創世記
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ヘブライ聖書 または 旧約聖書 |
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詳細は聖書正典を参照 |
ユダヤ教、プロテスタント、カトリック教会、東方教会 |
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ユダヤ教とプロテスタントが除外 |
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東方正教会が含む |
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ロシア正教会とエチオピア正教会が含む |
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エチオピア正教会が含む |
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ペシッタ訳聖書が含む |
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『創世記』(そうせいき、ヘブライ語:בראשית、ギリシア語:Γένεσις、英: Genesis)は、古代ヘブライ語によって記された、ユダヤ教、キリスト教の聖典で、イスラム教の啓典である聖書(旧約聖書)の最初の書であり、正典の一つである。写本が現存しており、モーセが著述したとされている。いわゆるモーセ五書は、ユダヤ教においてはトーラーと呼ばれている。
『創世記』はヘブライ語では冒頭の言葉を取ってבראשית(ベレシート)と呼ばれているおり、これは「はじめに」を意味する。また、ギリシア語の七十人訳では、2章4節[注 1]からとってΓένεσις(ゲネシス)と呼ばれており[3]、「起源、誕生、創生、原因、開始、始まり、根源」の意である[4]。
目次
1 主な内容
2 脚注
2.1 注釈
2.2 出典
3 参考文献
4 関連項目
5 外部リンク
主な内容
内容は、「天地創造と原初の人類」、「イスラエルの太祖たち」、「ヨセフ物語」の大きく3つに分けることができる。
- 天地創造と原初の人類
天地創造 1章
アダムとエバ、失楽園 2章 - 3章
カインとアベル 4章
ノアの方舟 5章 - 11章
バベルの塔 11章
- 太祖たちの物語
アブラハムの生涯 12章 - 25章
ソドムとゴモラの滅亡 18章 - 19章
イサクをささげようとするアブラハム 22章
イサクの生涯 26章 - 27章- イスラエルと呼ばれたヤコブの生涯 27章 - 36章
ヨセフの物語
- 夢見るヨセフ 37章 - 38章
エジプトでのヨセフ 38章 - 41章- ヨセフと兄弟たち 42章 - 45章
- その後のヨセフ 46章 - 50章
ユダヤ人の歴史の物語は、聖書で『創世記』の次に置かれている『出エジプト記』へ続いていく。
脚注
注釈
^ 「これが天地創造の由来である。」[1]
原文:“Αὕτη ἡ βίβλος γενέσεως οὐρανοῦ καὶ γῆς, ὅτε ἐγένετο”[2]
出典
^ “口語訳聖書『創世記』2章4節”. Wikisource. 2017年12月12日閲覧。
^ “Γένεσις, Κεφάλαιον β'(七十人訳聖書『創世記』2章)”. Wikisource. 2017年12月12日閲覧。
^ Carr 2000, p.491.
^ “Γένεσις - LSJ The Online Liddell-Scott-Jones Greek English Lexicon” (英語). Thesaurus Linguae Graecae. 2017年12月12日閲覧。
参考文献
Carr, David M. (2000). Freedman, David Noel; Myers, Allen C.. eds. Eerdmans Dictionary of the Bible. Amsterdam University Press. ISBN 9780567372871. https://books.google.co.jp/books/about/Eerdmans_Dictionary_of_the_Bible.html?id=P9sYIRXZZ2MC&redir_esc=y.
関連項目
- 聖書
- 世界創造紀元
- 若い地球説
ジェネシス(曖昧さ回避)
外部リンク
- 聖書(英語) - Bible.com
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