第61回アカデミー賞






































第61回アカデミー賞
開催日
1989年3月29日
会場

ロサンゼルス・ シュライン・オーディトリアム
司会
なし

ハイライト
作品賞
『レインマン』
最多部門受賞
『レインマン』
『ロジャー・ラビット』(4)
最多部門
ノミネート
『レインマン』(8)

TV放映
放送局

ABC






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第61回アカデミー賞は1989年3月29日に発表・授賞式が行われた。




目次






  • 1 式典


  • 2 候補と受賞の一覧


    • 2.1 アカデミー名誉賞


    • 2.2 ゴードン・E・ソーヤー賞


    • 2.3 アカデミー特別業績賞


    • 2.4 統計




  • 3 プレゼンター・パフォーマー[7]


    • 3.1 プレゼンター


    • 3.2 パフォーマー




  • 4 関連項目


  • 5 脚注


  • 6 外部リンク





式典


伝統的な授賞式を打ち破ろうというプロデューサー達の意図があり、第61回の授賞式では司会が存在しなかった。オープニングでは白雪姫とロブ・ロウが” Proud Mary”を歌ったが、これが大変な不評で、しかもディズニーに無許可で白雪姫のキャラクターを使ったため、アカデミー協会はディズニーより訴えられそうになった。後にアカデミー協会がディズニーに謝罪したため、訴訟は起こされなかった。[1]


8部門にノミネートされていた『レインマン』が作品賞・監督賞・主演男優賞などの主要部門を受賞した。[2]



候補と受賞の一覧


太字は受賞である。[3]
また、以下での人名表記は



  1. 作品の日本語公式情報およびAMPAS公式サイトの日本版とWOWOWによる授賞式放送での表記に準ずる。

  2. 見当たらない場合はデータベースサイトなどを参考。

  3. それでもない場合は英語表記のままとする。






























































































作品賞

監督賞

  • レインマン』 – マーク・ジョンソン

    • 『偶然の旅行者』 – ローレンス・カスダン、チャールズ・オークン、マイケル・グリロ

    • 『危険な関係』 – ノーマ・ヘイマン、ハンク・ムーンジーン

    • 『ミシシッピー・バーニング』 – フレデリック・ゾロ、ロバート・F・コールズベリー

    • 『ワーキング・ガール』 – ダグラス・ウィック





  • バリー・レヴィンソン – 『レインマン


    • チャールズ・クライトン – 『ワンダとダイヤと優しい奴ら』


    • マイク・ニコルズ – 『ワーキング・ガール』


    • アラン・パーカー – 『ミシシッピー・バーニング』


    • マーティン・スコセッシ – 『最後の誘惑』




主演男優賞

主演女優賞


  • ダスティン・ホフマン – 『レインマン


    • ジーン・ハックマン – 『ミシシッピー・バーニング』


    • トム・ハンクス – 『ビッグ』


    • エドワード・ジェームズ・オルモス – 『落ちこぼれの天使たち』


    • マックス・フォン・シドー – 『ペレ』





  • ジョディ・フォスター – 『告発の行方


    • グレン・クローズ – 『危険な関係』


    • メラニー・グリフィス – 『ワーキング・ガール』


    • メリル・ストリープ – A Cry in the Dark


    • シガニー・ウィーバー – 『愛は霧のかなたに』




助演男優賞

助演女優賞


  • ケヴィン・クライン – 『ワンダとダイヤと優しい奴ら


    • アレック・ギネス – Little Dorrit


    • マーティン・ランドー – 『タッカー』


    • リヴァー・フェニックス – 『旅立ちの時』


    • ディーン・ストックウェル – 『愛されちゃって、マフィア』





  • ジーナ・デイヴィス – 『偶然の旅行者


    • ジョーン・キューザック – 『ワーキング・ガール』


    • フランシス・マクドーマンド – 『ミシシッピー・バーニング』


    • ミシェル・ファイファー – 『危険な関係』


    • シガニー・ウィーバー – 『ワーキング・ガール』




脚本賞

脚色賞

  • レインマン』 – ロナルド・バス

    • 『ビッグ』 – ゲイリー・ロス、アン・スピルバーグ

    • 『さよならゲーム』 – ロン・シェルトン

    • 『ワンダとダイヤと優しい奴ら』 – ジョン・クリーズ、チャールズ・クライトン

    • 『旅立ちの時』 – ナオミ・フォナー




  • 危険な関係』 – クリストファー・ハンプトン

    • 『偶然の旅行者』 – フランク・ガラチ、ローレンス・カスダン

    • 『愛は霧のかなたに』 – アンナ・ハミルトン=フェラン、タブ・マーフィー


    • Little Dorrit – クリスティーン・エドザード

    • 『存在の耐えられない軽さ』 – ジャン=クロード・カリエール、フィリップ・カウフマン




外国語映画賞

編集賞

  • ペレ(デンマーク)ビレ・アウグスト

    • 『ハヌッセン』 (ハンガリー) – サボー・イシュトヴァーン

    • 『仮面の中のマリア』 (ベルギー) – ジェラール・コルビオ

    • 『サラーム・ボンベイ!』 (インド) – ミーラー・ナーイル

    • 『神経衰弱ぎりぎりの女たち』 (スペイン) – ペドロ・アルモドバル




  • ロジャー・ラビット』 – アーサー・シュミット

    • 『ダイ・ハード』 – フランク・J・ユリオステ、ジョン・リンク

    • 『ミシシッピー・バーニング』 – ジェリー・ハンブリング

    • 『レインマン』 – ステュー・リンダー

    • 『愛は霧のかなたに』 – スチュアート・ベアード




長編ドキュメンタリー映画賞

短編ドキュメンタリー映画賞

  • ホテル・テルミニュス 戦犯クラウス・バルビーの生涯』 – マルセル・オフュルス


    • The Cry of Reason: Beyers Naude – An Afrikaner Speaks Out – ロバート・ビルハイマー、ロナルド・ミックス

    • 『レッツ・ゲット・ロスト』 – ブルース・ウェーバー、ナン・ブッシュ


    • Promises to Keep – Ginny Durrin

    • 『誰がビンセント・チンを殺したか?』 – レニー・タジマ、クリスティン・チョイ





  • You Don't Have to Dieビル・グッテンタグマルコム・クラーク


    • The Children's Storefront – カレン・グッドマン


    • Family Gathering – Lise Yasui、Ann Tegnell


    • Gang Cops' – トーマス・B・フレミング、ダニエル・マークス


    • Portrait of Imogen – ナンシイ・ヘイル、メグ・バートリッジ




短編実写映画賞

短編アニメ映画賞


  • The Appointments of Dennis Jenningsディーン・パリソットスティーヴン・ライト


    • Cadillac Dreams – マティア・カレル、Abbee Goldstein


    • Gullah Tales – George deGolian、ゲイリー・モス




  • ティン・トイ』 – ジョン・ラセターウィリアム・リーヴス


    • The Cat Came Back – コーデル・バーカー


    • Technological Threat – ビル・クロイアー、ブライアン・ジェニングス




作曲賞

歌曲賞

  • ミラグロ/奇跡の地』 – デイヴ・グルーシン

    • 『偶然の旅行者』 – ジョン・ウィリアムズ

    • 『危険な関係』 – ジョージ・フェントン

    • 『愛は霧のかなたに』 – モーリス・ジャール

    • 『レインマン』 – ハンス・ジマー




  • ステップ・バイ・ステップ」(『ワーキング・ガール』) – カーリー・サイモン (作詞・作曲)

    • "Calling You"(『バグダッド・カフェ』) – ボブ・テルソン (作詞・作曲)

    • "Two Hearts"(『フィル・コリンズ in バスター』) – ラモント・ドジャー (作曲)、フィル・コリンズ (作詞)




録音賞

音響編集賞

  • バード』 – レス・フレッショルツディック・アレクサンダーヴァーン・ポアウィリー・D・バートン

    • 『ダイ・ハード』 – ドン・バスマン、ケヴィン・F・クレアリー、リチャード・オーヴァートン、アル・オーヴァートン

    • 『愛は霧のかなたに』 – アンディ・ネルソン、ブライアン・ソウンダース、ピーター・ハンドフォード

    • 『ロジャー・ラビット』 – ロバート・ニュードソン、ジョン・ボーイズ、ドン・ディジロラモ、トニー・ドー

    • 『ミシシッピー・バーニング』 – ロバート・リット、エリオット・タイソン、リック・クライン、ダニー・マイケル




  • ロジャー・ラビット』 – チャールズ・L・キャンベルルイス・L・エデルマン

    • 『ダイ・ハード』 – スティーヴン・ハンター・フリック、リチャード・ショア

    • 『ウィロー』 – ベン・バート、Richard Hymns




美術賞

撮影賞

  • 危険な関係』 – スチュアート・クレイグ (美術)、ジェラード・ジェイムズ (装置)

    • 『フォエバー・フレンズ』 – アルバート・ブレナー (美術)、ギャレット・ルイス (装置)

    • 『レインマン』 – アイダ・ランドム (美術)、リンダ・デシーナ (装置)

    • 『タッカー』 – ディーン・タヴォウラリス (美術)、アーミン・ガンツ (装置)

    • 『ロジャー・ラビット』 – エリオット・スコット (美術)、ピーター・ヒューイット (装置)




  • ミシシッピー・バーニング』 – ピーター・ビジウ

    • 『レインマン』 – ジョン・シール

    • 『テキーラ・サンライズ』 – コンラッド・L・ホール

    • 『存在の耐えられない軽さ』 – スヴェン・ニクヴィスト

    • 『ロジャー・ラビット』 – ディーン・カンディ




メイクアップ賞

衣裳デザイン賞

  • ビートルジュース』 – ヴェ・ニールスティーヴ・ラ・ポートロバート・ショート

    • 『星の王子 ニューヨークへ行く』 – リック・ベイカー

    • 『3人のゴースト』 – トム・バーマン、Bari Dreiband-Burman




  • 危険な関係』 – ジェームズ・アシュソン

    • 『星の王子 ニューヨークへ行く』 – デボラ・ナドゥールマン

    • 『ハンドフル・オブ・ダスト』 – ジェーン・ロビンソン

    • 『キャデラック・カウボーイ』 – パトリシア・ノリス

    • 『タッカー』 – ミレーナ・カノネロ




視覚効果賞

  • ロジャー・ラビット』 – ケン・ローストンリチャード・ウィリアムズエド・ジョーンズジョージ・ギブス

    • 『ダイ・ハード』 – リチャード・エドランド、アル・ディサロ、 ブレント・ボーツ、Thaine Morris

    • 『ウィロー』 – デニス・ミューレン、マイケル・J・マカリスター、 フィル・ティペット、クリストファー・エヴァンス[要曖昧さ回避]





アカデミー名誉賞




  • カナダ国立映画製作庁[4]


  • コダック[5]



ゴードン・E・ソーヤー賞


  • ゴードン・ヘンリー・クック


アカデミー特別業績賞



  • ロジャー・ラビット (リチャード・ウィリアムズ)[6]


統計










プレゼンター・パフォーマー[7]



プレゼンター















































































































プレゼンター
チャーリー・オドネル アナウンサー

カーン, リチャードリチャード カーン (AMPAS会長)
開会挨拶

グリフィス, メラニーメラニー・グリフィス
ドン・ジョンソン

助演女優賞

ノヴァク, キムキム・ノヴァク
ジェームズ・ステュアート

録音賞
音響編集賞

ダウニー・Jr, ロバートロバート・ダウニー・Jr
シビル・シェパード

メイクアップ賞

スウェイジ, パトリックパトリック・スウェイジ

作曲賞

サザーランド, ドナルドドナルド・サザーランド
キーファー・サザーランド

名誉賞 (カナダ国立映画製作庁)

デフォー, ウィレムウィレム・デフォー
ジーン・ハックマン

美術賞

デレク, ボーボー・デレク
ダドリー・ムーア

衣裳デザイン賞

デイヴィスJr., サミーサミー・デイヴィスJr.
グレゴリー・ハインズ

歌曲賞

バーゲン, キャンディスキャンディス・バーゲン
ジャクリーン・ビセット
ジャック・ヴァレンテ

外国語映画賞

ケイン, マイケルマイケル・ケイン
ショーン・コネリー
ロジャー・ムーア

助演男優賞

ブリッジス, ボーボー・ブリッジス
ジェフ・ブリッジス
ロイド・ブリッジス

視覚効果賞

ジーナ・デイヴィス
ジェフ・ゴールドブラム

短編ドキュメンタリー映画賞

ジェームズ・オルモス, エドワードエドワード・ジェームズ・オルモス
マックス・フォン・シドー

長編ドキュメンタリー映画賞

フライシャー, チャールズチャールズ・フライシャー
ロビン・ウィリアムズ

特別業績賞

ムーア, デミデミ・ムーア
ブルース・ウィリス

撮影賞

フィッシャー, キャリーキャリー・フィッシャー
マーティン・ショート

短編アニメ映画賞
短編実写映画賞

ダグラス, マイケルマイケル・ダグラス

主演男優賞

フォーセット, ファラファラ・フォーセット
ライアン・オニール

編集賞

ディキンソン, アンジーアンジー・ディキンソン

アカデミー科学技術賞
ゴードン・E・ソーヤー賞

ドレイファス, リチャードリチャード・ドレイファス
エイミー・アーヴィング

脚色賞

ファイファー, ミシェルミシェル・ファイファー
デニス・クエイド

脚本賞

ホーン, ゴールディゴールディ・ホーン
カート・ラッセル

監督賞

クルーズ, トムトム・クルーズ
ダスティン・ホフマン

主演女優賞
シェール
作品賞


パフォーマー























名前 内容

ハムリッシュ, マーヴィンマーヴィン・ハムリッシュ
編曲 オーケストラ

アーチャード, アーミーアーミー・アーチャード
アイリーン・ボウマン
コーラル・ブラウン
シド・チャリシー
デール・エバンス
アリス・フェイ
マーヴ・グリフィン
ドロシー・ラムーア
ロブ・ロウ
トニー・マーティン
ヴィンセント・プライス
バディ・ロジャース
ロイ・ロジャース
リリー・トムリン
パフォーマー

"I Only Have Eyes for You"
"You Are My Lucky Star"
"I've Got a Lovely Bunch of Coconuts"
"Proud Mary"
"Hooray for Hollywood"



キース・クーガン
パトリック・デンプシー
コリー・フェルドマン
ジョエリー・フィッシャー
トリシア・リー・フィッシャー
セビアン・グローバー
キャリー・ハミルトン
メロラ・ハーディン
リッキー・レイク
マット・ラッタンジー
チャド・ロウ
トレイシー・ネルソン
パトリック・オニール
コーリー・パーカー
タイロン・パワー・Jr
ホーリー・ロビンソン・ピート
クリスチャン・スレーター
ブレア・アンダーウッド
パフォーマー "I Wanna Be an Oscar Winner"


関連項目



  • 第9回ゴールデンラズベリー賞

  • 第31回グラミー賞

  • 第41回プライムタイム・エミー賞

  • 第42回英国アカデミー賞

  • 第43回トニー賞

  • 第46回ゴールデングローブ賞

  • アカデミー外国語映画受賞・ノミネート作品



脚注




  1. ^ ニューヨーク・タイムズより


  2. ^ Rickey, Carrie (1989年3月30日). “The Oscars Dustin Hoffman And His Film, 'Rain Man,' Win The Top Awards Ads by Google”. The Philadelphia Inquirer (Philadelphia Media Network). http://articles.philly.com/1989-03-30/news/26129442_1_three-statuettes-top-awards-oscar 2015年4月5日閲覧。 


  3. ^ “第61回アカデミー賞 (1989) ノミネート・受賞”. oscars.org. 2015年4月5日閲覧。


  4. ^ Solomon, Charles (2000年3月24日). “Drawing Attention to Canada, Winning Oscars in the Process”. Los Angeles Times (Tribune Publishing). http://articles.latimes.com/2000/mar/24/entertainment/ca-12048 2015年4月5日閲覧。 


  5. ^ “About the Governors Awards”. Academy of Motion Picture Arts and Sciences. AMPAS. 2015年4月5日閲覧。


  6. ^ “Who Framed Roger Rabbit”. Academy of Motion Picture Arts and Sciences (AMPAS). http://www.oscars.org/events/who-framed-roger-rabbit 2015年4月5日閲覧。 


  7. ^ Mull, Marrison (1989年3月26日). “Calendar Goes to The Oscars : The Oscar Telecast : Live from the Shrine Auditorium, Wednesday, 6 P.M., ABC-TV (7, 3, 10, 42)”. Los Angeles Times (Tribune Publishing). http://articles.latimes.com/1989-03-26/entertainment/ca-1141_1_oscar-telecast 2015年4月5日閲覧。 



外部リンク






公式サイト


  • アカデミー賞公式サイト

  • 映画芸術科学アカデミー公式サイト


  • Oscar's Channel YouTube (映画芸術科学アカデミー)


分析



  • 1988 Academy Awards Winners and History Filmsite


  • Academy Awards, USA: 1989 インターネット・ムービー・データベース


その他


  • The 61st Annual Academy Awards - インターネット・ムービー・データベース(英語)




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