大阪ドーム
大阪ドーム (京セラドーム大阪) Osaka Dome (Kyocera Dome Osaka) | |
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外観 | |
施設データ | |
所在地 | 大阪府大阪市西区千代崎三丁目中2番1号 |
座標 | 北緯34度40分9.48秒 東経135度28分33.97秒 / 北緯34.6693000度 東経135.4761028度 / 34.6693000; 135.4761028座標: 北緯34度40分9.48秒 東経135度28分33.97秒 / 北緯34.6693000度 東経135.4761028度 / 34.6693000; 135.4761028 |
起工 | 1994年7月 |
開場 | 1997年3月1日 |
所有者 | オリックスグループ |
グラウンド | 野球専用人工芝「MS Craft Baseball Turf」 |
ダグアウト | ホーム - 一塁側 ビジター - 三塁側 |
照明 |
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建設費 | 約498億円 |
設計者 | 日建設計(協力:竹中工務店、 大林組、電通) |
建設者 | 大阪ドーム建設共同企業体連合 |
使用チーム • 開催試合 | |
大阪近鉄バファローズ(開場 - 2004年) 全国高等学校野球選手権大阪大会(開場・第79回大会 - 現在、開会式とその直後の2試合のみ) | |
収容能力 | |
36,146人 (プロ野球開催時の最大席数、2012年より) 50,000人 (コンサート開催時) | |
グラウンドデータ | |
球場規模 | 両翼 - 100 m (約328.1 ft) 中堅 - 122 m (約400.3 ft) 左右中間 - 116 m (約380.6 ft) バックストップ - 18.3m 屋根の高さ - 60 m(約196.9 ft) グラウンド面積 - 13,200m2 |
フェンス | 4.2 m (約13.8 ft) |
種類 | 株式会社 |
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略称 | 大阪ドーム |
本社所在地 | 日本 〒550-0023 大阪府大阪市西区千代崎三丁目中2番1号 |
設立 | 1992年1月 |
業種 | サービス業 |
事業内容 | 野球場「大阪ドーム=京セラドーム大阪」、「オリックス劇場」(旧大阪厚生年金会館)、「大阪文化館・天保山」の管理運営 |
代表者 | 小畠 弘行(代表取締役会長) 湊 通夫(代表取締役社長) |
資本金 | 2億5000万円(2010年3月31日時点) |
純利益 | 3億1000万円(2010年3月期) |
純資産 | 20億1000万円(2010年3月31日時点) |
総資産 | 51億4400万円(2010年3月31日時点) |
決算期 | 3月末日 |
主要株主 | オリックス不動産 90% 関西電力 2% 大阪瓦斯 2% 近畿日本鉄道 2% ダイキン工業 2% 西日本電信電話 2% |
外部リンク | http://www.kyoceradome-osaka.jp/ |
特記事項:会社設立時は大阪府、大阪市、並びに大阪府内企業など出資による第3セクター。2005年、会社更生法申請。2006年100%減資を行い、オリックス不動産株式会社(当時の社名:オリックスリアルエステート株式会社)より資本出資を受ける。2007年1月会社更生法終結 |
大阪ドーム(おおさかドーム)は、日本の大阪府大阪市西区にある多目的ドーム球場兼複合レジャー施設。プロ野球・パシフィック・リーグ(パ・リーグ)のオリックス・バファローズが専用球場(本拠地)として使用している。
施設命名権(ネーミングライツ)の売却により、2006年7月1日から呼称を「京セラドーム大阪」(きょうセラドームおおさか)としている(後述)。
目次
1 概要
2 歴史
2.1 近鉄の本拠地として開場
2.2 体制の転換
2.3 周辺の再開発
3 施設命名権
4 施設概要
4.1 施設データ
4.2 各階概要
4.3 スタンド
4.3.1 フィールドシート
4.4 フィールド
4.5 スコアボード
4.6 屋根・天井
4.7 場内でのAMラジオ再送信
4.8 ドームツアー
4.9 広告
5 周辺地域の振動問題
6 開催イベント
6.1 野球
6.1.1 阪神主催試合
6.1.2 その他のプロ野球
6.2 コンサート・音楽イベント
6.3 展示会
6.4 格闘技
6.5 その他
7 ドームでの出来事
8 その他
9 交通機関
10 脚注
11 関連項目
12 外部リンク
概要
大阪市がパシフィック・リーグの大阪近鉄バファローズを誘致し、その本拠地(専用球場)として大阪市主体の第三セクター・大阪シティドーム(現・一般社団法人ドームの会)によって建設された多目的ドームである。後に近鉄を事実上吸収合併したオリックス・バファローズもこちらを本拠地として使用している。他にもセントラル・リーグの阪神タイガース(阪神甲子園球場が高校野球で使用ができない期間)や読売ジャイアンツが主催試合を行っており、2014年には福岡ソフトバンクホークスが初めて主催試合を開催した。
アマチュア野球では社会人野球日本選手権大会や全国高等学校野球選手権大阪大会の開会式と、その直後の二試合が行われている。またコンサート、展示会などのイベントが開催される他、草野球利用目的の一般貸し出しも行われている。
大阪市による経営は上手くいかず、施設はオリックス不動産に売却され、大阪シティドームはオリックス不動産などの出資する管理運営会社に変更されている。
歴史
近鉄の本拠地として開場
大阪政財界の建設を求める声に応える形で、大阪シティドームが設立されドームの建設が開始、1997年2月20日、大阪ガスの工場跡地に完成、東京ドーム、福岡ドームに次ぐ日本3番目のドーム球場として3月1日に開場し、パシフィック・リーグの大阪近鉄バファローズの本拠地(専用球場)となった。設計は大林組と竹中工務店、建設には両社を含め10社以上の企業が参加した。
当初はドーム内でのイベント日以外にも商業施設として機能させるべくショッピングモールやアミューズメント施設(ドーム内2階の「グリンドムモール」及びドーム内9階の「フェスタモール」、ドーム前千代崎駅がある東側の「Padou」)を作り営業していた。しかしイベントが無い日はほとんど来場者が無く、相当数のテナントが撤退していくことになった。またその利用者を見越して造られた立体式地下駐車場も、利用の低迷と維持管理費の削減のために建設当時の台数の半分近くが解体の上、埋められてしまった。さらに近鉄の観客動員も初年度以外は伸び悩み、コンサートの利用数も振るわずと赤字が続き、大阪市のドーム建設計画の甘さが露呈、大阪市の税金の無駄遣いの典型と批判された。
体制の転換
経営破綻が危ぶまれていた最中の2004年6月、近鉄がオリックス・ブルーウェーブとの球団合併計画を発表しドーム経営の先行きはさらに不透明となっていく。結局2004年11月に大阪シティドームは特定調停を申請、事実上の経営破綻に陥った。
合併したオリックスは大阪ドームを本拠地に選択し、初年度は旧オリックスの本拠地であるスカイマークスタジアム(現:ほっともっとフィールド神戸)と主催試合をほぼ半数に振り分け(大阪:34試合、神戸:32試合)、最終的には神戸での試合数を削減する方針であった(大阪ドームでの主催公式戦、当初案は2006年:42試合 → 2007年:54試合 → 2008年:60試合)。またこれに伴ってオリックスと阪神の保護地域は2007年までの3シーズンの間、大阪府と兵庫県の2府県とする暫定措置が執られた(ダブルフランチャイズ制)。
ところが2005年10月、大阪シティドームはさらなる負担を避けようとする大阪市の求めに応じて特定調停を取り下げ、会社更生法の適用を申請した。その後のドームの運営体制が不確定な事態となった影響から、オリックスは2006年シーズンの専用球場の登録をスカイマークスタジアムに変更し、主催公式戦を半数ずつ[1]開催する措置を執った。
2006年4月、オリックス(直接はオリックス子会社のオリックス・リアルエステート、現在のオリックス不動産)が大阪ドームの施設買収と大阪シティドーム社の株式取得に乗り出し、6月になって5 - 10年後に大阪市へ寄付することを視野に入れてシティドーム社から施設を90億で買収、シティドーム社を100%減資した上で新たな募集株式をオリックスが取得した[2](詳細は大阪シティドーム参照)。これを受けてオリックスは2007年、再びドームを専用球場として登録。同年はオリックス主催公式戦のうち48試合が大阪で開催された。2008年に前述の暫定措置が延長されなかったものの、オリックスは本拠地の一本化を取りやめて試合数は2007年のままとした。この件とは別に施設命名権の売却が行われ、2006年7月から「京セラドーム大阪」を名乗ることとなった(後述)。
周辺の再開発
施設買収後、オリックスは積極的に施設の改修を行っている。広告やイベント貸出日の増加、固定資産税(家屋のみ)全額免除など大阪市の支援もあり[3]、シティドーム社の経営は黒字でドームの寄付も先延ばしとなっている[4]。
一方で周囲は再開発が進み、新たな商業施設が続々と設立されている。Padouは阪神なんば線ドーム前駅の工事に合わせて2007年に解体され、イオンを誘致する計画があった[5]もののしばらくは更地のままであったが「イオンモール大阪ドームシティ」として2013年5月31日にオープンした。またドーム西隣[6]にも大和ハウス工業による健康・スポーツ関連の複合商業施設「フォレオ大阪ドームシティ」と病院が開業、ドーム南隣にはホームセンター「スーパービバホーム」が開業した。
また2015年1月30日より、京セラドーム大阪の周辺にあった大阪ガス施設が再開発され、大阪ガスの展示・イベント施設「ハグミュージアム」が開館した。
施設命名権
- 施設命名権による名称
- 京セラドーム大阪(2006年7月1日 - 2017年3月31日)
京セラ傘下の京セラドキュメントソリューションズは、2003年4月から大阪ドームの場内に広告を掲出している。このことから2006年1月中旬頃、大阪シティドームが京セラに施設命名権の売却を打診したところ、京セラ側がこれに応じ、大阪シティドームと京セラは同年3月2日付で命名権契約に基本合意し、同年4月1日付で呼称を「京セラドーム大阪」に変更することが決定した。当初、京セラ側は呼称を単に「京セラドーム」とする意向であったが、地元商店街や周辺住民などから「大阪の名を残してほしい」と請願があったことなどに鑑みて「大阪」の名が残ることになった[7]。
しかし大阪シティドームは当時会社更生法による更生手続きの最中であり、経営再建に向けた手続きの絡みなどもあって正式な契約書の締結が遅れたため、実際の呼称変更は予定より3ヶ月遅れの7月1日までずれ込んだ。なお契約期間は2011年3月31日までの5年間。契約金額は非公表だが、年額数億円と推定されている。なお、京セラは当時の大阪シティドームの経営再建問題には一切関与していない。
大阪シティドームと京セラは、1回目の契約満了を前にした2011年1月11日に、同年4月1日から2014年3月31日までの3年を対象に命名権契約を更新したことを公表。さらに京セラは、2013年12月11日に、2014年4月1日から2017年3月31日までの3年間にわたる命名権契約の締結で大阪シティドームと合意したことを発表した。ただし、上記の契約ではいずれも、契約金額を明らかにしていない。なお京セラでは、命名権契約を2度更新したことへの狙いについて、「ドームには来場者が多く、企業イメージの向上を図ることができる」とのコメントを出している[8]。
施設概要
基本構造は横浜スタジアムや福岡 ヤフオク!ドームのような円形球場であるが、可動席は外野スタンドと外野フェンスを分割することによって独自の方式を採用している。
施設データ
- 所在地: 大阪府大阪市西区千代崎三丁目中2番1号
- 構造: 地下1階(駐車場)、地上9階
- 総工費: 696億円[9]
- 高さ: 83 m
- 建築面積: 33,800 m2
- 延床面積: 156,409 m2
- 天井高: 36 - 72 m(現在は60mで固定)
- アリーナ面積: 13,200 m2
- コンコース一周距離: 約600 m
- 収容人数
- 最大収容人数:55,000人(アリーナ面を含む)
- プロ野球開催時観戦最大席数:36,146席(2012年より)
- フィールドデータ:野球専用人工芝(ミズノ社製 MS Craft Baseball Turf、ミズノ社・積水樹脂社の共同開発)両翼100 m、中堅122 m、左右中間116m
- スタンド:内外野2層式
- 電光掲示板: 4基(広告専用のものを除く)
- メインビジョン(メインスコアボード): 縦8.7m×横34.0m(パナソニック製・アストロビジョン)
- サブスコアボード:縦2.6m×横14.9m(バックネット後方内野9階部分)
- サイドビジョン(2基):映像部縦4.0m×横14.4m+文字部縦0.9m×横20m(一塁側、三塁側のそれぞれ内野7、8階部分)
現在の1試合あたりの球場使用料は不明だが、かつての本拠地球団である大阪近鉄バファローズは年間使用料として管理費込みで11億円を支払っていた[9]。この高額な年間使用料が当時の近鉄球団の経営に致命傷を負わせたとも言われる[10]。
各階概要
- 地下1階
- 駐車場、多目的ヤード、荷捌場などがある。
- 1階
- アリーナ、グラウンド、関係者用スペース。
- 2階:スタジアムモール(旧グリンドムモール)
- 入場無料のショッピングモールとなっており、バファローズオフィシャルショップ「Bs SHOP」もここに所在する。ただし開業当初の店舗が撤退して空いたままのスペースも多い。飲食店を中心に残っている店舗もあるが、ランチタイムのみの営業やイベント開催日のみの営業となっているものが多い。なおファーストフード以外の飲食店4店はアリーナが見えるテラス席を持っている(試合開催時は要チケット)。9階「スカイホール」直通エレベーターやコンサートを実施したアーティストの手形コレクションなどもある。
- 2014年3月4日からは、手形コレクションの展示スペース付近に、(前身球団からの)オリックス・バファローズの歴史に関する展示スペース「B's SQUARE」をオープン。同球団主催試合の開催日のみ、試合開始予定時刻の3時間前から試合終了30分後まで開放している。また、同スペースのオープンを機に、フロアの掲示を大きな文字と判別しやすい配色に一新した。
- 3階
- 場外に施設の外周を一周する歩行者専用のデッキが設けられており、場内コンコースへの入場ゲート、9階「スカイホール」直通エスカレーター、ビスタルームへの入り口などがある。デッキはイオンモール大阪ドームシティの2階と直結しており、雨天時はドーム前駅・ドーム前千代崎駅からイオンモール店内を通り抜ければほぼ傘を差さずにドームへと辿り着ける(イベントによっては閉鎖などの処置がある)。場内コンコースには観客向けの飲食売店と、下段スタンドとアリーナ(野球時は閉鎖)への入場口がある。入場ゲートは1ゲートから14ゲートまであり、開催内容により使用ゲートが異なる。入場ゲートには大小があり、5ゲートの様に使用頻度の低い小さなゲートもある。大多数の来場者が使用する東口から来場すると4、6ゲートが最寄である。4ゲートは隣接する3ゲートと、6ゲートは隣接する7ゲートと一体として使用されることも多い。
- プロ野球試合開催日の開場後には、2階へ通じるエスカレーター前で待機するスタッフに当該試合のチケットを提示すれば、そのエスカレーターでコンコースと「スタジアムモール」を往復することが可能である。2階へ降りる際には、チケットを提示すると、スタッフが再入場の識別を目的に(特殊な青色光にのみ反応する)透明なスタンプを手の甲に押下。2階から3階へ戻る際には、チケットの再提示、手荷物検査への協力、スタンプによる確認を求められる。
- 4階
- 下段スタンドの最上段であり、アリーナが見えるコンコースと車イス席になっているが、バックネット裏付近は「オープンデッキ」と称される飲食エリアになっており、オリックスの主催試合ではバックネットエリアの観客に対して開放している(阪神も使用実績あり)。開業当初はグリンドムモールの施設であるレストラン「DOME GRILL」で、スタンドとは区切られており試合のない日も営業していた。その後2010年までは「アリーナビューシート」という食事付き年間指定席とされていた。
- 5階
- 一周できる場内コンコースがあり観客向けの飲食売店と上段スタンドへの入場口がある。
- 6階・7階・8階
- ビスタルームと呼ばれるバルコニー席付き特別観覧席で、企業向けに販売が行われ入り口も別に設けられている[11]。6階のバックネット裏は報道関係者・記者席と実況ブースとなる(大部分はスタンド内に位置)。
- 6階の実況ブースは他球場と比べると高い位置にあるため、裸眼では球種などを判別することが困難である事から、多くはモニターを見ながら実況する形となっている。
- 9階
- かつては「フェスタモール」と呼ばれ、アミューズメントパーク「シムランドQ」やビアレストランがテナントとして出店していたが、全て撤退。現在は多目的スペース「スカイホール」として展示会などに利用されている。
スタンド
スタンドは真円形となっており、全ての座席が球場の中心点、二塁ベースのやや後方に向いている。通常の円形球場ではドーナツ形の固定スタンド内側に弓形あるいは三日月形の可動スタンドを備えているが、当ドームでは固定スタンドの外野スタンド前部が削られた形となっており、フェンスが別になっている。ドーナツ形固定スタンドの内径は他より小さく、可動席はやや小さくなっている。可動スタンドは弓形の形状で内野側と外野側の二つに分かれており、外野側のみがずれると3階コンコースに通じる階段への入り口が現れる仕組みとなっており、アリーナが観客に開放されるイベント時に使われる。ファウルポール付近にも小さな可動スタンドがあり、センター方向へ移動させてその間に仮設スタンドを設置することができる。外野スタンドの最前列にはそれに使用するための扉が設置されている。可動スタンドはそれぞれ2本のレールの上を動く仕組みとなっている。元々は弓形の可動席内野側も外野側へ移動させてサッカーのフィールドが設置できるようになっているが実施されたことは無い。アメリカンフットボールの場合は野球場の配置のままでもフィールドが設置できるため、そのままで行われている。
野球場として使用する場合、スコアボード直下(センター)の座席はバックスクリーンの役割とするため立ち入り禁止となるが、開設当初はその部分を黒のシートで覆っていた。現在は他の座席(水色)とは区分けするため座席を濃い青色に塗りなおしている。また上段席(5階席)は使用されないイベントでは閉鎖される。
野球場としてはスタンドが高くなり死角が多くなるのが円形球場の特徴であるが、独特のスタンド配置により当ドームは特にその欠点が目立つようになっている。また外野ファウルゾーンが狭いことも影響してファウルポール際が見えない席が多くなっている。自分の席に近い塀際の死角が大きく、バックネットに近い内野席ではホームベースが、一塁(三塁)側内野席では一塁(三塁)ベースが見えにくい座席がある。また外野席は下段ではメインスコアボードが見えない上に上段の圧迫感が強く、上段では開放感はあるが外野フェンス際が見えないためホームランかどうか打球判断ができない。
同じく円形2層式のスタンドを持つナゴヤドームと比較すると、上段席の最前列が球場中心部に近く、スタンドの傾斜がきつい。外野席は下段最前列でも高い位置にあり、上段最前列が下段最前列の真上にあるため死角がより大きくなっている。逆にいえばよりコンパクトにまとまっており、コンサート会場としては優秀といえる。なおファウルポール際に関しては、内野席の外野側をバッテリー間方向に向け、外野側のファウルゾーンを狭くする近年の球場ではどこでも見えにくくなっている。なおサイドビジョンはメインスコアボードが見えない外野席の正面になるように設置されている。
座席はバックネット裏が水色でやや大型なものが配置され、他の内野席が青色の背もたれあり、外野席が青色の背もたれなしとなっていたが、2011年からバックネット裏中央の前列が160席のソファーシートに変更されている。オリックス主催試合では「エクセレントシート」と称される年間指定席となっている。
開場当初はバックネットが吊り下げ式、内野下段席最前列の防球ネットが支柱式で、イベント時などには取り外していた。2009年からバックネットを東洋紡のダイニーマ製[12]で取り外し時には天井へ収納されるものに変更し、さらに内野下段席最前列の防球ネットも2010年から支柱の無い吊り下げ式に変更された(天井への収納機能無し)。
スタンド内には二つのホームランの着弾点に記念するものが残されている。一つ目は鈴木貴久の公式戦初ホームランでレフト下段に記念プレートが設置されている。二つ目はタフィ・ローズのシーズン55号ホームランで一塁側内野席の座席の一つがバラ色のものに取り替えられており、ボールの形も刻まれている。
空席が目立つのを逆手に取った営業策として、混雑が予想される試合を除いたバファローズ公式戦で外野側の上段内野席が閉鎖され、横断幕形式の広告スペースとなっている。3塁側は2010年4月13日から3年間、通信販売業「ワンステップ」が運営する通販サイト「KILAT」の広告が出される。サイズは全長横100m、幅12m(座席2000席分)と屋外を含めた球場の広告物としては国内最大のサイズ[13]で、2013年以降も、広告契約の更新によって掲示を継続。2013年からは、3塁外野寄りのビスタルームの利用を停止したうえで、広告掲示スペースに宛てている。1塁側については、一時CNプレイガイドの広告が出ていたが、広告契約の有無については非公表。広告主の募集期間中には、監督と主力選手の写真を並べた幕[14]や、バファローズの球団スローガンを大きく記したイラストの幕を掲示している。ただし、1塁側内野席の混雑状況が球団の予測を上回った場合には、球団の判断で開場後に広告幕を撤去することがある。広告掲示は2015年まで継続され、2016年以降は掲示していない。
バルコニー席は外野2階と内野6・7・8階にある。2階はレストラン、6・7・8階は特別観覧席のものとなっている。2階には防球ネットが張られているが、2012年に入れ替わったライト側の1店舗はネットを設置していない。
フィールドシート
2010年3月20日のパシフィックリーグ開幕戦・オリックス対楽天戦から、プロ野球の試合日にのみ、可動席の内側にフィールドシートを仮設している。ただし、可動席の移動の障害になるため、イベントでアリーナを使用する場合には取り外す。また社会人野球日本選手権大会などのアマチュア野球の試合でも使用されておらず、前後の使用状況によってシートが設置されているかは異なる。
フィールドシートでは、1・3塁側とも、ホームベースに近いゾーン(A)と外野スタンドに近いゾーン(B)に区別。ゾーンAでは、旅客機のファーストクラスと同じ材質の座席と、座席単位で専用テーブルを設けている関係でゾーンBより料金を高く設定している。また、いずれのシートにも、グラウンドと接する面には下部にラバーフェンスしか設けていない。このため、試合中には観客に対して、付属のヘルメットの着用を義務付けている。
その一方で、オリックス主催試合開催日の試合前に有料で2 - 3回実施している「ドームツアー」には、一塁側のフィールドシートから1時間にわたって同球団の練習の模様を観覧できるプランを用意。シートで試合を観戦できなくても、ツアースタッフの同行・ヘルメットの着用を条件に、シートへ座ったりゾーン内で写真を撮影したりすることが認められている。
なお、フィールドシートには、スポンサー契約による命名権を設定。2010年から3年間は、アヴァンス法務事務所が命名権を取得していた関係で、「アヴァンスシート」と名付けられた。2013年には、「モバプロ」(オンラインでの無料プロ野球シミュレーションゲーム)を運営するモブキャストと契約を結んだことから、「モバプロシート」に改称。大阪商業大学(大商大)OBの谷佳知が8年振りにオリックスへ復帰した2014年には、同大学を運営する谷岡学園が命名権を取得したことから、「大商大シート」という名称で運用する。命名権の契約期間中でも、他球団の主催試合では「フィールドシート」と称することがある。
フィールド
両翼100m、中堅122mの国際規格となっている。外野席最前列は8m程の高さにあるが、外野フェンスは少し内側で別になっており高さは4.2mとなっている。外野側のファウルゾーンは狭くなっており、アメリカの流れをいち早く採り入れたと言える。グラウンドには全面に人工芝を採用している。開場当初は巻き取り式のショートパイル人工芝だったが、2003年シーズンよりロングパイル人工芝に切り替えた。その後、2007年からは内野部分のみを入れ替え、塁間部などを赤茶色の人工芝に変更して総天然芝に見えるようにしている。更に2011年シーズンからは全面をアストロ社製の新型人工芝「アストロピッチSL-KDV」に張り替えている[15]。ファウルゾーンは円形球場としては狭く、フィールドシートの設置によりさらに狭くなっている。そして2018年シーズンからは、ミズノ社と積水樹脂社が共同開発した野球専用人工芝「MS Craft Baseball Turf」に張り替えている[16]。
フェンスは2012年のシーズン開幕前に改修し、選手の安全確保を目的として「ソフトラバーフェンス」と呼ばれるクッション性の高いフェンスを採用すると共に、これまで15年間使ってきた水色から濃い紺色(オリックス・バファローズのチームカラー)に変更した。更に翌年には水色を残していたスタンド上部のフェンスも同色に塗り替えた。
スコアボード
開場当初よりメインとサブの、2台の全面LED式ビジョンのスコアボードを設置している。2008年にビジョンが拡張・リニューアルされ、さらにライト側、レフト側応援団からは真正面に近い位置にあるビスタルーム部分に、新たにサブビジョンが設置された。また場内撮影用のテレビカメラがハイビジョンカメラとなった。スコアボードの表示方法の変遷は以下のとおり。
- 2007年まで
- メインスコアボードは上段に9イニングスまでのスコア(10回以降は一旦表示をクリアした上で1回のところから書き直す)と打席に立っている選手の個人成績(打率・ホームラン)を表示。得点が入ると、その部分が回転する。イニングス表示は上部にあった。スコア表示の下段・縦書き・横スクロールで出場選手・審判団の表示。映像は個人成績や審判団の部分に表示していた。時計とボールカウンターはスコアボードの右隣に設置されていた。
- サブスコアボードは主に9イニングスまでのスコアを表示し、オーダーを選手交代時だけでなく打順が変わった時も頻繁に表示させていた。
- 2008年以降
- 時計とボールカウンターの部分もビジョンに変更され、映像で表示。スコアは右半分に縮小し、従来どおり9回まで表示。イニングス表示は明治神宮野球場と同じようにスコアの中央部に表示。スコア表示下(右側中段)には打席に立っている選手の個人成績とともに投手の個人成績と投球数(総投球数・ストライク・ボール)も表示し、さらにその下に京セラドームの表記・審判・球速・判定 (H・E・Fc)を表示。映像はボード左端で、スコア表示との中間に選手名表示を横書き・縦スクロールで表記し、ポジション表記は数字から英語略称 (PやSSなど)に変更。プロ野球開催時のみ攻守交代時や投手交代時に表示される、タイムカウンターの表示は時計の上にデジタル表示で被せる形となった。
- サブスコアボードは映像も表示されるようになった。オーダー表示切替は試合開始前や選手交代時のみに限定された。
- サイドビジョン文字部には選手の経歴などを表示、映像部には広告や選手の顔写真などを表示。
- 2008年後期以降
- スコア表示が見えづらかったためイニングス表示を上部へ移し打者・投手の成績表示部分まで上下を拡大。ビジター側の選手名表示を左端へ、映像部分をその分だけ中央に移動させその下部に打者・投手の成績表示を行うようにした。ポジション表記も数字へ戻している。この変更は当初オリックス主催試合のみであったが、阪神主催試合でも遅れてこの表記に変更された。ただしアマチュアの試合ではイニングス表示を中央部とするものが使用されることもある。
- 2010年以降
- 時計をスコアボードの上(位置は右端)に新設し、メインスコアボードでの時計表示を廃止した。スコアボードで時計を表示していた部分は、プロ野球開催時のみ表示されるタイムカウンターのみの表示となった。
- 2011年以降
- 国際大会の慣習に合わせて、ボールカウンターの表示を『SBO』から『BSO』に変更。バックネット裏下段部分にあったボールカウンターは撤去。
メインビジョンはハイビジョン映像(16:9の画面)2画面同時表現可能である。尚、場内撮影用カメラで撮影された映像は、4:3画面時もハイビジョン画質の映像(16:9映像の両端をサイドカットした映像)である。サイドビジョンの映像部はハイビジョン映像(16:9の画面)の2画面同時表現が可能である。映像部と別に、上部に文字表示部があり固定文字、流し文字などの表現や図形の組み合わせ表示が可能であり、リボンビジョンとほぼ同じ用途で使われている。ビジョンはパナソニック製であり広告も入っていたが、パナソニックの製造撤退などもあり消されている。現在は映像送出を担当しているソニービジネスソリューションの広告がサブスコアボード両脇に存在する。
屋根・天井
屋根は周回部分が「スカイホール」に当たり、波打った独特の形状をしている。中央部の直径76mの部分はポリカーボネートになっており、自然光を取り入れることが可能になっている。屋根の最高部は地上からの高さ83mとなっている。
天井の中央部には「スーパーリング」と呼ばれる反響板と遮光板を兼ねたものが吊り下げられている。外側の6つのリング状のものと中央の1つの皿状のものからなり、一番外側のものは固定され他の6つのものが上下する仕組みとなっている。内側に向かって下る傾斜がつけられており、全て上に引き上げられた場合はその隙間から自然光を取り入れることができる。この時のグラウンドからの天井高は72mとなる。内側から4枚目のリングに合わせて内側3枚のリングを下げれば光を漏らさない状態となり、この時の天井高は60mである。固定式の外側のリングの高さに全ての高さをそろえれば自然光を取り入れつつ空白感を軽減する展示会モードとなる。外側のリングに合わせて6枚のリングの端をそろえるように下げていくと天井高が36mとなり、残響時間を減らすことができる。このシステムは音響の面からアーティストに好評であった。
しかし、このシステムの制御装置の電子部品が製造中止となり[17]、万が一故障した場合修理に多大な時間と費用がかかることになること、天井が低い位置で停止した場合には野球開催に、高い位置で停止した場合は昼間のコンサート開催に支障が出るために、2004年8月頃から高さ60mの位置で固定してこのシステムは使用していない。ただし中央のものにはスピーカーが備えられていることもあり、現在も補修・取替えのために地表面まで降ろすことがある。
中央部からバックスクリーン方向にかけては「グリッドトラス」と呼称される鉄骨を吊り下げることができる。下面にはフックがつけられており、ウインチなどを介して照明やスピーカーなど用のバトンを吊り下げることができる。ただし規模が小さい、他のドームには同等のシステムが無いなどの理由で単発コンサートでの利用が多い。未使用時はバックスクリーンの上部辺りの天井に収納されており、取り付け位置を変更する際はグラウンドを転がす。そのため方向固定式のタイヤがつけられている。フックはスーパーリングにも設けられているが現在では固定されたために使用できない。
開業当初は天井高を36mまで下げた状態でスーパーリングに「ウォールカーテン」と呼ばれる仕切り幕を吊り下げ、ドーム内を二分した状態でコンサートを行う想定もあった。
場内でのAMラジオ再送信
場内で在阪のAMラジオ放送がFM電波を使用して再送信されており、FM放送を受信できる機器の周波数を下記に合わせることで聴取可能だった。大阪近鉄バファローズが本拠地としていた時には、ファンを対象とした冊子に掲載されていたが、オリックス・バファローズが本拠地としている現在は、冊子に掲載されていない。
攻守交代の間にスコアボードに表示されることがあった。周波数は以下の通り。
NHK大阪 77.5MHz
ABCラジオ 81.5MHz
MBSラジオ 84.5MHz
ラジオ大阪 89.0MHz
現在は全てのビジョンにおいて表示されていない。ただし、阪神が主催ゲームを行う場合には、ビジョンで案内されている。
ドームツアー
試合開催日の「練習見学ツアー」と、非イベント開催日の「ドームツアー」が開催されている。グラウンド・ベンチ・ブルペン、練習風景等を見学する事が出来る。
広告
本塁後方には上下2ヶ所にフルカラーLED広告板が設けられている。2010年までは、回転式広告板であった。2011年にはセンターバックスクリーンの2階部分にもLEDによる広告看板を設置した。
周辺地域の振動問題
大阪ドームのある千代崎3丁目は、もともと寺島(千代崎1・2丁目方面)と勘助島(大正区方面)に挟まれた川とも芦原ともつかないような場所で、1757年(宝暦7年)に前田屋新田、1773年(安永2年)に岩崎新田が開墾されて漸次陸地化した経緯を持っており、地盤は軟弱である。加えて、1952年(昭和27年)に尻無川の上流区間が埋め立てられたが、大阪ドームはその埋め立てられた川跡にまたがって立地している。
かつてGLAYなどの縦ノリが行われるコンサートを開催した際、ドーム周辺の住宅地において震度1~3程度の揺れを感じることがあったため、縦ノリを行なうコンサートには使用を規制している。縦ノリを行なわないコンサートでも、ジャンプ等は行わないよう、公演前に必ず観客に向けて念入りに注意を呼びかけており、観客席への通路にはその他の禁止行為を示す絵と文章が書かれている。この縦ノリ問題が大きく取り上げられるようになったのは、2003年末頃からである。
GLAYは2005年に5大ドームツアー(札幌・東京・名古屋・大阪・福岡)を計画していたが、大阪ドームについてはこの縦ノリ騒動が発端となり、最後まで交渉を重ねたものの結局は決裂し、その代替会場としてインテックス大阪でライブを開催した経緯がある[18]。このため、集客力の劣る同会場での開催が決定した後、GLAYは大阪公演だけは4日間と他会場より公演数を多めに設定し、かつ各日それぞれ違った構成でライブを開催した。
また、地元・大阪出身の歌手である矢井田瞳も2001年と2002年の大晦日にカウントダウンライブを行ったが、2004年については大晦日ではなく12月18日に開催し、ライブも夜9時までに終わらせるようにした。また、この年の公演は“地震”対策として、グラウンド部分に設置するアリーナ席を大幅に減らし、縦ノリしにくい選曲でライブが構成されるまでに至った[19]。さらに、このライブをもって矢井田は、今後ドーム公演を行わない方針を明かした。ただし、この件に関して矢井田本人のコメントによると、大阪ドームの縦ノリが原因ではなく、観客とよりダイレクトな空間でライブを行いたいために以前から決意していたことであり、大阪ドームでの縦ノリとは無関係であるとしている[20]。
開催イベント
野球
オールスターゲーム(1997年、2003年、2008年、2012年、2018年)※すべて第1戦
全国高等学校野球選手権大阪大会(開場・第79回大会 - 現在、開会式とその直後の2試合のみ)
日本シリーズ・大阪近鉄バファローズVSヤクルトスワローズ(2001年)- 野球博 in Japan(2000年)
全国軟式野球統一王座決定戦・ジャパンカップ(ストロングリーグ主催)(2004年 - 現在)
社会人野球日本選手権大会(開場・第24回大会 - 現在、2011年は中止)
- 2009年までは1回戦から決勝までのすべての試合を開催した。
- 2010年のみ、「第1ステージ」(1回戦)は京セラドーム以外の全国4球場に分散して開催し、京セラドームでは2回戦以後の「決勝ステージ」の会場となった。2011年は次の詳述のとおり単独開催は中止、2012年から再び京セラドーム1箇所だけとなった。
都市対抗野球大会(2011年)
- 本来は8月に東京ドームで行うとされていたが、東北地方太平洋沖地震による大津波を起因とする福島第一原子力発電所事故による節電のため開催を延期し、会場を当球場に移し、本大会としては初めて関東地方(過去神宮、後楽園の開催あり)以外で開催することを決めた。
- なお、これに付随し日本選手権大会の単独開催は取りやめとなり、この年の都市対抗優勝チームが日本選手権を獲得することにみなされることも併せて決定した。
- 京セラドーム大阪杯(ストロングリーグ主催)(2005年 - 現在)
クライマックスシリーズセ・パ両リーグ第1ステージ(2008年)(セ・リーグは甲子園球場の改修工事のため阪神が使用)- クライマックスシリーズ1st(ファーストステージ)(2014年)(VS 3位北海道日本ハムファイターズ戦)
- 2017 ワールド・ベースボール・クラシック B組 公式練習試合(2017年)
阪神主催試合
阪神タイガースは親会社の阪神電気鉄道が旧運営会社(第三セクター)に出資した経緯があり、本拠地の阪神甲子園球場に近いことや西大阪線の延伸予定地(現在の阪神なんば線)に近かったことから開場以来、地方開催扱いで主催試合を行っている。ただし、対戦相手が読売ジャイアンツとの試合は開催されていない。
当初は梅雨の時期と全国高等学校野球選手権大会の時期に1カードずつであったが、2007年以降現在は、開幕直後の選抜高等学校野球大会開催期間中に1カード、8月の全国高等学校野球選手権大会開催期間中に2カード、計8ないし9試合というのが通例になっている(他の時期に1カード追加されたシーズンあり)。これにより死のロードの負担が軽減されている。
2007年から2009年の3年間のシーズンオフにかけて行われた阪神甲子園球場の改修工事に伴い、阪神が10月以降の公式戦およびクライマックスシリーズ・日本シリーズに進出した場合に甲子園が使用できないこととなったため、スカイマークスタジアム(現:ほっともっとフィールド神戸)と共に代替球場として挙げられた。実際に2008年10月のクライマックスシリーズファーストステージの3試合が京セラドームで行われた(2008年10月の公式戦はスカイマークで開催)。2009年10月の公式戦は工期の見直し等により甲子園球場で開催された。
その他のプロ野球
1997年以後、読売ジャイアンツ主催の公式戦が年1 - 2試合行われている。そもそも、関西での巨人主催の試合はフランチャイズ制が敷かれる前にもまれにあったが、フランチャイズ制が確立された1952年以後では、西京極球場でのオープン戦のみであった。しかし大阪ドームが誕生した1997年は読売新聞大阪本社が創刊45周年となったことから、これを記念して大阪での巨人主催試合を企画した。これ以後も1999年と2001年以後の毎年(但し2011年は開催せず)、原則として7月下旬(都市対抗開催期間中の長期ロード)に2試合(これに加えて、東海地方以西のいずれかの地方球場1試合とで1カード3連戦)を開催している。なお、阪神との対戦は、公式戦ではいずれの主催でも大阪ドームで開催された実績はない。
このほか、オリックスと同じくパ・リーグに所属する福岡ソフトバンクホークスも、2014年に「鷹の祭典」シリーズの一環[21]として、8月18日に対西武戦を大阪ドームで初めて公式戦を開催した。ホークスが大阪で公式戦を主催するのは、ダイエーによる南海ホークスの買収で本拠地を大阪市(1938 - 1988年まで大阪府が保護地域)から福岡市に移転した1989年以降初めてであった(公式戦の日程が発表されるまでは、ホークスの対戦相手がオリックスと報じられていた[22])。2015年以降も、毎年7月ないし8月に1試合を大阪ドームにてオリックス以外の球団との公式戦を1試合開催している。
2017年6月25日には、オリックスと女子プロ野球とのスペシャルコラボマッチにより、当日のオリックスの試合(デーゲーム)終了後に女子プロ野球公式戦・兵庫ディオーネ対埼玉アストライアが初めて開催された[23][24]。また、翌2018年も同様の企画で、9月1日にオリックスの試合(デーゲーム)終了後に京都フローラ対埼玉アストライアの試合が行われた[25]。
コンサート・音楽イベント
※ドーム初使用順に掲載[26]。
※紫色年は開催予定を表す。
globe(1997年[注 1])
- Super Concert in Osaka Dome[注 2](1997年)
B'z(1997年、1999年、2000年、2001年、2002年、2003年、2005年、2006年、2010年、2011年、2013年、2015年、2018年)
安室奈美恵(1997年、2012年、2018年)
SMAP(1997年、1998年、1999年、2000年、2001年、2002年、2003年、2005年、2006年、2008年、2010年、2012年、2014年)
- 琉球フェスティバル(1997年、1998年、2004年、2005年、2006年、2007年)
エアロスミス(1998年、1999年、2002年、2004年、2011年)
U2(1998年)
ザ・ローリング・ストーンズ(1998年、2003年)
エルトン・ジョン・ビリー・ジョエル[注 3](1998年)
SPEED(1998年、1999年)
L'Arc〜en〜Ciel(1998年、2000年、2008年、2011年)
セリーヌ・ディオン[注 4](1999年、2008年)
GLAY[注 5](1999年、2001年)
サザンオールスターズ(1999年、2005年、2015年)
KinKi Kids(1999年、2000年、2001年、2002年、2003年、2004年、2005年、2006年、2007年、2008年、2009年、2010年、2011年、2012年、2013年、2014年、2015年、2017年、2018年)
DREAMS COME TRUE(1999年、2007年、2011年[注 6]、2015年)
- ミレニアム・カウントダウン・ライヴ[注 7](1999年)
マライア・キャリー(2000年)
ボン・ジョヴィ(2000年、2001年、2003年、2006年、2008年、2013年)
ジャニーズJr.(2000年)
THE YELLOW MONKEY(2001年)
福山雅治(2001年、2014年、2018年)
浜崎あゆみ(2001年)
バックストリート・ボーイズ(2001年、2006年)
矢井田瞳[注 8](2001年、2002年、2004年)
ポール・マッカートニー(2002年、2013年)
桑田佳祐[注 9](2002年、2017年)
タッキー&翼(2002年[注 10])
MISIA(2004年)
POCARI SWEAT BLUE WAVE THE ROCK ODYSSEY 2004[注 11](2004年)
Mr.Children(2005年、2009年、2011年[注 12]、2012年、2015年、2017年、2019年)
マドンナ(2006年)
- ビリー・ジョエル(2006年[注 13])
関ジャニ∞(2007年、2008年、2009年、2010年、2011年、2012年、2013年、2014年、2015年、2016年、2017年、2018年[注 14])
嵐(2007年、2008年、2009年、2010年、2011年、2012年、2013年、2014年、2015年、2016年、2018年、2019年)
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(2007年[注 15])
KAT-TUN(2008年、2009年、2010年、2012年、2013年、2014年、2016年)
EXILE(2008年、2011年、2012年[注 16]、2013年、2014年[注 16]、2015年、2016年[注 17]、2018年、2019年)
小田和正(2008年、2011年)
NEWS(2009年、2010年、2018年、2019年)
サイモン&ガーファンクル(2009年)
ガンズ・アンド・ローゼズ(2009年、2017年)
AC/DC(2010年)
Hey! Say! JUMP(2010年、2011年、2012年、2013年、2015年[注 18]、2017年、2018年)
平井堅(2010年)
スーパージュニア(2011年、2013年、2014年)
- YG Family Concert in Japan[注 19](2012年、2014年)
東方神起(2012年、2013年、2014年、2015年、2017年、2018年、2019年)
ゆず(2012年、2017年)
BIGBANG(2012年、2013年、2014年、2015年、2017年)
- G-DRAGON(2013年、2017年)
コブクロ(2013年、2014年、2015年、2016年、2017年、2018年、2019年)
AKB48(2013年[注 20])
Perfume(2013年、2016年)
Kis-My-Ft2(2013年、2014年、2015年、2016年、2018年)
ザ・タイガース(2013年)
UVERworld(2014年)
JYJ(2014年)
ワン・ダイレクション(2015年)
三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE(2015年、2016年、2017年)
ナオト・インティライミ(2015年)
EXO(2015年[27]、2016年[28]、2018年[29])
ももいろクローバーZ(2016年)
BUMP OF CHICKEN(2016年)
氷室京介(2016年)
SHINee(2016年、2017年、2018年)
EXILE ATSUSHI(2016年、2018年)
AAA(2016年、2017年、2018年[注 21])
ジャニーズWEST(2016年)
SEKAI NO OWARI(2017年)
- D-LITE(2017年)
西野カナ(2017年)
iKON(2017年、2018年)
防弾少年団(2017年、2018年)
ONE OK ROCK(2018年)
GENERATIONS from EXILE TRIBE(2018年)
- SMTOWN(2018年)
矢沢永吉(2018年)
back number(2018年)
BLACKPINK(2018年)
星野源(2019年)
乃木坂46(2019年)[30]
TWICE(2019年)
Nissy(AAA 西島隆弘)(2019年)
エド・シーラン(2019年)
展示会
Mac Fan Expo in Kansai '97(1997年12月12日・13日・14日)- 大阪オートメッセ1998
- スーパーキャラドーム2006&2008
- 次世代ワールドホビーフェア
格闘技
K-1 WORLD GP(2003年・2005年開幕戦)
K-1 PREMIUM Dynamite!!(2004年 - 2007年)
PRIDE(GP2005・2006開幕戦)- プロボクシング・WBC世界バンタム級タイトルマッチ「ウィラポン・ナコンルアンプロモーションVS辰吉丈一郎」(1999年8月29日)
新日本プロレス(1997年・1998年・2001年・2004年)
その他
ねんりんピック2000大阪総合開会式
東アジア競技大会開会式(2001年)- 第85回ライオンズクラブ国際大会(2002年)
2002年ハロー!プロジェクト大運動会(2002年11月3日)
ハロー!プロジェクト スポーツフェスティバル2003(2003年11月16日)
タケモトピアノPresents 3000人の吹奏楽(2003年 - )阪急西宮スタジアム開催から引き継ぎ2代目の開催地- ハウスバーモントカレースペシャル キンダーフェスティバル(2003年 - 2011年)阪急西宮球場開催から引き継ぎ
- 第95回国際ロータリー年次大会(2004年)
立命館大学入学式(2004年 - 2011年)- AIR-X (2005年2月26日)
ジャパンXボウル決勝戦(2006年、2008年)
関西学生アメリカンフットボール連盟も開催実績がある。
安藤百福(日清食品創業者)社葬(2007年)- 史上最大のワンピースイベント!「ワンピースドームツアー」(2011年)
進撃の巨人×リアル脱出ゲーム ある城塞都市からの脱出大阪公演(2014年)
ドームでの出来事
1997年3月に開かれた大阪ドーム開設記念「コナミプロ野球トーナメント大会」において、読売ジャイアンツ・清原和博がスーパーリングの屋根の中にボールを飛ばすファウルを打ち込んだ。公式戦では、2006年9月10日のオリックス対北海道日本ハムファイターズ戦で日本ハム・小笠原道大が打ち込んでいる。また2001年8月22日の近鉄対オリックス戦で近鉄・中村紀洋がスーパーリングの1番外側に打ち込む認定本塁打を放っている。オールスターゲームでは、2012年第1戦(7月20日)で日本ハム・中田翔が認定二塁打を放っている。尚、スーパーリングに当たった打球がグラウンドへ落下してきたケースとしては、公式戦の2000年7月4日の阪神対広島東洋カープ戦で阪神・新庄剛志が適時打を、2010年8月15日の阪神対東京ヤクルトスワローズ戦で阪神・金本知憲がファウル打球を放った(この金本の打球はフェアゾーンに落下しており、グラウンドルールに従えば本来はフェアとなる)。ちなみに金本はその打席で本塁打を放っている。- 1997年4月8日 - 大阪ドーム公式戦開幕戦(対オリックス戦<神戸>が雨天順延 → 近鉄対ロッテ戦)にて鈴木貴久が同球場公式初ホームランを記録。
- 1997年8月24日、近鉄は対千葉ロッテマリーンズ戦で10点差を逆転、11対10で延長12回サヨナラ勝ちを収めている。これはプロ野球史上3度目、パ・リーグ史上唯一の出来事である(2018年シーズン終了現在)。
1999年11月21日、近鉄球団創立50周年記念として巨人とのOB戦を開催(主催は読売新聞)。両軍の往年のスターが多数出場した。
2000年6月20日、近鉄のナルシソ・エルビラが対西武戦で大阪ドーム初のノーヒットノーランを達成した。
2001年9月26日、近鉄対オリックス戦で北川博敏が優勝決定試合では史上初めてとなる代打逆転満塁優勝決定サヨナラ本塁打を放っている。
2003年7月1日、近鉄対ダイエー戦で村松有人がサイクルヒットを達成。
2008年9月3日、巨人対広島東洋カープ18回戦で小笠原道大がサイクルヒットを達成。
2009年10月14日、岡田彰布のオリックス監督就任会見がマウンド付近に会見席を設ける形で実施された。- 2009年12月16日、アメリカのロックバンドガンズ・アンド・ローゼズが公演を行ったが、この日はオープニング・アクトを務めたムックの演奏終了後、機材トラブルにより開演時間が遅れて午後9時に開演。その後3時間演奏を行い、終演時間が翌17日午前0時1分となった[31]。
2010年8月25日、阪神対広島戦で、城島健司、金本知憲、浅井良、鳥谷敬、桧山進次郎のホームランなどで阪神が22得点を挙げ、球団記録を更新。
2014年5月31日、オリックス対巨人戦で、金子千尋が9回まで4与四球1失策の無安打無得点に抑えていたが、味方の援護がなく、パ・リーグの主催試合では投手が打席に立つというこの年の交流戦特別ルールにより、9回裏一死二塁の金子の打席で代打が送られた。その後延長戦に突入したため、無安打無得点のまま降板し単独でのノーヒットノーラン達成を逃した。9回以上を無安打無得点で降板したのは2006年の八木智哉以来NPB史上2人目で、代打を送られての降板は同史上初。試合は0対1でオリックスが敗れた[32][33]。
2015年5月3日、オリックス対ソフトバンク戦で、大阪ドームにおけるオリックス主催の公式戦としては史上最多となる3万6154人の観客動員数を記録した。これは野球仕様において定数ギリギリの動員数であった。
2017年6月6日、オリックス対阪神戦で、多数の観客が相次いで急性アルコール中毒の症状を訴え、救急車で病院へ搬送されたりタクシーで病院へ向かったりした。同球場では、この年の両チームの対戦に於いては、ビールの飲み放題チケットの販売席数を通常の4倍に当たる1,200席としていた[34]。- 2017年7月9日、この日行われたオリックス対ロッテ戦の試合前にドームの大型ビジョン下部に掲出される広告を交換する工事を行っていたところ、工事現場から長さ2メートルの鉄パイプ1本がスタンドを滑り落ちて外野フィールドへ落下して跳ね返り、そこでストレッチを行っていたオリックスの内野手中島宏之を直撃する事故が発生。幸い中島は打撲傷で済んだ。事故原因は作業中のミスで、球団は再発防止に努める旨のコメントを出した[35]。
- 2017年9月30日、オリックス対ソフトバンク戦で、6回表に先頭打者の高谷裕亮が放った打球が投手の小林慶祐の顔面に直撃、小林は出血を伴いながらその場で倒れこんだ。約10分後に救急車を直接グラウンドに入れるという異例の措置がとられ、小林はそのまま病院へ搬送された[36]。
その他
Osaka Metro中央線九条駅から大阪ドームへ至る商店街は、「バファロード」の愛称で親しまれている[37]。- 大阪ドームのテーマソングが開場時に作られ、コンコース内で流されていた。
- フェンス広告も近鉄グループ関連の広告もあるが、近鉄球団時代の面影もあった。
- 日本の球場として初めてスマートフォンを使用して球場内案内や売り子を呼び出すシステムを採用している[38]。
交通機関
- 地下鉄
Osaka Metro 長堀鶴見緑地線 ドーム前千代崎駅、徒歩すぐ- Osaka Metro 長堀鶴見緑地線 大正駅、徒歩約7分
- Osaka Metro 中央線 九条駅、徒歩9分
- JR
大阪環状線 大正駅、徒歩約7分
- 私鉄
阪神電気鉄道 阪神なんば線 ドーム前駅、徒歩すぐ- 阪神電気鉄道 阪神なんば線 九条駅、徒歩約9分
- 阪神電気鉄道 阪神なんば線 桜川駅、徒歩約10分
南海電気鉄道 南海高野線(汐見橋線) 汐見橋駅、徒歩約10分
なお、滋賀県東近江市にある「京セラ前駅」(近江鉄道本線)を当球場の最寄駅と誤解する観客が少なからず存在するため、近江鉄道の主要駅では「京セラドーム大阪の最寄り駅は京セラ前ではありません」という注意書きが掲出されている。
- 市バス
大阪シティバス
- 「ドーム前千代崎」停留所下車、徒歩すぐ(注:この停留所へ向かうバス路線は、西船町・鶴町4丁目方面からが多い)
- 境川停留所下車、徒歩約5分
- 境川までは地下鉄なんば駅、近鉄・阪神大阪難波駅、JR難波駅から60号系統(天保山行き)に乗り約17分(Osaka Metro千日前線桜川駅からも接続)
- 境川までは天保山から60号系統(なんば行き)に乗り約22分
- 大正橋停留所下車、徒歩約6分
- 車
阪神高速道路 16号大阪港線 「九条出口」又は「波除出口」、約5分
脚注
^ こけら落し公演
^ ホセ・カレーラス、プラシド・ドミンゴ、ダイアナ・ロスらが出演したガラコンサート。
^ ジョイント・コンサート。
^ 2014年にも開催予定だったが、マネージャーでもある夫の看病・自身の健康を考慮し来日自体が中止。
^ 2005年にもライヴ開催予定であったが、#周辺地域の振動問題によりドーム側から使用許可が下りなかった。代替施設としてインテックス大阪で5公演を開催した。
^ 台風の影響により中止となった長居スタジアム公演の振替公演として開催。
^ カウントダウン・イベント。バックチェリー、Mr.Big、エアロスミスが出演した。
^ 2001年と2002年はカウントダウン・ライブ
^ 2010年にも開催予定であったが、自身の病気療養のため全国ツアーが開催中止になった。
^ 「タッキー&翼 with allジャニーズ Jr.」名義でのコンサート。
^ ウドー音楽事務所主催のイベント。横浜国際総合競技場と同時開催された。
^ 2011年は東日本大震災による大阪城ホール・和歌山ビッグホエール公演の振替公演として開催。
^ 1998年にエルトン・ジョンとジョイント・コンサートを開催したが、当ドーム単独公演するのはこの時が初めてであった。
^ 初日(8月23日)のみ台風の影響により中止。
^ 当初は3月19日に開催予定であったが、アンソニー・キーディスの急性肺炎により来日直前の3月17日に急遽延期が発表された。
- ^ abEXILE TRIBEとしての開催。
^ HiGH&LOWとしての開催。
^ Hey!Say!JUMP 大阪ドーム Countdown Concert 2015-2016を開催
^ YGエンターテインメント所属アーティストによるライヴ・イベント。
^ NMB48も出演した。この他にも握手会イベントとして開催実績がある。
^ 2日目(9月30日)のみ台風の影響により中止。
^ 野球協約の規定では半数以上を専用球場で開催しなければならない。
^ 大阪シティドームの更生計画案について大阪市
^ 大阪市・減免措置一覧表
^ 借り物の厳しさ切実 =経営左右する「マイホーム」= 時事ドットコム
^ 京セラドーム隣にイオン誘致――阪神新線と相乗、09年春開業目指す 『日経ネット関西版』2007年10月4日
^ 旧・大阪市営バス九条営業所跡地。2000年に港区に港営業所を新設し移転。
^ 大阪の名、残った「京セラドーム大阪」 『大阪日日新聞』2006年3月11日
^ 京セラドームの名称2017年まで継続『日刊スポーツ』2013年12月11日
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^ 2014年鷹の祭典専用ユニフォームは「カチドキレッド2014」 ソフトバンク球団公式HP
^ ソフトB ユニホーム配布イベントを初めて大阪で開催へ スポニチアネックス(スポーツニッポン)
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^ 金子 9回無安打、幻ノーヒッター 外野へ飛んだのは1本だけスポーツニッポン2014年6月1日配信
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^ “救急車が外野からグラウンドに オリ・小林、打球が右眼瞼部上付近に直撃で救急搬送”. サンケイスポーツ (産業経済新聞社). (2017年9月30日). http://www.sanspo.com/baseball/news/20170930/buf17093020590005-n1.html 2017年10月1日閲覧。
^ “ナインモール商店街”. 2014年5月28日閲覧。
^ “ビールの売り子”をスマホで呼べる~京セラドーム大阪球場
関連項目
- Tigers-ai
- 日本の野球場一覧
大阪シティドーム(現・一般社団法人ドームの会)
- 周辺施設
- イオンモール大阪ドームシティ
- フォレオ大阪ドームシティ
- スーパービバボーム
- 多根総合病院
外部リンク
- 京セラドーム大阪
先代: ナゴヤドーム 2003年 | K-1 PREMIUM Dynamite!!会場 2004年-2007年 | 次代: さいたまスーパーアリーナ 2008年- |
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