ストリートファイト
ストリートファイト(Street fighting)は 一般的に、街頭や公園など公共の場所での素手での喧嘩を指す。
目次
1 概要
2 他に使用されるケース
3 ストリートファイトを描いた主なフィクション作品
4 関連項目
概要
銃器などを使用する場合はストリートファイトと呼ばない。基本的に相手を打ち負かすこと(殺さない)を目的としているが、熱くなり、相手を死亡させてしまうケースもある。
大きく分けて個々でのコンタクトと、複数名同士のコンタクトに分類される。日本国内ではストリートファイトであれ喧嘩・タイマンであれ、すべて決闘とみなされ、申し込んだ者、応じた者、立会人、証人、付添人、決闘の場所を提供した者はすべて有期懲役に処せられる(ストリートファイターがファイト相手を殺傷した場合は、決闘罪と刑法の殺人罪・傷害罪とを比較して重い方で処罰される)。日本では1990年代に流行した以外、あまり見られる場所はない。
また青春映画・アニメの決闘シーンを模倣し、ストリートファイトを行う子供もおり、暴力表現・描写のある創作物の規制議論が行われている。
他に使用されるケース
- 戦時に街で兵士が戦闘を行うケース
- 反乱・革命運動時の紛争・衝突するケース
- 恐喝や恫喝などの防衛手段として、ストリートファイトに発展するケース
街頭あるいは特設(特にアンダーグラウンドな)の闘技場における賭け喧嘩試合を指すことが多く、古くから世界各地で行われてきた。また1970年代から1980年代にかけて、プロレスでストリートファイトを模した試合を行うことが流行し、プロレスラーはシャツにジーンズ、スニーカーなどの普段着で行う試合を「ストリートファイトマッチ」と呼称する。大仁田厚が所属していた時代のFMWがよく用いた形式で、団体の看板タイトルだった「ブラスナックル選手権」は、殴り合いだけでチャンピオンを決めたストリートファイトのタイトルが起源である。
ストリートファイトを描いた主なフィクション作品
- 映画
- 「ストリートファイター」(1975年)ウォルター・ヒル監督、チャールズ・ブロンソン主演
- 「ダーティファイター」(1978年)ジェームズ・ファーゴ監督、クリント・イーストウッド主演
- 「ダーティファイター 燃えよ鉄拳」(1980年)バディ・ヴァン・ホーン監督、クリント・イーストウッド主演
- 「ファイト・クラブ」(1999年)デヴィッド・フィンチャー監督、エドワード・ノートン主演
- 漫画
- 「エアマスター」柴田ヨクサル作
- 「ホーリーランド」森恒二作
- 「バキ」板垣恵介作
- 「ツマヌダ格闘街」上山道郎作
- ゲーム
- VS.シリーズ
- アーバンチャンピオン
- アーバンレイン
ストリートファイターシリーズ
喧嘩番長シリーズ- ビートダウン
龍が如くシリーズ
餓狼伝説シリーズ
龍虎の拳シリーズ
関連項目
- 決闘
- 喧嘩
- 暴動
- フーリガン
- ハッピー・スラッピング
- 暴行
- 護身術
- フルコンタクト空手#沖縄時代