淤美豆奴神
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淤美豆奴神(おみづぬのかみ)は、日本神話の神。
目次
1 概要
2 系譜
3 祀る神社
4 参考文献
5 関連項目
概要
古事記において須佐之男命の4世孫とされ、日本書紀には登場しない。十七世神(とおまりななよのかみ)の一柱である国津神。
名称や系譜から水にまつわる神ともいわれる。名義は「淤」は「大」、「美豆」は「水」、「奴」は「主」から大水主などとされる。[1]。
出雲国風土記に国引きを行った八束水臣津野命(やつかみずおみつぬ)の別名として意美豆怒命(おみづぬ)・伊美豆怒命(おみづぬ)とあることから、この二神は同一視される。
長浜神社においては八束水臣津野命と淤美豆奴神を別神として扱っており、それぞれ国引きの神、妙見の神として祀っている。
北居都神社では須佐之男命の御子神とされ、弟の衝鉾等乎留比古命と共に開拓神として祀られている。
系譜
深淵之水夜礼花神が天之都度閇知泥神を娶って産んだ神で、布怒豆怒神の娘布帝耳神を娶って天之冬衣神を産んでいる。
長浜神社では八束水臣津野命と布帝耳神の子とされている。
祀る神社
長浜神社- 富神社
- 佐比売山神社
諏訪神社 出雲市別所町- 須多神社
- 北居都神社
- 國村神社
- 金持神社
- 龍岩神社
参考文献
^ 新潮日本古典集成 古事記 付録・神名の釈義
関連項目
- スサノオ
- 深淵之水夜礼花神
- 天之冬衣神