極北州
極北州(きょくほくしゅう)(英語:Extreme North Province、フランス語:Province de l'Extrême-Nord)は、カメルーン最北の州である。面積は34,246km2、人口は1,855,695人(1987年)で国内最大。この州は、細長くチャド湖にまで伸びており、回廊の様な形になっている。州都は北部最大の都市マルア(Maroua)である。
治安
2010年代、隣国ナイジェリアの反政府武装組織ボコ・ハラムの活動が活発になり、カメルーン側にも越境して攻撃を加えるようになった[1]。また、ナイジェリア国内での戦闘から逃れるために、2019年1月までに3万人を超えるナイジェリアの住民が極北州側へ避難を行っている[2]。
脚注
^ “カメルーン軍、ボコ・ハラムの86人を殺害 1000人以上拘束”. フランス通信社 (2015年2月17日). 2019年2月1日閲覧。
^ “数日で3万人が隣国へ避難、ボコ・ハラムの攻撃恐れ ナイジェリア”. フランス通信社 (2019年1月29日). 2019年2月1日閲覧。
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