NPB AWARDS
グランドプリンスホテル新高輪(2016年現在の表彰式会場) | |
イベントの種類 | スポーツイベント |
---|---|
正式名称 | NPB AWARDS 20XX supported by リポビタンD |
旧イベント名 | 日本プロ野球コンベンション |
開催時期 | 毎年11月 |
初回開催 | 2000年11月 |
会場 | 参照 |
主催 | 日本野球機構 |
協賛 | 大正製薬(2014年-) |
公式サイト |
NPB AWARDS(エヌ・ピー・ビー・アワーズ)とは、日本野球機構の年間表彰式である。正式名称は「NPB AWARDS 20XX」。
目次
1 概要
2 表彰される賞
3 会場
4 司会者など
4.1 司会・進行
4.2 インタビュアー
4.3 テレビ中継
5 備考
6 80周年ベストナイン
7 脚注
8 外部リンク
概要
毎年11月に、各球団の主力選手が多数集まり、その年度におけるプロ野球リーグ戦の各タイトルを表彰する。
2000年より「日本プロ野球コンベンション20XX」として毎年開催。2004年までは機構から招待された関係者のみに公開されたが、2005年は、ベストプレーヤーマッチを翌日に控えた札幌ドームにて関係者に加えて初めてファンも招待され、合わせてファン感謝イベントも行われた。
2006年は11月14日にWBC祝勝会も合わせて新高輪プリンスホテル「飛天」で開催された[1]。
2009年と2010年は赤坂サカスで開催。年間表彰式は赤坂BLITZで行われた。また、サカス広場にはレッドカーペットも敷かれ、集まった多くのファンの前で選手らがレッドカーペットウォークを披露するのも名物となった。
2013年からはドレスコードを設けることとなった。選手のユニフォームだけでなく、マスコミ関係者や観客までドレスコードを設ける徹底ぶりである。
2014年から名称を「NPB AWARDS」に変更[2][3]、大正製薬の協賛となりタイトルも「NPB AWARDS 20XX supported by リポビタンD」として開催。なお2014年はプロ野球80周年を記念し[4]、通年の表彰のほか、侍ジャパン各世代8チームの監督揃い踏みや「80周年ベストナイン」の表彰[5]といった特別企画も行われた。
2017年からは一般入場が完全有料制となり、ローチケで独占販売、完全入れ替え制となっている。
表彰される賞
- 公式記録表彰
(☆はイースタン・リーグおよびウエスタン・リーグも表彰対象)
- 投手部門
最優秀防御率☆
最多勝利☆- 最多奪三振
最高勝率☆
最多セーブ投手☆- 最優秀中継ぎ投手
- 打者部門
首位打者☆
最多本塁打☆
最多打点☆
最多盗塁☆
最高出塁率☆- 最多安打
- 記者投票表彰
- 最優秀選手
- 最優秀新人
- ベストナイン
最優秀選手と最優秀新人は表彰式内で発表されている。
- 特別表彰
コミッショナー特別表彰- 会長特別表彰
- 正力松太郎賞
- 沢村栄治賞
- スピードアップ賞
- スカパー! サヨナラ賞
会場
- 2000年 不明
- 2001年 東京都内のホテル
- 2002年 名古屋市内のホテル
- 2003年 福岡市内のホテル
- 2004年 東京都内のホテル
- 2005年 札幌ドーム
- 2006年 新高輪プリンスホテル
- 2007年 JALリゾートシーホークホテル福岡
- 2008年 グランドプリンスホテル新高輪
- 2009年〜2010年 赤坂サカス
- 2011年〜 グランドプリンスホテル新高輪
司会者など
司会・進行
新夕悦男(TBSアナウンサー)- 宮崎瑠依
- 過去
徳光和夫( - 2014年まで)
初田啓介(TBSアナウンサー)
インタビュアー
- 熊谷龍一
テレビ中継
BSデジタル放送(およびCS放送スカパー!、ケーブルテレビ、ひかりTV)のスポーツ専門局・J SPORTSにて毎年、生中継で放送されている(当日深夜および後日再放送あり)。なお、2014年までは夜の部のみ生中継し、昼の部にあたるファーム表彰式はダイジェストのみ放送していたが、2015年はファーム表彰式の生中継も放送された。- 同じくBSデジタル放送のBS-TBSでも、当日夜にディレイ放送されている。2017年までは19:00 - 20:54の枠で放送していたが、2018年10月から平日19:30 - 20:54に報道番組『報道1930』を放送する関係で、21:00 - 22:54の枠での放送となった。
- また、CS放送のスカイAでも毎年12月末に録画にて放送されている(かつてはスカイ・Aで生中継されていた)。
備考
外国人選手が表彰される場合、たいていは帰国のため欠席する者が多い(球団関係者が代理で受け取る場合がある)が、2009年に出席したアレックス・ラミレス(セ・リーグMVP、当時巨人)[6]や2013年に出席のウラディミール・バレンティン(セ・リーグMVP、ヤクルト)、2017年に出席のデニス・サファテ(パ・リーグMVP、ソフトバンク)は、MVP受賞の喜びを英語でコメントした。
2018年のセ・リーグ特別表彰では、カムバック賞に選出された松坂大輔(中日)は当日欠席したが、本人によるビデオメッセージが流れた。
80周年ベストナイン
2014年にNPB80周年記念特別企画として、過去の表彰の中から、それぞれのポジションで最多受賞回数を記録している選手を「ベスト・オブ・ザ・ベストナイン」として選出した[5]。
守備 | 選手名 | 在籍球団 | 受賞 |
---|---|---|---|
投手 | 別所毅彦 | 南海、巨人 | 6 |
捕手 | 野村克也 | 南海、ロッテ、西武 | 19 |
一塁手 | 王貞治 | 巨人 | 18 |
二塁手 | 千葉茂 | 巨人 | 7 |
高木守道 | 中日 | ||
三塁手 | 長嶋茂雄 | 巨人 | 17 |
遊撃手 | 吉田義男 | 阪神 | 9 |
外野手 | 張本勲 | 東映→日拓→日本ハム、巨人、ロッテ | 16 |
山内一弘 | 毎日→大毎、阪神、広島 | 10 | |
山本浩二 | 広島 | ||
福本豊 | 阪急 |
脚注
^ WBC祝勝会は当初7月20日に開催予定だったが、監督たる王貞治の急病のため延期となっていた。
^ NPB AWARDSについて 日本野球機構公式サイト 2014年9月26日付
^ 「NPB AWARDS」に名称変更 日刊スポーツ 2014年9月26日閲覧
^ 「NPB AWARDS 2014」特別協賛社に大正製薬 日本野球機構公式サイト 2014年11月18日
- ^ abNPB80周年ベストナイン ~Best nine of 80 years~ 日本野球機構、2014年11月27日
^ なお、翌2010年は欠席し、代わりに本人によるビデオメッセージが紹介された。
外部リンク
表彰選手 - 日本野球機構オフィシャルサイト