Jリーグアウォーズ
Jリーグアウォーズ | |
---|---|
主に会場として使用される横浜アリーナ | |
受賞対象 | Jリーグクラブ所属選手 |
開催日 | 2018年12月18日 (2018-12-18) |
会場 | 横浜アリーナ |
国 | 日本 |
授与者 | 日本プロサッカーリーグ |
主催者 | 日本プロサッカーリーグ |
報酬 | 賞金200万円他 (最優秀選手賞) |
初回 | 1993年 (平成5年) |
最新回 | 2018年 (平成30年) |
最新受賞者 | 家長昭博 (最優秀選手賞) |
公式サイト | http://www.jleague.jp/stats/#awards |
テレビ/ラジオ放送 | |
放送局 | DAZN |
放送時間 | 18:10 - 20:40 |
Jリーグアウォーズ (ジェイリーグアウォーズ)は、日本プロサッカーリーグ (Jリーグ)の年度表彰式。毎年12月に開催されている。
目次
1 概要
2 選考委員会
3 選考対象者
4 表彰
4.1 最優秀選手賞
4.2 ベストイレブン
4.3 得点王
4.4 ベストヤングプレーヤー賞
4.5 優秀監督賞・優勝監督賞
4.6 フェアプレー賞(高円宮杯)
4.7 フェアプレー個人賞
4.8 功労選手賞
4.9 功労審判員賞
4.10 最優秀主審賞・最優秀副審賞
4.11 最優秀育成クラブ賞
4.12 Join賞
4.13 最優秀ゴール賞
4.14 その他
5 過去に存在した表彰
5.1 審判員特別奨励賞
5.2 チェアマン感謝状
5.3 功労賞
5.4 監督特別賞
5.5 特別賞
5.6 J2 Most Exciting Player
5.7 MYアウォーズ
5.8 Jリーグベストピッチ賞
6 会場
7 中継
8 脚注
8.1 注記
8.2 出典
9 関連項目
10 外部リンク
概要
毎シーズン、Jリーグの全日程終了後に合せて開催されており、Jリーグ各チームの主力選手が多数出演して、リーグ戦各賞の表彰を行う。その年のJ1優勝チームは選手全員が出席する。表彰項目は、最優秀選手賞 (MVP)、ベストイレブン、得点王、ベストヤングプレーヤー賞、J1/J2/J3フェアプレー賞、フェアプレー賞 高円宮杯 (J1のみ)、フェアプレー個人賞、最優秀監督賞、最優秀主審賞、最優秀副審賞、Jリーグベストピッチ賞、功労賞、功労選手賞、最優秀育成クラブ賞、最優秀ゴール賞の各賞で、優勝チームへの表彰はリーグ戦の優勝決定後に行われる。
各賞の選考方法は、最優秀選手賞・ベストイレブンは、事前にJリーグの監督・選手 (選手は規定によりリーグ戦の総試合数の半数以上出場した選手が対象)の投票によって優秀選手賞をそれぞれ選出し、選出された選手の中から選考委員会にて決定される。各賞のプレゼンターは日本サッカー協会とJリーグの関係者らに加え、サッカー競技以外の各分野で活躍している著名人も務める。司会はジョン・カビラ (2002年 - 2010年・2013年・2014年)と石山愛子 (2003年 - 2014年)のペアが長く定着していた。
出席者にはドレスコードが設定されており、正装 (男子はタキシードや背広、女子はドレスや和服など)が義務付けられているために男子はオーソドックスなデザインのタキシードを着用している者が多いが、中には第1回で赤いスーツを着用した三浦知良、得点王を獲得したシーズンに奇抜なデザイン・色のタキシードを着用した中山雅史や黄善洪 (アンドレ・キムがデザイン)、2002年には当時所属していたチームのチームカラーをイメージしたタキシードを着用した高原直泰らといった者も少数例ながら存在する。
この授賞式の観覧については開始された当初はJリーグや日本サッカー協会の関係者などに限定されていたが、現在では事前の申し込みを条件に一般公開している。なお一般客については一部の座席を除きドレスコードはなく私服で構わない。各々が応援するクラブのユニホームなどを着用して観覧する一般客も多い。ただし、2015年は「2016年問題」の影響による[1]会場の変更のため、一般観覧者の募集は行わなかった[2]。2016年からは再び横浜アリーナで開催されている[3]。
選考委員会
村井満 (Jリーグチェアマン)
原博実 (Jリーグ副理事長)
木村正明 (Jリーグ専務理事)
米田恵美 (Jリーグ理事)- J1所属18クラブ実行委員[3]
選考対象者
J1所属18クラブの監督、選手。なお、選手はJ1リーグ戦で17試合以上出場が資格条件 (出場時間は不問)。また、日本人選手、外国籍選手のいずれについても各国の代表 (候補)、ユース代表 (候補)として強化合宿や試合に参加した理由で出場不可だった場合は、その期間のリーグ戦の試合数を実際に出場した試合数に加算するものとする[3]。 (2018年の基準)
表彰
賞名 | 正賞 | 副賞(【】は提供元) |
---|---|---|
最優秀選手賞 | ブック型楯 賞金200万円 | 明治安田生命JリーグMVPトロフィー【明治安田生命保険】 レンジローバーヴェラール【DAZN】 |
ベストイレブン | ブック型楯 賞金100万円 | クリスタルオーナメント【Jリーグトップパートナーの6社[注釈 1]共同】 タグ・ホイヤー アクアレーサー カーボン キャリバー5【タグ・ホイヤー】 |
優秀選手賞 | 記念メダル (18金) | |
得点王 | ブック型楯 賞金100万円 | ミラーレスカメラ EOS kiss M・ダブルズームキット【キヤノン・キヤノンマーケティングジャパン】 アディダス・ゴールデン・ブーツ【アディダス・ジャパン】 |
ベストヤングプレーヤー賞 | ブック型楯 賞金50万円 | 地域の魅力を知る海外旅行クーポン券50万円相当分【アイデム】 |
フェアプレー個人賞 | 楯 賞金50万円 | |
フェアプレー賞 | (J1)楯、賞金500万円、高円宮杯[注釈 2] (J2)楯、賞金250万円[注釈 3] (J3)楯、賞金100万円[注釈 3] | |
優勝監督賞 | (J1)ブック型楯、賞金100万円 (J2)ブック型楯、賞金50万円 (J1)ブック型楯、賞金20万円 | (J1優勝監督のみ) 往復航空券付き グランヴィリオリゾート石垣島ヴィラガーデン4泊5日ペアご招待【ルートインジャパン】 |
優秀監督賞 | (J1)楯、賞金50万円 (J2)楯、賞金25万円 (J1)楯、賞金10万円 | |
最優秀主審賞 | ブック型楯 海外研修旅行 | バルキーンホイッスルトロフィー&スペシャルバルキーン【モルテン】 |
最優秀副審賞 | ブック型楯 海外研修旅行 | バルキーンホイッスルトロフィー&スペシャルバルキーン【モルテン】 |
最優秀育成クラブ賞 | ブック型楯 | 宮崎牛1頭分、宮崎県産きんかん・えびの産ひのひかり【宮崎県関係団体[注釈 4]】 |
最優秀ゴール賞 | ブック型楯 賞金50万円 | EA SPORTS FIFA 19ゲームソフト、ゲーム機本体、4Kテレビ【エレクトロニック・アーツ】 |
功労選手賞 | ブック型楯 記念品 |
最優秀選手賞
Jリーグ全試合終了後に発表される「優秀選手賞」 (同年J1リーグ戦17試合以上に出場した者を対象に、「ベストイレブン」の投票数上位の選手からチェアマンが選出[3])の中から各ポジションの最高得票者4名 (優勝クラブ所属選手を除く)と優勝クラブ所属のベストイレブン選出者による2次投票を行ない、その上位2名による最終投票にて決定する。
年度 | 選手名 | 当時所属クラブ | ポジション | 国籍 |
---|---|---|---|---|
1993 | 三浦知良 | ヴェルディ川崎 | FW | 日本 |
1994 | ペレイラ | DF | ブラジル | |
1995 | ドラガン・ストイコビッチ | 名古屋グランパスエイト | FW | ユーゴスラビア |
1996 | ジョルジーニョ | 鹿島アントラーズ | MF | ブラジル |
1997 | ドゥンガ | ジュビロ磐田 | ||
1998 | 中山雅史 | FW | 日本 | |
1999 | アレックス[注釈 5] | 清水エスパルス | MF | ブラジル[注釈 5] |
2000 | 中村俊輔 | 横浜F・マリノス | MF | 日本 |
2001 | 藤田俊哉 | ジュビロ磐田 | ||
2002 | 高原直泰 | FW | ||
2003 | エメルソン | 浦和レッズ | ブラジル | |
2004 | 中澤佑二 | 横浜F・マリノス | DF | 日本 |
2005 | アラウージョ | ガンバ大阪 | FW | ブラジル |
2006 | 田中マルクス闘莉王 | 浦和レッズ | DF | 日本 |
2007 | ロブソン・ポンテ | MF | ブラジル | |
2008 | マルキーニョス | 鹿島アントラーズ | FW | |
2009 | 小笠原満男 | MF | 日本 | |
2010 | 楢崎正剛 | 名古屋グランパス | GK | |
2011 | レアンドロ・ドミンゲス | 柏レイソル | MF | ブラジル |
2012 | 佐藤寿人 | サンフレッチェ広島 | FW | 日本 |
2013 | 中村俊輔 | 横浜F・マリノス | MF | |
2014 | 遠藤保仁 | ガンバ大阪 | ||
2015 | 青山敏弘 | サンフレッチェ広島 | ||
2016 | 中村憲剛 | 川崎フロンターレ | ||
2017 | 小林悠 | FW | ||
2018 | 家長昭博 | MF |
- 最年少受賞は、2000年の中村俊輔の22歳。最年長受賞は、2016年の中村憲剛の36歳。中村俊は2018年時点で唯一となる2度の最優秀選手賞を受賞している。
- リーグの年間優勝クラブ以外から選出されたのは5名 (95年ストイコビッチ、03年エメルソン、07年ポンテ、13年中村俊輔、16年中村憲剛)。ただし、07年の浦和はAFCチャンピオンズリーグを制しており、それも評価の対象となった。また95年のストイコビッチと13年の中村俊は受賞後に所属クラブが天皇杯を獲得しているが、16年の中村憲は川崎が無冠に終わったため (天皇杯準優勝)、ステージ優勝も含めた3大タイトルを獲得しなかったクラブからMVP受賞という史上初のケースとなった。
ベストイレブン
得点王
J1リーグ戦における最多得点者。
シーズン途中でJ1の他クラブへ移籍した場合も、リーグ戦での得点は加算される。
年度 | 選手名 | 当時所属クラブ | 得点 | 国籍 |
---|---|---|---|---|
1993 | ラモン・ディアス | 横浜マリノス | 28 | アルゼンチン |
1994 | フランク・オルデネビッツ | ジェフユナイテッド市原 | 30 | ドイツ |
1995 | 福田正博 | 浦和レッズ | 32 | 日本 |
1996 | 三浦知良 | ヴェルディ川崎 | 23 | |
1997 | パトリック・エムボマ | ガンバ大阪 | 25 | カメルーン |
1998 | 中山雅史 | ジュビロ磐田 | 36 | 日本 |
1999 | 黄善洪 | セレッソ大阪 | 24 | 韓国 |
2000 | 中山雅史 | ジュビロ磐田 | 20 | 日本 |
2001 | ウィル | コンサドーレ札幌 | 24 | ブラジル |
2002 | 高原直泰 | ジュビロ磐田 | 26 | 日本 |
2003 | ウェズレイ | 名古屋グランパスエイト | 22 | ブラジル |
2004 | エメルソン | 浦和レッズ | 27 | |
2005 | アラウージョ | ガンバ大阪 | 33 | |
2006 | ワシントン | 浦和レッズ | 26 | |
マグノ・アウベス | ガンバ大阪 | |||
2007 | ジュニーニョ | 川崎フロンターレ | 22 | |
2008 | マルキーニョス | 鹿島アントラーズ | 21 | |
2009 | 前田遼一 | ジュビロ磐田 | 20 | 日本 |
2010 | 17 | |||
ジョシュア・ケネディ | 名古屋グランパス | オーストラリア | ||
2011 | 19 | |||
2012 | 佐藤寿人 | サンフレッチェ広島 | 22 | 日本 |
2013 | 大久保嘉人 | 川崎フロンターレ | 26 | |
2014 | 18 | |||
2015 | 23 | |||
2016 | レアンドロ | ヴィッセル神戸 | 19 | ブラジル |
ピーター・ウタカ | サンフレッチェ広島 | ナイジェリア | ||
2017 | 小林悠 | 川崎フロンターレ | 23 | 日本 |
2018 | ジョー | 名古屋グランパス | 24 | ブラジル |
- 最多獲得数は大久保嘉人の3回。
- 最年長受賞は93年ラモン・ディアスの34歳。最年少受賞は02年高原直泰の23歳。
- MVPとのダブル受賞は6名 (98年中山雅史、02年高原直泰、05年アラウージョ、08年マルキーニョス、12年佐藤寿人、17年小林悠)。
ベストヤングプレーヤー賞
現行の新人選手表彰は2010年からで、下記の過去の新人王から対象となる年齢が引き下げられて「ベストヤングプレーヤー賞」と改題された。これにより日本の大学卒の選手については同賞選出の対象から外れることになった。審査選考基準は以下のとおりである。
- J1リーグ戦の試合に半分以上出場していること。
- その年の4月2日時点で21歳以下であること。
- 過去に新人王を受賞した選手は対象外とする。
2種登録選手でトップチームに出場可能な選手、または特別指定選手も受賞対象
- 新人王時代の選出基準
2009年までは下記の選出基準を参考として、事前に新人王 (最優秀新人)にノミネートされる、優秀新人賞を3人選定し、その後アウォーズで改めて審査を行い、新人王1人を最終決定していた。
- J1リーグ戦の試合に半分以上出場していること。
- その年の4月2日時点で23歳以下であること。
- J1登録1年目であること。ただし1年目の出場試合数が1/3以下であれば2年目の選手でも対象となる(この基準は2008年まで。2009年には「J1リーグの登録年数に関わらず、過去に優秀新人賞に選出されていないこと」へ変更された)。
- 海外1部リーグ在籍経験者を除く。但し、研修期間は登録期間とはみなさない。
- 2種登録選手でトップチームに出場可能な選手、または特別指定選手も含む。
- これによって以上の条件を満たすならば、J2以下における登録歴・出場歴は無関係に選出対象となってしまう。実際に2007年には、J2で150試合以上の出場歴を持ち、厳密には新人とは言えないプロ5年目の菅野孝憲が選出されている。また、前述のように2009年には「原則J1登録1年目であること」という基準がなくなった。これにより前年までの基準ならば選考対象外となっていた、すでに日本代表で実績を残していた岡崎慎司が優秀新人賞に選出され、一部で物議を醸した[6]。
年度 | 選手名 | 当時所属クラブ | ポジション | 国籍 |
---|---|---|---|---|
1993 | 澤登正朗 | 清水エスパルス | MF | 日本 |
1994 | 田坂和昭 | ベルマーレ平塚 | DF | |
1995 | 川口能活 | 横浜マリノス | GK | |
1996 | 斉藤俊秀 | 清水エスパルス | DF | |
1997 | 柳沢敦 | 鹿島アントラーズ | FW | |
1998 | 小野伸二 | 浦和レッズ | MF | |
1999 | 中澤佑二 | ヴェルディ川崎 | DF | |
2000 | 森崎和幸 | サンフレッチェ広島 | MF | |
2001 | 山瀬功治 | コンサドーレ札幌 | ||
2002 | 坪井慶介 | 浦和レッズ | DF | |
2003 | 那須大亮 | 横浜F・マリノス | ||
2004 | 森本貴幸 | 東京ヴェルディ1969 | FW | |
2005 | カレン・ロバート | ジュビロ磐田 | ||
2006 | 藤本淳吾 | 清水エスパルス | MF | |
2007 | 菅野孝憲 | 横浜FC | GK | |
2008 | 小川佳純 | 名古屋グランパス | MF | |
2009 | 渡邉千真 | 横浜F・マリノス | FW | |
2010 | 宇佐美貴史 | ガンバ大阪 | MF | |
2011 | 酒井宏樹 | 柏レイソル | DF | |
2012 | 柴崎岳 | 鹿島アントラーズ | MF | |
2013 | 南野拓実 | セレッソ大阪 | FW | |
2014 | カイオ | 鹿島アントラーズ | MF | ブラジル |
2015 | 浅野拓磨 | サンフレッチェ広島 | FW | 日本 |
2016 | 井手口陽介 | ガンバ大阪 | MF | |
2017 | 中山雄太 | 柏レイソル | DF | |
2018 | 安部裕葵 | 鹿島アントラーズ | FW |
- 最年少受賞は、2004年の森本貴幸の16歳。
優秀監督賞・優勝監督賞
93年、94年は「優秀監督賞」として、同年の年間優勝チームの監督を選出。
95年以降は、「最優秀監督賞」と「優勝監督賞」をそれぞれ選出 (02年、03年は優勝監督が最優秀監督賞を受賞)。04年から16年までは、「最優秀監督賞」のみを選出。
2017年はJ1のみ「優勝監督賞」を選出し、J1・J2・J3の「優秀監督賞」を選出[7]。2018年はJ2・J3も「優勝監督賞」と「優秀監督賞」を別に選出。
年度 | 監督名 | 当時所属クラブ | 国籍 |
---|---|---|---|
1993 | 松木安太郎 | ヴェルディ川崎 | 日本 |
1994 | |||
1995 | アーセン・ベンゲル | 名古屋グランパスエイト | フランス |
1996 | ニカノール | 柏レイソル | ブラジル |
1997 | ジョアン・カルロス | 鹿島アントラーズ | |
1998 | オズワルド・アルディレス | 清水エスパルス | アルゼンチン |
1999 | スティーブ・ペリマン | イングランド | |
2000 | 西野朗 | 柏レイソル | 日本 |
2001 | 鈴木政一 | ジュビロ磐田 | |
2002 | |||
2003 | 岡田武史 | 横浜F・マリノス | |
2004 | |||
2005 | 西野朗 | ガンバ大阪 | |
2006 | ギド・ブッフバルト | 浦和レッズ | ドイツ |
2007 | オズワルド・オリヴェイラ | 鹿島アントラーズ | ブラジル |
2008 | |||
2009 | |||
2010 | ドラガン・ストイコビッチ | 名古屋グランパス | セルビア |
2011 | ネルシーニョ | 柏レイソル | ブラジル |
2012 | 森保一 | サンフレッチェ広島 | 日本 |
2013 | |||
2014 | 長谷川健太 | ガンバ大阪 | |
2015 | 森保一 | サンフレッチェ広島 | |
2016 | 石井正忠 | 鹿島アントラーズ | |
2017 | 尹晶煥 | セレッソ大阪 | 韓国 |
曺貴裁 | 湘南ベルマーレ | ||
杉山弘一 | ブラウブリッツ秋田 | 日本 | |
2018 | ペトロヴィッチ | 北海道コンサドーレ札幌 | オーストリア |
片野坂知宏 | 大分トリニータ | 日本 | |
吉田謙 | アスルクラロ沼津 |
年度 | 監督名 | 当時所属クラブ | 国籍 |
---|---|---|---|
1995 | 早野宏史 | 横浜マリノス | 日本 |
1996 | ジョアン・カルロス | 鹿島アントラーズ | ブラジル |
1997 | 桑原隆 | ジュビロ磐田 | 日本 |
1998 | ゼ・マリオ | 鹿島アントラーズ | ブラジル |
1999 | 桑原隆 | ジュビロ磐田 | 日本 |
2000 | トニーニョ・セレーゾ | 鹿島アントラーズ | ブラジル |
2001 | |||
2002 | 鈴木政一 | ジュビロ磐田 | 日本 |
2003 | 岡田武史 | 横浜F・マリノス | |
2017 | 鬼木達 | 川崎フロンターレ | |
2018 | 鬼木達 | 川崎フロンターレ | |
反町康治 | 松本山雅FC | ||
金鍾成 | FC琉球 | 北朝鮮[8] |
- 最多受賞数はオリヴェイラと森保一の3回。
- 最優秀監督賞/優秀監督賞/優勝監督賞のうち、Jリーグで選手経験があるのは、ブッフバルト、ストイコビッチ、森保一、長谷川健太、石井正忠、鬼木達、反町康治、金鍾成、片野坂知宏の9人。
フェアプレー賞(高円宮杯)
年間の反則ポイントが1試合平均1ポイントを下回った全クラブにフェアプレー賞が授与され、J1ではその中で最も反則ポイントが少なかったクラブに高円宮杯が授与される。J1からJ3まで全てのクラブがフェアプレー賞の対象となるが、高円宮杯が与えられるのはJ1のクラブのみ。賞金は2013年までJ1のみだったが、2014年よりJ2・J3も授与対象となった。J1については2014年までは賞金授与対象はフェアプレー賞受賞全クラブであったが[9]、2015年より反則ポイントの少ない上位3クラブに変更となった[10]。
- フェアプレー賞表彰の対象となる反則ポイントの上限数 (2018年度)[3]
- J1 34ポイント
- J2 42ポイント
- J3 34ポイント
- (即ち、年間の各ディビジョンの総試合数以下が表彰の対象となる。反則ポイントは警告1回につき1点 (遅延行為・異議を唱えたものなどについてはさらに1回1点を加算)、退場<同じ試合における警告2回による退場も含む>1回につき3点、出場停止試合数1試合につき3点を加算する。また警告・退場・退席処分がなかった試合は1試合につき3点を減点する[11])
- 賞金
- J1 500万円
- J2 250万円
- J3 100万円
- (J1は反則ポイントの上限を下回ったクラブの中で上位3クラブに賞金授与。その中で最少ポイントだったクラブが「フェアプレー賞・高円宮杯」の受賞クラブとなる。J2・J3は反則ポイント上限数を下回ったクラブの中で最少ポイントだったクラブのみに賞金授与[4])
2006年までは反則ポイントに減算の規定がなかったため、規定を満たしたのは1997年の神戸ただ1クラブのみだった。2007年に、無警告試合で反則ポイントが減算されるようになった後は、毎年受賞クラブが現れている。
年度 | J1受賞クラブ | J2受賞クラブ | J3受賞クラブ |
---|---|---|---|
1997 | 神戸 | - | - |
2007 | G大阪 | 該当クラブなし | |
2008 | 清水 / G大阪 | 仙台 | |
2009 | 磐田 / 山形 | 仙台 | |
2010 | 広島 / 山形 / 横浜FM | 該当クラブなし | |
2011 | G大阪 / 山形 | FC東京 | |
2012 | 広島 / 川崎 | 該当クラブなし | |
2013 | 広島 / 仙台 | G大阪 / 松本 / 神戸 / 岡山 | |
2014 | 広島 / 仙台 / 浦和 / 横浜FM / 新潟 / 徳島 | 山形 / 群馬 / 湘南 / ★松本 / 磐田 / 京都 / 岡山 / 北九州 | ★福島 / 長野 / 藤枝 |
2015 | ★広島 / 山形 / 川崎 / ★横浜FM / ★甲府 / 松本 / G大阪 / 鳥栖 | ★金沢 / 岡山 / 徳島 / 愛媛 / 北九州 | ★盛岡 / 秋田 / 長野 |
2016 | ★広島 / 鹿島 / ★浦和 / 川崎 / ★鳥栖 | 群馬 / ★清水 / 岡山 / 徳島 / 北九州 | ★盛岡 / YS横浜 / 藤枝 / 大分 |
2017 | ★広島 / ★仙台 / FC東京 / 川崎 / 磐田 / G大阪 / ★C大阪 / 鳥栖 | 山形 / 東京V / 松本 / 金沢 / 岡山 / 愛媛 / ★大分 | 盛岡 / ★秋田 / 福島 / YS横浜 / 長野 / 沼津 / C大23 |
2018 | ★C大阪 / 仙台 / 鹿島 / ★浦和 / 柏 / FC東京 / 川崎 / G大阪 / ★広島 / 長崎 | 大宮 / 東京V / 甲府 / 松本 / 新潟 / 岐阜 / 讃岐 / 熊本 / ★大分 | ★秋田 / 群馬 / YS横浜 / 沼津 / 鳥取 / 北九州 / 琉球 / F東23 |
太字は高円宮杯受賞クラブ。- 「★」付きは賞金授与対象クラブ。但し2014年までのJ1についてはフェアプレー賞受賞全クラブが賞金授与対象であった為割愛[9]。
フェアプレー個人賞
1996年創設。J1において年間で無警告・無退場だった選手の中から選考委員により決定される。
年度 | 選手名 | 当時所属クラブ | ポジション | 国籍 |
---|---|---|---|---|
1996 | 岡野雅行 | 浦和レッズ | FW | 日本 |
1997 | 永島昭浩 | ヴィッセル神戸 | ||
1998 | 相馬直樹 | 鹿島アントラーズ | DF | |
1999 | 該当選手なし | |||
2000 | 米山篤志 | ヴェルディ川崎 | DF | 日本 |
2001 | 南雄太 | 柏レイソル | GK | |
2002 | 坪井慶介 | 浦和レッズ | DF | |
2003 | 根本裕一 | ベガルタ仙台 | ||
曽ヶ端準 | 鹿島アントラーズ | GK | ||
石川直宏 | FC東京 | MF | ||
池田昇平 | 清水エスパルス | DF | ||
2004 | 高木義成 | 東京ヴェルディ1969 | GK | |
下田崇 | サンフレッチェ広島 | |||
2005 | 茂庭照幸 | FC東京 | DF | |
大黒将志 | ガンバ大阪 | FW | ||
2006 | 山岸智 | ジェフユナイテッド千葉 | MF | |
根本裕一 | 大分トリニータ | DF | ||
2007 | 坂田大輔 | 横浜F・マリノス | FW | |
佐藤寿人 | サンフレッチェ広島 | |||
伊東輝悦 | 清水エスパルス | MF | ||
2008 | 川口能活 | ジュビロ磐田 | GK | |
2009 | 川島永嗣 | 川崎フロンターレ | ||
服部公太 | サンフレッチェ広島 | MF | ||
2010 | 槙野智章 | DF | ||
2011 | 梁勇基 | ベガルタ仙台 | MF | 北朝鮮[注釈 6] |
太田宏介 | 清水エスパルス | DF | 日本 | |
2012 | 佐藤寿人 | サンフレッチェ広島 | FW | |
2013 | 柿谷曜一朗 | セレッソ大阪 | MF | |
佐藤寿人 | サンフレッチェ広島 | FW | ||
2014 | 西川周作 | 浦和レッズ | GK | |
工藤壮人 | 柏レイソル | FW | ||
平岡康裕 | 清水エスパルス | DF | ||
森岡亮太 | ヴィッセル神戸 | MF | ||
水本裕貴 | サンフレッチェ広島 | DF | ||
豊田陽平 | サガン鳥栖 | FW | ||
2015 | 谷口彰悟 | 川崎フロンターレ | MF | |
中澤佑二 | 横浜F・マリノス | DF | ||
2016 | 秋元陽太 | FC東京 | GK | |
田中佑昌 | ヴァンフォーレ甲府 | MF | ||
2017 | 中澤佑二 | 横浜F・マリノス | DF | |
柿谷曜一朗 | セレッソ大阪 | FW | ||
水本裕貴 | サンフレッチェ広島 | DF | ||
2018 | 西川周作 | 浦和レッズ | GK | |
秋元陽太 | 湘南ベルマーレ | |||
澤田崇 | V・ファーレン長崎 | FW |
功労選手賞
- 日本人選手
原則として、以下の基準を満たし、Jリーグおよび日本サッカーの発展のために貢献をしたと認められる者。なお、Jリーグ開幕前からJSLで活躍していた選手については別途評価する。
- 所属クラブより推薦のあった者。
- Jリーグ公式戦、天皇杯、Jクラブが参加するFIFAおよびAFC主催の国際試合、日本代表の公式試合 (国際Aマッチ)などの合計試合出場数が500試合以上の者。
- ※但し、原則としてJリーグ主催の各ディビジョンごとのリーグ戦、Jリーグカップ、天皇杯に400試合以上に出場した者[3]。
- 外国籍選手
原則として、以下の基準を満たし、Jリーグおよび日本サッカーの発展ならびに海外においてJリーグの名を高めるなど、多大な貢献をしたと認められる者。
- 所属クラブより推薦のあった者。
- Jリーグ公式戦、天皇杯、Jクラブが参加するFIFAおよびAFC主催の国際試合などの合計試合出場数が200試合以上の者。
- 母国の代表選手として活躍した者[3]。
年度 | 選手名 | 最終所属Jクラブ | ポジション | 国籍 |
---|---|---|---|---|
1994 | 加藤久 | ヴェルディ川崎 | DF | 日本 |
木村和司 | 横浜マリノス | MF | ||
1998 | ラモス瑠偉 | ヴェルディ川崎 | MF | |
都並敏史 | ベルマーレ平塚 | DF | ||
1999 | 柱谷哲二 | ヴェルディ川崎 | ||
2000 | 松永成立 | 京都パープルサンガ | GK | |
2001 | ドラガン・ストイコビッチ | 名古屋グランパスエイト | MF | ユーゴスラビア |
2002 | サントス | ヴィッセル神戸 | MF | ブラジル |
2003 | 井原正巳 | 浦和レッズ | DF | 日本 |
福田正博 | FW | |||
北澤豪 | 東京ヴェルディ1969 | MF | ||
2005 | ビスマルク | ヴィッセル神戸 | MF | ブラジル |
2006 | 相馬直樹 | 川崎フロンターレ | DF | 日本 |
小島伸幸 | ザスパ草津 | GK | ||
澤登正朗 | 清水エスパルス | MF | ||
2007 | 本田泰人 | 鹿島アントラーズ | MF | |
アマラオ | 湘南ベルマーレ | FW | ブラジル | |
城彰二 | 横浜FC | FW | 日本 | |
2008 | 秋田豊 | 京都サンガF.C. | DF | |
名良橋晃 | 湘南ベルマーレ | DF | ||
黒崎久志 | 大宮アルディージャ | FW | ||
山口素弘 | 横浜FC | MF | ||
2009 | 小村徳男 | 横浜FC | DF | |
加藤望 | 湘南ベルマーレ | MF | ||
名波浩 | ジュビロ磐田 | |||
福西崇史 | 東京ヴェルディ | |||
森岡隆三 | 京都サンガF.C. | DF | ||
森島寛晃 | セレッソ大阪 | MF | ||
2011 | 三浦淳寛[注釈 7] | 横浜FC | ||
松田直樹 | 横浜F・マリノス[注釈 8] | DF | ||
2012 | 藤田俊哉 | ジェフユナイテッド千葉 | MF | |
田中誠 | アビスパ福岡 | DF | ||
2013 | 中山雅史 | コンサドーレ札幌 | FW | |
土肥洋一 | 東京ヴェルディ | GK | ||
服部公太 | ファジアーノ岡山 | MF | ||
2014 | 伊藤宏樹 | 川崎フロンターレ | DF | |
岡野雅行 | ガイナーレ鳥取 | FW | ||
ジュニーニョ | 鹿島アントラーズ | FW | ブラジル | |
服部年宏 | FC岐阜 | MF | 日本 | |
波戸康広 | 横浜F・マリノス | DF | ||
山田暢久 | 浦和レッズ | |||
吉田孝行 | ヴィッセル神戸 | FW | ||
ルーカス | FC東京 | ブラジル | ||
2015 | 宮本恒靖 | ヴィッセル神戸 | DF | 日本 |
柳沢敦 | ベガルタ仙台 | FW | ||
中田浩二 | 鹿島アントラーズ | MF | ||
新井場徹 | セレッソ大阪 | DF | ||
藤本主税 | ロアッソ熊本 | MF | ||
2016 | 山口智 | 京都サンガF.C. | DF | |
鈴木啓太 | 浦和レッズ | MF | ||
2017 | 市川大祐 | 藤枝MYFC[注釈 9] | DF | |
大島秀夫 | ギラヴァンツ北九州 | FW | ||
2018 | 石原克哉 | ヴァンフォーレ甲府 | DF | |
加地亮 | ファジアーノ岡山 | |||
坂田大輔 | アビスパ福岡 | FW | ||
土屋征夫 | 京都サンガF.C.[注釈 10] | DF | ||
羽生直剛 | ジェフユナイテッド千葉 | MF |
功労審判員賞
「功労選手賞」の審判員版。規程は存在するが、過去に一度しか表彰されていない。
- 2011 - 岡田正義
最優秀主審賞・最優秀副審賞
J1リーグ戦を担当した主審・副審より選出。
1995年までは「最優秀審判員賞」の名称で主審・副審を合同で表彰し (受賞者は全て主審)、1996年より「優秀主審賞」「優秀副審賞」として主審・副審を1名ずつ表彰。2010年より現名称。
年度 | 受賞者名 | 国籍 |
---|---|---|
1993 | 高田静夫 | 日本 |
1994 | ゾラン・ペトロヴィッチ | ユーゴスラビア |
1995 | 小幡真一郎 | 日本 |
1996 | ゾラン・ペトロヴィッチ | ユーゴスラビア |
1997 | 岡田正義 | 日本 |
1998 | レスリー・モットラム | スコットランド |
1999 | ||
2000 | ||
2001 | ||
2002 | 岡田正義 | 日本 |
2003 | 上川徹 | |
2004 | 吉田寿光 | |
2005 | 松村和彦 | |
2006 | 上川徹 | |
2007 | 岡田正義 | |
2008 | 吉田寿光 | |
2009 | 西村雄一 | |
2010 | ||
2011 | ||
2012 | ||
2013 | ||
2014 | ||
2015 | ||
2016 | ||
2017 | ||
2018 | 佐藤隆治 |
年度 | 受賞者名 | 国籍 |
---|---|---|
1996 | 廣嶋禎数 | 日本 |
1997 | ||
1998 | 上荒敬司 | |
1999 | 山口森久 | |
2000 | 廣嶋禎数 | |
2001 | 山口森久 | |
2002 | 手塚洋 | |
2003 | 廣嶋禎数 | |
2004 | 柴田正利 | |
2005 | ||
2006 | 廣嶋禎数 | |
2007 | 相樂亨 | |
2008 | 廣嶋禎数 | |
2009 | 相樂亨 | |
2010 | ||
2011 | ||
2012 | ||
2013 | ||
2014 | ||
2015 | ||
2016 | 名木利幸 | |
2017 | 相樂亨 | |
2018 | 山内宏志 |
最優秀育成クラブ賞
2009年制定。ユース・育成年代において功績を挙げたクラブを表彰する。
年度 | 受賞クラブ |
---|---|
2009 | 浦和レッズ |
2010 | FC東京 |
2011 | 東京ヴェルディ |
2012 | コンサドーレ札幌 |
2013 | セレッソ大阪 |
2014 | 東京ヴェルディ |
2015 | 清水エスパルス |
2016 | ガンバ大阪 |
2017 | FC東京 |
2018 | 横浜F・マリノス |
Join賞
1999年に創設された賞。チェアマン特別賞とも呼ばれる。Jリーグの発展に最も貢献したチームや、その応援団、スタジアムなどに対して贈られる。毎年表彰されるわけではない。
年度 | 受賞者名 | 受賞理由 |
---|---|---|
1999 | 浦和レッズ、浦和市、レッズファン・サポーター | それまでのチームに対する「クラブ・自治体・サポーター」の三位一体の支援に対して (浦和のJ2降格を受けて) |
2000 | 国立霞ヶ丘陸上競技場 | ピッチコンディションが常に良好であったことから (この年は現在の「Jリーグベストピッチ賞」に相当する賞を「Join賞」とした) |
2002 | 浦和レッズ / ジュビロ磐田 | それぞれ年間観客動員数の新記録を達成 |
2003 | アルビレックス新潟 | 年間観客動員の新記録を達成 |
2004 | 浦和レッズ / アルビレックス新潟 | それぞれ1試合平均観客動員数を大幅に更新したため またアルビレックス新潟は新潟県中越地震の復興支援に貢献 |
2005 | 「神達彩花ちゃんを救う会」の募金活動を支援した全てのサポーター | 鹿島アントラーズサポーターの娘である神達彩花ちゃんを救うために、サポーターが一丸となって募金活動を行ったことへの表彰。彩花ちゃんは2006年5月に死去。 |
2008 | ガンバ大阪 | 下部組織からの多数の選手輩出を行ったことへの表彰 |
2009 | ベガルタ仙台 | J2フェアプレー賞を2年連続で受賞したため |
2013 | 大宮アルディージャ・サンフレッチェ広島のファン・サポーター | 両チームの対戦時、敵味方関係なくサッカーを愛する仲間として、お互いを思いやる気持ちを行動に表したことに対して[注釈 11] |
最優秀ゴール賞
2013年に創設された賞。J1各節の全ゴールの中からサポーターからのインターネット投票で上位3つを選出。また報道関係者やJリーグ・JFA技術委員会などで構成される「ベストゴール評議会」が推薦する2ゴールを加え、各月ごとにまとめて再度サポーター投票を行ない、月間ベストゴールを選出してこの中からJ1は選考委員会の投票で最終決定される。
2013年から2016年まではJ2においても最優秀ゴール賞が表彰されていた。J1と異なり、月間ベストゴールノミネート対象に「ベストゴール評議会」の推薦ゴールがなく、年間最優秀ゴールの最終決定はサポーターの投票で行われ、Most Exciting Playerと共に、前座である「サポーターステージショー」にて表彰されていた。なお、2014年発足のJ3については当初より最優秀ゴール賞の制定がない。
年度 | 受賞者名 | 当時所属クラブ | ポジション | 国籍 | 対象試合 | 動画 |
---|---|---|---|---|---|---|
2013 | 柿谷曜一朗 | セレッソ大阪 | MF | 日本 | 第33節・対鹿島戦 38分 | GOAL DIGEST! (J1第33節):2013Jリーグ - YouTube |
2014 | 西大伍 | 鹿島アントラーズ | DF | 第18節・対広島戦 70分 | GOAL DIGEST! (J1第18節/J2第25節):2014Jリーグ - YouTube | |
2015 | 青山敏弘 | サンフレッチェ広島 | MF | 1st第17節・対鳥栖戦 60分 | 青山 敏弘 (広島)「J1リーグ 1st 第17節」 - YouTube | |
2016 | 田口泰士 | 名古屋グランパス | 1st第13節・対鹿島戦 46分 | 田口 泰士 (名古屋)「J1リーグ 1st 第13節」 - YouTube | ||
2017 | 関根貴大 | 浦和レッズ | 第17節・対広島戦 90+2分 | 関根 貴大 (浦和)90+2分 「J1リーグ 第17節」 - YouTube | ||
2018 | 大島僚太 | 川崎フロンターレ | 第30節・対神戸戦 69分 | 大島 僚太 (川崎)69分 「J1リーグ 第30節」 - YouTube |
- J2
年度 | 受賞者名 | 当時所属クラブ | ポジション | 国籍 | 対象試合 | 動画 |
---|---|---|---|---|---|---|
2013 | 中島翔哉 | 東京ヴェルディ | MF | 日本 | 第35節・対群馬戦 82分 | GOAL DIGEST! (J1第27節/J2第35節):2013Jリーグ - YouTube |
2014 | 都倉賢 | コンサドーレ札幌 | FW | 第38節・対湘南戦 9分 | GOAL DIGEST! (J1第30節/J2第38節):2014Jリーグ - YouTube | |
2015 | 佐藤和弘 | ツエーゲン金沢 | MF | 第7節・対C大阪戦 38分 | 佐藤 和弘 (ツエーゲン金沢)「J2リーグ 第7節」 - YouTube | |
2016 | 白崎凌兵 | 清水エスパルス | 第34節・C大阪戦 90+4分 | 白崎 凌兵(清水)「2016 J2リーグ 第34節」 - YouTube |
その他
- 会場内において、Jリーグ各クラスの当該年度の試合についての写真・映像資料の展示
過去に存在した表彰
審判員特別奨励賞
- 1994 - 太田潔
- 1995 - 廣嶋禎数
チェアマン感謝状
表彰年度に現役を退いているので事実上功労賞である。
- 1994 - ジーコ (元鹿島アントラーズ)、ゲーリー・リネカー (元名古屋グランパスエイト)
- 1995 - ラモン・ディアス (元横浜マリノス)
功労賞
- 2002 - 金子勝彦
- 2005 - レスリー・モットラム
監督特別賞
- 2005 - イビチャ・オシム (ジェフユナイテッド千葉)、小林伸二 (セレッソ大阪)
特別賞
いずれも、実質的にAFCチャンピオンズリーグ優勝に対する表彰である。
- 2007 - 浦和レッズ
- 2008 - ガンバ大阪
J2 Most Exciting Player
2011年から2014年にかけて表彰。ファンの投票で各クラブから選ばれた「J2 Exciting 22[注釈 12]」から当日の観覧者の投票で決定。
- 2011 - 今野泰幸 (FC東京)
- 2012 - 山口智 (ジェフユナイテッド千葉)
- 2013 - 遠藤保仁 (ガンバ大阪)
- 2014 - 田中隼磨 (松本山雅FC)
MYアウォーズ
2016年に設けられた賞。これは、サポーターがJリーグの公式サイトに特設された「MYアウォーズ特設サイト」[12]から投票してもらい、サポーターの視点で選んだ、各ディビジョンごとのMVP、ベストイレブン、並びに全ディビジョンを通して表彰するベストゴール、ベストアシストを決定する。
J2・J3では個人の公式表彰では得点王のみである[4]が、この賞ではJ2・J3のMVPとベストイレブン、並びにJリーグでは公式表彰とはされていないアシスト王もサポーター投票で決定するのが特徴である。選考対象はリーグ戦全体の5割以上の試合に出場していること。
MVP | ベストイレブン | |
---|---|---|
ポジション | 選手名 | |
西川周作 (浦和) | GK | 西川周作 (浦和) |
DF | 昌子源 (鹿島)、森重真人 (F東京)、西大伍 (鹿島)、吉田豊 (鳥栖) | |
MF | 中村憲剛 (川崎)、阿部勇樹 (浦和)、小笠原満男 (鹿島) | |
FW | 小林悠 (川崎)、興梠慎三 (浦和) |
MVP | ベストイレブン | |
---|---|---|
ポジション | 選手名 | |
鄭大世 (清水) | GK | ク・ソンユン (札幌) |
DF | 角田誠 (清水)、松原后 (清水)、福森晃斗 (札幌)、犬飼智也 (清水) | |
MF | 矢島慎也 (岡山)、白崎凌兵 (清水)、清武功暉 (熊本) | |
FW | 鄭大世 (清水)、都倉賢 (札幌) |
MVP | ベストイレブン | |
---|---|---|
ポジション | 選手名 | |
後藤優介 (大分) | GK | 上福元直人 (大分) |
DF | 鈴木義宜 (大分)、ダニエル (大分)、福森直也 (大分)、岡崎慎 (F東U23) | |
MF | 堂安律 (G大U23)、松本昌也 (大分)、山岸智 (大分)、清本拓己 (大分) | |
FW | 後藤健介 (大分)、藤本憲明 (鹿児島) |
- 全ディビジョン対象
ベストゴール | 対象試合 | ベストアシスト | 対象試合 |
---|---|---|---|
白崎凌兵 (清水) | J2・34節 C大阪戦 | 鄭大世 (清水) | J2・42節 徳島戦 |
Jリーグベストピッチ賞
2001年に「J1ベストピッチ賞」として制定。2005年より「Jリーグベストピッチ賞」に改められた[13]。規定試合数 (2015年現在J1は9試合、J2は11試合、J3は10試合)以上開催したスタジアムの中から、マッチコミッショナーの評価を元にチェアマンが決定する。2016年限りで廃止となった[7]。
下記のスタジアム表記は受賞当時のもの。(数字)は通算受賞回数で、日本平スタジアムが最多受賞 (連続受賞回数も最多)。
年度 | 受賞スタジアム |
---|---|
2001 | 横浜国際総合競技場 |
2002 | 札幌ドーム |
2003 | カシマスタジアム |
2004 | 日本平スタジアム |
2005 | 埼玉スタジアム2002 |
2006 | 平塚競技場 |
2007 | 東北電力ビッグスワンスタジアム |
2008 | 日本平スタジアム(2) |
2009 | 埼玉スタジアム2002(2) / 東北電力ビッグスワンスタジアム(2) / アウトソーシングスタジアム日本平(3) |
2010 | 日産スタジアム(2) / アウトソーシングスタジアム日本平(4) |
2011 | NACK5スタジアム大宮 / 等々力陸上競技場 / 日産スタジアム(3) / アウトソーシングスタジアム日本平(5) |
2012 | 日産スタジアム[14](4) / 東北電力ビッグスワンスタジアム(3) / アウトソーシングスタジアム日本平(6) / キンチョウスタジアム |
2013 | 埼玉スタジアム2002(3) / 東北電力ビッグスワンスタジアム(4) / IAIスタジアム日本平(7) / キンチョウスタジアム(2) |
2014 | NACK5スタジアム大宮(2) / IAIスタジアム日本平(8) / 豊田スタジアム / 北九州市立本城陸上競技場 |
2015 | デンカビッグスワンスタジアム(5) / IAIスタジアム日本平(9) / 豊田スタジアム(2) / 北九州市立本城陸上競技場(2) |
2016 | ユアテックスタジアム仙台 / 埼玉スタジアム2002(4) / デンカビッグスワンスタジアム(6) / 豊田スタジアム(3) |
会場
以下の各年を除き、横浜アリーナで開催されている。
- 1996年 東京ベイNKホール
- 2008年 - 2010年 JCBホール
- 2015年 都内ホテル[2][注釈 13]
中継
- 2007年 - 2016年:スカパー! (スカチャン、BSスカパー!)[2]
- 2017年 - :DAZN
脚注
注記
^ 明治安田生命保険、アイデム、ルートインジャパン、イオンリテール、NTTドコモ、コナミデジタルエンタテインメントの6社。
^ 反則ポイントが少ない上位3クラブに賞金贈呈、最少ポイントクラブのみに杯授与。
- ^ ab反則ポイント最少ポイントクラブにのみ賞金贈呈。
^ 名義は「より良き宮崎牛づくり対策協議会」と「みやざきブランド推進本部」。
- ^ ab2001年に日本国籍を取得し、三都主アレサンドロに改名。
^ 国際大会の代表として出場資格を持つ国籍。法令上の国籍は「朝鮮籍」。
^ 現役引退後に「淳宏」より改名。
^ 松本山雅FC (当時JFL所属)在籍中の2011年8月に死去。
^ 引退時は当時JFL所属のヴァンラーレ八戸に在籍。
^ 2018年からはKSL所属の東京23FCに在籍。
^ 2013年5月6日の試合にて広島GKの増田卓也と大宮FWの富山貴光が衝突。増田が救急搬送される際に大宮側から声援が送られた。
2013年7月31日の試合前には増田と富山がそれぞれ相手チームのファン・サポーターへ挨拶を行い、両チームのファン・サポーターが回復と復帰を祝った。
^ 2011年は20チームの為「J2 Exciting 20」。
^ 一般市民非公開。公式には明言されていないが、グランドプリンスホテル新高輪で実施されたという資料も存在する[15]。
出典
^ 宇都宮徹壱 (2015年12月22日). “なぜファン不在の表彰式となったのか? Jリーグアウォーズを変えた「2016年問題」”. スポーツナビ. Yahoo! JAPAN. 2015年12月27日閲覧。
- ^ abc“2015 Jリーグアウォーズ 開催概要 および BSスカパー! での独占生中継が決定” (プレスリリース), 日本プロサッカーリーグ, (2015年11月6日), http://www.jleague.jp/release/post-39859/ 2015年12月27日閲覧。
- ^ abcdefg“2018Jリーグアウォーズ表彰概要決定” (プレスリリース), 日本プロサッカーリーグ, (2018年9月18日), https://www.jleague.jp/release/post-55689/ 2018年12月18日閲覧。
- ^ abc[Jリーグ表彰規定(平成30年1月30日改正)] (PDF) - 日本プロサッカーリーグ、2019年1月6日閲覧。}}
^ “2018Jリーグアウォーズ 各賞の副賞が決定” (プレスリリース), 日本プロサッカーリーグ, (2018年11月15日), https://www.jleague.jp/release/post-56769/ 2019年1月6日閲覧。
^ スポーツ報知. (2009年12月5日). 岡崎が新人王候補?渡辺に思わぬ強敵…横浜M
- ^ ab“2017 Jリーグアウォーズ表彰概要決定” (プレスリリース), 日本プロサッカーリーグ, (2017年10月27日), https://www.jleague.jp/release/post-51389/ 2017年10月27日閲覧。
^ 金 鍾成J.League Data Site,2018年12月7日閲覧
- ^ ab“【2014Jリーグアウォーズ】表彰概要決定”. J's GOALアーカイブ (2014年10月21日). 2018年12月8日閲覧。
^ 「Jリーグ表彰規程」『J.LEAGUE HANDBOOK 2015』(PDF) 日本プロサッカーリーグ、2015年、132頁。2018年12月21日閲覧。
^ Jリーグ規約・規程集PDFファイル
^ MYアウォーズ特設サイト
^ http://www.j-league.or.jp/awards/2005.html
^ Jリーグベストピッチ賞に日産スタジアムを追加表彰決定 - Jリーグ公式サイト
^ 木村元彦 (2015年12月27日). “【育将・今西和男】上野展裕「今西―オフト体制に憧れていた」”. Sportiva. 集英社. 2015年12月27日閲覧。
関連項目
- en:List of J-League Player of the Year
- en:List of J-League Top Scorers
- en:List of J-League Young Player of the Year
- en:Category:J-League Team of the Year
- en:List of J-League Manager of the Year
外部リンク
- Jリーグ公式ホームページ:成績・データ『Jリーグアウォーズ』
|
|
|