村山市
むらやまし 村山市 | |||||
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林崎居合神社 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 東北地方 | ||||
都道府県 | 山形県 | ||||
団体コード | 06208-1 | ||||
法人番号 | 5000020062081 | ||||
面積 | 196.98km2 | ||||
総人口 | 23,496人 [編集] (推計人口、2018年10月1日) | ||||
人口密度 | 119人/km2 | ||||
隣接自治体 | 寒河江市、東根市、尾花沢市 河北町、大石田町、 大蔵村、舟形町 | ||||
市の木 | アカマツ | ||||
市の花 | バラ | ||||
村山市役所 | |||||
市長 | 志布隆夫 | ||||
所在地 | 〒995-8666 山形県村山市中央一丁目3番6号 | ||||
外部リンク | 村山市の公式サイト | ||||
■ ― 市 / ■ ― 町・村 | |||||
ウィキプロジェクト |
村山市(むらやまし)は、山形県中央部にある人口約2万5千人の市。旧北村山郡及び西村山郡の一部。
目次
1 地理
1.1 気候
1.2 人口
2 歴史
2.1 市域の変遷
2.2 歴代市長
3 行政
3.1 市長
3.2 市議会
4 警察
5 産業
5.1 郵便局
5.2 金融機関
6 姉妹都市・友好都市
7 教育
8 社会教育施設
8.1 村山市立図書館
9 交通
9.1 鉄道路線
9.2 路線バス
9.3 道路
9.4 空港
10 食文化
11 観光ほか
12 著名な出身者
13 出典
14 参考文献
15 関連項目
16 外部リンク
地理
東西に広い形をしており、東西を山(奥羽山脈と出羽丘陵)に囲まれ、中央には最上川(もがみがわ)が北に流れる。最上川はかつて舟運の道として使われており、当時「三難所」と呼ばれていた「碁点(ごてん)」「三ケ瀬(みかのせ)」「隼(はやぶさ)」が村山市内に集中して存在する。
気候
年間平均気温は11度前後。冬の寒さは厳しく、気温が零下15度を下回ることもある。夏は暑く、寒暖の差は大きい盆地型の気候である。
極値(2002年 - )[1]
要素 | 観測値 | 観測年月日 |
---|---|---|
最高気温 | 35.9℃ | 2010年8月5日 |
最低気温 | -17.3℃ | 2004年1月10日 |
人口
村山市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 村山市の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 村山市 ■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 |
村山市(に相当する地域)の人口の推移 ► | |
総務省統計局 国勢調査より |
歴史
市域の変遷
1954年
11月1日 - 北村山郡楯岡町、西郷村、大倉村、大久保村、冨本村、戸沢村が合併し、村山市誕生
12月1日 - 袖崎村を編入
1955年
1月1日 - 大高根村を編入
4月1日 - 村山市中五十沢地区と横内地区が、尾花沢町に編入
10月10日 - 大石田町新田地区と西山地区を編入
1963年
8月1日 - 村山市荒小屋地区が、河北町に編入
1983年
- 9月 - 全国の市の中で最も早く情報公開条例を制定した。
1990年
2月9日 - 西村山郡河北町と境界変更。
歴代市長
代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 備考 |
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初-2 | 伊藤興道 | 1954年12月20日 | 1962年 | |
3-4 | 伊藤芳夫 | 1962年11月8日 | 1970年11月7日 | |
5 | 結城吉之助 | 1970年11月8日 | 1974年11月7日 | |
6-7 | 大戸正彦 | 1974年11月8日 | 1982年 | |
8-12 | 佐藤昌一郎 | 1982年6月6日 | 2002年6月5日 | |
13 | 菊池汪夫 | 2002年6月6日 | 2005年 | |
14-15 | 佐藤清 | 2005年9月11日 | 2013年9月10日 | |
16-17 | 志布隆夫 | 2013年9月11日 | 現職 |
※歴代市長[2]
行政
市長
- 志布隆夫(2期目)
- 任期:2021年9月10日
市議会
- 定数:16人
- 任期:2019年10月31日
警察
- 村山警察署
産業
郵便局
村山郵便局(集配局)
村山大久保郵便局 (集配局)
白鳥郵便局 (集配局)- 大高根郵便局
- 河島郵便局
- 袖崎郵便局
- 富本郵便局
- 村山北町郵便局
- 大倉簡易郵便局
- 岩野簡易郵便局
- 山内簡易郵便局
- 森山簡易郵便局
金融機関
山形銀行楯岡・大久保支店 - 村山市指定金融機関
荘内銀行楯岡支店
きらやか銀行楯岡支店
東北労働金庫村山支店
北郡信用組合本店
姉妹都市・友好都市
- 国内
厚岸町(北海道厚岸郡・釧路支庁)
1991年(平成3年)7月15日友好都市提携
- 海外
ヤクーツク(ロシア連邦 サハ共和国)
1992年(平成4年)4月21日姉妹都市提携
教育
- 高等学校
- 山形県立楯岡高等学校
- 山形県立村山産業高等学校
- 中学校
村山市立葉山中学校
- (2004年4月に、村山市立葉山中学校、村山市立戸沢中学校、村山市立大高根中学校の3校が統合されて開校)
村山市立楯岡中学校
- (2005年4月に、村山市立楯岡中学校、村山市立袖崎中学校、村山市立西郷中学校の3校が統合されて開校)
- 小学校
- 村山市立楯岡小学校
- 村山市立袖崎小学校
- 村山市立西郷小学校
- 村山市立大倉小学校
- 村山市立戸沢小学校
- 村山市立大久保小学校
- 村山市立富並小学校
- 村山市立冨本小学校
社会教育施設
- 村山市民会館
- 村山市民体育館
村山市立図書館
村山市の図書館は、地元名士の喜早彦太が開館させた喜早図書館に始まる。喜早は進学のために東京にいる間、たびたび東京書籍館を訪れては本を読んでいた[3]。その経験から図書館の有用さを体験し、地域への奉仕のために図書館建設の意志をあらわにした[3]。喜早の図書館は自宅周辺の土地1155平方メートルに建てられることになり、1918年5月7日に工事が着工、翌年9月20日に竣工[4]、その建設費用は116,400円を要した[3]。図書の購入にも喜早の私財が投入され、最終的に図書館の開館に要した費用は約165,000円にもふくれあがった[3]。
1920年10月10日に喜早図書館は開館の日を迎えた[5]。開館に当たっては当時の東京大学付属図書館長・和田廣吉、山形県知事・依田銈次郎が式典に出席し、日本図書館協会長・坪谷善四郎が祝の詞を贈った[6]。1923年に図書館は財団法人喜早図書館として認可を受け、補助金が下りるようになったが、その後も私財が投じられている[5]。
1947年、楯岡町に簡易裁判所と区検察庁が設置されることになったが、庁舎に適した建物がなかったことから、喜早図書館に同居させられた(なお、両施設は、1950年度に庁舎が建てられ、移転している[7])[8]。この同居により、図書館サービスの質は著しく低下し、貸出のみの業務となった[9]。1949年、図書館建物が裁判所の所有になるという噂を聞きつけた町は、「図書館を町のものさせて欲しい」と願い出る文書を図書館側へ送り、1951年4月3日に楯岡町へ図書館が寄贈された[7]。楯岡町に喜早図書館が寄贈されたことで図書館は楯岡町図書館と改名された[10]。村山市が誕生すると「村山市立公民館図書部」に改名され、1979年にようやく「村山市立図書館」として開館した[11]。
2016年現在は甑葉プラザに入居する形で図書館が運営されている。移転後の旧館は、1億円以上を投じて全面的な改装を施す案、4千万円程度で規模を縮小した改装を施す案、同額程度で閉架書庫とする案、1千万円程度で取り壊し、跡地を公園とする案が上がったが、町内会が廃墟化を恐れたことから、取り壊す方向で決まり[12]、取り壊された[13]。
交通
鉄道路線
山形新幹線の村山駅がある。なお、村山駅は山形新幹線の山形 - 新庄間開通に合わせて、1999年(平成11年)12月4日に楯岡(たておか)駅から改称された。
東日本旅客鉄道(JR東日本)
奥羽本線(山形線、山形新幹線):村山駅、袖崎駅
- 中心となる駅
- 村山駅
路線バス
- 山交バス
- 村山市営バス
道路
高速道路
東北中央自動車道:(村山IC:予定)
一般国道
国道13号、国道347号
都道府県道
主要地方道
- 山形県道25号寒河江村山線
- 山形県道29号尾花沢関山線
- 山形県道36号新庄次年子村山線
空港
市域内に空港はない。最寄りの空港は東根市の山形空港である。
食文化
大石田町や尾花沢市と並び蕎麦の実の生産が盛んであり、村山市の西部には最上川を挟んで最上川三難所そば街道が存在する。田舎蕎麦として知られる板そばを提供している店が多い。
ひっぱりうどんの発祥の地でもある。
観光ほか
- 徳内まつり
- 北方探検家の最上徳内にちなんだ祭り。祭りのメインとなる「徳内ばやし」は、厚岸町の厚岸囃子を基にした、鳴子を用いるYOSAKOIソーラン系の踊り。
東沢バラ公園(かおり風景100選)
碁点温泉(国民保養温泉地)- さくらんぼカントリークラブ
- 最上徳内記念館
著名な出身者
あだちとか : 漫画家、安達のみ
林崎甚助 : 居合の始祖
最上徳内 : 北方探検家
設楽博 : アニメーション監督
村川千秋 : 指揮者
村川透 : 映画監督
藤田千枝 : フリーアナウンサー(元NHK山形放送局契約キャスター)
結城章夫 : 山形大学学長、元文部科学事務次官
小山孝雄 : 政治家、元参議院議員
清美岳太 : 大相撲力士
出典
^ 気象庁(村山の観測史上1 - 10位の値)
^ 村山市ホームページ
- ^ abcd村山市史編さん委員会 1999a, p. 445.
^ 『財団法人喜早図書館概覧 昭和14年2月』 喜早図書館、1939年2月12日、1頁。全国書誌番号:46049872、NDLJP:1145099。
- ^ ab村山市史編さん委員会 1999a, p. 446.
^ 村山市史編さん委員会 1999a, pp. 446-447.
- ^ ab村山市史編さん委員会 1999b, p. 255.
^ 村山市史編さん委員会 1999b, p. 254.
^ 村山市史編さん委員会 1999b, pp. 254-255.
^ 村山市史編さん委員会 1999a, pp. 448-449.
^ 村山市史編さん委員会 1999a, p. 449.
^ 杉本崇 (2009年3月24日). “大正の図書館、解体へ 村山市「活用案出ず」秋にも 住民ら、保存訴え署名”. 朝日新聞 朝刊 山形・1地方面 (朝日新聞)
^ “《セピア色の風景帖》 第91回 旧村山市立図書館”. 山形コミュニティ新聞社. (2016年1月8日). http://www.yamacomi.com/5613.html
参考文献
- 『村山市史 近現代編 上巻』 村山市史編さん委員会、村山市、1999年3月31日。
- 『村山市史 近現代編 下巻』 村山市史編さん委員会、村山市、1999年3月31日。
関連項目
東村山市…東京都に位置する。村政時代から「東村山」という名であった。
武蔵村山市…東京都に位置する。町制時「村山町」であったが、市制施行の際、当市との同名回避の為に「武蔵村山市」とした。
外部リンク
- 村山市公式サイト
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