国富町








































































くにとみちょう
国富町

本庄剣柄稲荷神社
本庄剣柄稲荷神社


日本の旗 日本
地方
九州地方
都道府県
宮崎県

東諸県郡
団体コード
45382-0
法人番号
1000020453820
面積
130.63km2

総人口
18,859
(推計人口、2018年10月1日)
人口密度
144人/km2
隣接自治体
宮崎市、西都市、
東諸県郡綾町、児湯郡西米良村
町の木
カシ
町の花
コスモス
国富町役場
町長
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中別府尚文
所在地
880-1192
宮崎県国富町大字本庄4800番地
北緯31度59分26.3秒東経131度19分24.6秒座標: 北緯31度59分26.3秒 東経131度19分24.6秒
国富町役場

外部リンク
国富町



国富町位置図




― 市 / ― 町 / ― 村






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国富町(くにとみちょう)は、宮崎県の中部に位置する町である。町役場の位置する本庄地区は江戸時代は天領で、本庄川を利用した水運による物資の集散地としてにぎわった。現在は農業と先端産業の町である。




目次






  • 1 地理


    • 1.1 隣接している自治体


    • 1.2 地名




  • 2 歴史


    • 2.1 近現代




  • 3 行政


    • 3.1 歴代町長




  • 4 産業


  • 5 地域


    • 5.1 人口


    • 5.2 教育


      • 5.2.1 小学校


      • 5.2.2 中学校


      • 5.2.3 高等学校






  • 6 交通


    • 6.1 空港


    • 6.2 鉄道


    • 6.3 道路


      • 6.3.1 高速道路


      • 6.3.2 県道




    • 6.4 バス路線


      • 6.4.1 一般路線バス・コミュニティバス


      • 6.4.2 高速バス






  • 7 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事


    • 7.1 名所・旧跡・観光スポット


    • 7.2 祭事・催事




  • 8 著名な出身者


  • 9 脚注


  • 10 関連項目


  • 11 参考文献


  • 12 外部リンク





地理




本庄川(綾南川)・綾北川合流点(森永)


宮崎県の中央部、宮崎市の北西隣に位置する内陸地域で、北西から南東にかけて細長く延びた形の町域となっており、南側が中心部にあたる。中心部から東端部にかけては宮崎平野の一角を占めており、特に台地部が多い。一方、北西部は九州山地の一角を占めており、北西端は掃部岳(かもんだけ、1223m)の山頂[1]にあたり、周辺には標高1000mを越すところがある。町域南部を九州一の清流である本庄川(大淀川支流)が東西に流れている。


年平均気温は18度、平均降水量は2,569mm、日照時間は2,110時間。


  • 湖沼: 籾木池


隣接している自治体



  • 宮崎市

  • 西都市


  • 東諸県郡:綾町


  • 児湯郡:西米良村



地名


旧本庄町


  • 嵐田

  • 須志田

  • 竹田

  • 田尻

  • 本庄

  • 宮王丸

  • 向高

  • 森永


旧木脇村


  • 岩知野

  • 木脇

  • 三名

  • 塚原


旧八代村


  • 伊左生

  • 深年

  • 八代北俣

  • 八代南俣



歴史




  • 古墳時代 - 本庄古墳群(本庄・須志田)に代表される古墳群が点在していた。


  • 安土桃山時代 - 豊臣秀吉の九州征伐(1587年)では弟・秀長が本庄の義門寺に陣を置いたとされる。

  • 江戸時代 - 国富町域は延岡藩飛地→天領(本庄地区)、高鍋藩飛地(木脇地区)、薩摩藩高岡外城(八代地区)に大別された[2]。本庄が天領化されたのは1646年以降、遅くとも1688年[3]のことである(須志田のみは山陰・坪谷村一揆後)。


天領本庄の代表的な商家は和泉屋(日高家)である。和泉屋が農閑期に漉かせた和紙は19世紀から20世紀前半にかけての主産業となった。



近現代




  • 1889年5月1日 - 町村制施行により、現在の町域にあたる東諸県郡本庄村・八代村・木脇村が発足。旧来の村(本庄・深年・宮王丸など)は大字となる。


  • 1919年3月1日 - 本庄村が町制施行。本庄町となる。


  • 1956年9月30日 - 本庄町・八代村が対等合併し、国富町が発足。


  • 1957年3月31日 - 東諸県郡木脇村を編入。当時の総人口は県内の町では最大。

  • 1975年6月10日 - 町の木と町の花を制定。

  • 1981年5月8日 - 総人口が再び2万人を突破。

  • 2001年1月29日 - 公式ウェブサイトを開設。

  • 2001年3月31日 - 『国富町郷土史』を発刊。丁寧体で記述されている。



行政



  • 町長:河野利美(2004年12月3日から 2期目)

  • 町議会:議員定数13人



歴代町長



  • 初代 - 篠原哲二(1956年10月28日-1960年10月27日)

  • 第2代・第3代 - 川越虎雄(1960年10月28日-1966年9月15日)

  • 第4代 - 村中田愛芳(1966年10月6日-1968年11月11日)

  • 第5代-第10代 - 高山義輝(1968年12月3日-1992年12月2日)

  • 第11代-第13代 - 上杉哲夫(1992年12月3日-2004年12月2日)



産業




日立プラズマディスプレイ



主な産業

農業が中心で、葉タバコ・切干大根は全国1位。また、清流の本庄川を利用した先端産業も立地していて、プラズマディスプレイ工場であった日立プラズマディスプレイ(旧富士通日立プラズマディスプレイ)は昭和シェルソーラーが進出し、2011年に世界最大級のCIS系太陽電池工場に転換された。



地域



人口


2005年国勢調査に基づく



  • 総人口:21,692人


  • 第一次産業就業者:2,549人(22.5%)


  • 第二次産業就業者:2,776人(24.5%)


  • 第三次産業就業者:5,997人(53.0%)















Demography45382.svg
国富町と全国の年齢別人口分布(2005年)
国富町の年齢・男女別人口分布(2005年)


紫色 ― 国富町
緑色 ― 日本全国



青色 ― 男性
赤色 ― 女性

国富町(に相当する地域)の人口の推移




総務省統計局 国勢調査より


教育


4の小学校、3の中学校、1の高等学校が所在する。



小学校


2007年5月現在の児童数は1,204人。


町立



  • 本庄小学校

  • 森永小学校

  • 八代小学校

  • 北俣小学校(2009年3月閉校)

  • 深年小学校(2009年3月閉校)

  • 木脇小学校




中学校


2007年5月現在の生徒数は692人。


町立



  • 本庄中学校

  • 八代中学校

  • 木脇中学校



高等学校


  • 宮崎県立本庄高等学校


交通



空港


  • 最寄り空港は宮崎空港。自家用車で約40分。


鉄道


  • 鉄道路線なし。最寄り鉄道駅は宮崎駅。


道路




本庄を横断する町道(県道26号旧道)



高速道路



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    E10 東九州自動車道

    • 国富バスストップ


    • 国富スマートインターチェンジ:2019年度供用予定[4][5]
      • ※現時点での最寄りインターチェンジは宮崎西インターチェンジ。国富町からは県道24号・国道10号を経由する。





県道


主要地方道




  • 宮崎県道14号佐土原国富線 - 木脇を通る。


  • 宮崎県道17号南俣宮崎線 - 本庄川の南岸を横断する。


  • 宮崎県道24号高鍋高岡線 - 本庄を縦断する道路。旧高岡筋(薩摩街道)


  • 宮崎県道26号宮崎須木線 - 木脇・本庄を通る幹線道路。本庄川の北岸を横断する。


  • 宮崎県道40号都農綾線 - 八代を通る。


一般県道



  • 宮崎県道351号木脇高岡線 - 本庄川区間が未開通。

  • 宮崎県道355号旭村木脇線 - 八代と木脇を結ぶ

  • 宮崎県道356号法ヶ岳本庄線 - 本庄から法華嶽薬師寺に至る。

  • 宮崎県道361号綾法ヶ岳線 - 法華嶽薬師寺から綾町方面に向かう。

  • 宮崎県道363号綾宮崎自転車道線 - 本庄川に沿うサイクリングロード。



バス路線



一般路線バス・コミュニティバス




  • 宮崎交通

    • 宮崎市 - 国富町 - 綾町

    • 西都市 - 国富町

    • 国富町内




  • 国富町コミュニティバス ※無料にて運行



高速バス


すべて東九州自動車道上の国富バスストップに停車する。




  • ひむか号(宮崎交通):国富バスストップ - 延岡市


  • パシフィックライナー(宮崎交通・JR九州バス・大分バス・大分交通・亀の井バス):国富バスストップ - 大分市 - 別府市 ※JR九州バス・大分バス・大分交通・亀の井バスと共同運行の高速バス「パシフィックライナー」


  • ひなたライナー(近鉄バス):国富バスストップ - 神戸市・大阪市・京都市



名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事




江戸時代の法華嶽薬師寺 (三国名勝図会)




大坪の一本桜



名所・旧跡・観光スポット




  • 法華嶽薬師寺 - 日本三大薬師、薩摩藩の三薬師(他は米山薬師・門倉薬師)のひとつとされる。

  • 法華嶽公園


  • 本庄古墳群(国の史跡) - 本庄の市街地に点在する。

  • 万福寺 - 木造阿弥陀如来と両脇侍像が国の重要文化財に指定されている。

  • 義門寺

  • 八代城址 - 伊東四十八城のひとつ。

  • 大坪の一本桜

  • 本庄剣柄稲荷神社



祭事・催事




ヨイマカ



  • 本庄稲荷神社夏祭り(8月) - 布団太鼓を起源とする「ヨイマカ」が御神輿のお供を務める。六日町伝統歌舞伎人形も夏祭りに合わせて展示。

  • 全九州グラススキー大会(10月)

  • 国富町総合町民祭(10月)

  • 真冬のたなばた(12月)



著名な出身者




  • 足利ぼん(イタガキ)


  • 川越慎也(元地方競馬騎手)


  • 川越達也(シェフ)


  • 杉尾宗紀(NHKアナウンサー)


  • 鈴里真帆(シンガーソングライター)


  • 松尾昭彦(ミュージシャン)


  • ヒダカマコト(イラストレーター)



脚注


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  1. ^ 三角点は西米良村・西都市境にある。


  2. ^ 例外として、町村制以降の本庄町域では「嵐田・宮王丸」は高鍋藩領、「田尻・向高」は薩摩藩領であり、八代村域では「伊左生」が高鍋藩領であった。


  3. ^ 『宮崎県史 通史編 近世 下』(2000年)では「諸説あり」として断定を避けている。


  4. ^ 高速自動車国道へのインターチェンジの追加設置について 〜由布岳PA、門川南、国富、山之口SA、桜島SAにスマートインターチェンジの追加設置が決定〜 Archived 2016年3月6日, at the Wayback Machine. - 2013年6月11日閲覧


  5. ^ 国富スマートインターチェンジ(仮称)の概要 - 宮崎県ホームページ




関連項目


  • 宮崎都市圏


参考文献



  • 国富町総務課『国富町勢要覧』 国富町、2006年。

  • 国富町総務課『平成20年度 国富ものしり帳(町の概要・県内ランキング)』 国富町、2008年。



外部リンク







  • 国富町

  • 国富町商工会


  • オープンストリートマップには、国富町に関連する地理データがあります。










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