリニューアルしたが、2004年に休刊している)。さらに2009年1月にニューズ出版が三栄書房と合併したため、現在は発売元が三栄書房に移っている。
2007年には、日本で初めてのF1問題集である『F検』(F1検定)を発売した。また、2003年から季刊誌(年4回発売)である「F1速報Plus」も発行している。(定価880円)
シーズン終了後には総集編を発売している。総集編は定価980円。
歴代編集長
- 初代=福江剛司(現R'on編集長兼イデア常務取締役編集局長、生え抜きグラフィティ出身)
- 2代目=稲垣勝成(グラフィティ出身)
- 3代目=中島敦(グラフィティ出身)
- 4代目=久保圭介(グラフィティ出身)
- 5代目=高橋浩司(三栄出身)
- 6代目=船田力(三栄出身)
主な連載・読み物
森脇基恭のレース総括- F速的裏チャンピオンシップ(今宮純)
- 痛快カムイ伝
- TECHNICAL CHECK(津川哲夫)
- 全チーム最新情報(津川哲夫)
- パドック裏話
- フロム・ザ・パドック
- 読者のページ“ぱどくら”
4コマ漫画『グランプリ天国』(村山文夫)- クイズF速グランプリ- 各GPごとに指定する順位を当て、得点を争う。前半、後半戦それぞれの上位2名にはF1観戦ツアーがプレゼントされる。携帯からも参加可能。
過去の主な連載・読み物
- F1ロマネスク(今宮純)
- チャオ! フィジコ - ジャンカルロ・フィジケラのグランプリ日記
- グランプリ・アイズ(西山平夫)
- グランプリスピークアップ(西山平夫)
- けんさわ塾(澤田賢志)
琢磨の日々
一貴の挑戦
サーキット便り
本誌の契約カメラマンである澤田賢志がネット上で個人的に更新を行っていた「けんさわカメラマンのサーキット便り。」(通称「サ便。」)が前身。F1開催地の生の雰囲気を伝える情報源として人気を博し、2005年より本誌公式サイト内に展開場所を移した。
基本的には取材陣の日常を追う形だが、「1998年ブラジルGP、マクラーレンのコックピット内部撮影[1]」「ミシュランタイヤ違反疑惑検証[2]」「フェラーリバージボード疑惑分析」「佐藤琢磨移籍問題フライング事件」など、数々のスクープや技術分析なども行った。「2007年日本GPの混乱への対応」では批判的な意見も多数採用し、話題を呼んだ。疑惑やフライングの際などにはアクセスが集中し、サーバーダウンが起るなどの事象もあった。
澤田が2008年に海外取材からリタイアした後は、他の現地取材者から送られる情報を公式サイト内の「From The PADDOCK」で公開している。また、2010年には澤田の20年間の取材活動をまとめた『けんさわ裏F1記』が出版された。
脚注
^ 第8回 ブラジルGPロン・デニス激怒事件 - なまらF1日記
^ 第26回 F1タイヤ戦争で“産業スパイ”!? - なまらF1日記
外部リンク
- F1速報インターネットマガジン