美郷町 (宮崎県)
みさとちょう 美郷町 | |
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神門神社 | |
国 | 日本 |
地方 | 九州地方 |
都道府県 | 宮崎県 |
郡 | 東臼杵郡 |
団体コード | 45431-1 |
法人番号 | 5000020454311 |
面積 | 448.84km2 |
総人口 | 4,994人 (推計人口、2018年10月1日) |
人口密度 | 11.1人/km2 |
隣接自治体 | 延岡市、日向市、西都市、 東臼杵郡門川町、諸塚村、椎葉村、 児湯郡木城町、西臼杵郡日之影町 |
町の木 | モッコク |
町の花 | ウメ |
町の鳥 | メジロ |
美郷町役場 | |
町長 | 田中秀俊 |
所在地 | 〒883-1101 宮崎県東臼杵郡美郷町西郷田代1870番地[1] 北緯32度26分24.9秒東経131度25分23.4秒 |
外部リンク | 美郷町 |
■ ― 市 / ■ ― 町 / ■ ― 村 | |
特記事項 | 町の木・花・鳥の出典は 公式サイト による。 |
ウィキプロジェクト |
美郷町(みさとちょう)は、宮崎県の北部にある町であり東臼杵郡に属する。九州山地の中にある自然豊かな町である。
目次
1 地理
1.1 気候
1.2 地名
2 歴史
3 町政
4 国政・県政
4.1 国政
4.2 宮崎県議会
5 産業
6 姉妹都市・提携都市
7 地域
7.1 健康
7.2 人口
7.3 教育
8 交通
8.1 鉄道
8.2 道路
8.2.1 一般国道
8.2.2 県道
8.3 バス路線
9 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
9.1 名所・旧跡・観光スポット
9.2 祭事・催事
10 出身有名人
11 脚注
12 外部リンク
地理
急峻な九州山地に覆われ、そこを源とする大小さまざまな河川がある。約90%を山林が占めている。
- 山 - 丸笹山、速日峰、清水岳
- 河川 - 小丸川、耳川、五十鈴川
※地籍調査の進捗率は76%。(平成21年度末時点)[2]
気候
ケッペンの気候区分において、温帯夏雨気候(Cwa)となっている。
降水量の多い宮崎県内でも特に多雨な地域の一つで、年降水量は毎年2,500 - 3,500mm前後で推移しており、多い年は年降水量が4,000mmを越える事もある。
- 気温 - 最高38.0℃(2013年(平成25年)8月10日、最低-11.1℃(1981年(昭和56年)2月27日)
- 最大降水量 - 628ミリ(2005年(平成17年)9月6日)
- 最大瞬間風速 - 21.9メートル(2012年(平成24年)9月17日)
- 夏日最多日数 - 156日(2004年(平成16年))
- 真夏日最多日数 - 78日(2013年(平成25年))
- 猛暑日最多日数 - 27日(2013年(平成25年))
- 熱帯夜最多日数 - 1日(2005年(平成17年)、1991年(平成3年))
- 冬日最多日数 - 97日(1995年(平成7年))
神門(旧南郷村)の気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
平均最高気温 °C (°F) | 11.6 (52.9) | 13.0 (55.4) | 16.0 (60.8) | 21.1 (70) | 24.7 (76.5) | 26.7 (80.1) | 31.0 (87.8) | 31.1 (88) | 28.2 (82.8) | 23.7 (74.7) | 18.6 (65.5) | 13.9 (57) | 21.63 (70.96) |
日平均気温 °C (°F) | 3.7 (38.7) | 5.3 (41.5) | 8.8 (47.8) | 13.6 (56.5) | 17.8 (64) | 21.2 (70.2) | 25.0 (77) | 25.1 (77.2) | 22.1 (71.8) | 16.5 (61.7) | 10.8 (51.4) | 5.4 (41.7) | 14.61 (58.29) |
平均最低気温 °C (°F) | −2.4 (27.7) | −1.0 (30.2) | 2.6 (36.7) | 7.0 (44.6) | 11.9 (53.4) | 16.8 (62.2) | 20.6 (69.1) | 21.0 (69.8) | 17.9 (64.2) | 11.3 (52.3) | 5.2 (41.4) | −0.6 (30.9) | 9.19 (48.54) |
降水量 mm (inch) | 67.3 (2.65) | 94.1 (3.705) | 189.8 (7.472) | 209.0 (8.228) | 251.7 (9.909) | 441.0 (17.362) | 442.8 (17.433) | 580.5 (22.854) | 438.6 (17.268) | 161.1 (6.343) | 85.2 (3.354) | 56.1 (2.209) | 3,017.2 (118.787) |
平均月間日照時間 | 159.9 | 150.0 | 158.1 | 167.8 | 163.2 | 121.7 | 158.9 | 157.7 | 131.4 | 147.4 | 138.8 | 157.4 | 1,812.3 |
出典: 気象庁[3] |
地名
合併から2014年までは、大字の前に旧村名から「○○区」を冠していたが、現在、「区」が廃止され、村名のみを冠している。
東臼杵郡○○村大字××→東臼杵郡美郷町○○区××→東臼杵郡美郷町○○××
- 南郷
- 上渡川
- 鬼神野
- 中渡川
- 神門
- 水清谷
- 山三ヶ(1948年西郷村より編入)
- 西郷
- 小原
- 田代
- 立石
- 山三ヶ
- 北郷
- 宇納間
- 黒木
- 入下
歴史
1889年5月1日 - 町村制施行により東臼杵郡南郷村・西郷村・北郷村がそれぞれ発足。
2006年1月1日 - 南郷村・西郷村・北郷村が合併し美郷町誕生。町役場は旧西郷村役場(美郷町西郷田代1番地)を本所とし、旧南郷村役場・北郷村役場はそれぞれ支所となった。同時に旧村ごとに地域自治区「南郷区」「西郷区」「北郷区」を設置。
2014年3月 - 町役場本所の施設を旧西郷村役場から西郷ニューホープセンター(美郷町西郷田代1870番地)に移転[1]。- 2014年4月1日 - 地域自治区「南郷区」「西郷区」「北郷区」の設置期間が終了。これに伴い、従来の住所表記から「区」が削除される。
町政
2002年5月1日南郷村・西郷村・北郷村・諸塚村・椎葉村で東臼杵南部任意合併協議会を設置したが、協議終了後椎葉村が自立を決めたため2003年12月25日椎葉村を除く4村で東臼杵南部合併協議会を設置。諸塚村が住民説明会の結果により協議会を離脱後も3村で引き続き協議を行い、2005年2月22日合併協定調印、同じ25日に合併関連議案を3村が可決した。
現在(第3代)の町長は尾畑英幸。第2代町長は菊田彦市。初代町長・林田敦は西郷村時代から通算11期、42年間首長を務めた。
初代・町役場(旧西郷村役場、町民生活課・財務課・林業振興課が入居)
北郷支所(旧北郷村役場)
南郷支所(旧南郷村役場)
消防・救急
非常備であり火災時は消防団が活動する 救急に関しては役場救急が行われていたが南郷地区と北郷地区は支所に役場所有の救急車を置き救命業務を(株)日本救命システムに事務委託して救急救命士二人が同乗するシステムになっている
2018/4/1より中郷地区の役場所有の救急車にも日本救命システムの救命士が同乗して業務を行うようになった なお役場の執務時間外は南郷地区北郷地区の救急車が全域をカバーする
国政・県政
国政
衆議院小選挙区選挙では宮崎2区(延岡・日向・西都・児湯郡・西臼杵郡・東臼杵郡)に属する。近年選出の議員は以下のとおり。
- 2017年10月(第48回衆議院議員総選挙)
江藤拓(自民)
宮崎県議会
本町と諸塚村、椎葉村、門川町で選挙区をなす。定数は2人。近年選出の宮崎県議会議員は以下のとおり。
- 2007年4月
- 黒木正一 (無所属)
- 米良政美 (自民)
産業
農林業が中心。シイタケ、ブロイラー、米、茶、肉牛、キンカン、梨、栗など。狭い平地を利用した施設園芸も積極的に行われている。
姉妹都市・提携都市
豊見城市(沖縄県)
- 旧北郷村として1988年7月姉妹都市提携[4]
- 旧北郷村として1988年7月姉妹都市提携[4]
扶餘邑(大韓民国)
- 2009年11月14日姉妹都市提携(旧南郷村としては1991年9月に提携)
地域
美郷町の発足時から2014年3月まで旧3村には地域自治区「南郷区」「西郷区」「北郷区」が設置されていた。[5]。地域自治区の設置期間は当初合併後4年間(2009年まで)としていたが、検討の結果、4年間延長された[6]。
住所については2006年の美郷町発足から2014年3月までは「合併前の住所から大字表記を省略し、地域自治区名を冠する」扱いとし、地域自治区が廃止される2014年4月以降は、旧村名「北郷」「西郷」「南郷」を大字に冠している(見かけ上は2014年3月までの住所から「区」を削除する形となる)[7]。
- 例:西郷村大字田代1番地→美郷町西郷区田代1番地(2006年1月1日 - 2014年3月)
- 例:美郷町西郷区田代1番地→美郷町西郷田代1番地(2014年4月以降)
健康
- 平均年齢(2000年国勢調査) - 51.4歳
人口
美郷町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 美郷町の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 美郷町 ■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 |
美郷町(に相当する地域)の人口の推移 ► | |
総務省統計局 国勢調査より |
教育
旧北郷区、旧南郷区では幼小中一貫教育を実施しており、愛称はそれぞれ美郷北学園、美郷南学園[8]。
幼稚園
- 美郷町立北郷幼稚園
- 美郷町立南郷幼稚園
小学校
- 美郷町立北郷小学校
- 美郷町立南郷小学校
- 美郷町立田代小学校
中学校
- 美郷町立北郷中学校
- 美郷町立南郷中学校
- 美郷町立西郷中学校
交通
鉄道
町内に鉄道路線はない。最寄り駅は、JR九州日豊本線日向市駅。
道路
町内に高速道路はない。最寄りインターは東九州自動車道日向IC。
一般国道
国道327号 - 耳川に沿う路線。西郷区を東西に貫く。国道503号も重複する。
国道388号 - 北郷・西郷・南郷を南北に結ぶ。西郷-南郷間は未改良。
国道446号 - 南郷区と日向市東郷町を結ぶ。
県道
主要地方道
- 宮崎県道20号北方北郷線
- 宮崎県道39号西都南郷線
一般県道
- 宮崎県道210号宇納間日之影線
- 宮崎県道234号中渡川下三ヶ線
バス路線
宮崎交通 - 周辺市町村との間の路線を運行する。
- 日向市 - 門川町 - 美郷町宇納間(旧北郷村)
- 日向市 - 美郷町役場(旧西郷村) - 諸塚村 - 椎葉村
- 日向市 - 美郷町神門(旧南郷村)
- 北郷・西郷ふくしコミュニティバス
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
名所・旧跡・観光スポット
- 百済の里
- 百済の館(西の正倉院)
- 神門神社
- 石峠レイクランド
- 西郷温泉
- 南郷温泉山霧
- おせりの滝
- 六峰街道
- 宇納間地蔵尊
- 中小屋天文台
祭事・催事
- 宇納間地蔵尊大祭(旧暦1月24日)
全日本ラリー選手権『ひむかラリー』(毎年5月から6月頃)
御田祭(7月第1日曜日)
出身有名人
小野葉桜 - 歌人(西郷出身)
廣島日出国 - 元マラソン選手、元宮崎沖電気陸上競技部監督(北郷出身)
織田淳哉 - 元プロ野球読売巨人軍選手(西郷出身)
西の富士勝治 - 元大相撲力士(南郷出身)
脚注
- ^ ab庁舎移転のお知らせ - 美郷町公式ウェブサイト、2014年3月24日。
^ 地籍調査状況マップ・美郷町 - 地籍調査Webサイト 国土交通省 土地・水資源局
^ “神門 1981-2010年”. 気象庁. 2014年5月23日閲覧。
^ 姉妹都市 豊見城市公式ウェブサイト。
^ 「平成26年4月1日から住居表示が変わります」『広報みさと』2014年1月号、20頁。
^ 「地域自治区の設置についての意見募集」『広報みさと』 2009年11月号、2頁。
^ 字の区域及び名称の取扱いについて (PDF) 東臼杵南部合併協議会、2005年2月22日。
^ “広報みさと (PDF)”. 美郷町役場. p. 4 (2010年5月1日). 2016年5月20日閲覧。
外部リンク
美郷町
- 南郷商工会
- 西郷商工会
- 北郷商工会
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