フランク・ミルズ
フランク・ミルズ | |
---|---|
出生名 | Frank Mills |
生誕 | (1942-06-27) 1942年6月27日(76歳) カナダ・オンタリオ州トロント |
出身地 | カナダ |
ジャンル | イージーリスニング |
職業 | ピアニスト 作曲家 編曲家 指揮者 音楽プロデューサー |
担当楽器 | ピアノ シンセサイザー |
活動期間 | 1974年 - |
レーベル | ポリグラム(1974年 - 1986年) キャピトル(1986年 - ) |
公式サイト | フランク・ミルズ公式ウェブサイト |
フランク・ミルズ(Frank Mills、1942年6月27日 - )は、カナダのピアニスト、作曲家、編曲家、指揮者、音楽プロデューサー。
目次
1 人物・来歴
2 代表曲
3 関連項目
4 脚注
4.1 注釈・出典
5 外部リンク
人物・来歴
カナダのオンタリオ州トロントの出身[1]。
子供の時にピアノとトロンボーンをマスターし、16歳で作曲もしたという[1]。マギル大学卒業後、一度サラリーマンになったが、音楽の夢を捨てきれず、先ず友人たちとロック・グループ「ザ・ベルズ」を結成[1]、一曲だけ全米大ヒットを生んだが、限界を感じたのと自分の望みを貫くため、グループを解散し独立[1]。
1974年に、最初のアルバム『The Poet And I』[2]を発表。プロモーションの為にその中の1曲「愛のオルゴール(Music Box Dancer)」を1978年にDJ向けにシングル・カットし、これをオタワのDJデップ・ワッツが聴いて気に入り[1]、オンエアを重ねた結果[1]、1979年に同曲がカナダ、アメリカなどで大ヒットし、1979年5月5日には、ビルボードの全米ヒットチャートで最高位3位を記録するまでになった[1]。これを機に、アルバム曲のタイトル曲「詩人と私」もドイツで大ヒットした。
1982年3月に来日[1]。日本では来日記念アルバム『ベスト・コレクション』が発売され[1]、同アルバム及び『The Poet And I』の1曲目に収録されている「街角のカフェ」が来日記念シングルとしてシングル・カットされた[1]。
1986年に、ポリグラムからキャピトルにレコード会社を移籍[1]。キャピトルに移籍して最初に発売したアルバム『愛の情景 (Transitions) 』ではミルズはシンセサイザーを演奏している[1]。
代表曲
全てミルズの自作曲である。
- 「愛のオルゴール」Music Box Dancer(全米ヒットチャート最高位3位(1979年5月5日)、1979年年間ランキング第68位)
- 日本語詞をつけたものが『潮騒のメロディー』というタイトルに変更の上、同1979年にはさこみちよ・高田みづえの歌唱により、シングル盤レコードとして発売された。
- 「詩人と私」The Poet And I(NHKラジオ第1「ラジオあさいちばん」「NHKマイあさラジオ」の「今日は何の日」のコーナーのBGMとして長く使われている。また、以前はミヤギテレビの放送開始映像や四国放送の放送終了映像、ニッポン放送「日曜競馬ニッポン」のエンディング、京都放送ラジオのオープニングで使われていた。)※高田みづえ『帰郷』の原曲。
- 「夢見るピアニスト」Peter Piper
- 「ハッピー・ソング」Happy Song(「クイズMr.ロンリー」のシンキングタイムに使用。高知空港スイミングスクールのCMの中のBGMとして使用。また、以前はIBCラジオの番組「中三 風のグラフィティ」のテーマ曲として使用されていた。)
- 「ロマンスへの前奏曲」Prelude to Romance
- 「街角のカフェ」From a Sidewalk Cafe(文化放送「吉田照美のてるてるワイド」内「千倉真理の地球はまあるいよ」テーマ曲であった他、各種番組でも使用。ラジオ大阪「アニメトピア」では吉田理保子と麻上洋子の歌入りでエンディングに使用された。)
- 「スパニッシュコーヒー」Spanish Coffee(ギターによるアンサンブル(通称:ギター合奏)において、アレンジ版が定番曲として数多く演奏されている。)※高田みづえ『傷心(きずごころ)』の原曲。
関連項目
- イージーリスニング
- さこみちよ
- 高田みづえ
脚注
注釈・出典
- ^ abcdefghijkl『The Poet And I』に封入されている音楽ライター・宮本啓が執筆した解説文より。
^ 日本でこのアルバムが初めて発売されたのは1979年4月で、その時のアルバム名は「愛のオルゴール」だった。
外部リンク
- フランク・ミルズ公式ウェブサイト【英語版】