板坂耀子
板坂 耀子(いたさか ようこ、1946年 - )は、日本の国文学者、作家。専門は日本近世文学。福岡教育大学名誉教授。
目次
1 略歴
2 著書
2.1 編纂など
3 論文
4 脚注
5 外部リンク
略歴
大分県生まれ。九州大学文学部国文科卒、1975年同大学院文学研究科博士課程中退、1994年「江戸の旅と文学」で文学博士。熊本短期大学講師、愛知県立女子短期大学助教授を経て、福岡教育大学教授。2010年退職、名誉教授[1]。
近世紀行文が専門。1971年「復讐」で集英社の第4回小説ジュニア新人賞佳作となり、小説も書いた。板坂元の姪にあたる。
著書
- 『かげりゆく光の中で』集英社文庫コバルト 1979
- 『従順すぎる妹』丸善名古屋出版サービスセンター(私家版)(鳩時計文庫)1982
- 『江戸を歩く 近世紀行文の世界』葦書房 1993
- 『江戸の旅と文学』ぺりかん社 1993
- 『江戸の女、いまの女』葦書房 1994
- 『江戸の旅を読む』ぺりかん社 2002
- 『動物登場』弦書房 2004
- 『平家物語 あらすじで楽しむ源平の戦い』中公新書 2005
- 『私のために戦うな』弦書房 2006
- 『集団内の役割分担 文学作品のパターンに見る』花書院(金時計文庫)2007
- 『江戸の紀行文 泰平の世の旅人たち』中公新書 2011
編纂など
- 『江戸温泉紀行』平凡社東洋文庫 1987
- 『近世紀行集成』国書刊行会(叢書江戸文庫)1991
- 『新日本古典文学大系 98 東路記・己巳紀行』貝原益軒(校注)岩波書店 1991
- 『近世紀行文集成』第1-2巻 葦書房 2002
論文
- 板坂耀子
脚注
^ 板坂耀子先生・工藤重矩先生退職記念号「福岡教育大学国語科研究論集」2010-02
外部リンク
- http://ww1.fukuoka-edu.ac.jp/~itasaka/top.html