ビッグレッドファーム
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ビッグレッドファームとは、北海道新冠郡新冠町明和にある競走馬(サラブレッド)の生産牧場である。代表者は岡田美佐子(岡田繁幸の妻)、場長(明和)は島崎圭三。馬主としては有限会社ビッグレッドファーム名義で登録されている。勝負服の柄は赤、緑格子、赤袖で、冠名は「コスモ」である(カームやヴリルなど一部冠名がない馬も存在する)。
目次
1 歴史
2 本場以外の施設
3 関連施設
4 主な生産馬
4.1 静内町産
4.2 新冠町産
5 主な所有馬
6 主な繋養馬
6.1 種牡馬
6.1.1 過去に繋養されていた種牡馬
6.2 繁殖牝馬
6.2.1 過去に繋養されていた繁殖牝馬
6.3 功労馬
7 脚注
8 関連項目
9 外部リンク
歴史
- 1974年 - 静内郡静内町浦和(現日高郡新ひだか町)に牧場を開設する。
- 1989年 - ビッグレッドファーム真歌トレーニングパークを創業。
- 1998年 - 有限会社明和牧場の大部分を買収し、ビッグレッドファーム明和を開業。
- 2002年 - ビッグレッドファーム明和ヒルズを創業。
- 2003年 - 浦和から明和に生産拠点が移り明和で生産を開始する。
- 2006年 - 4月19日付けで有限会社ビッグレッドファームとして日本中央競馬会 (JRA) に馬主登録された。これまで岡田美佐子名義だった当時の所有68頭の所有権もビッグレッドファームに移動した。
- 2007年 - 12月に本州初となる関連施設のビッグレッドファーム鉾田トレーニングセンターが開場する。
本場以外の施設
- ビッグレッドファーム真歌トレーニングパーク(日高郡新ひだか町)
- ビッグレッドファーム浦和(日高郡新ひだか町)
- ビッグレッドファーム鉾田トレーニングセンター(茨城県鉾田市)
関連施設
- コスモヴューファーム
主な生産馬
静内町産
- カツルーキーオー(1979年北海道3歳ステークス)
- モガミナイン(1988年スプリングステークス)
- マイネルリマーク(1993年共同通信杯4歳ステークス)
マイネルビンテージ(2000年京成杯)- マイネルブライアン(2000年グランシャリオカップ、シリウスステークス、2003年群馬記念)
- マイネルブラウ(2003年小倉大賞典)
マイネヌーヴェル(2003年フラワーカップ)- マイネルアムンゼン(2003年エプソムカップ、2004年新潟大賞典、エプソムカップ)
- マイネルデュプレ(2004年共同通信杯)
新冠町産
イクスキューズ(2007年クイーンカップ)
マイネルチャールズ(2008年京成杯、弥生賞)
マイネカンナ(2008年福島牝馬ステークス)
マイネルアワグラス(2008年シリウスステークス)
マイネルキッツ(2009年天皇賞・春、2010年日経賞、2011年ステイヤーズステークス)
マイネルネオス(2011年中山グランドジャンプ)
コスモオオゾラ(2012年弥生賞)
ドリームバレンチノ(2012年函館スプリントステークス、2013年シルクロードステークス、兵庫ゴールドトロフィー、2014年JBCスプリント)- ウインマーレライ(2014年ラジオNIKKEI賞)
ディアドムス(2014年全日本2歳優駿、北海道2歳優駿)- ウインフルブルーム(2015年京都金杯)
主な所有馬
岡田美佐子名義の馬はのぞく。*印は名義変更以前からの所有馬で成績は名義変更後の成績を表示。
コスモフォーチュン*(北九州記念)
コスモバルク*(シンガポール航空国際カップ)
コスモプラチナ(マーメイドステークス)
コスモネモシン(フェアリーステークス、新潟記念)
コスモセンサー(アーリントンカップ)
コスモヘレノス(ステイヤーズステークス)
コスモメドウ(ダイヤモンドステークス)
コスモファントム(中山金杯、中日新聞杯)
コスモオオゾラ(弥生賞)- コスモワイルド(オパールカップ)
主な繋養馬
種牡馬
2017年度[1]。
アイルハヴアナザー(2013年 - )
アグネスデジタル(2004年 - )
アドマイヤマックス(2006年 - 2007年、2010年 - )- ジョーカプチーノ
- タイムパラドックス
ゴールドシップ(2016年 - )
ロージズインメイ(2006年 - )
ダノンシャンティ(2017年 - )
グラスワンダー(2017年 - )
過去に繋養されていた種牡馬
イーグルカフェ(ブリーダーズスタリオンステーションより、2008年 - 2011年、韓国へ輸出)
マイネルセレクト(2006年 - 2011年、韓国へ輸出)
グランパズドリーム( - 1996年)
ゼンノエルシド(2007年 - 2009年)青森県の山内牧場へ- ダイナレター
- マイネルラヴ
- ムービースター
シルヴァーエンディング( - 2004年、廃用)- バトルライン
マイネルマックス( - 2007年、乗馬になるも2008年に死亡)- ムタファーウエク
メジロブライト(2004年、死亡)
メジロベイリー(2009年 - 2012年) 青森県の東北牧場へ
ステイゴールド(2002年 - 2005年、2008年 - 2009年、2012年 - 2013年)
スパイキュール(2006年 - 2013年、韓国へ輸出)
コンデュイット(2010年 - 2015年、アイルランドへ輸出)[2]
ハイアーゲーム(2013年 - )- スウィフトカレント
- ロサード
繁殖牝馬
- イクスキューズ(2009年 - )
- ケイティラブ
- コスモヴァレンチ
- コスモネモシン
- コスモフォーチュン(2008年 - )
- サクセスストレイン
- マイネイサベル
- マイネカンナ
- マイネサマンサ
- マイネソーサリス
- マイネヌーヴェル
過去に繋養されていた繁殖牝馬
ヌエボトウショウ(2005年転売不明)
スプライトパッサー(2006年転売不明)
ノーザンドライバー(2008年転売不明)
いずれも重賞レースを制しているにもかかわらず功労馬繋養展示事業の対象馬になっておらず、その後の消息は分かっていない。
功労馬
イブンベイ(2012年死亡)- コスモバルク
脚注
^ “スタリオン” (日本語). ビッグレッドファーム. 2013年1月24日閲覧。
^ コンデュイット、母国アイルランドの牧場に譲渡 障害用種牡馬にスポーツニッポン、2015年8月14日閲覧
関連項目
- サラブレッドクラブ・ラフィアン
- ウイン
外部リンク
- ビッグレッドファーム
- 2008年ビッグレッドファーム種牡馬展示会の様子
- 2007年ビッグレッドファーム種牡馬展示会の様子
座標: 北緯42度26分6.4秒 東経142度24分49.9秒