腓骨
骨: 腓骨 | |
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名称 | |
日本語 | 腓骨 |
英語 | Fibula |
ラテン語 | Fibula |
画像 | |
アナトモグラフィー | 三次元CG |
関連情報 | |
MeSH | Fibula |
グレイの解剖学 | 書籍中の説明(英語) |
腓骨(ひこつ、ラテン語:fibula、英語:calf bone)は、四肢動物の後肢を構成する骨である。脛骨とともに膝から足首までを構成し、脛骨に対して外側背面を通っている。
脚および足の腓骨側を腓側(ひそく)という。医学用語の外側(がいそく)および日常語の外側(そとがわ)と同じである。腓側の反対側を脛側(けいそく)と呼ぶ。
目次
1 腓骨と関節する骨
2 腓骨から起始する筋肉
3 腓骨に停止する筋肉
4 参考文献
5 関連項目
6 外部リンク
腓骨と関節する骨
ここでは人間の脛骨の特徴について述べる。膨らんだ近位端は腓骨頭と呼ばれ、脛骨の外側顆の背面にある。腓骨頭の先端にはとがった腓骨頭尖があり、脛骨に面する部分に腓骨頭関節面がある。腓骨頭は膝関節の一部ではないが、大腿骨や脛骨と靱帯で結ばれている。
腓骨の骨体は三角柱状で、前縁、骨間縁、後縁の3つの稜線がある。
腓骨の遠位端は、脛骨、距骨とともに足首の関節を構成する。外側に張り出した外果(そとくるぶし)の内側には外果関節面があり、距骨に向かっている。
腓骨から起始する筋肉
ヒラメ筋(腓骨頭、腓骨幹上部)
長腓骨筋(腓骨上部の外側面、腓骨頭)
短腓骨筋(腓骨上部の外側面)
第三腓骨筋(腓骨下部の前面)
長趾伸筋(腓骨前縁上方)
長母趾伸筋(腓骨)
後脛骨筋(腓骨後面)
長母趾屈筋(腓骨後面下部)
腓骨に停止する筋肉
大腿二頭筋(腓骨頭)
参考文献
Fibula(腓骨) - 慶應義塾大学医学部解剖学教室- H. F. Frickほか『ヴォルフ人体解剖学アトラス』内野滋雄ほか監訳、西村書店、2001年
関連項目
- 解剖学
- 人間の骨の一覧
- 人間の筋肉の一覧
外部リンク
腓骨 - 慶應医学部解剖学教室 船戸和弥