鈴鹿サーキットレーシングスクール
鈴鹿サーキットレーシングスクール(すずかサーキットレーシングスクール)は、本田技研工業(ホンダ)の子会社であるモビリティランドが鈴鹿サーキットにおいて運営しているレーシングスクール。略称はSRS。
専用フォーミュラカーによるプロレーシングドライバー育成を目的とするSRS-Formula、4綸モータースポーツの基礎とも言えるカートスクールのSRS-Kart、2輪のレーシングライダー育成を目的とするSRS-Motoの3クラスによって構成されている。
SRS-Formula・SRS-Kartの校長は元F1ドライバーの中嶋悟だが2018年で勇退すること、2019年からPrincipal(校長)に佐藤琢磨が、Vice Principal(副校長)に中野信治が就任すると発表された[1][2]。SRS-Motoの校長は岡田忠之。
目次
1 SRS-Formula
1.1 主な出身者
1.2 主な講師
2 SRS-Kart
3 SRS-Moto
3.1 主な出身者
4 脚注
4.1 出典
5 外部リンク
SRS-Formula
F1日本GPの舞台である世界的にも難コースとして知られる鈴鹿サーキットの国際レーシングコースを、トップクラスの現役プロレーサーの指導の下、年間100時間以上走行できるという贅沢な授業内容が最大の特徴。
公称授業料はアドバンストレーニングSTEP1(16歳以上)90,000円、アドバンストレーニングSTEP2(STEP1到達基準達成者)200,000円、アドバンス(STEP2到達基準達成者)2,700,000円となっている。
アドバンス受講者から選抜された数名はスカラシップ選考会へ進み、成績優秀者はHondaフォーミュラドリームプロジェクト(HFDP)の育成ドライバーとしてFIA-F4参戦のスカラシップが与えられる。
略称はSRS-F。
主な出身者
- 黒澤治樹
- 下山征人
- 山西康司
- 伊藤大輔
- 佐藤琢磨
- 白石勇樹
- 金石年弘
- 松田次生
- 松浦孝亮
- 細川慎弥
- 山本左近
- 星野一樹
- 坂本雄也
- 阿部翼
- 折目遼
- 伊沢拓也
- 安田裕信
- 塚越広大
- 中山友貴
- 中嶋大祐
- 山本尚貴
- 小林崇志
- 三浦和樹
- 野尻智紀
- 平峰一貴
- 松下信治
- 清原章太
- 高橋翼
- 福住仁嶺
- 石川京侍
- 大津弘樹
- 牧野任祐
- 阪口晴南
- 大湯都史樹
- 笹原右京
主な講師
佐藤浩二(主任講師)- 服部尚貴
- 田中哲也
- 金石勝智
- 山西康司
- 金石年弘
- 松浦孝亮
- 伊沢拓也
- 塚越広大
- 山本尚貴
- 中嶋大祐
- 野尻智紀
SRS-Kart
SRSのカートスクールで略称はSRS-K。対象は11歳~20歳で、SRS-Formula受講者にも卒業生は多い。
2019年から従来のコースをベーシックコースとし、2020年からベーシックコースの成績優秀者を対象としたアドバンスコースを新設する予定。
このコースとは別に、2015年度に新設されたSRS-Kartを受講しながらフォーミュラカーの練習走行も行えるSRS-Formula Challengeがある。
SRS-Moto
2016年度からリニューアルされた2輪ライダー育成スクール。
ベーシックコースの対象は9歳~20歳で、小学生など低年齢での受講者が多い。
SRS-Formula同様のスカラシップ制度が設けられ、ベーシックからアドバンスコースへのステップアップ、またその上へのスカラシップで「Team SRS-Moto」として全日本ロードレース選手権j-GP3クラスに参戦することができる。
以前はSRS-J(ジュニア)と呼ばれていた。
主な出身者
- 清成龍一
- 酒井大作
- 森脇尚護
- 津田拓也
- 津田一磨
- 深津拓真
脚注
出典
^ 鈴鹿サーキットのドライバー育成機関「SRS-Kart」「SRS-Formula」、中嶋悟校長が勇退して佐藤琢磨氏がPrincipalに - car watch
^ 鈴鹿サーキットの若手レーサー育成機関「SRS-Kart/Formula」新体制発表会。Principalに佐藤琢磨選手が就任 - Car Watch
外部リンク
- 鈴鹿サーキットレーシングスクール